あらすじ
美貌の獣帝×前世は社畜OLの公爵令嬢
推しと結婚して破滅フラグを全回避!!
公爵令嬢アルシオーネは皇帝ランベールとの結婚を前に毒殺されかけ、
ブラック企業のOLだった前世を思い出す。
身体は辛いが彼女は歓喜に震えていた。
ランベールこそ前世愛読していた小説の推しキャラだったからだ。
「そなたの頬は柔らかいな。唇はもっと柔らかかったが」
政略結婚とはいえ彼に優しく扱われ淫らなキスをされてうっとりするアルシオーネ。
か弱い身で彼を全力で守ろうとする彼女に、ランベールも心を動かされ!?
感情タグBEST3
最高!
最初から最後まで飽きる事もなくヒロインを応援しながら読み進めてました。ラブラブっぷりも良い感じで満足する1冊でした。
紙書籍購入
前世(オタク)の記憶を持ったヒロイン物、この作品で2作目です。
今作も、推しが不幸にならないように、死なないように、前世の知識を活かして、ヒロインが奮闘していました。
こういう作品の、定番の形式なのかな?
私としては、御厨さんの方が好みでした。
文章がしっかりしていて、世界観にもよく合っているといいましょうか...重厚感がある?
一気読みでした、面白かったです。
挿絵もとても綺麗でした。
オススメです。
まもりたい、その笑顔
推しは辛い日々を乗り越えさせてくれる活力剤。
転生モノでも、2次元へ転生するお話は、あまり好きではなかったんですが、このお話は、秀逸です。
前世の人格から始まって、現世へ目覚め、アルシオーネの中に早都子の人格や記憶が、切り離されたところにある感じから、徐々に、アルシオーネに溶け込んで、早都子の記憶がアルシオーネの一部となる…面白いですね。最後は完全にアルシオーネが主体になっていました。
こんな滑らかに立場が入れ替わっても違和感なくお話が進むのは、早都子が全てを賭けて推したランベールを、アルシオーネもまた、愛していたからなんでしょうね。
現代の女性の感覚とは違う貴族女性は、気持ちを口に出したり行動に表したりしないものだから、長年戦に明け暮れていたランベールには、扱いづらい存在だったのかも。
お互いに想いをうまく伝えられないまま死を迎えるはずだった二人は、早都子という異分子を内包したことによって、ハッピーエンドを迎えられました👏
過去は変えられないけれど、未来は変えられる。守るものが多くなるほど、人は強くなれる!
さて、どこかで聞いたフレーズだと思いましたか?推しがいるって最強だ。
ヒロイン最高!
ヒロインがとっても魅力的。
献身的で前向きでブレない慈愛に満ちている素敵な女性は、そりゃ~ヒーローじゃなくても惚れることでしょう。
またヒロインの家族が愛情深く良い人ばかり。
特に娘を案ずる父親がなんとも印象的。
ヒロインを応援しながら読み進めて、あっという間の読了でした。
残念なのはもう少し先の話も読みたかった。
自分のみが知る事実を噛み砕き、最善の策を熟考し、速やかに行動に移す前世持ちのヒロイン。
現世の体の弱さも何処へやら…最推しの為に戦う姿がとても美しい。
ドラマチック且つ重厚な物語。とても面白かった。
転生物なのに、その物語を、延々と引きずる事無く、話が進んで面白かった。
ヒロインが、素敵で、あっという間に読み終えました。
おもしろかった!
