そよさんのレビュー一覧
レビュアー
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長女と獣人であるがために
『魔法使いハウルと火の悪魔』(『ハウルの動く城』)のソフィを彷彿とさせるヒロイン
長女らしく真面目で、自分の希望を諦めてでも役割を全うしようとする、という性格がまさに!でした。
それでも、ヒーローに対する恋慕だけは諦めきれなくて、紆余曲折を経て幸せになる過程がもどかしくも好きでした。
一方、獣人(正しくは獣人であった先祖返りしたな人間)のヒーローは、その生態がよく知られていないのと、自覚がないまま本能のままに行動するため、ヒロインを振り回しています。
本格的なえちシーンはそれほど多くなかったけれど、獣人のスキンシップが濃厚で、いや、満足でした。
この二人の間には、どんな子どもが生まれるんでしょ -
ネタバレ 購入済み
怒涛の後半に注目!
まず感想前に…
前作『私を忘れてください』とほぼ同じあらすじ、世界観。
魔法が不得手な高位貴族のヒロイン。ひそかに想ってくれている王室と深い関係を持つヒーロー。婚約破棄に、おそらく死んだのではないか、からのタイムリープ。
こんな筋書きそっくりな話を2作目にぶっ込んでくるのなら、前作と繋がりがあるのかしらって期待しちゃうじゃないですか!
結果からいうと、あんまり関係ない。キャラも国名すらも出てこない。
でも、ある一点で、これは前作の未来の話では?と思う設定があって…
ミュシャが成功させた魔術式は、やっぱりあの人が完成させちゃったんですね
しかも後世では再現できないほどの高度な魔術を!
それで、彼 -
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好きだなぁ
あの事故が、何もかも狂わせた。運命も、人を見る目も、愛情も
なんで、父はあんなクズ男を娶せたのか
息子に遠く及ばないような男を娘に充てがって…
でも、ヒロインは負けなかった
したたかに毅然と自分の役目を果たした
ヒーローとの愛は、事故前の純粋なものから歪んたものになってしまったけれど、根本は変わらない
背徳愛
また、この作者さんの描くドS男子が本当に好き
巧さん歪んでて有能で色っぽくて無双だな
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圧倒的に好き
今まで読んだTLオメガバースもののなかで一番好きな作品でした!
こんな一途で、不器用なアルファ…!
「魂の番」というのも良いですね。
よく「運命の番」というフレーズは目にするんですが、その特別感に説得力を見いだせずにいました。
ちょうど、転生モノでよく見る「真実の愛」の意味のわからなさと似たようなもので。
ヒートは必須イベントだとして、そこにちゃんと当事者同士の意思確認を怠らないところも佳きでしたっ。
ヒートに限らず、冬司さんは、いつでも琴ちゃんの意思を大切にしているところが、もう、ツボで!!
ただただ睦み合うだけの関係じゃない、ストンとふたりの関係の変化を受け入れられる、そんなお話でした。 -
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手紙
文通から始まる恋物語って、永遠の少女の憧れですね
80年代の『りぼん』でよく見た設定
ジュリエットは、思慮深く賢い王女。
キャメロンは、とても人間らしい皇帝で、嫉妬深いのが玉に瑕。
ふたりの思考も、行動も、それぞれの立場に立ったら、そうなるよね〜とジレジレしました。
解決はあっさりしたもんですが。
あと、ジュリエットの実家の醜悪さが、後半に効いてきて、ふたりの絆がより深まった、というのは、特にひねりはないけど、お話としては、まとまってたんじゃないかな、と思いました。
大好きな絵師さんの麗しいイラストにうっとりでしたが、私の中で、今回のお話のキャメロンはもう少し体の線が太くてどっしりしたイメージ -
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ううーん…
「繋ぐ」がテーマだという、ね。
なんとなく、作者が言わんとしていることはわかった。
が、悪役があそこまでめちゃくちゃな人格である必要はあったのか。あのプレゼン対決は何だったのか…
いる?と思ってしまった。ヒロインがヒーローに聞かせたかった本心と、クライアントが求めていたコンセプトがリンクしていたとして、公私混同も甚だしいかなーと。
なんかエピソードをひとつに絞ったらよかったのに。
せっかく婚約者が浮気して浮気相手を孕ませたという現代物で言えばテンプレ展開に、幼馴染みとの再会からの逆転劇という筋書きのせたらあとは、どうやって勝ちにいくかだけども、ヒロインの仕事がどういうものか、というところが、も -
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おもしろかった
ヒロイン目線のお話だったので、ヒロインの人柄がよくわかる仕上がりになってました。
