スポーツ・アウトドア作品一覧

  • 恐れるな! なぜ日本はベスト16で終わったのか?
    3.7
    2010年ワールドカップにおける日本のベスト16進出を予言したオシム。サッカーに対する深い洞察と日本への愛着はいまだ衰えない。「日本は南アW杯でベスト8、ベスト4に進むべき絶好の機会を逃した。リスクを冒す準備を怠った。勇気に欠けていたのだ」。2014年に向けて、日本はどんな取り組みをすべきか、ずばりと提言する。
  • 信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題
    3.7
    ベスト16を達成した南アフリカ・ワールドカップ。大会直前のシステム、起用選手の変更。あの時、チームでは何が起こっていたのか。中心にいた遠藤が、今だからこそ明かす日本代表の真実。
  • 晋遊舎ムック お得技シリーズ194 BBQ & キャンプめし & 山ごはんお得技ベストセレクション mini
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 簡単なのに本格的! おうちで作れる雰囲気満点グルメ 外ごはんの裏技・道具・レシピ集めました <よりぬきお得版> 代わりばえしないなにか物足りない毎日。 気分転換におでかけできればいいのだけれど、 遊びに行くことが、なかなか難しいのが現実。。。 だから、 バーベキュー!キャンプめし!! 山ごはん!!! お腹と心が満たされる道具とワザ集めました。 もちろん、 アウトドア ・ キャンプ ・ 料理のプロに聞いた、 いつもとはちょっと違う特別感 を感じられるレシピも超盛りだくさんです!
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    4.0
    「みなさん、信じられますか! 日本人投手が、今、アメリカのオールスター戦に先発しているんですよ! 信じられますか!」95年のMLBオールスター戦の実況アナウンサーは、立ち上がって興奮気味に叫んだ。この年、野球史が変わった。日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなったのだ。野茂英雄――彼が日米の野球に与えた影響は計りしれない。また、アウトサイダーで口数少なく、チャレンジ精神に満ちた野茂の人柄は、メジャーリーガーに大きく評価されている。ドジャースの元投手コーチ、ジム・コルボーンは、「成功したのは、そこ(才能)に人格がプラスされたからだよ。才能は、彼の成功のほんの一要因に過ぎないさ」と述べる。本書はこのようなメジャーリーグ関係者の声や、日本にはなかなか伝わらない現地のMLBファンの声も多数掲載する。ベストセラー・ライターによる決定版!

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  • 親子でさんぽ旅 首都圏版
    -
    GWや夏休みに向け、親子で気軽な旅をしていただくための一冊です。普段はできない体験や学びのある、首都圏発のお出かけコースを30コース紹介。なにかと時間がかかる子供との外出だから、1コースに1テーマとシンプルなコース設定しています。グルメ、カフェなど親も楽しめる要素も盛り込み、少し遠いエリアや体力を使うアクティビティの場合は、しっかりと休息できるよう、親子での滞在におすすめの宿泊施設も紹介しています。
  • サンフレッチェJ1優勝グラフ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2012年J1リーグ優勝に輝いたサンフレッチェ広島の選手たちの活躍を写真グラフにしました。優勝決定シーンや、開幕戦から優勝までの戦いぶり、コラム「コーナーフラッグ」、選手名鑑、年表などを収録しています。クラブ創設20周年に成し遂げた快挙をオールカラーでどうぞ。

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  • もうひとつの「江夏の21球」 1979年日本シリーズ、近鉄VS広島
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    1979年日本シリーズ第7戦、近鉄VS広島。広島の1点リードで迎えた9回裏、近鉄は最後のチャンスに挑む。ピッチャーズマウンドで迎え撃つのは広島のリリーフ・エース、江夏豊。悲願の初の日本一をかけた近鉄最後の攻撃が、今、始まろうとしていた…。

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  • ヤマケイ文庫 山釣り
    4.0
    大人の釣り人を満足させる山本素石 珠玉のエッセイ。野人の風貌をもって、渓流釣り文学に挑んだ、山本素石。その最高傑作集を復刻。 釣りは文学化しうるということを、釣り師側から決定的に証明した山本素石。 今西錦司に愛され、開高健をうならせた、その作品群を「山中漂泊」、「異界草紙」、「辺境異聞」、「山人挽歌」の4テーマに分け、28篇を厳選、傑作集として編纂した1冊。 昭和中期の溪流風景から山びとの暮らしまでが見える名釣りエッセイの数々をはじめ、ネズミのてんぷらをエサにし、狐や狸に大アマゴを持ってこさせようとする痛快エッセイ「ねずてん物語序説」、そして「ころがる・あたる」など十八番のツチノコ物語も収録。 山本素石の生涯が知れる熊谷栄三郎氏のあとがきは、興味深いだけでなく、資料性がとても高い。 ※本書は1992年に朔風社より『山釣り・山本素石傑作集』として刊行されたものの最新復刻版です。
  • 伏見工業伝説 泣き虫先生と不良生徒の絆
    4.7
    「スクール☆ウォーズ」の舞台となった伝説の伏見工業ラグビー部。泣き虫先生と不良生徒たちが起こした奇跡と絆の物語。 ※この電子書籍は2018年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 坂本龍楠 無理なく飛距離アップする新常識
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【漫画と写真でゴルフレッスン!】 ユーチューブでも大人気のティーチングプロのコミックレッスン第2弾。世の常識とされる”体重移動”や“フェースターン”にこだわらず、からだに無理なく飛距離アップするメソッドをコミックで面白くわかりやすく解説。動画サイトでも10万人を超えるチャンネル登録者数を誇り、世の中の迷えるゴルファーに救いの手を差し伸べている。いつまでも上達しなかったり、もっと上手くなりたいアベレージゴルファー必読の1冊。 <著者について> 坂本龍楠(さかもと・りゅうなん) 1981年生まれ。PGAティーチングプロ。「前傾するな右ヒジをあけろ」など従来のセオリーを逆説的にとらえた指導で上達に導く著書やYouTube動画レッスンが注目されている。新宿御苑ゴルフスタジオ所属。
  • 三觜喜一 飛距離と精度を上げるうねりスウィング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【漫画と写真でゴルフレッスン!】 本書は、三觜喜一プロが『ゴルフレッスンコミック』誌で連載した漫画「三觜喜一 ゴルフは一目で分かる」を収録。アマチュアゴルファーが起こす、スライス、ダフリ、トップなど、アマチュアゴルファーの様々なミスショットを三觜プロが的確なアドバイスで解消するストーリー。同プロのスウィング理論「うねりスウィング」に基づいて、漫画でわかりやすくレッスンを展開する。さらに、「三觜流アプローチショットの基本」と題し、アプローチショット上達の方法を写真を使ってわかりやすく紹介している。 <著者について> 三觜喜一(みつはし・よしかず) 1974年生まれ。東京ゴルフ専門学校卒。PGAティーチングプロA級。三觜ゴルフスクール主宰。1999年よりジュニアゴルファーの指導を中心に活動、独自の練習ドリルが「わかりやすく実戦的」と高い評価を得る。2014年PGAティーチングプロアワードで功労賞を受賞。You Tube「三觜喜一MITSUHASHI TV」が大きな人気を呼んでいる。著書に『ゴルフは直線運動で上手くなる!』『最強インパクトを作るうねりスイング』(ともに日本文芸社)がある。
  • 2020年度版 すぐに役立つ ゴルフルール(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (財)日本ゴルフ協会が制定した「ゴルフ規則」の最新ルールに準拠した内容を、2019年大改定対応はもちろん、詳しく、わかりやすく解説。身近に、手軽に利用するのに最適。ストローク・プレイの個人戦ルールを基本として、実際のラウンドでよく起こりそうな状況186例を選んで詳述。巻末にハンディキャップの算出法/ベットのいろいろ/ヤード・メートル換算表などの付録。
  • 桑田 泉 ベストスコアを出すためのラウンド術
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【マンガと写真でゴルフレッスン!】 大人気のティーチングプロ桑田泉が独自の「クォーター理論」に基づいて、ベストスコアを目指すための実戦的なラウンド術を伝授!スウィング、マネジメント、パッティング、多様な角度から発想の転換を促し、あなたをベストスコアへ導きます。巻頭カラーは豊富な写真で傾斜地からのフルショットを詳しく解説。 <著者について> 桑田泉(くわた・いずみ) 1969年生まれ。PGAティーチングプロA級。高校時代はPL学園で甲子園春夏連覇。2000年の「よみうりオープン」でツアーデビュー。2010年にはPGAティーチングプロアワード最優秀賞を受賞。 ゴルフアカデミーEAGLE18(東京都町田市南町田5-11-16)にて大人気レッスン中。
  • 関 雅史 飛距離UPを実現するクラブの使い方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コミックと写真でゴルフレッスン! ゴルファーにとって、クラブを使いこなすことは重要な課題。 本書は卓越したギアの知識と経験を持ち、QPちゃんの愛称で活躍している関雅史が、 クラブの使い方の基本と実戦での応用をマンガと写真でわかりやすくレッスンする。 これを読めばあなたも飛距離UP&スコアUP間違いなし! <著者について> 関雅史(せき・まさし) 1974年生まれ。PGA公認A級ティーチングプロにしてクラブフィッターの顔も持つ。延べ1万人以上のレッスンと3千人以上のクラブフィッティングを行い、多くのゴルファーから絶大な信頼を得ている。QPちゃんの愛称で多数のメディアに出演。
  • 吉田一尊 最新飛ばしの強化書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漫画と写真でゴルフレッスン! ゴルファーにとって、飛ばすことは最大の魅力。 本書は「ボールを遠くへ飛ばす方法」を教えることで随一のプロコーチ・吉田一尊が、 その独自メソッドをマンガと写真でわかりやすくレッスンする。 これを読めばあなたも飛距離300ヤードも夢ではない、目からウロコの飛ばしの「強化書」! <著者について> 吉田一尊(よしだ・かずたか) 1977年生まれ。「飛ばし」を教える日本随一のプロコーチ。幅広く一般ゴルファーのレッスン、ツアープロゴルファーのコーチを行っている。クラブの開発、レッスン動画配信などマルチに活躍中。
  • 釣りキチ三平の釣れづれの記
    3.0
    釣りキチ三平の作者が少年時代に魚と出会い、自然に満ちた山里で成長し、上京して日本一の釣りマンガを描くまでを、豊富な釣りの思い出をまじえて語る。故郷での渓流釣りの思い出、幻の怪蛇・バチヘビ(ツチノコ)への熱い思い、幼い頃から抱いていたマンガへの飽くなき探究心。気力に満ち溢れ、情熱に満ちた傑作。埋もれていたエッセイの"名作"が待望の初文庫化。自然に親しむ人間の姿勢を見事に描いた「釣りバカ」のバイブル!
