ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    『凪がれ星』はカメラが趣味の大学生と顔に火傷痕のある司書のお話。
    廃墟のような雰囲気の図書館に写真を撮るため足を運んだ天惺(てんせい)。
    彼はそこでミステリアスな雰囲気の司書の槇人(まきと)と出会います。

    普段は風景の撮影がメインで、人物のスナップはあまり撮らない天惺ですが、出会った日の槇人の表情は忘れられない様子。
    ある星の綺麗な夜。天惺はふと隣にいた槇人を撮影します。
    「火傷痕だらけの男のなにがいいんだか…」と言う槇人に天惺はその痕を「天の川みたいで綺麗だと思ってました」と伝える。
    ふたりはその直後、降り出した雨を避けるために避難したホテルで急接近―――。

    「天の川みたいで綺麗」
    実にいい口説き文句だ!!
    過去の出来事で、自分に自信を無くしていた槇人には嬉しいひと言だっただろうな…。

    満天の星空を目の前にして、天惺にとっては被写体としてもっと魅力的だったのが槇人だった、という流れからの「天の川みたいで綺麗」。
    天惺の心からの言葉なんだということが伝わってきますね~~~。
    読者がもつ槇人の火傷痕に対する印象を変えてしまうくらいのピュアさが素晴らしい。
    100億%正解です。

    事故で人生が変わってしまった槇人。
    それでもそんな彼を綺麗だと言う天惺の優しさがとても印象的でした。

    BLアワード2023にて表紙デザインランキング2位を獲得した本作。
    中身も本当に美しいんだ。
    是非お手に取っていただきたい一冊です。

    2023年10月02日
  • ブックライブ書店員

    朝起きると巨大な毒虫になっていたグレーゴル。家族の働き頭だった彼だが、毒虫になったために働くことができなくなったばかりか、大迷惑な存在になってしまった。そんな、家族のお荷物となってしまったグレーゴルの心情や、お荷物を抱えることになった家族の心情がよく描かれた作品です。
    グレーゴルが家族に迷惑をかける度に、グレーゴルに対する家族の態度や扱い方が酷くなっていく描写がすごくリアルで、グレーゴルにも家族にも同情してしまうため、「道徳的にダメな扱いだけど、現実世界でもこうなってしまうんだろうな…」と考え込んでしまいます。
    ただ読むだけでなく、グレーゴルがなってしまった「巨大な毒虫」が、はたして何のメタファーなのかを考察するのもこの作品の楽しみ方の一つです。
    物語に対する自分なりの解釈を見つけられるまで何度読み返しても飽きないような作品なので、是非お勧めしたいです!

    2023年10月02日
  • ブックライブ書店員

    この作品は、日本語学校で教師をしている海野凪子先生と外国人生徒たちの日常を描いたマンガ調のエッセイです。

    エッセイの中では、凪子先生に日本語の質問をする外国人生徒たちの様子が面白おかしく描かれているのですが、「初めて日本語を学ぶと、そういうことが気になるんだ」という驚きがたくさんありました。
    また、日本語学校の授業のなかでは、私たちが毎日何気なく使っている日本語の由来や正しい使い方、時代による変化などが漫画で分かりやすく解説されているので非常にためになります!

    作品に登場する外国人生徒たちのキャラの強さも魅力です。
    任侠映画マニアのフランス人マダムやルパンが大好きなアメリカ人、自国との漢字の違いに苦戦する中国人など、様々なバックグラウンドをもつ生徒が揃っており、日本語学校のにぎやかさが伝わってきます。
    そんな彼らの会話を聞いていると、それぞれの文化の違いが見えてきて面白い!!
    国が変わればジェスチャーの意味が変わったり、お見舞いのルールやマナーが違ったり、子供が描く太陽の色が違ったりするなど、聞いたことがない文化が沢山ありました。

    私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれるだけではなく、日本の文化について見つめ直せる本です。

    2023年09月29日
  • ブックライブ書店員

    『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』で知られる伏見つかさ×かんざきひろコンビの新作!!
    インパクトのある題名だが、普通のラノベ作家の兄とイラストレーターの妹のラブコメだったので、どうぞご安心を。

    主人公の高校生兼ラノベ作家の和泉正宗には、「エロマンガ先生」という、凄腕の担当イラストレーターがいる。
    その正体は、驚いたことに、なんとまったく部屋から出てこない、妹の和泉紗霧!?
    まさか、ひとつ屋根の下でずっと引きこもっている妹が、いかがわしいペンネームで、エッチなイラストを描いていたとは……。

    「そんな名前の人は知らないっ」
    とりあえず紗霧ちゃんのこのセリフ、本当に可愛い。ページをめくるたびに可愛さやうれしさ、感動で鳥肌がたってしまう。
    少しずつ外の世界に出ようと変わっていく姿に、逞しさに感動した。沙霧ちゃんの成長は、読んでいて心が和んだ。

    まだ読んでない人は是非ご一読ください!!