逆にヒーロー目線が極端に少なかったので、ヒロインの不安や恋情を共有できて良かったなと。
ヒロインは迂闊…というか、無邪気で無垢で自己肯定感低めです。ヒーローが突き抜けてスパダリなので、自分に自信がない一般人ならそうなるかー、と思わなくもない(笑)
迂闊というなら、ヒーローかなぁ
お酒に頼る前に、もっと自分が好きになった人を信じられたら、こんなハチャメチャな展開にならなかったのにね
でも、ヒロインに対する執着は見事で、絶対離すもんか!っていう行動力には脱帽でした -
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嫌いではない
概ね、嫌いではないし、読了できたのだから、満足…なんだけど
いろいろ、強引な展開についていけなかった(主に兄が暴走しすぎだ)
ヒーローがなぁ…ヒロインの置かれた境遇に、自分の無力を忸怩たる思いで見守っていた割に、兄への断罪は、え、そんなんでいいの?って展開だった。
結婚しました、チャンチャン♪で終わっていいから、もう少し兄を追い詰めて欲しかったな…
一人称ストーリー出ないからこそ、色んな視点が描けるはずなのに、ヒーローの奔走がほとんど(まったく?)なかったのも不満ー
というのを鑑みて、Rシーンは満足でしたが、削っても良かったと思いました -
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驚いたけど面白かった
ヒーロー… まあ、ヒストリカル系のTLならありがちな展開を、まさか、現代日本でやるとは…
しかし、開けてみれば、執着系ドSヒーローなんだな
人の好いヒロインにとっては、末っ子弟色の濃いのが、乙女心をくすぐるんですかね、どうなんですかね
それにしても、センシティブな問題を話の軸に置いたなぁ…作者さんの勇気に脱帽です
どうやって収めるのかハラハラしましたが(たとえヒーローとヒロインが濃厚に交じわってても、こうしている間にお兄さんの奥さんどう出てくるんだろう…と過ぎるんですよね)ちゃんと着地してよかったと思いました -
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バッチワークのよう
という感想
二人の出会いが、いつ開店するかわからないパフェのカフェ、というのが面白いな、と思いました。
ヒロインのカフェを持つのが夢というのも可愛らしくていいと思います。
ただ、エピソードが点在するんですよね。
なんでそうなった…が、ほぼない。
いや、伏線はあるんだけど、回収2割みたいな…
プロポーズから、返事まで早すぎません?その間の葛藤は、ヒーローの根回し済みで「じゃ、いっか☆」となったのか…
ヒロインのカフェも、開店までずいぶん早いな。
飲食店は、いろいろ申請とか大変じゃないですか。衛生とか、保健所の届けとか知らんけど。
あと、ヒーローから没交渉になってる間のことは、あっという間に流 -
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佳かった
レビューのないお話を購入するのは実はドキドキします。好きな作家さんでも、ハズレはつきもの、しかもこの作家さんでは知る限り初めてであろうファンタジー…冒険でしたが、たまたま試し読み増量期間で3章まで読めたので、そのまま購入、一気読みでした。
あとがきで作者様もおっしゃる通り、ファンタジーは、まず世界観や常識の説明が必要なので、下手をするとあらすじが延々と続く作品にもなりがちですが、このお話はそうはなりませんでしたね。
おそらく、ある程度、ヒストリカルを土台にしているから世界観に入るのに抵抗がなかったのが強みかと…
さて、ファンタジーにはつきものの「聖女」と「騎士」ですが、ご都合主義に走らず、終始 -
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表紙に怯えて保留にしてた件
今回北の国のお話なので、露出度低めの表紙でどちらも美麗だったために、ちょっと読むのに躊躇ってました
が、ヒーローの良く言えば一途な、悪く言えば粘着質な重ーい愛が大変よろしゅうございました…
たいへん結構なお話で、面白かったデス
言葉足りないんよ
ヒロインは、シスコンで自己肯定感低めなのが災いして、ただでさえ田舎の小国でのんびり大きくなったのに、気候も文化も国力も全然違う国に姉が嫁げなかったから、じゃあ…って嫁に出されたと思い込んでる乙女心は…うん、この王様に期待したらダメだったね
新婚なのに国内で不穏な動きと隣国との国際情勢のきな臭さに対応しながら、焦がれてやまない女の子を嫁にもらってちょっと -
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そうきたか
TL小説で、前世やら、転生やらが絡んだお話のなかでは、とても文学的で、面白かった。
法律事務所もただの職場にしないで、それぞれ職種の違いなど丁寧に書かれていたし、ちゃんと地に足がついているお話でした。
