あらすじ
「俺と結婚して子供を作らないか」憧れの社長・宗助の超合理的提案を思わず受けてしまった詩乃。これは愛ではなく仕事……と思っていたら、いきなり甘い愛撫が始まって!?胸の頂を丹念に舐めしゃぶられ、ゾクゾクと快感が駆け抜ける。熱杭を奥深くに受け止めれば、心まで蕩けて。「駄目になっちゃうまで、するからね」子づくり目的のはずなのに、こんな溺愛聞いてない!
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背中合わせの両片思い
お互いに、なかなか内側を見せようとしないから、見れないしわからなくて、お互い噛み合わないまま進んでいく前半は、歯がゆかったです。
でも、ヒーローのモノローグとでもいいましょうか、初夜から追い出されたあとのヒーロー最高に面白かった!
先に5男と4男の話を読んでいたので、彼らとの性格の違いに「おにーちゃーーーーんwww」と心の中で叫んでしまいました。
やー、これは、早く長男さんと3男の話も読みたいですね〜
九条さんちは、みんな美形で優秀なのに、「優秀な自分」に重圧を感じてないような、いい意味でそれぞれ我が道を行くタイプの兄弟で、ほのぼのしてていいですね。
さて、ヒロインは、「母親の呪い」に随分と苦しんだんだなぁと思います。
子どもにとっての母親って、世界そのものなので、母親の自己肯定の餌食になってしまっても、拒めないんですよね。結果、自信がなくて、虚勢を張ってないと立っていられなくなってしまって…綾みたいなのに付け入られるんだな。
でも、そんなヒロインですが、行動力はある。そのおかげで、なんとか切り拓けた先にヒーローがいて…幸せですね