  • CAMP LIFE Spring Issue 2018
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプのスタートブックとしてはもちろん、目指すべき姿を探るスタイルブックとしてもオススメです。 特集「今年こそ、キャンプデビュー」 ●キャンプの始め方 ●道具をそろえよう テント タープ ファーニチャー キッチン・調理道具 燻製 焚き火道具 ナイフ スリーピングシテム ウェア 灯り and more・・・ 特別企画 特別企画 ●めざすべきはこんなキャンプスタイル! ●キャンプで「映える」写真を撮ろう ●新しいウェブサービスを賢く活用 ●「絶景」フォトジェニックなキャンプ場
  • プロ野球 奇人変人列伝
    5.0
    野村が見た球史に輝く強烈キャラクター52人を選出! ・徹夜で麻雀をして、球場入りするなり出番まで医務室で寝ている選手・交代のためにマウンドに来ようとする監督を、怒鳴ってベンチに追い返してしまう投手・財布を持ち歩かない、とんでもなくケチな選手・素振りもせず、常に鏡の前でフォームばかりチェックしている不思議なバッター・ラフプレーが日常茶飯事のケンカ野球の申し子・野球の監督というより軍隊の上官のようだった監督・・・など、球界に携わって60年以上の著者が、アクの強すぎる名選手たちの長ド級の「変人伝説」を公開。日々、高いレベルでしのぎを削るプロ野球界の意外な一面が垣間見えてくる。(まえがき)大成する選手はみな、奇人変人だった(第1章)やっぱり天才たちは変わり者だった!(第2章)型破りな選手たちが見せた野球への執念(第3章)球界に轟くあの「変人伝説」(第4章)突き抜けた変人は、もはや偉人だ(あとがきにかえて)処世術ゼロの変人、野村克也
  • CAMP LIFE 2017
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これ一冊で、キャンプは完ぺき! これからキャンプを始めたい、キャンプビギナーのためキャンプの基本中の基本を解説したハウツー定本。 【特集】キャンプの基礎知識77 キャンプビギナーにフォーカスしたハウツー、ベーシックな内容に特化、わかりやすさを保証します。 ハウツー編のみならず、用具編との2本柱。最新キャンプ用品カタログも掲載。 いきなりテントやタープを買う必要はなし! まずは日帰りでBBQをレンタルしたグッズで楽しめばよし。 1泊するならコテージを借りて。ますますキャンプが楽しくなれば、そこではじめてテント購入を検討しよう。 そんな「失敗しないキャンプのはじめ方」を、懇切丁寧に伝授します。 ●用具 テント/タープ/スリーピングバッグ/スリーピングマット/チェア&テーブル/ バーナー&ランタン/BBQグリル/焚火台/ダッチオーブン/スモーカー/キッチン/ 調理用具/クーラーボックス/ウェア/ハンモック ●ノウハウ おすすめの時期/キャンプ場選び/タイムスケジュール/車への積み込み/場所選び/ テントサイトレイアウト/テント内レイアウト/テントの張り方/ペグの使い方/ ロープワーク/ガソリンランタンのつけ方/BBQグリルの使い方/焚き火のつけ方/ キャンプ料理/ファーストエイド/メンテナンス。
  • ヤマケイ文庫 新編 底なし淵
    3.7
    村田久氏の最高傑作『底なし淵』を新編集で完全復刻。 巻頭には、村田さんのファンでもある夢枕獏さんが序文を寄せている。 得体の知れぬ大魚が釣り人を待ち受ける、底なし淵。 ぬめぬめと光るマムシに守られた、尺イワナ沸く渓。 昼寝の最中に現れては消える子どもたち。 夕暮れの渓にきらめく蛍の乱舞と、かすかに聞こえる女の声。 そして、遠野郷の奥深くに暮らす一家の明かされない謎。 岩手の渓流で、釣り人が体験した奇妙な出来事の数々を、瑞瑞しい筆致で綴った傑作エッセイ集。巻頭には、夢枕獏氏による序文。 イーハトーブの渓流で、釣り人が体験した不思議な出来事の数々。著者入魂の作品を新編で復刻。
  • ヤマケイ新書 山岳名著読書ノート
    -
    山の名著の手引書として必ず読んでおきたい山岳書の名作60冊を厳選。 掲載該当書籍については、文庫版など、入手情報も記載。 登山の豊かな世界を知るために、山岳書は欠かせない。では山の名著は何を読めばよいのか。定評ある60冊の名著を、その魅力、成立の背景、著者のプロフィールで紹介する手引書。
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 雪崩遭難
    5.0
    雪山登山者、バックカントリースキーヤー、スノーボーダー、スキーヤーにとって、雪崩事故防止の上で必要不可欠な一冊。 登山者、スキーヤー、スノーボーダーを一瞬にして悲劇のどん底に突き落とす雪崩。 未然に防ぐ方法はあるか。生死を分けた紙一重の行為とは。 これまでに起きた雪崩事故から、 北海道・尻別岳、青森・岩木山、 八幡平・源太ヶ岳、 北アルプス・唐松岳八方尾根、 北アルプス・剱岳早月尾根、 北アルプス・蒲田川左俣谷、 石鎚山系・笹ヶ峰、 石鎚山系・石鎚山 の8件のケースを取り上げ、その事故の原因を究明し、検証。 雪崩の実例を学び、特質や原因を理解することで、雪崩事故防止に繋がる貴重な一冊。
  • ヤマケイ新書 御嶽山噴火 生還者の証言
    4.3
    頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る、懸命の脱出行とそこから得られた教訓、そして、伝えることの大切さ。 御嶽山大噴火の生還者で山岳ガイド 小川さゆり氏が、噴火の模様を時系列で克明に記したドキュメントとその後の検証、得られた教訓などを中心にして執筆。 噴火から丸2年、3年目を迎えて、あの御嶽山噴火を多角的に検証した貴重なノンフィクション。 2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が突然、大噴火した。9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉シーズン、そして大勢の登山者でにぎわう昼どきの最もゆったりした時間帯での突然の大噴火だった。死者58人、現在も5人の行方不明者を出している戦後最悪の事故となってしまった。 頂上直下で被災した山岳ガイドの小川さゆり氏もそのひとりで、わずかな時間のすきをついての懸命の脱出だった。 その事故からまる2年、彼女はその後も機会があるごとに、講演会などで悲惨な噴火の状況を報告しながら、いまだにあの事故はなんだったのか、自らに問いかけ続けている。 本書は、同じ境遇に立たされた生還者たちの証言を交えながら、時系列で噴火の詳細を追った第1章「運命の一日」、専門家の考察を交えながら、客観的な視点からあの御嶽山の噴火に迫った第2章「噴火の実態」、捜索と報道、生存者と遺族の心の葛藤などを描いた第3章「噴火の影響」、そして生死の境を分けた現実や、登山者の意識などを考察した第4章「噴火の教訓」などからなるノンフィクションである。 噴火を風化させないためにも、事故のすべての顛末を明らかにしようと試みた渾身の一冊となっている。
  • ヤマケイ新書 日本百霊山
    -
    神話や伝説を訪ね、山と人との関わりを探る高峰から里山まで、日本全国の百山を興味深いエピソードで紹介。 古来、霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ霊山を百座選定、山の楽しみ方のテーマとしてご提案。 日本の山は、古来、信仰とは切り離すことのできない歴史を持つ。なかでも霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ山を、身近な低山から憧れの山まで、日本全国から百座選定。 山旅をより豊かに楽しむためのテーマを提案した新書。 50年来、山の伝承や信仰をテーマにしたユーモラスなイラストで知られるとよだ時さんが、現在957回になる「ひとり画通信」制作のために調査した歴史・信仰の資料を駆使、各山の概略、特色・エピソード、見所案内を紹介している密度の濃い内容。
  • ヤマケイ文庫 タベイさん、頂上だよ 田部井淳子の山登り半生記
    4.3
    1975年5月16日午後12時30分。田部井淳子は世界最高峰に女性として初めての足跡を記した。 「白い山」にあこがれて山岳会の扉をたたき、憑かれたように山行を重ねた青春時代。 そして結婚し、母となってからも夢を追い続け、8848mの頂を極めるまでの半生を綴った、最初の著作がついに文庫化です。
  • ヤマケイ文庫 私の南アルプス
    -
    著者が日本共産党委員長として多忙を極めていた当時、政治とは対極にあるような山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。 3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。 続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳などの南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、その特徴を綴ったエッセイとなっています。 1998年に刊行され、長らく品切れが続いておりましたが、このたびヤマケイ文庫として文庫化いたします。
  • CAMP LIFE
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これからキャンプをはじめたい!というキャンプビギナーに贈る、キャンプの基本中の基本を解説した一冊。 「キャンプ用具はなにから買えばいいの?」「テント選びのポイントは?」「キャンプをはじめるのに適した季節は?」などなど、ビギナーの疑問に対して、Q&A形式で懇切丁寧に答えます。 【別冊付録】 WILD-1 CAMPING GOODS CATALOG 2016 ※電子版では巻末に続けて掲載。「WILD-1 CAMPING GOODS CATALOG 2016」は、最終ページから始まります。
  • ヤマケイ文庫 山人たちの賦 山暮らしに人生を賭けた男たちのドラマ
    4.0
    失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。 作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。 底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。 目次 プロローグ 山また山。そして、人… 北の山の羆撃ち・行方正美(北海道) 北の涯に森の声を聞く・青井俊樹(北海道) 阿仁のマタギ・松橋時幸(秋田) 絶壁の岩茸採り・松本源一(群馬) 白馬岳のボッカ・太田健三(長野) 浅草生まれの山小屋主人・嶋 義明(長野) イワナの養殖師・池田留雄(滋賀) 修験者の宿坊守・五鬼助義价(奈良) 大峯に賭けた父と子・赤井邦正(奈良) 最後の木地師・新子 薫(奈良) 北山の老猟師・勝山倉之助(京都) 京都修道院村・日向院主と八人の村人(京都) 職業的釣り名人・松岡武雄(岡山) エピローグ
  • ヤマケイ新書 明解日本登山史
    4.0
    「エピソードで読む日本人の登山」   登山の世界を深く知り、より楽しむためには登山史の知識は不可欠です。 最近の登山者人口の増加とともに登山史に興味を持つ人が増えていますが、山崎安治「日本登山史」(1969)以降、通史としての登山史の本は出ていません。 そこで、『目で見る日本登山史』「ふるさと百名山」などで普遍的な史観による登山史を執筆してきた登山史研究家・布川欣一さんが、日本登山史の概論を、コラム「エピソードで読む登山史」、年表とともに解説します。 明解な内容、軽便な新書判で、幅広い読者が手に取りやすく、手許に置いて便利に使える山の教養書です。
  • ヤマケイ文庫 長野県警 レスキュー最前線
    4.0
    映画『岳』のモデルになった長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における長野県警察山岳遭難救助隊員と遭難者のドラマ。 日本百名山を中心にした中高年の登山ブームが話題になってきたころから、遭難の態様自体も大きく変わってきた。 その背景には体力の衰えが顕著になりつつある中高年登山者の増加もあるのだろうが、いわゆる「一般登山道での事故」「道迷いや突然死などの増加」「携帯電話の普及と安易な救助要請」「ヘリコプターによる迅速な救助」など、遭難現場の状況も大きく変わってきたのだ。 そうした遭難と救助の現場で、第一線で活躍する救助隊員たちが、その思いを手記に綴ったのが本書である。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐隊日誌、航空隊の活躍、女性隊員と家族の思いなど、遭難救助における隊員と遭難者のドラマが綴られる。
