そよさんのレビュー一覧
レビュアー
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まさかの続編!
けしからん、もっとやれ夫婦。パワーアップして戻ってきてくれたーー!!
イチャラブに容赦がなくなってきた。ルカスの粘着質な溺愛も、それに慣れてきているツェツィも素敵でした。
最初の2人ってどんなだっけ?と既刊をかいつまんで読み直してからの、この4巻がとても佳きです。
一方で、喧嘩上等夫婦であるところも素敵で、3巻で、ルキのために怒ったツェツィがまた見られて嬉しかったー
しっかり完結した感がなかったので、続きを楽しみにしています。
隣国にしっかりオトシマエ付けて来てやってくださいましー!
あと、せっかく深窓の令嬢であるツェツィが筋を通してお城から出られたのだから、ルキとの旅路も気になりますし! -
購入済み
あらすじ詐欺
あらすじと本編に齟齬があるような…
そんなエロスでもなかった。無理矢理感もないし。
むしろ、これ、TLで良いんですか?ってくらい近代日本史の世界観がしっかりと書かれている小説だと思った。
幼くして、わけも分からず両親を次々に亡くしたヒロインを引き取って、養育してきたヒーロー。ここでただエロスを繰り広げるなら、『痴人の愛』さながら、もしくは光源氏と紫の上か、となるんだけど、舞台は大正末期の混沌とした日本。
時代背景が難しい。
恋愛そっちのけで、私の印象に残ったのは「御前」の言う主義者への評。幕末から明治、大正と生きた老人には、黒木たちのしていることは、本当に火遊び以外のなにものでもない。
それに -
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淡々と
淡々と事実を受け止め、その時々でちゃんと自分で考えて決めたんだろうなぁ…このふたりの在り方は、そんな感じだと思った。
ヒロインは抱え込んで考えすぎちゃうタイプ。お母さんが亡くなっても、人に頼れない臆病な女の子で、そこに寄り添うヒーローのシーンが一番好き。心配をメッセージで伝えるんじゃなくて、ちゃんと声を聞きたいって電話してくるところが、もう、だいすきで。
そんなふたりだけれども、感情移入せずに分析したら、人に対してすごくドライだなと私は思った。玲もだけど実は珠莉も。
何がどうしてふたりよりを戻せたのか、さっぱり心情の起伏が感じられなかったんだけど、なんかずっとたまっていってたお互いへの愛情と -
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家族
自分で作っていく家族は、どんどん広がっていくんだ。どんなに辛い幼少期を過ごしても、それは親(周囲の大人)が作った世界。未来は自分達で作り上げられるんだ、と強く思った作品でした。
廉くん、幸せになってくれたらいいなぁ。ヒーローとヒロインの立役者にして庇護者。そんな彼に訪れる未来が優しくて明るいものでありますように! -
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おもしろかった
一気読みでした!
父親達よ……と残念さが半端ないです。それでも「出自は子どもになんの責任もない」と言い切ったヒロインかっこよかった✨
生死を目の当たりにして生きてきたからこそ、前向きで、バックボーンを気にせず人を「個」として見られるヒロインの強やしなやかさ、温かさに、ヒーローだけでなくみんな救われたのでしょうね
ヒーローの葛藤も辛かったと思います。長年囚われてた大人の妄執や駒としてしか見られない環境に振り回されて、それでもちゃんと努力と自分磨きをして、立身出世している姿はかっこよかったです。
吹っ切ったあとの押せ押せヒーローも良かった♥️
蛇足かもしれませんが、山崎さんの事情に、『コクリ -
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スパダリ……
こんないっぺんに何もかも失くす!?っていうくらい、ヒロインが可哀想で。
でも、どんなに落ち込んでいても理性的で、自分より他人を優先する、魅力的なヒロインでした。
ヒーローも「スパダリ」設定に偽りなし!っていう感じでヒロインを影に日向に支えます。
こんなふたりの生活は、きっと困難さえも幸せなものになるんだろうなぁ、と番外編まで読んで思いました。
ところで、ヒーローのオカンはなんで父に愛されているのでしょう?