    2023年09月29日
  • ブックライブ書店員

    突然送られてきた“ダーウィンズゲーム”という謎のスマホゲームへの招待。主人公の須藤要は、そのリンクを覗いた瞬間、ダウンロードされたアプリから画面の外へ現れた蛇に首を嚙まれてしまい…。

    “ダーウィンズゲーム”とは、謎の蛇に嚙まれるとシギルと呼ばれる超能力を授かり、それを使って殺し合いをし、ポイントを稼ぐゲームである。
    相手を降参させれば勝ちで、対戦相手の強さに応じた勝利ポイントを入手できる。対戦相手を殺すことができれば完全勝利となり、相手のポイントを残さずゲットできる。そして、そこに芸術点や技術点など加わる。
    しかし、須藤要は「シギル不明」という状態でバトルを仕掛けられることとなる。彼が持つそのシギルとは、いったいどんな力なのか…?

    題材は「デスゲーム」というありふれたテーマなのに、現代ガジェットを組み込んだ話は新鮮味があって、続きを読んでいくと「そういう話になっていくのか…!」と感心するほど面白い。
    そしてヒロインのシュカがとにかくすごくかわいい。
    アニメ化もされているので知っている人も多いと思うのですが、これはアニメで放送された部分以降からが面白い! 是非とも読んでみてください!

    2023年09月29日
  • ブックライブ書店員

    『NEW GAME!』の作者、得能正太郎の最新作!
    一度は夢を諦めた元アイドル・ミミが、現役アイドル・イブキに出会い、もう一度アイドルを目指す!!

    この作品は、アイドルオーディションがメインに描かれており、
    16人の女の子がデビューを目指して奮闘していく物語です。
    私自身、現実世界でもアイドルが大好きなのですが、マンガで読んでもやっぱりアイドルって最高に良い。
    ただひたすらに「輝きたい!」そうやってがむしゃらに歌って踊っている女の子はきらっきらしていて、気づいたら魅せられて元気をもらえて、いつの間にか大好きになって応援している…
    この作品でもそんな女の子たちがたくさん登場します(さすが得能先生)。
    現実だと中々見られない、それぞれが抱えている悩みや不安な気持ちの描写もあるので、より応援したい、頑張ってほしいという気持ちがわきます。
    まだまだ始まったばかりの作品なので、これからどう彼女たちが成長していくのか、最終的に勝ち残るのは誰なのか、今後が気になって仕方ないです。
    このレビューを書いている時はまだ2巻なのですが、すでに誰も落ちないでみんなでデビューして(涙)という気持ちになっております…

    最後に…作中に出てきた共感MAXのセリフで締めくくりたいと思います。
    「誰よりも頑張っていて 成長する女の子達の姿は さいッッッこうッじゃないですか!!」
    ぜひ、読んでみてください!!

    2023年09月29日
  • ブックライブ書店員

    イーロン・マスクと言えば、テスラ・スペースX・Twitterなどの世界的な買収や経営、起業に携わっています。
    そんな彼がどんな人生を歩んで来たのか、生まれや育ちなどが気になり、読んでみました。今も大変ハンサムですが、子供の頃は本当に可愛い子供で、青年期はすごいイケメンです。幼少の頃の話や、親や祖父母のこと、子供の頃のいじめや挫折や苦悩など詳細に書かれており、この人は天才ではありますが、かなりの努力の人だということがわかります。
    いちばん意外だったのは、イーロン・マスク自身が自分の性格をなんとかしたいと思っているところです。
    また、スケールの違う苦悩を味わっているところに脱帽です。
    とても人間らしさを感じられ、意外な一面を知ることが出来て、彼自身を応援したくなる1冊です。

    2023年09月27日
  • ブックライブ書店員

    料理は勝負! 勝つためには手段を選ばない、料理人・秋山醤(ジャン)の生き様を見よ!!