  • ヤマケイ新書 現代ヒマラヤ登攀史
    -
    人類が初めて8000mに登ってからはや60年、ヒマラヤの高峰登山はいかに変遷し、どこに向かっていくのか。 登山者なら「最低限、この程度は知っておいてほしい」山の常識として、ヒマラヤ8000m峰登山の歴史を紹介し、現代における高峰登山の傾向について解説。 深田久弥著『ヒマラヤ登攀史』(岩波新書)以来の新書版・ヒマラヤ登攀史として、登山記録収集の第一人者、池田常道氏が、現代事情も踏まえながらわかりやすく解説しています。
  • ヤマケイ文庫 なんで山登るねん
    -
    世代を超えて多くの読者の支持を得た名著がヤマケイ文庫でよみがえる! 京都府立大学山岳部OBで、ラトックII峰、ディラン峰などの遠征を行い、国内においても剱岳東大谷での積雪期初登記録を持つ高田直樹氏のエッセイ集。 氏が大学山岳部時代から経験してきた山での出来事を、京都弁のタイトルのようにソフトな語り口で紹介してくれる。 冬の剱岳での遭難体験、黒部川源流での釣りと焚き火の日々、京都北山でのひとりぼっち夜・・・。 そこに描かれた体験と思索の数々は、山のきびしさ、やさしさ、愉しみ、苦しみを伝えながら、さらに「生きる」意味までをも読者に考えさせようとしている。 長い間、教育者として活躍されてきた氏ならではの鋭い視点を、京都弁でやさしく包んで描いた青春の書にして文明批評の書。
  • ヤマケイ新書 山の常識 釈問百答
    4.0
    「実践!にっぽん百名山」の司会者・釈由美子が、山のなぜ? なに? どうして?を解決。 山岳雑誌編集長・萩原浩司が、山の基礎知識について解説します。 NHK-BS1の人気番組「実践!にっぽん百名山」でMCをつとめる釈由美子さんによる初の山登り入門書。 山の初心者で、好奇心旺盛な釈さんだからこそ気づいた数々の山の疑問100問に対し、番組内で解説者をつとめる萩原浩司が回答する。 なぜ「ヤッホー」と言うの? 「〇〇山」と「〇〇岳」はどう違うの? 山ではどうして挨拶をするの? どこまでが初心者なんですか? アルピニストって何者? ケルンとは? など、身近なテーマでありながら、ベテランでも意外と答えにくい山の常識について、わかりやすく紹介します。
  • ふたりのアキラ
    3.0
    伝説のアルピニスト、松濤明と奥山章を慕い、愛した女性の物語。 冬の北鎌尾根で凄絶な最期を遂げ、井上靖の小説『氷壁』の主人公、魚津恭太のモデルとされた松濤明。 第二次RCCを創設し、戦後日本のアルピニズムを牽引した奥山章。 芳田美枝子は、風雪の北鎌尾根に消えた松涛明を上高地で待ち続けた女性として 『氷壁』のヒロイン、かおるのモデルとなり、のちに奥山章と結婚して、 戦後日本のアルピニズムの発展を見つめ続けた。 身近な存在であったからこそ知り得た松涛明、奥山章のふたりのアキラの 知られざる登山史の断片を、ノンフィクション・ライター平塚晶人が 往復書簡で描いた話題作の文庫化。 ヤマケイ文庫の『新編 風雪のビヴァーク』(松濤明)、『ザイルを結ぶとき』(奥山章)、 そして井上靖の小説『氷壁』を深く読み解くための副読本としても楽しめる興味深い内容です。
  • マッターホルン北壁 日本人冬期初登攀
    5.0
    1967年2月、小西政継率いる山学同志会パーティは、マッターホルン北壁の冬期第3登に成功した。日本人によるアルプス3大北壁冬期初登攀の記録であり、厳寒のアルプスに懸けた熱き想いは、40年の時を経た今日でも色あせることはない。のちにヒマラヤの未踏の岩壁を次々に陥し、「鉄の時代」の牽引者となった小西政継の原点ともいえる記録が、ヤマケイ文庫でよみがえる。
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア
    4.4
    「自然保護の父」と呼ばれたジョン・ミューアの生涯を描いた伝記。 地球環境がますます悪化していくなかで、ジョン・ミューアの生涯は、それ自体がもうひとつのアメリカ史といわれているほど、その自然哲学が見直されようとしている。 『森の聖者』は8章からなり、その生い立ちからはじまり、国立公園誕生までの生涯が描かれている。
  • 日本人の冒険と「創造的な登山」
    3.0
    本多勝一の冒険や登山に関する著作を1冊にまとめ再編集した、評論、現場レポートの決定版本多勝一氏の冒険や登山に関連した代表的な著作『冒険と日本人』『新版・山を考える』『リーダーは何をしていたか』の3冊のなかから、評論と現場からのレポートを中心に再編集し1冊にまとめました。 代表作である『「創造的登山」とはなにか』をはじめ、日本人の冒険論、遭難の報道記事などで構成。解説に角幡唯介氏の『「反体制」としての冒険』を掲載。
  • 山なんて嫌いだった
    4.1
    芸能界一の山好きで知られ、日本トレッキング協会の理事を務める市毛良枝さんが、山と出会い、こころひかれてゆく過程を素直に綴った、初の書き下ろしエッセイ。 大の運動嫌いだった彼女が、山に登ることによって大きく変わってゆく様子が、飾りのない文章で描かれています。 初登山の燕岳から、南アルプス塩見岳、八甲田山、安達太良山、八ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳、九重山、天城山、キリマンジャロなど、10年間の山旅はもちろんのこと、『山と溪谷』取材の裏話、登山家たちとの交友、エコロジー問題、そして自身の内面変化なども描ききった話題作。

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  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出
    4.4
    山で遭難したとき、いかにすれば生還できるのか。山を趣味とする人たちが予期せぬアクシデントに見舞われ、絶体絶命の状況に追い込まれたとき、彼らは何を考えどう行動したのか。その結果として力尽きて死んでいく者と九死に一生を得る者との差はどこにあるのか。生きて帰ることのできた者は、どのようにして生をつなぎとめていたのか・・・・・・。 本書は、岩菅山で道に迷って17日間、最後はマヨネーズを食べて命をつないだUさん、厳冬の槍ヶ岳で豪雪に閉じ込められながら8日間を生き延びたNさんなど、ごく一般の登山者たちの生還の記録を丹念に紹介。極限状況を生き抜いた、名もなき人々へのインタビューから浮かび上がる山岳遭難の実態を紹介します。『ピッケルを持ったお巡りさん』をはじめとする山岳遭難関連書の第一人者、羽根田治氏によるルポルタージュ。

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  • なぜナイスショットは練習場でしか出ないのか 本番に強いゴルフの心理学
    3.3
    「池を見ると入ってしまう」「バーディーのあと大叩きする」「コンペになると実力が発揮できない」「残り60ヤードでシャンクする」。一番大切な時に、わかっていてもミスが出るのはなぜなのか? 最新の研究データをもとに、心と体をズレなく連動させるポイントを伝授。1日300球打つよりも「よいイメージ」と「魔法のつぶやき」で、スコアは10打縮まる。練習場シングル必読の書。
  • 失点 取り返せないミスの後で
    4.1
    自らがゴールを許してチームが負ける――。この、深い絶望と激しい焦りから逃れられないのが、ゴールキーパーだ。自ら得点することが難しく、ミスを挽回できないキーパーは、どのポジションよりも一度の失敗の重みを知っている。「許したゴールはすべて自分の責任」と考える著者が経験した総失点数は760超。呆然とする暇は常になかった。もう取られないために、すぐに反転攻勢するために、何をすべきか。完封172試合という日本記録を持つ“守り神”の「負けない強さ(メンタルタフネス)」に学べ!
  • ゴルフ・シングルになれる人、アベレージで終わる人
    4.0
    月イチゴルファーから一念発起、伊藤プロによる目から鱗のレッスンで見事シングルの仲間入りをした小泉氏。だが頑固な悪癖が再び現れ、ハンデ11と9を行き来する泥沼に――。真のシングルには何が必要か? 万年アベレージとの違いとは? 再び伊藤プロに教えを請い、関東シニア出場を目指す中で、上達の法則を追究したドキュメンタリー教則本。アマチュアが掴めていない“感性”の話から、スイングの違い、スコアメイク術まで、シングルの常識がわかる革新的一冊。
  • GEAR Collectin vol.02 ファミリー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプ好きのインスタグラマー13名がこだわり抜いた、おしゃれで機能的な複数人用の「道具(ギア)」を紹介!! 実際に使用しているからこそ分かる、愛用者のコメントも掲載されているため、自分にぴったりなギアを探しやすいでしょう。 よりキャンプを楽しむために選び、集めたギアは、こだわりの視点が盛りだくさん!! きっと「このギアを使ってキャンプがしたい」と思わせ、家族や友人らとのキャンプ用のギア選びの参考になる珠玉の一冊。
  • GEAR Collectin vol.01 Duo
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプ好きのインスタグラマー16名がこだわり抜いた、おしゃれで機能的な2人用の「道具(ギア)」を紹介!! 実際に使用しているからこそ分かる、愛用者のコメントも掲載されているため、自分にぴったりなギアを探しやすいでしょう。 よりキャンプを楽しむために選び、集めたギアは、こだわりの視点が盛りだくさん!! きっと「このギアを使ってキャンプがしたい」と思わせ、2人用のギア選びの参考になる珠玉の一冊。
  • 長嶋巨人 ベンチの中の人間学
    -
    爆笑トークでバラエティ番組でも注目され、今年巨人の一軍コーチに就任した元木氏。現役時代は、長嶋監督の下、落合、清原、原、松井、江藤、小久保(&ハウエル、マックらの外国人選手)らオール4番メンバーの中で、常にポジションを脅かされながら15年間「クセ者」として生き抜いた。 その間、ベンチでは落合、松井の隣に座り、常に落合、清原といった大物選手のマネージャー役もこなしたという元木氏だからこそ語れる興味深いエピソード、超絶メンバーの中でどうして生き残れたのか。一般のサラリーマン、組織人にも通用するその極意を語り尽くす。

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  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ327 キャンプ用品完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ブランド不問!広告なし!で本気で選んだ 今買うべき逸品大公開!! 定番アイテムや新作ギアはもちろん、無名ブランドの格安グッズのなかにも、 価格以上の価値を持つ掘り出しモノを見つけました。 人気が高まっている無骨なフォルムの「男前ギア」や お手頃価格で注目を集める「ワークマンキャンプグッズ」も プロが忖度なしで本音評価を公開します。 さらにプロの査定により判明した中古で高く売れる 名作キャンプ道具も紹介します。 また、買って後悔しないために、ワーストバイ製品も実名で暴露しています。
  • 頑張らなくてもモチベーションが上がる 運動のやる気が出るスイッチ スモールサイズデジユウニカセグアタラシイハタラキカタ
    -
    今、こんな悩みを持っていませんか? ・ランニングや筋トレなどに一歩踏み出すことができない ・健康や体を鍛えることには興味があるけど運動が苦手 ・腕立て伏せや腹筋よりも負荷が軽い運動から始めたい 運動を継続することやモチベーションを上げるためには、たくさんの選択肢を用意することです。 人は運動の継続方法やモチベーションアップのコツを知ると、行動が変わってきます。 本書には、運動継続・モチベーションアップのノウハウを簡単にすぐに実践できるものが詰まっています。 「運動が続く仕組み」「運動が続くための支えとなる考え方」を身につけることができます。 さらに、かんたんで効果的な宅トレをたくさん用意しました。普段運動をまったくしていない人や、在宅ワーク中心の生活でずっと座ったまま仕事をしている人にこそ読んでほしいです。 運動に対して「何か違う」「変わるきっかけがほしい」と感じている人の背中を押し、運動でつまずいたことがある人を、もう一度運動が好きになったり楽しくなるように導いてくれる内容でもあります。 またスポーツ指導者やパーソナルトレーナーの方にもオススメです。その理由は、選手やクライアントがケガをしてモチベーションダウンしているときにも、本書を有効活用することができます。 運動嫌い、運動が苦手、運動と聞くと気おくれしてしまう人は、無理に頑張らなくてもいいのです。頑張らなくても、運動が続く仕組みやモチベーションが上がる方法をお伝えします!