良さがわからなかった。大切な人の娘をあんなのに育ててしまって……
ムスメにはどういう感情を抱いているのか、ヒーローの父が謎すぎる(笑) -
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頭がいい夫婦
壊れかけのサイコパス×生命力強めの少女=無敵。
ただし、まわりは焼け野原。森羅万象なぎ倒して、己の幸せに忠実な夫。
敵に回すと恐ろしいけれど、懐に入れてもらえればこれ程、心強いものはないでしょう……
打算の副産物とはいえ、ルイが正気に戻ったのは、ひとえにアンジュの「他者を否定しない」スタンスの賜物だとおもいます。
押さえつけるのではなく、受け止めて、ルイが、許容できるところを見極め、少しづつ軌道修正を促したおかげなんでしょうね。
ルイの現実を知っていても、心が認めたくない状況を上手にすくい取っていった結果なのかな~と。
この先、歳を重ねて、絆が深まる中で、きっとアンジュは、今よりもっとルイのた -
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最後に愛は勝つ
という感じでしょうか?
ヴァンパイアの世界観としてはとても新鮮で興味深かったんですが、
結局それ?展開がちょっと残念。
ヒロインは、貴族令嬢には珍しく、「耳にしたことは自分の目で確かめたい」派なのですね。
おかげで、罠にハマりまくりで、ヒーローが無敵でなければ、1級死亡フラグ建築士間違いなし!(笑) -
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うん。
ヒロインは真面目で動くより考えちゃって動けないタイプもしくは思い込みが激しいタイプ
ヒーローが頑張ってスマートなアプローチをしているのに、まるで自己暗示かけているみたいに、自分に保険かけていて、わかるけど、ヒロインの気持ちわかるけど、これが、ずーっと物語中続いていると、ヒーローの甘い喋り方や仕草、気遣いにキューンとしている読者に水を差すみたいで……☆3つ。
確かに書評どおり甘かったんだけど、ちょっと私には合わなかったかなぁ(ザンネン)
えっちは濃厚。これは◎ -
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エルヴィンが壊れた笑
ヒロインの勇ましいことといったら!主人公とは、彼女のような人をいうのだろう。
艱難辛苦を乗り越えて、人に寛容で、知識欲にあふれ、矜恃を持ち決して自分を曲げない。
王子様のような夫に愛されて、物語のようにいつまでも幸せに過ごすに相応しい。
とフロレンティアを絶賛しつつ、きっと、行間で血のにじむような激務と、自分でも制御できない妻への思慕に翻弄されたんだろうエルヴィンの、最後の壊れっぷりは、完全にふりきれてた!
出なきゃ、皇太子にももっと大人な対応をしていただろうし、デイモンにも心象よく接する自制心を発揮しただろうに……
妻が勇敢で、人気者で、魅力的だから、男らしさを感じる場面がなかなか見られなく -
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待って待って!
まだヒロインの正体をヒーローが知る由もない……
から、ヒロインの名前が、本名に変わるはずが、フライングでネタバレしてるがな!これは、誤植?以上の大失態です。
だがしかし、ヒロインはどこを目指すのか、これからどうなっていくのか、もう、このまま下巻突入です!! -
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面白かった
ヒーローが特に魅力的だと思いました。優秀で人当たりがよくて、優しくて、ヒロインに対する執着が凄い(笑)
もっと彼が活躍するシーンも読みたいなぁ……番外編があるならぜひ読みたいです!!
ヒロインも頭が良くてお人好しで薬師としても優秀で、惚れてまうやろー!!しかも行動力があって、前向き!
王族が揃いも揃って横暴なのがアレですけど、ストーリーには必要悪なんでしょうな。
葡萄色の髪ってステキ……
でも、玉蜀黍色って……イラストの色を見たら、髭の部分の色かしら……実じゃなくって??
絵師様のイラストもすんばらしくて、大満足でした! -
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文句なしの一気読み!
訳の分からない冤罪で奈落の底まで落とされたヒロインの悲惨さにまずは驚きました。
さらに、ヒーローのチャラさが凄まじく、王家が関わっている話しとしては異色満載。
ヒロインの元婚約者だけは、なんだ、お前?な一人相撲野郎でしたが、
みんな自分の欲望に忠実で、利益を得るのに手段を選ばないのが、いっそ清々しい。
物語の「転」となる事故のシーンは、ヒロインが聖女と呼ばれる所以を遺憾無く発揮させる描写で、これを目の当たりにしたら、ヒーローだって、目を背けたくもなるし過呼吸にもなろうよ、っていう……それだけヒロインに対して心を傾けていることが凄く伝わりました。
「愛してる」と言い合って、イチャイチャして、嫉妬 -
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うーん
冬也さんが可哀想なくらい振り回されている話。
もう、和花の勝手な妄想から、ジメジメうじうじしているのが苦痛でしたー……
周りの横恋慕組も、既婚者相手にようやるな、としか言いようのない態度で。
今回のは失敗したなー -
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面白かった
蒼磨先生の作品にしては、Rシーンが大人しかったような気がしましたが、酷い後遺症を克服しようとしている2人が激しくシてたらせっかくのお話が台無しだったので、それはそれで良い気がします。
いや、でももっとイチャイチャして欲しいくらい、2人が素敵で大好きになりました。
ダリウスはきまじめで心根が優しく、可愛い!!
