江夏の21球

江夏の21球

924円 (税込)

4pt

4.2

日本のスポーツノンフィクションのシーンを塗り替えた表題作はじめ「スローカーブを、もう一球」「異邦人たちの天覧試合」など、山際淳司を代表する野球短編全12作品を収録。解説・河野通和(編集者)。

第1章 江夏の21球
江夏の21球/落球伝説/バッティング投手/テスト生/ノーヒット・ノーラン/負け犬
第2章 スローカーブを、もう一球
スローカーブを、もう一球/〈ゲンさん〉の甲子園/幻の甲子園と冨樫淳
第3章 異邦人たちの天覧試合
〈ミスター社会人〉のこと/野球の「故郷」を旅する/異邦人たちの天覧試合
[解説]颯爽と駆け抜けた友よ 河野通和

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江夏の21球 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「江夏の21球」は、あの時テレビで見ていた以上に手に汗握る状況を再現する。再読する度にに興奮を覚える。

    「異邦人たちの天覧試合」も、当時既にそんなにもの海外からの選手が活躍していたとは知らなかったし、その他それ程有名でない逸話についても、しっかりとしたインタビューから一つ一つのドラマを読者に分かり

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    山際淳司を一躍売れっ子スポーツノンフィクションライターにならしめた「江夏の21球」。昭和54年近鉄VS広島の日本シリーズ第7戦。9回裏無死満塁の攻防。広島の守護神江夏がこの絶体絶命の窮地に投じた21球。近鉄かほとんど掌中にしていた念願の日本一を引き剥がした運命の19球目。要した時間は26分49秒。4

    0
    2017年10月12日

    Posted by ブクログ

    再読。
    何十年ぶりかな?

    野球がまだ、日本の特に男性の一大娯楽であった幸福な時代のノンフィクション。

    やっぱり表題作が一番いい。リアルでテレビ観戦してただけに、この作品から受ける臨調感は半端ない。テレビで見たあのシーンは、私の中ではこの作品のフィルターを通して心に焼き付いている。

    表題作の他は

    0
    2020年01月24日

    Posted by ブクログ

    衣笠選手が亡くなったと聞いて真っ先に思い出したのが、故 山際淳司氏の代表作、「江夏の21球」で、この本を見っけ出して購入した。最初に読んだのはいつだろう?書かれたのは昭和55年で、僕はこの作品が収録された「スローカーブをもう一球」という文庫本で読んだから、高校生か、大学生の頃じゃないだろうか。
    「江

    0
    2018年04月30日

    Posted by ブクログ

    私が生まれる前の野球の話、見たことのない試合が描かれているが、その試合の緊張、球場のざわめきが、今眼前で現実に起こっていることかのように感じられる。ちりちりとした緊張感のなか、読んでいるというよりは、観戦しているかのような気持ちになる。また、決して大活躍して名を残したわけではない野球選手の人生にスポ

    0
    2017年09月22日

    Posted by ブクログ

    江夏豊のピッチングとその心理を克明に取材して書かれた優れたドキュメンタリー。
    「スローカーブをもう一球」などから、野球に関連した短編をまとめた作品集。しかし山際氏が亡くなったのが彼が46歳のとき。いやはや。

    0
    2020年07月09日

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