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  • 打者が嫌がる投球論 投手が嫌がる打撃論
    3.5
    好評を博した『継投論』に続く第2弾! 横浜ベイスターズの優勝監督にして「日本一のピッチングコーチ」と言われた権藤博氏が、「嫌な投手(打者)、打ちにくい投手(打ち取りにくい打者)とは何か」を、人気スポーツジャーナリスト二宮清純氏を相手に縦横無尽に語る。 野球関係者・ファン必読の書。

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  • 継投論 投手交代の極意
    4.6
    野球で一番難しいと言われる「継投=投手交代」だが、継投について本格的に論じた本はない。1998年に横浜ベイスターズを率い、独特の継投理論で日本一に輝き、先のWBCでも投手采配をすべて任された権藤博氏と完投重視の「先発選民思想」の愚を説く二宮清純氏が徹底討論。 誰もが居場所を確保し、役割を分担し、「みんなで幸せになる」ことが求められる時代に生まれた日本初の継投論。

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  • ヤマケイ文庫 文豪山怪奇譚 山の怪談名作選
    3.5
    文豪たちが遺した異世界としての「山」。 東雅夫の選によるかつてないアンソロジー、文庫化。 近代の文豪から現代の人気作家まで。 数多くの作家が、深山幽谷を舞台とする神秘と怪異の物語を手がけてきた。 山を愛し読書を愛する人々にとって必読の名作佳品を集大成した史上初のアンソロジー。 収録作品: 火野葦平「千軒岳にて」 田中貢太郎「山の怪」 岡本綺堂「くろん坊」 宮沢賢治「河原坊」 本堂平四郎「虚空に嘲るもの 秋葉長光」 菊池寛「百鬼夜行」 村山槐多「鉄の童子」 平山蘆江「鈴鹿峠の雨」 泉鏡花「薬草取」 太宰治「魚服記」 中勘助「夢の日記から」 柳田國男「山人外伝資料」 編者解説(東雅夫) 文庫のためのあとがき
  • 「我が道」城之内邦雄
    -
    戦後復興にまい進する60年代、読売巨人軍のマウンドには「エースのジョー」がいた―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回はプロ野球・巨人の元投手、城之内邦雄氏が登場します。  城之内氏は1940年(昭15)、千葉県出身。佐原一高(現佐原高)から日本ビールを経て、62年に巨人に入団します。ルーキーイヤーは開幕投手に抜てきされ、いきなり24勝を挙げて新人王を獲得。入団5年で101勝など、通算141勝をマークしました。  郷里の利根川の堤防を毎日10キロ走り、大投手となる礎を築いた高校時代。巨人に入団すると開幕投手のチャンスをものにして投げまぐり、常勝軍団の押しも押されぬエースへとなっていきます。長嶋茂雄、金田正一ら伝説のチームメイトとともに、巨人のV9黄金時代を築き上げました。  投手のコンディションニング方法が進化した現在では考えられないような投げ込み、豪快なエピソードの数々も、プロ野球の歴史の一部として余すところなく伝える一冊。今もサインに書き記すという「一球入魂」の神髄を、城之内氏が令和のいま語り明かします。
  • 「我が道」山本博
    -
    真っ直ぐな一本の矢はいつしか「中年の星」と呼ばれるまでになった。 スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回はアテネ五輪男子アーチェリー銀メダリスト・山本博氏の物語をお届けします。
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ297 キャンプ用品完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプブームの今、市場にはさまざまなキャンプ用品があふれています。たくさんの道具がありすぎて、何を買っていいか分からない…なんてことありませんか? そこで、本書では、数あるキャンプ用品のなかでも、プロの目で選び抜かれた“安くて良い一生モノ”のベストバイをプロの評価を指標にして大決定。 広告一切ナシで、忖度ナシのプロの辛口ジャッジを公開しています。 また、 「プロの一軍アイテム&二軍落ちグッズ」は、アウトドアのプロが実際に使っている道具、もう使わなくなった道具を公開。 プロの愛用の道具が分かるとともに、キャンプスタイルや自分を取り巻く状況の変化によってあまりキャンプに持ち出さなくなった道具も合わせて紹介しています。 さらに、 「アウトドアブランド完全図鑑」では、ブランドの歴史と伝説的逸品を解説。
  • 運動を続ける技術 筋トレ・ランニング・スポーツを簡単にもう一度始められる
    -
    運動を続けることができると人生が大きく変わる 今まで「どうしても筋トレ、ランニング、スポーツを続ける方法が見つからなかった」人ほど必見です。 それに加えて、下記の人にもぴったりな本です。 (1)何か運動をはじめてみようと思っている運動初心者 (2)簡単で取り組みやすい運動はないかと思っている人 (3)頭でうすうす運動が大事だと気づいている人 本書でご紹介する内容は、簡単に実践でき、「なぜ、筋トレ、ランニング、スポーツを続けられるのか」「続けるために必要なメンタルとは何か」「もう一度始めるためのきっかけの作り方」など徹底的にこだわりました。「そうか、その手があった」と思っていただけるトピックスに溢れています。それに加えて、運動経験者が何年経っても使える運動のエッセンスも詰まっています。 ・「筋トレ、やっぱり再開してよかった!!」 ・「ランニングは楽しいー!!」 ・「スポーツは最高!!」 本書を読み終えたなら、上記のような感情が得られることでしょう。 最後に、運動が続くことはもちろんのこと、「運動が好きになってほしい」と願っています。

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  • 「我が道」西野朗
    -
    端正なマスクに、揺るぎない情熱とリーダーシップを迸(ほとばし)らせてー。スポーツニッポン紙上の人物伝「我が道」を編さんしたシリーズ、今回はサッカーの前日本代表監督・西野朗氏が登場します。  西野氏は1955年(昭30)年4月、埼玉県出身。現役時代は浦和西―早大―日立とMFで活躍しました。日本代表には大学1年で初選出。引退後はアトランタ五輪代表、柏、G大阪などで監督を務めて、18年W杯ロシア大会では日本代表をベスト16に導きました。  日本屈指の「サッカーどころ」、埼玉・浦和でボール蹴りに夢中になった少年時代。高校、大学、日本リーグ、日本代表での活躍。そして35歳で引退すると、西野氏は指導者として新たなステージに突入します。  96年アトランタ五輪。前園、川口らが躍動して、伊東が値千金のシュートでブラジルを撃破した「マイアミの奇跡」。G大阪ではJ1制覇、ACLのタイトルを手にしました。そしてW杯ロシア大会。本番まで3カ月を切ったタイミングで、ハリルホジッチ監督の後釜を意を決して引き受けて、決死の戦いに身を投じます…。  日本中の誰もが知っている紳士な振る舞いや爽やかな笑顔からは想像もできないような挫折も、本書では包み隠さず語られます。日本代表監督を退任してからは、19年にタイの代表監督に就任。今なお続く西野氏の挑戦と軌跡をぜひご覧ください。
  • 「我が道」中畑清
    -
    キャッチフレーズは「絶好調!」。現役時代は巨人、近年は横浜DeNAベイスターズの監督としてプロ野球を盛り上げてきました。 スポーツニッポン紙上の連載「我が道」を編さんするシリーズ、今回は中畑清氏が登場します。  中畑氏は1954年(昭29)1月6日、福島県出身。駒大を経て、75年ドラフト3位で巨人に入団しました。 チャンスに強い内野手として常勝団を支えて、80年代の4回のリーグ優勝・2回の日本一に貢献。 04年アテネ五輪では指揮半ばで病に倒れた恩師の長嶋茂雄氏に託されて、日本代表ヘッド兼打撃コーチとしてチームを銅メダルに導きました。 12年には横浜の経営権を取得したDeNAの初代監督に就任。チームを4年間率いて、生まれ変わった横浜の人気アップに大きく貢献しました。  福島の9人きょうだいの一家で、貧しくても愛情たっぷりに育った少年時代。安積商でのプレーがスカウトの目に留まり、駒大進学からプロへの道が開けていきました。 苦しいレギュラー争い、巨人ならではの重圧、指揮官としての未知なる挑戦…。逆風にさらされたときも持ち前の明るさとエネルギーで突き進む姿は、昔も今も見る人のハートを熱くさせます。 そんな中畑氏ならではの“絶好調”な物語をどうぞお楽しみください。
  • 晋遊舎ムック お得技シリーズ148 ゴルフお得技ベストセレクション
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ティーチングプロが教える! スコアUPの基本とズルい裏技 究極の100切りバイブルの登場です! ゴルフは100を切ってからが面白い。 と、よく耳にするこの言葉ですが、110あたりを行ったり来たりしているゴルファーが多いのも事実です。 そんな「惜しい!」ゴルファーのために「100切り目指し」に特化したゴルフテクニック集をお届けいたします。 ●おもな内容 ▼マネするだけでスコアが10UP! 即効裏技レッスン ▼難所での解決力が身につく! コースマネジメント入門 ▼持っているだけでスコアが上がる! 最新&最強 ゴルフグッズ
  • 増刊アルバトロス・ビュー 2019年最新クラブ総カタログ 全231機種!今年も徹底試打!!