イルゼはしっかり者でキャパシティが大きい。そして、負けず嫌いかな?
これからどんな夫婦生活が待ってるんでしょうね。イルゼの仕事にヤキモキモヤモヤしているダリウスも、影武者役が回ってきたダリウスが心配すぎて泣きたいけど、無事に戻ってくるのをひたすら待つイルゼも、妄想だけでも楽しいです♡ -
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かわいい
イラストが、本当に作品にマッチしてて……
というんでなく。
いや、イラストも最高でした!
で、主題。ヒロインが、おっとり系のニブチンさんで、ちょっとマイナス思考にいっても、本人は真剣なんだけど、悲壮感がなくて、ほんわかした気持ちで読めました。
ヒーローは、なんだか言動がブレブレで、何が本当で本心なのかわからなかったけど、ヒロインへにゾッコンだったのは、いやというほどわかりましたっ。
あと、お互い言葉が足りない。思い込みで相手の気持ちや行動を測るのはやめよ?誤解とすれ違いとジレジレのループですよ。
でも、そんな日々を重ねて、なんだか無理をしているようなお嬢様言葉から、自然な物言いに変わったヒロイ -
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。
面白かった、よ?
うん、妹は早く精神病院に入れてあげたら良かったのにね。変な恥もかかず、イタイ子にならずにすんだのに。
結局、親が親の自覚がなく、楽な方に逃げた結果、ヒロインにしわ寄せが来ちゃったっていう始まりで……
……公爵家のしかも当主に伯爵よりも低位の子爵の娘がめとられるって、どんだけ公爵様は国中の年頃の貴族娘を袖にしたのか……
「ええい!こうなったら、身分もクソもない!息子が決めた娘なら誰でもいい!」とでも前公爵様は思ったのか……
あと、貴族なのに、婚前交渉が多すぎてびっくりした。
さっさと結婚させてから、物語を始めれば良かったのでは?
というのを差し引いて☆3つ -
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仲直り
出来て良かったけど、親サイドは老獪過ぎて、こりゃ、素直が服きて歩いてるまなみには可哀想な展開でした。
彰人さんでさえ、振り回されてたもの、仕方ないわ。
透兄ちゃんが激おこなとこ、見たかったけど、まなみの知らんところでやってるから、「怒られたよ」で終わっちゃったのが残念…
透兄ちゃんからみたまなみのコンプレックスやトラウマって、まあ、ほぼまなみが抱いているのを正確に把握してるんだろうけど、ききたかったなぁ
ところで、全巻通して思ったのですが、横恋慕してくる女子社員の嫌がらせって、小学生じみてませんか?
2巻のお嬢様くらい世間から並外れてたら分からんけど、ストーカーやら、中傷メールやら、面と向かっ -
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ははは
ガールズトークが女子校でよく交わされるような内容で、まさか会社で繰り広げられるとは、どういう世界観か💦
そして、彰人さんも田中係長も呆れはするけど動じないっていうね。
社会人になったら、こういう話も男女交えて開けっぴろげになるもんなのかなぁ…と思いましたとさ。
彰人さんは、相変わらず動じませんな。どこでも通常運転。もちろん、三条邸でも。
面白かったです。 -
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温泉といえば
お決まりのお風呂でばったりハプニング( ॑꒳ ॑ )デスヨネお約束お約束🎶
いや、でも、最後のアレだけでも冨樫先生感出てて良かったなぁ
えろ全くなし
ラノベか…??と何度も確かめたけどTL小説。これは壮大な長編小説か!番外編も入れたら全6感。読破しなければ、たどり着けない場所がある!
それにしても、今回は文体が全然違っててびっくりした😳
一人称視点の小説はちょっと苦手なのだけど、ヒロインがなかなか陽気なノリツッコミキャラなので楽しく読めました
ところで、腹黒俺様男子ばかりですが、腹黒ってなんですかね?
涼くんの腹黒がよくわからんかった -
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面白かった!
