あらすじ
「逃げないでくれ。わたしを受け入れて欲しい」
有能軍人皇帝×不遇の王女
手紙が結ぶ不器用な恋…心優しき薄幸の王女は美しき皇帝陛下に愛を乞われる。
デラルトンの若き皇帝、キャメロンに和平の証として輿入れしたジュリエット。
正式な王女でありながら正妃である義母からうとまれて不遇な生活を送っていた彼女は、
美貌で有能な皇帝に優しく愛され、とまどいつつも溺れていく。
「夫として君のそういった部分をじっくりと撫で、触れて称える義務がある」
男らしく誠実なキャメロンに心身ともに惹かれるジュリエットだが、
ある時を境としてキャメロンが妙に彼女を避け始め―――!?
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匿名
とても素敵なお話でした。ストーリーも面白く、文章もとても美しくて好きです。作者さまのファンになったので他の色々も読んでみたいです
手紙はよい。
作家さん買いです。
すっごくおもしろかったです。
私は夫との遠距離恋愛でずーっと手紙をやりとりしていたので、手紙のもつ力を信じています。
この2人も手紙に導かれて結ばれたのだな、とニヨニヨしました。
キャメロンの勘違い嫉妬もおもしろかったし、ジュリエットがめげそうでめげないのも大変好ましかったです。
ハッピーエンドで大変よかった。そしてサマンサはもう開業しちゃえばいいのにと思いました。
シリーズになってくれたらいいのに。
大変好みでした。
イラストもきれいでよかったです!
手紙をやりとりして、気持ちを通じ合わせていく話はとても好きです。名前もわからず、顔も知らない相手とというのはロマンチックだなあと思います。
このお話のヒーローは真面目で誠実で、愛も深くて、完璧なのではと思ってしまいます。素敵だった…。
文通って素敵
ヒロインであるジュリエットが、健気で可愛い。ひょんな事から手紙を交換することになった二人が、名前も知らない相手に好意をいだいて平和を願います。イニシャルだけだと誰だかわかりませんよね…クリストファーもいい名前だと思いました。
Posted by ブクログ
手紙で互いを理解し合っているつもりでも、やはり直接言葉にしないと伝わらないこともある。
SNSでやり取りしている時代だからこそ、その大切さが身にしみたお話。
最初から手紙の相手と結ばれている二人なのに、その決定的な説明が足りないばっかりに、どんどんすれ違ってしまうのがもどかしくも切なかった。
最初から手紙の相手は俺ですと、さっさとキャメロンが説明さえしておけば、ここまでこじれなかったろうに。
ジュリエットはジュリエットで真面目でいい子(だけど思い込みの強い子)だから、婚前に王女とやり取りがあったことが発覚すると相手に迷惑がかかるからと庇ってしまうし。
ああ、泥沼。
何度ページの向こうから「いや、あなたたち相手間違えてないから。両思いだから!」と叫んだことか。
やはり、ちゃんと自分の口から言葉で説明するの大事。
本当に。
ゆえに嫉妬に狂っていたキャメロンがその相手が自分自身だったと発覚した瞬間はもう……申し訳ないけど、笑ってしまった。
まあジュリエットが文通相手に適当な名前付けちゃったのも悪いが、それを見つけて勝手に嫉妬していたキャメロンも大概だと思う。
大概といえば、ジュリエットの家族というか父と義母、姉妹たちはもう救いようがないダメダメっぷり。
あそこまでこじれていたらもうどうしようもないですね、最後の展開はやむなし。
(命があっただけめっけもん)
それにしても、サマンサの占いの的中率の高さはこの話の中での最大の謎かもしれない。
ある意味、最強の側近ではなかろうか(侍女だけども)
普通
好きな作家さんなのと、美麗な扉絵から、紙書籍を衝動買い。
読み終わって...普通でした。
いつもの作品より、ライトかな。
ストーリーの大筋はすぐに想像がつきます。
故に、2人の両片思いと、誤解が解けるまでのジレジレを楽しむお話か!と期待しましたが、思ったほどではなかったですw
悪くはないんですけど、Rシーンに随分ページを取られた印象でした。
挿絵は綺麗です、うっとり。
ただ、一回り以上の年の差があるようには見えませんでした。
手紙
始まりが素敵だったからだいぶ期待値が上がっていたのか、思ったほど好みではなかった。
とりあえず、最初に会話しておけばすべての問題が解決したし、ずっとまぐわってるばっかりでちっとも仕事しないし、挙句の果てにはあんなところで致し始めるし…
ちょっと残念でした。