    -
    毎年ご好評いただいている「最新クラブ総カタログ」の2019年版。昨年より数を増やし、最新231機種を大公開します。 今年もプロ・アマ問わず人気の金谷多一郎プロが1本1本の試打を行い見極めた、詳しく解説付き。クラブ初心者から、ギアオタクまで満足させること間違いなしのの一冊に仕上げました!自分に合った商品選びのお供にぜひどうぞ。

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  • 首都高に散った世界チャンプ 大場政夫
    -
    21歳で世界フライ級王者に就いた大場政夫。彼は極貧の少年時代を送りながら、ハングリー精神の牙を研ぎ続けた。プロボクサーとなった彼は、拳ひとつで大金を得ようと強気な闘いを挑んでいく。倒されたら倒せ、それが彼のスタイルだった。5度目の防衛戦、チオノイ戦では1回にダウンを奪われ右足を捻挫したものの、13回逆転KOを果たす。これぞ大場、の一戦だった。しかしその直後、彼は首都高速での事故で突然逝った。23歳だった。  日本ボクシング史上、最も悲惨で劇的な試合と言われるチャチャイ・チオノイ戦をはじめ、その栄光と疾駆の生涯を、渾身の筆致で描き尽くす。スポーツ・ノンフィクションの名作がついに電子で復刊! ●織田淳太郎(おだ・じゅんたろう) 1957年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『死が贈りものになるとき 亡きわが子から届けられた「生きる意味」の言霊』、『狂気の右ストレート大場政夫の孤独と栄光』、『巨人軍に葬られた男たち』、『敗者復活戦』、『メンタル・コーチング』、『コーチ論』、『ラストゴングは打ち鳴らされた』、『医者にウツは治せない』など多数。
  • 千葉ロッテマリーンズファン解体新書~天翔ける俊足、藤原恭大~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絶対王者・大阪桐蔭の4番・藤原が幕張に降臨! 藤原・安田・平沢の高卒ドラ1トリオは大活躍必至で、 未来がとても明るい鴎党の皆さんへ、千葉ロッテマリーンズの魅力を大紹介します! 若鴎たちの“あるあるネタ”を見逃すな! 【内容紹介】 ・期待の新星たち! 藤原よ、大阪桐蔭BIG4でトップになれ! ・若干ビビった!? MLB流のドヤ顔パフォーマンス! ・マリーンズファンを失望させた、清田の「丸が来なくて良かった」発言。 ・永遠の「おねえさん」、庄司こなつ! ・西岡剛よ、マリーンズに戻りたいのか? ・成田と原の仲の良さに、心が和む。 ・カスティーヨの死には涙した。 ・左腕不毛のチームの救世主となるか? ドラフト3位・小島和哉! 著者について ●青木 政宏(アオキ マサヒロ) 1993年千葉市生まれ。幼少期に父親と試合を観戦して以来のマリーンズファンであり、小学生の時に、マリーンズのマークをモデルにしたカモメ型の戦闘機と怪獣型のロボが合体する工作を作って、県のコンクールで入選した経験を持つ。現在は婚活中で、将来は子供とともにマリーンズの試合を観戦することを夢見る日々である。
  • 浅田真央は何と戦ってきたのか - フィギュアの闇は光を畏れた - <電子版限定特典付き>
    -
    <電子版限定特典付き> 紙書籍に未収録の「歴代ランキング表」などを追加した電子版限定特典付きです。 フィギュアスケート界不世出のスター、浅田真央。 華々しいシニアデビューと年齢制限で出場がかなわなかったトリノ五輪、キム・ヨナの後塵を拝したバンクーバー五輪の銀メダル、ソチ五輪のショートプログラムの大失速とフリースケーティングでの感動的な演技。 その競技生活はまさに波乱にとんだものだった。 著者は、彼女のシニアデビューから引退までの11シーズンを詳細なデータとともに振り返り、 かつ世界そして日本のフィギュアスケート界で何が起きていたのかの分析を重ね合わせ、フィギュアスケートというスポーツの不可思議さを見事に浮かび上がらせる。 いまなお数多い浅田真央ファン、そしてフィギュアスケートファン必読の1冊。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • ライオンズファン解体新書~南国の怪童トバシーサー山川~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 防御率最下位でも驚異の山賊打線で優勝! そんな埼玉西武ライオンズへの愛に満ち溢れた“あるあるネタ”が満載の書! 【内容紹介】 ・調子乗っちゃってエグい本塁打量産。山川穂高は「きれいなジャイアン」。 ・雄星の穴は埋まった!大学No.1投手・松本航を西武得意の一本釣り! ・相も変わらず選手のFA流出が止まらない。 ・山賊打線の破壊力が規格外すぎて得点の感覚が麻痺している。 ・メットライフドームのグルメは球界一と言っても過言ではない。 ・「この担当者、ノリノリである」。ファンにも好評、選手ポスターシリーズ。 ・オタク層だって取り込みたい。増え続けるアニメ、ゲームコラボ企画。 ・松坂大輔が西武戦で投げる! →まさかのオチに満員のファン驚愕。
  • ベイスターズファン解体新書~下剋上のラミレス~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昨年ラミレスの采配によって奇跡の下剋上を成し遂げた横浜DeNAベイスターズ。 生粋のベイファンの野球漫画家が書く、ベイスターズへの愛に満ち溢れたファン必携の書! チーム、選手、監督、ハマスタなどにまつわる、ファンなら必ず共感出来る“あるあるネタ”が満載! 【内容紹介】 ・神里のイーヤーサーサーでベイファンは盛り上がった! ・もはやモーションキャプチャーレベル!?DB.キララの選手モノマネ! ・東の登板時は交代時のもぐもぐタイムでほっこり。 ・井納がマウンドに書く文字をなんとか解読したい! ・AbemaTVで宮崎の打席を観戦していると、ハチミツの壺の弾幕が張られる! ・外野にライナー性の打球が飛ぶとヒヤッ!眩しすぎるLED照明。 ・万波君よ!ベイスターズで二刀流選手を目指せ!
  • ドラゴンズファン解体新書~松坂、奇跡の復活~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者も絵師も編集も生涯竜党の三位一体! 中日ドラゴンズへの愛に満ち溢れたファン必携の書! チーム、選手、監督、ナゴヤドームなどにまつわる、ファンなら必ず共感出来る“あるあるネタ”が満載! 奇跡の復活を遂げた松坂、そして今年のドラフト1位候補、大阪桐蔭の根尾くんを大特集! さらに、強打と珍プレーでファンに愛されたOB、宇野勝さんのスペシャルインタビューも収録! 【あらすじ】 ・松坂大輔には開幕前ディスってしまって心の底からお詫びしたい。 ・岩瀬は山本昌級のレジェンド。 ・外国人選手が活躍すると、来年残留してくれるのか心配してしまう! ・ドラ1鈴木博。守護神をまかされた時は「新人王、行ける」と正直思った。 ・調子悪いと「やせろ!」とヤジを浴びる選手が意外に多い。 ・ドラフトで根尾くんを一本釣り出来ないか、常にシミュレーションしている。 ・大阪桐蔭からは根尾くんだけでなく、愛知県出身の山田くんも入団して欲しい。
  • 「我が道」加賀まりこ
    -
    舞台、映画にテレビドラマ。デビューしてから現在に至るまで、今もその存在感は唯一無二です。スポーツニッポン紙上の連載「我が道」をまとめた本書、今回は女優の加賀まりこさんの出番です。  加賀さんは1943年(昭18)12月、東京・神田生まれ。デビュー以来、奔放な言動でマスコミをにぎわせて“小悪魔”“和製ブリジット・バルドー”などと呼ばれています。舞台は「オンディーヌ」など、映画も「夕暮れまで」「泥の河」など代表作多数。大の麻雀好きでテレビ番組「THEわれめDEポン」にも出演するなど、多才な顔も持ち合わせます。  歌人の寺山修司と映画監督の篠田正浩にスカウトされて、10代で演劇と銀幕の世界に足を踏み入れました。父・四郎さんが映画プロデューサーだったこともあり、幼少時代から大スターたちと身近に接してきた少女にとっては正に天分といえる道でした。あまたの作品を振り返って語られる共演者との思い出や鋭い批評眼。主演・演出・製作すべてが加賀まりこといえるストーリーは、読者を夢中にすること請け合いです。
  • 「我が道」ガッツ石松
    -
    三度笠に合羽姿でリングイン。ユニークな出で立ちとは裏腹に、強力な左ジャブを軸とする正統派のスタイルで世界の頂点に上り詰めた男です。スポーツニッポン紙上の連載「我が道」を編さんした本書、今回はボクシングの元WBC世界ライト級王者、ガッツ石松氏が登場です。  ガッツ石松こと鈴木有二氏は1949年(昭24)6月、栃木・上都賀郡粟野町(現鹿沼市)生まれ。66年にプロデビュー。74年4月にゴンザレス(メキシコ)にKO勝利してWBC世界ライト級王座を戴冠しました。通算51戦31勝(17KO)14敗6分け、防衛5回。現役引退後も俳優・タレントとして活躍し、お茶の間の人気者となっています。  貧しさにあえぎ、地元では札つきの不良だった少年時代。中学卒業後に上京し、16歳でヨネクラジムの門を叩いてからもガッツ石松の雌伏の時代はしばらく続きます。しかし72年、長女の誕生をきっかけに一念発起。74年に3度目の世界挑戦で王者に輝くと、歓喜のパフォーマンスはリングネームにちなんだ「ガッツポーズ」として世間に定着しました。  天然ボケとユニークなキャラクターが表の面ですが、本書を読み進めると、不断の努力と理知的な思考を随所にのぞかせる裏の面も見えてきます。人生の光も影も味わった。リングで負けてもへこたれず、成功を収めてものぼせない。そんなガッツ石松氏の素顔をぜひお楽しみください。
  • 「我が道」杉山隆一
    -
    その左足から繰り出される必殺のセンタリング、待ち受ける釜本のシュート…。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は1968年メキシコ五輪のサッカー日本代表として活躍した杉山隆一氏が登場します。  杉山氏は1941年(昭16)7月、静岡・庵原郡袖師町(現静岡市清水区)生まれ。清水東、明大を経て三菱重工に入社し、俊足FWとして一時代を築きました。日本代表では五輪の64年東京大会、続くメキシコ大会に出場。エースストライカーの釜本邦茂と黄金コンビを組み、代名詞となった左足クロスによるアシストで、メキシコ大会の銅メダルに大きく貢献しました。 現役引退後は地元に戻り、ヤマハの監督に就任。指揮官としても手腕を発揮し、チームを日本リーグ1部に引き上げるなど功績を残しました。  清水東、明大、三菱重工で次々と出てくるユニークな逸話。自他ともに認めるお酒好き…。今よりも大らかだった時代の名残りを随所に漂わせながら、一本気な杉山氏が日本サッカーの黎明期を疾走していきます。日本代表がW杯に出場するのが当たり前のようになった今こそ、ぜひ本書でその爽快なストーリーをお楽しみください。
  • 「我が道」西田善夫
    -
    まぶたを閉じれば、スポーツの名場面とともによみがえるあのおなじみの声…。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は元NHKのスポーツアナウンサー・西田善夫氏の物語をお届けします。  西田氏は1936年(昭11)2月、東京生まれ。58年早大卒業後にNHKに入局しました。五輪では夏冬合わせて10大会の実況を担当。92年に一線を退いた後も、豊富な経験と知識を生かして同局初のスポーツキャスターを務めました。退職後には、サッカーの02年日韓W杯で決勝の舞台となった横浜国際競技場(現日産スタジアム)の場長としても尽力しました。16年に80歳で逝去。スポーツ界にユニークで大きな足跡を残しました。  小学生時代に病床から夢をもらった大相撲のラジオ中継、心躍らせた東京六大学野球の早慶戦。実況アナウンサーとしては五輪でバレーボールやアイスホッケーなど数々の名場面を、テレビを通じて日本全国の人々に伝えました。プロ野球や高校野球の思い出や逸話も数知れず、その語りは昭和から平成のスポーツシーンをあますところなく思い出させてくれます。西田氏の往年をほうふつとさせる“名実況”を、故人を偲びつつぜひお聞きください。
  • 「我が道」山中正竹
    -
    “若きわれらが命のかぎり”-日本が高度経済成長期で沸き立っていた1960年代、東京六大学野球リーグで、暁(あかつき)の太陽と青空の下、白球に青春をささげた若者たちがいました。法政大学野球部。後に阪神・西武で強肩強打の捕手として一時代を築く田淵幸一、広島カープで「ミスター赤ヘル」と呼ばれるまでの外野手となる山本浩二、投手としてリーグ史上最多48勝の金字塔を打ち立てる山中正竹ら名だたる逸材たちが、名将の松永怜一監督に率いられて黄金時代を築きました。  本書はスポーツニッポン紙上の連載「我が道」に登場した山中氏の自伝を収録しています。法大でうなりを上げた剛腕伝説、住友金属での社会人時代、日本代表監督を務めた92年バルセロナ五輪での秘話などが満載です。(山中氏の連載は「我が道」シリーズ『若き日の誇り ~法政大学野球部黄金時代~』にも収録されています)