    舞台は東京一の中華料理店・五番町飯店。その門を叩く男・秋山醤! 彼は"中華の覇王"と呼ばれた祖父にみっちり料理を仕込まれた、中華料理のサラブレッドだった……。
    醤は、相手より美味しい料理を作ればいいという信念と確かな実力で、とんでもない料理を次々作っていきます! 例を挙げると、マジックマッシュルーム入りの料理、次に食べる料理の味を台無しにするような料理…。完全に悪党のやることです!
    料理漫画は星の数ほどあれど、ここまで主人公が邪悪な作品は滅多にありません! 普通の料理漫画に飽きてしまった人、反則上等の料理バトルを見たい人はぜひ!

    2023年09月27日
  • ブックライブ書店員

    自分の居場所=「椅子」がないと感じたことはありますか?

    本作は、周囲の事情も理解できるからこそ悩む、現代女性たちの短編集です。
    セクハラで大好きなチョコレートを食べられなくなった販売員、
    少女コミック誌でバトル作品を描きたいのに、恋愛ものを求められる漫画家、
    「ご自愛」のやり方を忘れた、鬱で休職中のOLなどなど……

    ページをめくるほど、「つらいよなあ」という彼女たちへの同情が、「分かるなあ」の共感に変わっていきました。
    登場人物の誰もが、物分かりの良い大人になろうと自分の悩みを抱え込んで、何とかしようともがく姿に自分が重なりました。
    上手くいかない、あの人も正しい、仕方がないのも分かってる。
    それでも、誰もが、自分の居場所=「椅子」を作ることができると、
    強く優しく励ましてくれる物語です。

    ちょっと自信がない日のおともに、ぜひご覧ください。

    2023年09月26日
  • ブックライブ書店員

    偏屈婆さんのおでんが人々の運命を変える!?
    変わり種異世界グルメファンタジー!

    昔ながらの屋台のおでん屋である春子婆さんは、ひょんなことから異世界へ転移してしまう。

    チートな能力が発現するということもない。
    異世界でも春子婆さんのすることは変わらず、訪れたお客へおでんを振る舞うことだけである。
    おでん屋なのだから。

    本作は1話ごとにお客として登場する人物が異なる短編形式で、そんな異世界の住人達が主役となる群像劇。

    ぽかぽかおでんで身も心も温まり、ぶっきらぼうな春子婆さんの言葉をきっかけに、ほんの少し背中を押されるお客達。
    それぞれの事情を抱え、別々の道を歩む彼ら。しかしやがてそれらは交差し、物語は圧巻の展開に!

    くつくつと煮えるおでん。それを春子婆さんがお客へ提供する様子。はじめて口にするおでんに夢中になるお客の様子。
    とにもかくにも、こだわりのおでん描写に食欲が刺激されてたまらない!

    2023年09月19日
  • ブックライブ書店員

    まさかの恋のお相手、それは魚の顔をした隣人だったーー。

    35歳、会社のお局として働く主人公の栞。何の変哲もない現実から逃れたいと願うも、ひたすら運命の人を待つだけの日々。
    そんな中、隣の部屋に魚…の顔をしたイケメン、伊達くんが引っ越してくる。何度も目を疑う栞だが、どうやら他の人には人間のイケメンに見えている様子。
    「魚の顔をしたハイスぺイケメン」って何じゃそりゃ!?という奇想天外なキャラですが、しっかり恋愛ストーリーが成り立っていて、しかも面白い!
    もはや魚の顔でもイケメンな伊達くんって女性マンガ界のなかでも最強なのでは?と思ったり。
    そして、伊達くんに負けず劣らず、主人公の栞もアグレッシブで少々妄想癖なところがあり、とてもぶっ飛んだキャラなのです。
    魚の顔したイケメンと、ちょっと変わったアラサーOLの恋。
    この恋愛は一体どこに行きつくのか? 最後まで伊達くんは魚のままなのか? 魚のままでキスをするのか…?
    ぜひ一緒に、この恋の行く末を見守りましょう!