ドSのヒーローな、、、禁欲的な弁護士先生の皮を被った変tゴフンゴフンギャップがなんとも言えず、しっかり1回目から調教されてるヒロインちゃんが素直というか無垢というか、あのガードの固かったあの子はどこへ…
あとは、沼沢がめちゃくちゃ気持ち悪かった!アレは当て馬どころか、過去の因縁要因としてのみ用意されたキャラのような扱い
だからこそ、気持ち悪さ100%剥き出しで、全力退治できたんだろうなぁ -
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やさしい
サシャは、人の思惑に揺さぶられながら育って、行き着いた先で人の優しさを知る…といったところでしょうか。
小心者というけれど、誰だって自分とは一生関わり合うことはないだろうな、という場所に放り込まれれば尻込みもするし、身分の高い圧の強い人の前では足がすくみます。
でも、自分のルーツを大切に持って離さなかったから得られた幸せだと思いました。
アイデンティティとか、自分が自分であるという誇りとか、そういうもの。
皇帝が、俺様じゃなくて理性と合理性で動く人というのも珍しい。
ふたりのお話、とても楽しく読みました。
短編でもいいから、ふたりの子どもの話や、皇帝代理時代のアレクの話なども読みたいです。
無 -
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もっとラブに偏った話かと…
おもったら、結構、サスペンス要素の濃いお話でした
でも、夫婦になった経緯とかは、「まさか〜」みたいな話でしたが…
ヒロインは、母親に抑圧された自己肯定感の低い子。お母さんて、子どもにとったら、絶対的存在なので、母親の言動って、愛情だろうとなんだろうと、子どもの人格にものすごい影響するから、ホント、注意が必要。子育てってムズカシイね
(なんの話をしているのか)
ヒーローの抱えてる問題が、大きかった…
すごいスパダリなんだけど、ヒロイン一筋なんだけどっ!
ある花をテーブルに飾るシーンがあるのですが、私的にはそれはありえない行為というか、見たことないので、違和感を覚えました。あまりにも有名な花 -
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あまい
物語の大半がすれ違っているから、ハラハラしましたが、ハッピーエンドは良いですね
しかも10年愛
ページ数が少なかったからか、掘り下げるエピソードは、少なかったですが、ヒロインは、カテキョにすっぽかされても自分が何者で、何をしなければならないのかをよく知っている賢い人だと思いました。
これからは、存分に幸せになってほしいものです -
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芯が強い
あるお姫様が次々と襲いかかってくる理不尽な現実に、静かに冷静に、けれど確固たる意志を持って努力し続けた一代記。
人間らしい一面もあって、完璧ではないところがいい。
ヒーローも、ヒロイン至上主義で、良かった…
あの、ヒロインに依存?している従姉妹と自称母親はなんか、残念すぎたけど…
よくあれで王族と列する場にいられたな。
ヒロインの叔父の先王は…まあ、恋愛結婚を認められている国ならよいのかな?子爵令嬢と結婚はなくないですか?
王族なら、最低でも伯爵家からお嫁さんもらうだろうに…
まあ、それでも、20年王位に耐えうるだけの胆力はあったんだな、奥さん
ムスメが残念に育ったがな -
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切り口が面白い
王道なら、由梨と雪弥さんの話になって、梓と高宮さんはサイドストーリーになるはずなのに、まさかのサイドストーリーメイン!しかも同時進行(笑)
高宮さん、宇宙人並の能力が…
独白にきっちり返事するとか、笑顔で強引なところとか、最後まで慇懃な言葉遣いなのも、とても新鮮
ギリギリ、アウトローな方ではないということですが…
ちょっと続き読んできますねっ☆ -
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うん。
ジレジレ両片思いのすれ違いカッルのストーリー…ではあったものの、パンチの効いた内容でした。
これは、ヤンデレ侯爵とリケジョのやり直し恋愛だな、と…
Rシーンの多いこと。バリエーションもいろいろで楽しめました。
なんで、敵方も薬を欲してたのか、あまり良くわかりませんでしたが、まあ、拗れたカップルの起爆剤になれたのなら、本望でしょう
絵が好きではなかったので、ちょっと残念。ストーリーの合間に挿絵入ってくるんですが、一瞬ストーリー展開にのめり込んでいたのが、冷めてしまう。
個人の感想なので、この絵師さんの絵が好きな方には申し訳ないです、 -
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大正という時代の息苦しさ
まずは小夜子さんが、かっこよかった。どんな逆境に立たされても、その時にできる自分の最善の選択ができる。それも、他者を思いやれるところが… 自分だってそれどころじゃないのに…ここに、彼女の人間性の真価が表れているといっても過言じゃない。