  • 「我が道」田淵幸一
    -
    “若きわれらが命のかぎり”-日本が高度経済成長期で沸き立っていた1960年代、東京六大学野球リーグで、暁(あかつき)の太陽と青空の下、白球に青春をささげた若者たちがいました。法政大学野球部。後に阪神・西武で強肩強打の捕手として一時代を築く田淵幸一、広島カープで「ミスター赤ヘル」と呼ばれるまでの外野手となる山本浩二、投手としてリーグ史上最多48勝の金字塔を打ち立てる山中正竹ら名だたる逸材たちが、名将の松永怜一監督に率いられて黄金時代を築きました。  本書はスポーツニッポン紙上の連載「我が道」に登場した田淵氏の自伝を収録しています。攻守の要として母校を押しも押されぬ名門へと引き上げたその躍動が、読者の胸を揺さぶります。(田淵氏の連載は「我が道」シリーズ『若き日の誇り ~法政大学野球部黄金時代~』にも収録されています)
  • 「我が道」松永怜一
    -
    “若きわれらが命のかぎり”-日本が高度経済成長期で沸き立っていた1960年代、東京六大学野球リーグで、暁(あかつき)の太陽と青空の下、白球に青春をささげた若者たちがいました。法政大学野球部。後に阪神・西武で強肩強打の捕手として一時代を築く田淵幸一、広島カープで「ミスター赤ヘル」と呼ばれるまでの外野手となる山本浩二、投手としてリーグ史上最多48勝の金字塔を打ち立てる山中正竹ら名だたる逸材たちが、名将の松永怜一監督に率いられて黄金時代を築きました。  本書はスポーツニッポン紙上の連載「我が道」に登場した松永氏の自伝を収録しています。愛弟子たちと築いた栄光の記録とともに、指揮官の奮闘記をどうぞお楽しみください。(松永氏の連載は「我が道」シリーズ『若き日の誇り ~法政大学野球部黄金時代~』にも収録されています)
  • 「我が道」高橋慶彦
    -
    2017年9月、カープはセ・リーグ連覇を成し遂げました。圧倒的強さで達成した球団史上8度目のリーグ制覇。新たな黄金時代の到来を予感させるその姿は1975年、弱小球団から一気に初優勝を果たして「赤ヘル軍団」と称賛されたチームに重なります。 初優勝から17年間で、カープは79、80年の連覇を含む6度のセ・リーグ優勝、3度の日本一と黄金時代をおう歌しました。本書は当時の赤ヘル軍団のリードオフマン、高橋慶彦氏が登場します。スポーツニッポン新聞紙上で連載した「我が道」のエピソードとともに、遊撃手としての華麗な守備やスピード感あふれる盗塁シーンが鮮やかによみがえります。(高橋氏の連載は「我が道」シリーズ『「赤ヘル」と呼ばれた時代』にも収録されています)
  • 「我が道」大野豊
    1.0
    2017年9月、カープはセ・リーグ連覇を成し遂げました。圧倒的強さで達成した球団史上8度目のリーグ制覇。新たな黄金時代の到来を予感させるその姿は1975年、弱小球団から一気に初優勝を果たして「赤ヘル軍団」と称賛されたチームに重なります。 初優勝から17年間で、カープは79、80年の連覇を含む6度のセ・リーグ優勝、3度の日本一と黄金時代をおう歌しました。本書は当時の赤ヘル軍団を先発・リリーフの大車輪で支えた左腕、大野豊氏が登場します。スポーツニッポン新聞紙上で連載した「我が道」のエピソードとともに、挫折や困難を乗り越えて輝きを増していった大野氏の雄姿をお楽しみください。(大野氏の連載は「我が道」シリーズ『「赤ヘル」と呼ばれた時代』にも収録されています)
  • 「我が道」山本浩二
    -
    2017年9月、カープはセ・リーグ連覇を成し遂げました。圧倒的強さで達成した球団史上8度目のリーグ制覇。新たな黄金時代の到来を予感させるその姿は1975年、弱小球団から一気に初優勝を果たして「赤ヘル軍団」と称賛されたチームに重なります。 初優勝から17年間で、カープは79、80年の連覇を含む6度のセ・リーグ優勝、3度の日本一と黄金時代をおう歌しました。本書は当時の赤ヘル軍団を不動の4番打者としてけん引した山本浩二氏が登場します。スポーツニッポン新聞紙上で連載した「我が道」の数々の秘話とともに、ミスター赤ヘルの栄光の物語をどうぞお楽しみください。(山本氏の連載は「我が道」シリーズ『「赤ヘル」と呼ばれた時代』にも収録されています)
  • 「我が道」古葉竹識
    -
    2017年9月、カープはセ・リーグ連覇を成し遂げました。圧倒的強さで達成した球団史上8度目のリーグ制覇。新たな黄金時代の到来を予感させるその姿は1975年、弱小球団から一気に初優勝を果たして「赤ヘル軍団」と称賛されたチームに重なります。 初優勝から17年間で、カープは79、80年の連覇を含む6度のセ・リーグ優勝、3度の日本一と黄金時代をおう歌しました。本書は当時の赤ヘル軍団を監督として率いた古葉竹識氏が登場。スポーツニッポン新聞紙上で連載した「我が道」 のエピソードの数々とともに、指揮官の本音に肉薄します。(古葉氏の連載は「我が道」シリーズ『「赤ヘル」と呼ばれた時代』にも収録されています)
  • 「我が道」城彰二
    -
    2018年W杯ロシア大会。あのストライカーがいたら何を果たしてくれるだろうかー。スポーツニッポン新聞紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は城彰二氏のサッカー人生にスポットライトを当てます。  城氏は1975年(昭50)6月17日、北海道室蘭市生まれ。鹿児島実を経て94年、ジェフ市原(現千葉)入り。横浜マリノスを経て00年からスペイン1部のバリャドリードに移籍。横浜に復帰後、神戸を経て横浜FCで現役を終えました。日本代表としては96年アトランタ五輪、98年W杯フランス大会に出場しました。  高卒新人で迎えた94年Jリーグ開幕戦。シーズン第1号ゴールを挙げて鮮烈なデビューを果たすと、そこから4試合連続得点して一気にスターダムにのし上がります。96年アトランタ五輪は初戦のブラジル戦に1-0で勝つ「マイアミの軌跡」のメンバーに。98年W杯フランス大会では最終予選途中での加茂監督の更迭、チームを引き継いだ岡田武史監督が本大会のメンバー選考で下した厳しい決断などを目の当たりにしました。  スペインリーグでの日本選手初得点、現役生活晩年には日本代表選手の経験を持ちながらJ2の横浜FCに移籍するなど、前例のない道に挑み続けた開拓者です。現在も解説者などで活躍する城氏のバイタリティにあふれる物語をどうぞお楽しみください。
  • 「我が道」中山竹通
    -
    その強い個性と不屈の精神力、そしてライバル・瀬古氏への対抗心…。80年代から90年代の日本のマラソン界をリードしたのが中山竹通(なかやま・たけゆき)氏です。  1959年(昭34)12月20日、長野県北安曇郡池田町生まれ。ハングリー精神と不断の努力で這い上がってきた下積み時代を経て、83年にダイエーへ入社。85年のW杯マラソン広島大会で2時間8分15秒の日本最高(当時)をマーク。ソウル五輪への事実上の一発選考レースとなった87年福岡国際マラソンを2時間8分18秒で制して五輪代表に選出された一方で、同マラソンをケガで欠場した瀬古利彦氏と陸連の対応を巡っての発言は大きな注目を集めました。  五輪は88年のソウル、92年バルセロナと2大会連続の4位入賞。どんな時も己の力で道を切り開いてきた男の発言は、今あらためて重みを持って響きます。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は中山竹通氏の物語をお届けします。
  • 「我が道」瀬古利彦
    -
    スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は瀬古利彦氏の物語をお伝えします。  1956年(昭31)7月15日、三重県桑名市生まれ。四日市工時代に陸上中距離で頭角を現し、早大入学後はマラソンに挑戦。福岡国際3連覇をはじめ、ボストンなどの海外でも優勝しマラソン界の第一人者として活躍。通算のマラソン戦績は途中棄権なしの15戦10勝と無敵を誇りました。一方、五輪では全盛期の80年モスクワ大会は日本の不参加で出場できず、84年ロサンゼルス大会は14位、88年ソウル大会は9位。時代の不運に泣かされましたが、日本のマラソン黄金時代をけん引したスーパースターです。  365日間、生活をともにした恩師・中村清氏との二人三脚での挑戦の日々、宗茂・宗猛兄弟そして中山竹通氏らライバルたちとの熱い闘い…。マラソンに人生をかけた瀬古利彦氏の栄光と苦難の物語をお届けします。
  • 「我が道」納谷幸喜(元横綱・大鵬)
    -
    昭和の大横綱の栄光を今にー。スポーツニッポン新聞紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は大相撲の元横綱・大鵬、納谷幸喜氏のストーリーをお届けします。  納谷氏は1940年(昭15)5月29日、樺太・敷香郡敷香町(現ロシア・サハリン)出身。中学校卒業後、56年に二所ノ関部屋に入門し、秋場所で初土俵。60年初場所で新入幕。61年九州場所で第48代横綱になりました。2度の6連覇など無類の強さを発揮し、幕内優勝32回は15年に白鵬が記録を塗り替えるまで史上最多でした。現役引退後は親方として後進の指導にもあたり、2013年1月、心室頻拍のため72歳で生涯を閉じました。  父は白系ロシア人で、生前に会うことはありませんでした。戦後の混乱期に北海道に引き揚げてきて、母子家庭を支えるために肉体労働した身体が強さの源になりました。好敵手だった横綱・柏戸と名勝負を繰り広げた“柏鵬時代”、絶頂期の人気で流行語にもなった「巨人・大鵬・卵焼き」、今もなお伝えられる勝負への執念と実直な人柄…。後の横綱たちも手本としてその記録と背中を追いかけ続けて、今日の大相撲はあります。平成の終わりが近づきつつある2018年、高度成長期の昭和の伝説ともいえる大鵬の相撲がよみがえります。
  • 「我が道」浅香山博之(元大関・魁皇)
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    気は優しくて力持ち。昭和の終わりから平成にかけて、大相撲は若貴兄弟、曙・武蔵丸らのハワイ勢、朝青龍・白鵬らのモンゴル勢たちが真剣勝負で土俵を沸かせました。今回の主役はそんな強敵たちと数々の好勝負を繰り広げた元大関・魁皇、浅香山博之氏。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」に、満を持しての時間いっぱいで登場です。  浅香山氏は1972年(昭47)7月24日、福岡・直方市出身。直方二中卒業後に友綱部屋に入門し、88年春場所で初土俵を踏みます。前場所を優勝して迎えた00年名古屋場所で11勝4敗の好成績を残し、大関に昇進。幕内優勝5回。幕内出場1444回、通算勝利1047、幕内勝利879はいずれも現役引退当時の史上最多と、記憶にも記録にも残る名力士です。  周囲の大人たちに勧められるまま、半ば流されるように入った大相撲。想像を絶する厳しい世界で、15歳の少年は歯を食いしばりながら猛稽古に耐えて成長していきます。立ちはだかるライバル、度重なるケガに泣かされながらも勝利を重ねて番付を上げていきました。史上2番目のスローペースだった75場所目の大関昇進は、「魁皇に頑張ってほしい」というファンの声援に後押しされた輝く足跡です。  現在は自らの部屋を持ち、後進の指導にあたる浅香山親方。後継者の誕生を心待ちにしながら、魁皇の相撲人生を本書でひとときお楽しみください。
  • 「我が道」松井功
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    1人の開拓者が、日本のゴルフをスポーツビジネスとして確立しました。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は松井功氏が登場します。  松井氏は1941年(昭16)11月2日、兵庫・神戸市生まれ。高校を中退してプロゴルファーを目指し、24歳でプロテストに合格。第一線で活躍していましたが、83年にツアーから撤退してゴルフビジネスに専念することを決意しました。06年には第9代日本プロゴルフ協会会長に就任。2期6年の任期でゴルファーの地位向上に尽力しました。10年にスポーツ功労者文部科学大臣顕彰を受け、シニアツアーでも存在感を示しています。  修行時代に苦楽をともにした青木功氏から「そろそろ違う道に行ったら」と促されて、プロツアーは未勝利で撤退。だが、松井氏はそこからゴルフビジネスの世界で大輪の花を咲かせ始めます。レッスン書の出版、テレビ解説、コースの設計・監修・運営管理…。元富士ゼロックス会長の小林陽太郎氏など財界のトップたちの知遇も得て、経営者としての抜きんでた手腕を発揮していきました。日本プロ選手権の冠スポンサー導入やシニアツアーの拡充など数々の功績を築いてきた松井氏の秘話が本書には詰まっています。