    2023年09月15日
  • 人と接するのが苦手で、他人との間を壁で隔ててしまう氷川 小雪(ひかわ こゆき)。
    中学時代のトラウマのせいで高校では誰ともつるまずに1人でいることを貫き、無表情さと目つきの悪さから周りからはクールなちょっと怖い人と思われています。
    彼女の唯一の友達は幼馴染でクラスでは女神のようなアイドル的存在の安曇 美姫(あずみ みき)。
    それ以外の人間に対しては壁を作って関わらないようにしてきましたが、グイグイ距離を詰めてくる雨宮 湊(あまみや ミナト)や、のんびり優しい雰囲気の日野 陽太(ひの ヨータ)と次第に仲を深めてゆきますが…。

    メインで登場する4人は、タイプは異なりますがそれぞれ心に複雑な思いを抱えています。

    周りの人のちょっとした行動や発言に対する不快感が積み重なって心の奥底に溜まっていくことありませんか?
    小雪はその積み重ねに耐えられなくなり人との間に壁を作ってしまっています。

    ミナトは誰とでも仲良くなれ1人でいる人に積極的に関わるタイプですが、ある日美姫から「可哀そうだからと話しかけるのは傲慢だ」と指摘されハッとします。

    美姫も本来の自分とクラスメイトが抱いている自分とのギャップに悩んでいます。
    更に大切な友達の小雪が辛い時に力になってあげられなかったという思いも…。

    一番人当りの良いヨータも、親の再婚により家庭に自分の居場所のなさを感じています。

    高校生の青春ストーリーかと思いきや、それぞれの心の機微が丁寧に描かれており、どの登場人物にも「わかる…」と思うシーンがあります。
    あの時のあの感情はこういいうことだったのか!!と気づきを得る方も多いのではないでしょうか。
    どの年齢の方が読んでも共感すること間違いなしです!

    元々タテヨミマンガとして描かれた作品ですが、単行本版として再構成されております。
    描くのは『正反対な君と僕』の阿賀沢紅茶先生。
    “今らしさ”と“普遍的”を描くバランスが秀逸です。

    恋愛部分も展開が気になるところ。
    気付きと共感の物語をお楽しみください。

    2023年09月14日
  • ブックライブ書店員

    X(旧Twitter)で話題になったので、目にされたことも多いのではないでしょうか。

    ふんわりしていて優しい絵柄と表紙にほっこりするのはもちろんですが、
    ワンコの純粋な気持ちが本当にわかりやすく描かれていて、胸がぎゅうーっと締め付けられてしまいました。

    ワンコを飼っている人、飼ってた人、皆さんが「謎だなあ」と思っていたいつものあの行動。
    そのヒントが隠されているので、ワンコの気持ちをさらに理解できるようになりますよ。

    また、今現在ワンコを飼っているそこのアナタ。
    「ウチの子は毎日こんなに健気に「ご主人」の帰りを待ってくれてる…」と思うと、
    早く家に帰って、ウチの子たちを愛情いっぱいに抱きしめたい!となること間違いなしかと!!
    というよりも、今すぐウチの子に会いたくなりますよ。

    残業なしでまっすぐ家に帰り、休日は予定なしで家に籠って、ウチの子たちと過ごす…
    そんな時間をたくさん過ごしつつ、本作の愛おしくてたまらないワンコたちの魅力を、
    どうぞたっぷり、どっぷりご堪能ください。

    2023年09月14日
  • ブックライブ書店員

    この作品の舞台は、過去に凄惨な大量殺人事件が起きたが名前を変えて今も営業を続けており、「泊まると死ぬホテル」や「霊との遭遇率100%」などの噂がある、とあるホテル。そこには、未練を抱えた死者のお客様が集まります。お客様たちをチェックアウト(成仏)させるため、ホテルのスタッフであるモアちゃんやホンダがお客様の未練や願いに寄り添っていく、というお話です。

    この作品では一話一話が独立しており、それぞれのお話を通してホテルを訪れるお客さんの人生を見ることができる点がとても素敵だなと感じました。
    また、作中では「死」という冷たい印象の題材を扱っていますが、読むとどこかあたたかい気持ちになることができるのも魅力の一つです。きっと、モアちゃんやホンダが寄り添うべきときには寄り添い、怒るべきときには怒り、ふざけるときにはふざけてくれるからなんだろうな…。
    さらにおすすめしたいのは、ホテルやキャラクターのデザインです。クラシックな内装、素敵な小物や服装などから物語の世界観により浸ることができます。表紙にもあるフリルのついたメイド服に、ホテルマンの燕尾服など、クラシカルな世界感がお好きな方はぜひ!