二人の旅の行き先がメキシコっていうのも珍しかったし、ヒロインはヒーローがいれば、どんな景色も宝石のようにキラキラと輝いて見えるのかと思うと羨ましいとも思った。
井上先生の作品にはお馴染みのあのホテルは、本当にどこにでもあるんだな〜としみじみ…
イラストは篁先生!大好きです!!
が、私の中で、ヒーローはちょっとワイルド系の美形だったので、篁先生の藤守は品行方正そうだなぁ…とイメージの相違がガガガ
しょうがないんですけどね
そこ、ちょっと残念だったけど、お話もイラストも満足でした♥️ -
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口ベタにも程がある
王太子だから、守秘義務はある程度あるのはわかるけど、ちゃんと気持ちは伝えないと…
政治も絡んでいるから、ただの許嫁、ただの初恋とはいかなくても…ねぇ?
別の作品で「男って、どんなに酷いことをしても、女はみんな自分のこと大好きだとおもっている」という主旨のセリフがあったのを思い出した。
地で行ってるぞ、リュシー!!
アニエスも馬鹿では無いので、ある程度は意を汲んでくれるけれど、感情の部分では無理があるよ〜
小説の方は既読済みなので、この後の展開は知っているけど、コミックのリュシー、とりあえず、頑張れ笑 -
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ソーニャならではの悲恋
ヒロインの罪悪と贖罪の果てには、ヒーローへの深い愛情があった。
生涯を神に捧げ、顔に似合わぬ持ち前の行動力で、自分なりの償いを実行している。
ヒーローへは、幼い頃からの思慕と罪悪感が入り交じった複雑な心境で接するしかないヒロイン。
ヒロインの一途な愛情が、悲劇に見舞われ、それでも生き残った者として、なんとな己を奮い立たせて生きてきたヒーローの頑なな心を溶かしていく。
素敵なお話でした。何度読み返しても飽きないです。
特にヒーローに追い出されたヒロインが、探しに来たヒーローに無実を訴えるシーンとか、明らかにはめられてるのはわかっていても、ヒロインが絡むといてもたってもいられないヒーローが大好 -
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やっぱりハッピーエンドがいい
結ばれるまでが苦しかったぁ。アラサーになれば、経験する人が多いだろうけど、本当に、親をはじめ、周囲の結婚への外圧は、今までの比じゃないくらい厳しい。
苦しかっただろうなぁ、結子ちゃん。
父が弱ってるし、母が老いているのを実感してるし、結婚「しなければならない」っていう義務感やプレッシャーに押しつぶされそうになる。
また、尾崎さんが、絶妙なタイミングで外堀をどんどん埋めていくところは、真綿で首を絞めるを地でいかれてる感がして読んでるこっちも苦しかった……
それでも長い長い恋を貫いた結子ちゃんはすごいと思う。諦めなかった篤史くんも頑張った!覚悟をもって現れてくれた。偶然じゃなく、篤史くんの意 -
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静かな三角関係
本当に、人の死って、動かないものだな、と。結子も篤史も真面目過ぎるわ。
それだけ、香穂の存在は2人にとって大きかったのか……
後ろめたい気持ちを払拭出来ずに、でも生きている2人は、互いに思慕を募らせ合って……
こんなに苦しい恋もなかろうよ。
さて、物語の感想もありながら、舞台が関学から始まる。
『博士の愛した数式』の舞台だった夙川、『阪急電車』の舞台の宝塚線(今津線との違いはちょっとわからない……)
様々な物語が展開されている隅っこで、切なくてどうしようもない恋をしているふたりがいる。
しかも、出てくる地名が、訪れたことのある場所ばかりで、本当に緻密に描かれていて、まるで、物語のその他脇役、 -
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心が震える
穏やかな2人の本当なら穏やかに深められていく愛情の物語。
こんなに、本能的に惹かれあった2人なら、きっとどんな形であっても出会っていたんじゃないかな……そう思わせられるように、激流に巻き込まれた2人の愛を丁寧に丁寧に綴られていたお話に、心が震えました。
早穂子が由希に、退社することを伝えるシーンの、早穂子の遥人への愛情が、
中国出張から帰って、早穂子がいないことに気づき、駆けずり回った遥人の行動と想いが、
その描写に胸を打たれました。
エピローグまで読みきって、「ああ、良かった」と心から思えた作品でした。読了後の気持ちがすごく幸せです。
読み切りで、親子3人の日常も読んでみたい気もしたけれど -
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