  • 「我が道」太田誠
    -
    東都の名門の父、ここにあり。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は駒沢大学野球部を強豪に育て上げた監督・太田誠氏の物語をお届けします。  太田氏は1936年(昭11)5月20日、静岡・浜松市生まれ。浜松西高から駒大へ進み、現役時代は内野手として東都大学リーグで首位打者に2回輝きました。社会人の電電東京(現NTT東日本)でプレーした後、71年に母校の監督に就任。05年秋まで35年間にわたり指揮を取り、リーグ戦501勝393敗19分け、優勝22回、大学選手権5回、明治神宮大会4回優勝の金字塔を打ち立てました。  太田氏が教え子たちに最も心を砕いたのは人間教育。学業および卒業優先の部活動、あいさつや社会常識の徹底は言うにおよばず、必要とあれば就職試験に臨む部員に面接のリハーサルまで練習させるなど、親身に指導にあたりました。 約700人の教え子のうち、プロ野球選手は38人。中畑清、野村謙二郎、石毛宏典ら現役時代だけでなく監督としても力量を発揮する人材を輩出しました。社会人野球や一般企業でも第一線で活躍するOBは多く、球道即人道の人づくりを体現しました。曹洞宗の大学で学んだ太田氏が一番大切にしている言葉は、道元禅師が残した「我逢人」。人と人、心と心の出会いがすべての始まりと振り返るその野球人生を、本書でどうぞお確かめください。
  • 「我が道」衣笠祥雄
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    プロ野球界の鉄人―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は2215試合連続出場の不朽のプロ野球記録を持つ衣笠祥雄氏の栄光のストーリーです。  衣笠氏は1947年(昭22)1月18日、京都市生まれ。平安高を経て65年に広島に入団。ポジションは入団時の捕手から一塁手、三塁手と転向しました。70年から87年にかけて、連続試合出場の記録を樹立。同記録は米大リーグ、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の2130試合を上回った当時の世界新記録でした。87年には王貞治氏に続き、プロ野球では2人目となる国民栄誉賞を受賞。96年にカル・リプケン(オリオールズ)が記録を抜いたときは試合に招待されるなど、偉業は日本のみならず世界中の野球ファンの尊敬を集めています。  捕手としては大成かないませんでしたが、挫折を乗り越えて心身ともにタフな名選手として球史に輝く存在にまで上り詰めました。ミスターカープとして広島の黄金時代を担った功績、連続試合出場記録のピンチに見舞われる骨折の大けが、未踏の道を往く者にしか分からない重圧と孤独…。まばゆい光と色濃い影が交錯する野球人生は、今もなお人々の心を揺さぶり続けます。2018年4月、大腸がんにより71歳で逝去。しかし鉄人・衣笠祥雄が残した記録と記憶は永遠に不滅です。
  • 「我が道」日比野弘
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    日本ラグビー史を彩ってきた早稲田大学を、時に監督として、あるいはコーチ、助教授として、生き証人のように見つめてきた。計4期も務めた監督としては、1970年の日本選手権優勝を筆頭に、大学選手権優勝3度、関東対抗戦グループ優勝4度と、黄金時代も経験した。  一方で、日本代表監督としても、1982年に当時、世界最強と言われた「レッド・ドラゴン」ウェールズ代表を24-28と追い詰めた。この試合、早大ラグビーの顔ともいえる日比野監督は、本城、石塚、吉野ら並み居る早大出身の名選手5人を、「ベストメンバーを組んだ」という理由で先発から外し、フラットな人柄でも脚光を浴びた。  早大を愛し、ライバルの明大を敬い、日本代表に心血を注ぎ、日本ラグビー協会役員としてラグビー界全体の改革にも尽力した。さらに、2011年には、心血を注いだ「日本ラグビー全史」をまとめあげ、出版した。そんな、「早稲田大学の日比野」の枠には収まり切らないラグビー愛を、心おきなく書きつづった半生記だ。
  • 「我が道」大八木淳史
    -
    1メートル90の圧倒的な体格を生かした猛突進。日本中がラグビーに熱狂していた1980年代、楕円球の記憶には常にこの名FWの姿があります。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、大八木淳史氏が今回の主人公です。  大八木氏は1961年(昭36)、京都市生まれ。青春ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルになった伏見工ラグビー部で山口良治監督の薫陶を受け、その才能を大きく花開かせます。同大では全国大学選手権3連覇を含む4度の優勝。神戸製鋼では平尾誠二ら仲間にも恵まれ、日本選手権7連覇の黄金時代の立役者になりました。日本代表でも活躍し、W杯2度出場など通算30キャップ。現役引退後は教育者として、次世代に競技の普及を進めています。  ラグビーが熱く、激しく、見る者の心を捉えて離さなかった時代。大八木氏が最盛期に紡いだエピソードも真っすぐ大らかで明るく、当時の空気が伝わってきます。そして現役生活の晩年に迎えた95年1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災の瞬間…。伏見工、同大、神戸製鋼という関西ラグビー界の王道に立ち続けた大八木氏の物語を、どうぞ本書を手に取ってお確かめください。
  • 「我が道」山下泰裕
    -
    勝ち続けなければならない「創始国」の宿命を背負うニッポン柔道の象徴的な存在といえば、山下泰裕氏の名が最初に挙がるだろう。19歳10カ月、史上最年少で全日本選手権を制すと、同大会9連覇、世界選手権2階級制覇、203連勝のままで引退など、不滅の記録を打ち立てた最強柔道家だ。  その競技生活のハイライトが、1984年ロサンゼルス五輪。右脚を負傷しながら獲得した金メダルは、多くの感動を呼んだ。通算成績528勝15分け16敗。栄光のみに彩られた柔道人生のように見えるが、山下氏はわずかしかない敗北からだけでなく、勝利の、勝利への過程の中から、人生に通じる多くのことを学んだと言う。  勝負の第一線から退き、教育者として、スポーツ人として、そして国際交流と平和を目指すNPO法人理事長として、多くの顔を持つ山下氏は、畳の上で学んだことを礎として「今、4回目の人生を生きている」と言う。ニッポン柔道の強さの象徴だった男は、柔道の、スポーツの枠を飛び越え、「人生の勝利者」への道を突き進んでいる。
  • 「我が道」樋口久子
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    日本女子プロゴルフ界の創成期を支え、今日のツアー隆盛の基盤をつくったレジェンドです。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は樋口久子氏の物語をお届けします。  樋口氏は1945年(昭20)、埼玉県川越市生まれ。67年に日本女子プロゴルファー1期生となり、日本女子プロ選手権を7連覇含む9回優勝、日本女子オープン8回優勝など圧倒的な実績を残しました。米国ツアーにも参戦し、77年にはメジャーの全米女子プロ選手権にアジア選手として初の優勝も成し遂げています。97年には日本女子プロゴルフ協会(LPGA)会長に就任し、女子ツアーの発展に貢献。功績が高く評価されて、03年には世界ゴルフ殿堂入りを果たしました。  日本女子プロゴルフ協会1期生はテスト受験者が全員合格だったという牧歌的な時代から、商業的に大きな成功を収めている現在のツアーまでの歴史を紡いできた唯一無二の存在。師匠の中村寅吉氏、両親、仲間やライバルたちへの敬意と感謝を持ち続けたことが、樋口氏が勝利の女神を味方につけてきた秘けつのようです。ゴルフやスポーツ以外にも通用しそうな人生の成功のノウハウが、本書にはギッシリと詰まっています。
  • 「我が道」青木功
    -
    「自分は体が動かなくなるまでゴルフを続けたいと思っている。ゴルフこそわが人生」。サラリと放つこんな一言が最高に似合う、伝説のゴルファーの物語をお届けします。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、青木功氏です。  青木氏は1942年(昭42)、千葉県我孫子市生まれ。中学卒業後にゴルフを始め、64年にプロテスト合格。71年関東プロでプロ初優勝。83年にはハワイアンオープンで日本人男子として初めて米ツアーを制しました。04年には世界ゴルフ殿堂入り。実力とともに常に明るく気さくな人柄も尊敬を集めており、その名声は日本に留まらず「世界のアオキ」として広く知られています。  日本プロゴルフ界の黎明期に生まれながら、そのチャレンジ精神は安住を求めず、強者のいる世界を目指し続けました。自らの弱さを知り、挫折を味わい、それでもそんな自分を信じて戦ってきた生き様。ジャンボ尾崎との名勝負の数々。そして1980年、“帝王”ジャック・ニクラウスと演じた伝説の全米オープンの死闘…。青木氏の人生のミラクルショットは、今もなお見る者の心を揺さぶり続けます。
  • 「我が道」有森裕子
    -
    初めて自分で自分をほめたいと思います―日本のスポーツ史にしっかりと刻み込まれた名言を発したあのアスリートが、今回の主人公です。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、女子マラソンの有森裕子氏が登場します。  有森氏は1966年(昭41)、岡山県生まれ。就実高から日体大を経て、89年にリクルート入社。91年の大阪国際女子マラソンで2時間28分1秒の日本最高記録(当時)をマークし、トップランナーの一人として名乗りを挙げました。同年の世界陸上東京大会は4位。92年バルセロナ五輪で銀メダル、96年アトランタ五輪でも銅メダルと2大会連続でメダルを獲得しました。  高校、大学時代は全国的な実績がまったくなかった有森氏。陸上への情熱と自らに対する自信だけを持ってリクルートの門を叩き、名伯楽の小出義雄氏に受け入れられたことで奇跡のシンデレラストーリーが幕を開けます。人間の持つ無限の可能性を体現してくれる、稀有なアスリートの告白をどうぞお楽しみください。
  • 「我が道」具志堅用高
    -
    本人は、「人生を誰かにつくられ」て、世界チャンピオンになったという。  なぜ、ボクシングを始めたか?高校受験に失敗して…。どうしてプロ入りしたか?大学入学が決まっていたんだけど…。体が小さくてプロ向きではなかった?ちょうど最軽量の階級が新設されて…。タレントとしてテレビで活躍するユニークなキャラクターそのままに、いたずらに満ちた運命の流れを、こだわりのない身の預け方で泳ぎ切って、プロボクシングの世界の頂点に立った。  1955年、沖縄県石垣市出身。沖縄初の世界王者は、当時最短のプロ9戦目での世界奪取、6連続KO防衛、いまだに破られていない13連続防衛の記録を打ち立てた。  一方で、「ちょっちゅね~」をはじめ、多くの伝説的な珍言動でも知られる。ボクサーとしてのすごさと、珍言動の裏話、その両方を楽しめる、「具志堅本」の決定版。
  • 「我が道」宇津木妙子
    -
    日本女子ソフトボール界の「顔」と言っても差し支えないだろう。女子日本代表を率いて2000年シドニー五輪で銀メダル、04年アテネ五輪では銅メダルを獲得した。しかし、その華々しい実績の陰には、多くの苦悩が詰まっている。  五輪初採用の1996年アトランタ五輪でメダルを逃した悔しさ。金メダルに指を掛けたシドニー五輪の決勝で経験した金縛り。優勝候補筆頭として臨んだアテネ五輪での後悔…。08年北京五輪では、テレビ解説席で金メダルの瞬間を見届けた。  1953年、埼玉県生まれ。中学で出合ったソフトボールでは、チームを強くしたい一心からの行動で、多くの軋轢を生んだ。だが、そのすべてを結果に変えるだけのリーダーシップと、愛情があった。そして今、筆者は色紙にこう書き添える。「努力は裏切らない」。そう思うに至った壮絶なソフトボール人生が、この本に詰まっている。
  • 「我が道」佐々木則夫