調教も、挿入なき官能… ここまで寸止めにされても、興が削がれない調教シーンて、私は初めてだつた。
これは、どこまで挿れずにいけるかも見も…ゲフンゲフン
あとがきには、朝ドラ『おちょやん』のタイトルが…(特に本作とはあまり関係がありません)最初の方はおちょやんの序盤みたいだなー、とはちょっと思ったけど…
それよりも、後半、九州の炭鉱王に嫁ぐって『花子とアン』で -
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生殺与奪を委ねるな
ヒロインはすごく頑丈な呪縛にがんじがらめにされています。
たぶん、このヒロインのことを、ウジウジ堂々巡りで、鬱陶しいって思う人も少なからずいるでしょう。
でも、自分の意見もろくに聞いてもらえなず、ずっと親の考える「幸せ」という箱に閉じ込められると、だんだん心が折れるんです。もとに戻らないんです。
生まれた時から自分を知っている親が、自分を「こう」と決めてしまったら、子どもはそうとしか思えなくなってくるんです。
だから、オミくんは、すごい我慢強い人だと思う。20年以上親の鎖に絡められたヒロインを、彼女の意思で自分に来るまで、待つなんて…
これぞスパダリ!エロも遠慮ないのに、ヒロインに配慮してい -
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こっちの話の方が好き
『愛妻観察日記』では、割とドライな感じのお姉さんだった沙也香さんですが、まさかのダメンズ製造機だったとは…
でも、たぶん、沙也香さんがダメンズを引き寄せてたんでしょうね。
面倒見が良くて、気風が良くて、美人で…
ある時、出会ったのが、佑さん。優しいだけじゃなく、相手を自立させるために時に厳しいこともきっぱりと言える人。なかなかいない人種。特に「お察し文化」の日本では。
誤解を与えないように、さらっとはっきりものを言うところは、イタイところを突かれた人には、煩わしいかもしれないけれど、こういう人が、結局、実は優しくて信頼できるんですよね〜
ちょっとサディスティックな、足フェチというよりお尻フェチ -
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まさかの第三弾
『今夜、君は僕のものになる』『君は俺の妻になるのだから』に引き続いての第三弾が読めるなんて…
相変わらず、カニンガムの面々は、惚れたら猪突猛進!てところが佳きですね。
エルダーのアプローチをみていたら、SMAPの『Dear Woman』がぴったりくる…!たしか、この曲、アジアンビューティーをコンセプトにしたシャンプーのCM曲だったはず
〈君がどんなに否定しても本当だから揺るがない 君がとても美しいという真実〜〉
今回、もしかしたら、作者様のテーマ曲になってたのかしら?あとがきあったらなー!読みたかったなー(笑)
さてさて。肝心要のヒロイン、李帆さんはとても共感できる現代社会人でした。
親との関 -
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すっごい良かった
はー…純愛だ
紆余曲折あって、艱難辛苦を乗り越えて、森羅万象なぎ倒して、お互いのベクトルは、中学生のあの時のまま
何度連絡先を消されても、会おうと思えば会える
その人のために、努力を惜しまず、自分と相手を大切にする素敵なふたりの物語でした
ふたりを繋ぐものが、なかなか、いろんな妄想を膨らませてくれるのも良かった
ロダンの『考える人』、高村光太郎の『手』、上野動物園のパンダ
高村光太郎は、『千恵子抄』で有名な作家さんだと思ってたけど、芸術面でも有名なんですね。敢えて『手』を出してくる妙というか…
ロダンの『考える人』、地獄の扉の上から何かを考えていたんですね
西洋の思想に輪廻は存在しないから、 -
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私には刺さらなかった
…というだけの話なので
現実主義なヒロイン、いいと思います。しっかりとした金銭感覚、責任感
ただ、これは、本当に好みの問題なんですが、口調が砕けすぎてるのが…
異世界に飛ばされて、いきなり聖女になれって言われた、ただのOLさんですから、そりゃ、言葉遣いだって多少粗いのも設定上理解できる。
できるけれども、できれば、も少し丁寧口調の方が好きだな。
最初は、面白かったんだけど、役職名なのか(ナシラ、メレフ)世界の名前なのか、12の世界ってなんなのさ。なんで、そうなった…舞台設定が壮大すぎて、もう、話が長いもんで、だんだんよくわからなくなってきてしまった…
オツロを倒したかったのね。目的は分かった。 -
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めでたしめでたし
性癖は、まあ、人それぞれですから、当人同士が納得しあってする分には良いんじゃないんですかね?