数回しか読んだことがない作家さんですが、とっても面白くて引き込まれました。
映画か海外ドラマみたいでした。
視点が入れ替わるのも大変よかったし、アルシオーネの周りの人がすごく魅力的で、読んでいてほっこりしたりじーんとしたりしました。
終盤の戦争のシーンはすごく躍動感があって、とってもおもしろかったです。
きっとかわいい子どもがどんどん生まれて幸せに暮らすのだろうと思える希望に満ちたラストでよかったです。
ヒーローを守るヒロイン
よくある前世の記憶を持ったヒロインが推しのヒーローの最悪な結末を変えるべく、自分なりにヒーローを守ろうと奮闘するお話です。このヒロインがとても好ましい人で好感が持てました。ある人物の策略によって起こされた戦の場面は臨場感たっぷりに描かれていて、ハラハラドキドキしました。
描かれていたのが結婚式までだったので、その後の溺愛ぶりや妊娠以降の話も読んでみたかったな~
面白かった
転生、推しと結婚、破滅の回避とよくあるスタンダードな設定です。ヒロインの(推しへの)愛と覚悟、原作とは少し変わった世界、ヒーローの素晴らしさで楽しく一気読みしてしまいました。この作家さん久しぶりに読んだのですが、戦争の状況などもリアルに書いてあるし、読み応えがあります。主人公二人が特に魅力的でした。
皇太后怖い…
転生して推しのために奮闘するお話ですが、
基本的に主人公と推し側の視点でしか書かれていないので、皇太后や第二皇子の動きや考え方が読めず
その不穏な感じにハラハラしました
山場のところもスピード感じがあって、凄く良かったと思います
贅沢を言えば、その後の話などがおまけ的に書いてあって欲しかった
やっぱり面白い
毒殺されかけて前世の記憶を思い出して推しのヒーロー皇帝の危機を回避するために頑張る優しいヒロインと段々ヒロインを溺愛していくヒーローのお話。悪役もちゃんと悪役で断罪されたのでスッキリ。
ただずっと世継ぎを産むのがお役目だって何回も言ってたのに前世の記憶ではヒロインは男の子を産んだと言ってたけど結局子供はどうなったのか書かれてなくてちょっと残念でした。お話はとても面白いです。
Posted by ブクログ
ラスボスは分かっているのに追い詰める手段がない、このもどかしさ。
前世の記憶で主人公のアルシオーネはある程度話の流れは分かっているとしても万能ではない。
そもそも推しキャラだった陛下と仲が深まるほど、原作から解離していく。
原作も日常の全てまでは記載してくれていないので、何処に地雷があるか分からない。
記憶があっても万能ではない。
その説得力の高さとハラハラ感が絶妙だった。
特に序盤は誰が味方になってくれるか分からず慎重にならざるを得ず、特に弟がコンタクトを取ってきたときは罠かと主人公たちとともに、こちらまで身構える羽目に。
この弟の働きが、今後の話の流れを大きく変えたと思う。
君がいなかったら、きっと最後の決定的な追及もできなかっただろう。
ありがとう。
そして、好きな人と結ばれて幸せになってほしい。
皇帝が推しキャラだったこともあり、彼が生存するためなら戦場まで駆けつける高い行動力と献身力、そして愛情の深さ。
皇帝が溺愛したくなるのも分かる。
前世の記憶がまじりあって性格や気質は変わったのだが、国のため、皇帝のためにはいい変化だったに違いない。
不安要素は、皇帝が原作小説での敵国キャラで、原作の主人公側から見れば滅ぼす対象であるという点。
今回はその本編の数年前設定なので、原作の主人公たちには会っていないが、この先その不安要素は襲ってくるかもしれない。
つまり、彼女の頑張り物語は終わらない。
周辺国との関係性も変わってきている中、本当の平和な幸せを掴めるか。
主役二人の幸せを願ってやまない。
Posted by ブクログ
前世の記憶思い出した系の転生モノ話。
初めは前世OLだった時の話から。主人公、早都子は家族や友人とも疎遠で、心の支えは大好きな小説で推しだった皇帝ランベールだけ。その日も萌えを補充するべく最新話を開いて堪能しようとするも、過労(?)で倒れて亡くなってしまう。
目が覚めるとなんと好きなノベルの公爵家の娘アルシオーネになっていた。前世の記憶を思い出すと共に、この世界での自分の状況も把握する。
皇帝ランベールと世継ぎの為よ政略結婚予定だったが、毒婦である皇太后の策略により、毒を盛られ寝込んでいたのだ。しかし何とか生き抜き生還。
前世の記憶が蘇ったお陰で黒幕が誰かしっかり理解してはいるが、皇太后は尻尾を出さない。自分の次女は皇太后に脅され毒盛りをさせられその後暗殺される。全ては皇太后の息子である第二皇子エヴラールを皇位に就けるため…。
物語は原作通りに進んでいる。このままではいけない!ランベールを幸せにする!!ランベールを守る!!必ず幸せになるルートを見つけるぞ!という気持ちで動き始める。
濡れ場…あり。二人の関係も良い上に、世継ぎの問題もあるから結構スケベします。
挿絵…あり。美しい挿絵で読みながらキャラも脳内で動かせて良かったです。
アルシオーネは家族関係も良く、前世の記憶を思い出したお陰でランベールに対しても最初から愛情MAX。
原作強制力は無く、アルシオーネが行動していく事で少しづつ状況が変わり、ランベール自身も癒されていく。
その変化はランベールだけに留まらず、第二皇子であるエヴラールにも影響する。
好きな侍女と添い遂げたいが皇太后により殺されそうだからアルシオーネを介してランベールに助けを求めてきたのだ。
アルシオーネはあたたかい心でそれを受け入れ協力する。(皇太后に殺されそうになったのに、前世記憶カムバで余裕あるのかな?凄い!)