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    なでしこジャパンを躍動させた名将ここにあり。サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は2010年代前半、世界の大舞台で輝きを放ちました。11年W杯ドイツ大会で優勝、12年ロンドン五輪で銀メダル、15年W杯カナダ大会も準優勝と、世界のトップクラスに君臨。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回はそんななでしこジャパンを監督として率いた佐々木則夫氏のストーリーです。  佐々木氏は1958年(昭33)、山形県生まれ。帝京高で高校総体を制して、明大を経て電電関東(NTT東日本、J1大宮の前身)に入社。DF、MFとして日本リーグ2部昇格に貢献し、現役引退後も監督などを務めました。なでしこジャパンとの縁の始まりは、06年にコーチに就任したことがきっかけ。07年12月に監督に昇格すると澤穂希、宮間あやら傑出した才能の選手たちを抜群の統率力で導き、16年に退任するまでなでしこのサクセストーリーを描き続けました。  佐々木氏は高校時代から電電関東まで一貫して、明るいキャラクターと卓越した人身掌握術でキャプテンに選ばれ続けていました。なでしこジャパンの快進撃も佐々木氏のリーダーシップというベースがあったからこそだということが、本書をひもとけば明らかになっていきます。世界一を決める戦いで三度相まみえる米国との激闘の記憶とともに、ぜひお楽しみください。
  • 「我が道」三宅義信
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    1964年東京五輪を象徴するアスリートの1人です。男子重量挙げ・三宅義信氏。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は同大会の日本代表選手団の金メダル1号を獲得した三宅氏が登場します。  三宅氏は1939年(昭14)、宮城県生まれ。貧しい農家の出身でも相違工夫でたくましく生きる少年は、大河原高(現大河原商)で重量挙げに出会います。自らの才能を自覚するとあっという間にのめり込み、法大に進学して競技を続けることを決意。五輪初出場となった60年ローマ大会での銀メダルを出発点として、自衛隊に所属しながら東京五輪、68年メキシコ五輪での2大会連続金メダルという栄光の道を歩みます。  階級制による「体重」と「挙上重量」という厳密な数字で争うスポーツ。三宅氏は科学的なアプローチで独自のトレーニングや調整法を編み出し、世界の頂点に立つ準備を万全に進めていきます。4年間に一度の五輪という舞台。「1460日の行」に三宅氏がどう臨み、挑んでいったのか。高度経済成長期真っただ中ならではといえる興味深いエピソードの数々とともに、その足跡をお楽しみください。
  • 「我が道」加藤久
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    Jリーグの草創期、「プロサッカー選手兼大学教員」という異色の肩書で注目を集めた選手がいました。トレードマークの口ヒゲを思い出すサッカーファンも多いのではないでしょうか。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は加藤久氏の物語をお届けします。  加藤氏は1956年(昭31)、宮城県生まれ。早大教員をしながらDFとして第一線で活躍し、93年のJリーグ開幕戦ではV川崎のメンバーとして先発出場も果たしました。現役引退後も日本サッカー協会の強化委員長、V川崎、湘南、京都の監督などを歴任。現在は沖縄に設立した少年サッカーチームの代表を務めており、そのバイタリティは健在です。  サッカー選手・大学教員・協会の職務という「3足のわらじ」で多忙を極めた現役時代。現役引退と同時に大学教員も辞して、サッカーに専心することを決意した情熱。華麗な履歴からだけでは分からない加藤氏の熱い生きざまが、本書には凝縮されています。
  • 「我が道」永井良和
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    往年の人気テレビアニメ「赤き血のイレブン」をご存知でしょうか?「巨人の星」や「あしたのジョー」で知られる梶原一騎氏原作の高校サッカーストーリーで、1970年代の子どもたちに絶大な人気を誇りました。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道シリーズ」、今回はこのアニメの主人公・玉井真吾のモデルとなった永井良和氏の物語をお届けします。  永井氏は「日本サッカー暗黒の時代」といわれる1970年代から80年代を駆け抜けたエースストライカーです。69年、浦和南高2年時はインターハイ、国体、全国高校選手権の3冠を達成。日本リーグでも名門・古川電工の主力として活躍し、歴代最多272試合出場を果たしました。日本代表でも通算166試合19得点をマーク。92年にJリーグが発足すると、ジェフ市原(現千葉)、新潟、横浜FCの監督も歴任しました。  当時は世界との距離ははるか遠く、日本のW杯出場など夢物語。ファンも少なく、観客がまばらなスタジアムでの試合が当たり前という時代でした。だが、本書を読み進めれば「暗黒の時代」は「夜明け前の時代」だったということが徐々に明らかになっていきます。興隆するJリーグ、世界に飛び出していくプロ選手たち、W杯出場が当然視される日本代表…。そんな今日の日本サッカーに至るまでの道を切り開き、照らし出してきた永井氏のヒストリーをどうぞお楽しみください。
  • 「我が道」奥寺康彦
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    Jリーグが誕生した1990年代以降、日本出身のサッカー選手が本格的に海外プロリーグに飛び出していくようになりました。三浦知良、中田英寿、中村俊輔、本田圭佑…今も日本代表で主力を担うスターたちが、欧州を中心とした各国リーグで戦っています。だがそんな現代から遡ること40年以上前、70年代に当時の世界最高峰といわれていた西ドイツ・ブンデスリーガで「東洋のコンピューター」と称賛されたパイオニアがいました。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は奥寺康彦氏が登場します。  奥寺氏は1952年(昭27)、秋田県生まれ。古河電工でFWやMFとして活躍し、18歳で日本代表に選出されます。運命が大きく変わったのは77年。2カ月間におよぶ西ドイツ遠征でケルンのバイスバスラー監督に才能を見出され、初の日本人プロ選手の道が開かれました。その後ベルリン、ブレーメンと計3チームで9シーズンを戦い抜き、日本サッカー界に傑出した足跡をのこしました。  抜きんでたサッカーの実力と謙虚な人柄。奥寺氏が出会う人々から次々とチャンスを引き寄せたのは、そのパーソナリティあったからこそです。豊富なエピソードに彩られた開拓者の物語は、40年後の今だからこそ輝きを増しています。
  • 「我が道」釜本邦茂
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    日本サッカー界を代表するエースストライカーといえば、どの選手を思い浮かべるでしょうか?過去から現在に至るまであまたの候補がいますが、代名詞の「右45度」とともにこの選手に眩しいスポットライトが当たるのは間違いありません。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は釜本邦成氏の物語をお伝えします。  釜本氏は1944年(昭19)、京都市生まれ。早大を経てヤンマーディーゼルに入社し、黎明期の日本リーグで通算200得点を挙げるなど絶対的なストライカーとして一時代を築きました。日本代表としては64年東京五輪に最年少20歳で出場。68年メキシコ五輪では得点王にも輝き、銅メダル獲得に大きく貢献しました。  日本中が貧しかった終戦直後、外国へ行く夢をかなえるためにサッカーを始めたというきっかけ。海外プロリーグも現実的な目標に見えていたさなかで襲われた病魔、そして「クラさん」と呼んで生涯慕い続けた恩師デットマール・クラマー氏から授けられたある言葉…。無我夢中でボールをゴールに叩き込み続けた釜本氏のサッカーをめぐる冒険を、ぜひお楽しみください。
  • 「我が道」岡野俊一郎
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    今や子どもが一番好きなスポーツとなっているのがサッカー。Jリーグ、W杯、海外リーグなど、その話題は常に日本を盛り上げてくれます。だが昔、サッカーがまだ“蹴球”と呼ばれていた時代にはどんなことがあったのか…?スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は今日の日本サッカー界の生みの親ともいえる岡野俊一郎氏の物語です。  岡野氏は1931年(昭6)生まれ。上野の老舗和菓子店・岡埜栄泉の5代目は、東大サッカー部に青春を捧げたことで“蹴球”に運命を引き寄せられていきます。聡明な戦術分析眼と懐の深い人柄が買われて、当時の日本代表のコーチに就任。デッドマール・クラマーと長沼健という生涯の友人にも出会い、68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得しました。 退任後は日本リーグの創設に貢献。活躍はサッカー界に留まらず、日本オリンピック委員会(JOC)、国際オリンピック委員会(IOC)の両委員も務めるなど、日本スポーツ界の重鎮としてその発展に尽力しました。  2017年、惜しまれながら85歳で生涯を閉じましたが、その功績はいつまでも輝き続けます。18年サッカーW杯ロシア大会、19年ラグビーW杯日本大会、そして20年東京五輪・パラリンピック…。世界的なビッグイベントをワクワクしながら待つ今こそ、岡野氏の歩んだ歴史をひもとくチャンスです。
  • 「我が道」川淵三郎
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    日本サッカーの最高峰、Jリーグは1993年にスタートしました。今季で26年目を迎えるリーグ戦を生み出したのが、川淵三郎氏です。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、“Jリーグを創った男”川淵氏の一代記をお届けします。  川淵氏は1936年(昭11)、大阪府高石市生まれ。三国丘高から早大を経て、古河電工に入社します。古河電工の主力選手、日本代表としても64年東京五輪に出場するなど華やかな現役時代を退いた後、川淵氏の“第2のサッカー人生”は始まります。一度は日本代表の強化部長を後進に譲ったものの、競技への情熱冷めやらず、86年に49歳で日本リーグ総務主事に就任。サッカーへの造詣の深さとサラリーマンとして鍛え上げたビジネス手腕で、日本初のプロリーグを創立することを決意しました。93年、その構想を具現化したJリーグが誕生。初代チェアマンを務めて現在に至る道筋をつくりました。  人生の至るところでぶつかる勝負所をものにしていくエピソードは、まるで大河ドラマのようにスリルと面白さに満ちあふれています。川淵氏のストーリーとJリーグ誕生秘話をぜひお楽しみください。
  • 「我が道」松尾雄治
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    ラグビーが日本列島を熱くさせていた時代、だ円球とともにいつもこの男の姿があった。スポーツニッポン紙上での連載を書籍化した人物伝「我が道」シリーズ、今回は“ミスターラグビー”こと松尾雄治氏のストーリーをお届けします。  松尾雄治。この名前を耳にしただけで、胸が熱くなるファンもいるのではないでしょうか。1954年、東京・渋谷に生まれたシティボーイがラグビーに出会って、伝説は幕を開けます。明大では名将・北島忠治監督の薫陶を受けて、4年時に今も同校唯一となる日本選手権優勝。競技に打ち込める環境を追い求めて選んだ東北の名門・新日鉄釜石で、素晴らしい仲間たちに恵まれてさらにその才能は磨き抜かれました。  76年からの在籍9年間で、不動のスタンドオフとして7連覇を含む8回の日本一を達成。日本代表でも83年のウェールズとの国際親善試合で今も語り草となる善戦を演じるなど、確かな足跡を刻みました。随所にちりばめられたエピソードはどこか昭和の良き時代の名残を感じさせるものばかり。19年のW杯日本初開催を待ち受ける今、松尾氏とともに日本ラグビー史を振り返ります。

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