どんなハードなプレイになるかと思いきや、割とソフトプレイですし。
人格破綻した父とそれに耐えきれず逃げ出した母の間で苦しんだでしょうが、どんな仕打ちにも耐え、それでも優しさを失わないグレースとはきっと最期まで幸せになると思います。 -
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ハラハラした
アニが…!本当に子どもの頃のまま大きくなって…!さすがは妻一筋のロルフィー(お父様)をまずメロメロにさせて、「お父様」と呼んでほしいと思わせた娘です。
おとなになって、魅力的で、人のために怒れる子です。
勘ではヤバいと思っていても、人を疑いたくない気持ちが勝って、墓穴掘る掘る落ちる落ちる…もう、この子は元気溌剌だけども、ちょっと止まりなさい!!って何度思ったか!
あと、カストルと本当に仲が良くて良かった。大人の都合に振り回された赤ん坊が、お互いがお互いを大事にしてるってステキです。
カストルは、まあ、お父様の子だね〜的なところがあるけれど。お父様よりツメが甘いのがまた可愛いんだけど。(あなたの -
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純愛
『何にするかを知っていて、勇気がある』何度も窮地に追いやられた内弁慶なヒロインは、ヒーローに言われた言葉で、己を鼓舞して立ち向かいます。
夫のため、子どものため、国のため、王妃としての決断と行動をしていくヒロインはとてもカッコイイ!
小さな恋の物語から、大罪人として引き裂かれたエピソードまでは、辛くて読んでる方も苦しかった…
でも、どんな時も、お互いを愛し合っているとわかっていたから、安心して読めました。
人は本当に怖いですね。自分の正義に反した人間には、どんな石を投げてもいいと思う。そして、状況によって手のひらをあっさり返すんです。
ヒーローもヒロインもよく頑張ったと思います。 -
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おもしろかつた
どんな悲劇的なお話になるのかな、と思ったら、とんだコメディでした!
とんだコメディって日本語何?
イェルマがものすごく素直で、天然炸裂してましたね…
まさか、未来でネタバレ見てきて、元の世界で修正する話なんて思わないじゃないですか!
でも、いくらネタバレ見たって、素直に反省し周りに迷惑をかけたと認められる人物だったから、元の世界でやり直しができたのかもしれない…
最初こそ空回りしていたけれど、それすらも、どういう行いが誰の目にどう映るのかを気づかせるもののように感じました。
それにしても…エジェンとの初夜性交がなかなか成らないからって、膝から崩れ落ちて嘆かなくてもいいのに。大爆笑じゃないです -
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上に立つ者の義務
権力があるということは、義務を果たさなければならない。
義務を果たしてくれる領主だから、領民は付いてきてくれる。
ヒーローは、嫌と言うほど思い知らされて生きてきたのだろう。
ヒロインは、辺境の地で暮らしていたので、これから母のした行いの影響を知り、報いていかなければならない。
親と子は別とは、現代の感覚で、やはり親の行いは子の人生に影響するし、子の行いは、親が責任を持たなければならない。
因果は巡る。
幼い頃、私が母によく言われたことのひとつに、「あなたがしたことは、良いことも悪いことも、あなたに返ってこなくても、あなたの身内に返ってくるかもしれない。だから、自分の行動には気をつけなさい」とい -
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脳筋
面白かった。初めて読んだ作家さんだったので、ドキドキしましたが、一気読みでした☆
ヒロインは、覚醒してから、ヒーローを爽やか王子にしたかったし、なったと思ってるんだろうけれど、その方法が、走り込みに筋トレって…
ヒーローを爽やか脳筋と評していたけど、いや、ヒロインのほうが脳筋では…(震え)と思ってしまいました。
ヒーローが戦場から戻ってきたあとから、王太子になるまでのエピソードが、なんだか間延び感が…。そこは、ちょっとしんどかった。
出会ってから最後まで、一貫してヤンデレだったヒーローはいっそ清々しかったです。
最後のマラソン大会…王太子妃の名を冠したイベント作ったのに、ヒロインには一切出さ -
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まんまと引っかかった(笑)
一人称の小説は、その人の視点からしか語られないので、この、ひっじょーに複雑なお話は、だいぶストレスが溜まりました。特にヒーローが何考えてるのかわからない😂
それがまんまと作者様の思惑だったなんて…お見事!でした。あとがきを読んでやっと腑に落ちました。
きっとすべてのエピソードが回収されないと気がすまない!という方には消化不良に陥るかもしれません。
だって、主にはヒロイン視点ですが、後半から差し込まれる、登場人物それぞれの視点によって、「ヒロインはこう思っていたけれど、実はこの人はこの時こういう想いだった」というのが判明するのですが、十人十色、登場人物の数だけ事情があるので、「なぜここに行き着い
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