原作だとランベールは戦争に身を沈めて悲しい末路を迎えるが、アルシオーネの頑張りと愛で戦争も無事切り抜けどんどんいい方向に。
皇太后がしていた悪事も裏切りも全て白日の元に晒され終生幽閉の刑に。実の息子にも見限られてサヨナラ。(この皇太后には処刑よりも堪える処罰だなと納得。)
スイスイ読めました。文章も綺麗!
前世の記憶を取り戻し、小説と同じだと理解しているけど、実際に皆生きていいるし、現実。だから原作強制力は無いと踏んだのかな?とにかくランベールを幸せにするために行動するけど、前世の記憶フル利用して行動!!って感じでは無かった。ちゃんとランベール自身を見て愛して良い未来に変わっていけば…!みたいな、願い??
前世の記憶が戻っても口調が引っ張られる事は無く、お上品。「尊い」とかのワードは頭で思い浮かべても口には出さない。凄い良い。
世界観が崩れる事なくお淑やかで時に残酷な貴族の世界を堪能できました。素敵な作品ありがとうございました!
設定が多い
キャラクターやら国の関係やら、序盤は説明が多くて読みにくいが、もう少し工夫すれば読みやすくて物語としても盛り上がるんじゃないか?って所が結構あり、それがちょっと気になった。
物語のクライマックスで、主人公が真面目に「この展開は本編じゃなくてドラマCD初回特典の小冊子についてたやつ…!」って気づいたのがちょっと笑ってしまった。初回特典の小冊子というパワーワードに驚いてる間も大真面目に物語は進むのがシュール。
でも途中で飽きることなく一気に読み切れたし、面白かったかな。
匿名
佳きー!
ヒーローはハイスペ執着絶倫が通常運転、ヒロインは親指姫系統。面白かったです~!
残念なのは担当編集者さん。物語前半部分の誤字脱字、多過ぎです。編集さん、ちゃんと読んだのかなぁ… 商業用なのに無責任。
転生モノ
転生モノですが、特別なチート能力値がある訳ではなく、知っているストーリーを同じような結末にならないように少しづつ変えるように努力するヒロインがよかったです。
良かったね
ヒロインの前世での記憶によって、ヒーローの死を回避し、義母による終わりのない暗殺の企てがやっとなくなりました。素敵なヒーローなので、ヒロインと幸せな人生を送って欲しいです!
幸せ〜
この作家さんの転生ものは初めて読みました。転生もの自体あまり読まない方ですが、違和感なく読めました。
内容はステキなラブストーリーで、政略結婚なんだけど大恋愛!
ふたりが徐々に想い合うシーン、それも何気ない日常がとびきり素敵で大満足です。
Posted by ブクログ
流行りの転生モノ。
なにがいいって、ヒロインが覚醒してからめっちゃ一途で芯が通ってるところ✨男前です✨
最初の令嬢のままなら好きじゃないけど、前世の記憶を思い出しつつ破滅ルートを変えようと頑張るところが素敵。帯の言葉通り「推しの皇帝陛下を守ります!」を貫くところが良いのです。
悪役が悪役ぽくてよき。ちょっと詰めが甘いけど、これくらいでいいのだ✨いきなり改心とかしなくてよかったww
良かったです
作者さんの作品が好きでよく読んでいたのですが、冒頭から少しテンションが下がってしまいました。
ヒロインが恋愛小説のレビューに対し言及するシーンがあるのですが、作品に対する低評価レビューに「構成に口出しするのは〜」や「あんたはどの立場で言ってんだ」とあります。思わず作者さんがそう思っているのかと思えるほど。その展開にテンションが下がりました。
内容は据え膳食わぬは男の恥という感じでした。好みの可愛い女の子が決意して来てくれたら嬉しいだろうな。ヒロインが前世でヒーロー推しだったので距離の縮め方が極端ではなく良かったです。
Posted by ブクログ
#小説 #ラノベ #TL #皇帝陛下の溺愛花嫁
ゲームの世界に転生して、ヒールに嫁ぐことになった主人公……なんだけど、ほぼ本来のゲームの主線とはほぼ絡まず。あれ?スピンオフだった?!