    2023年09月14日
  • 中学3年の春、佐藤 一(さとう はじめ)がは桜の木の下に埋められている柴田 元(しばた はじめ)を見つけたことで物語ははじまります。
    柴田の家で連日一緒に映画鑑賞し仲を深めていくふたり。
    そんな中、文化祭の展示品としてクラス委員長の渡 美知花(わたり みちか)と3人で映画を撮ることに。
    しかし上映するための視聴覚室はサッカー部によって奪われ使用許可が下りなかったのです。
    絶望する佐藤は「次の映画は大量に増えた柴田が復讐のために学校の奴らをぶっ殺す話だ!!」と息巻きますが…。

    最初は不条理系のショートストーリーかな?と思って読み始めました。
    しかし、まさかの連載作品。
    せっかく面白いのにいいところで終わってしまった!!と思うことは多いですが「え、続くの!?」と思うことは中々ありません。
    しかも読み進める内にえも言えぬ恐怖が増していくのです!
    度肝を抜かれました。

    物語の途中からどうも柴田という存在が「何かおかしい」と気づくことでしょう。
    誰も柴田を知らないのです。
    佐藤以外に見えていない存在…つまりは存在しないのでは!?と思うようになります。
    ですが映画上映ができなくなった事件後、佐藤の前から姿を消した柴田が5年ぶりに姿を現します。
    今度は他の人にも見える存在となって…。

    最初のうすら寒い概念的な恐怖から、柴田の増殖という物理的恐怖へのスイッチは見事です。
    同じ顔がたくさんいるというのは、思っている以上に恐怖を感じます。
    ページいっぱいにいる柴田の特徴のないうつろな顏!!
    そこかしこにシバタシバタシバタシバタシバタ…!!!
    柴田の妙なコミカルさがよりシュールで本能的な怖さを感じさせます。

    柴田とは一体何なのか!?
    どうすれば柴田から逃げ切れるのか!?
    そもそも柴田を殺すことはできるのか!?

    読み終わったらあなたも柴田になっているかもしれません。
    ご注意ください。

    2023年09月13日
  • ブックライブ書店員

    ここ最近の日経平均は乱高下を続けており、素人にはよくわからないところがあります。またトレンドが変わって下落基調になれば、多くの銘柄が下がる可能性もあります。投資する上で必要な、企業の業績や今後の展望などがわかりやすく解説されており、今後の投資に対して大変役に立つ本です。素人でもわかりやすくて読みやすく、銘柄数は500と多いですが、お勧め50銘柄を中心に見ていけば、自分が買いたい銘柄の情報が知ることが出来るおすすめ本です。

    2023年09月12日
  • ブックライブ書店員

    好きになった人に、想い人がいると分かったなら、あなたはどうしますか?

    真面目が取り柄の女子高生・牧ゆかりは、曲がったことが見過ごせないタチ。同じクラスの非行少年・日下優助の伝達係として周囲から重宝されている。
    彼にまつわる怪しい噂の数々を知りながらも、「そこまで悪い子には思えない」と感じていたある日、優助がバンド活動を行っており、作詞とボーカルを担当していることを知る。
    本当の日下くんがどんな人なのか知りたい、という思いから、「友達」になることに。
    しかし、彼と関わるうちに、優助が誰を想って「恋の歌」を書き、歌うのかが分かってしまったゆかり。同時に、自分の中に溢れる感情の名前にも気づいて――?

    私がその人のことを本当に好きなら、その人の恋を応援するのが「いい子」なの?
    好きな人の一番の幸せのためなら、自分の気持ちを押し殺すのが正しい?
    好きって気持ちを伝えるだけで、エゴの押し付けになってしまうの?

    バンドマンのクラスメイトに恋をした、女子高生のピュア度1000%の切ない片思いに身もだえ不可避!
    あなたは誰の「想い」を応援する?

    2023年09月12日
  • ブックライブ書店員

    父の借金を返済するために料亭の女中として住み込みで働いている有島紗耶は、料亭の常連客である財閥御曹司・蕗谷晃人と出会う。
    紗耶は、晃人のことを「来るたびに違う女性を連れている女たらし」だと思っていたが、実際は彼にはずっと探している女性がおり、毎回お見合いを断るのに苦労しているのだった。
    偶然出会った身分違いの2人だったが、晃人が借金を全額返済する見返りの偽装結婚を紗耶に提案することで、2人の運命が急速に動き出すことに…!!
    この作品のオススメポイントは2つです!
    1つ目は、主人公の紗耶が心配になるくらい健気で頑張り屋なところ。
    父親がつくった借金を返済するためとにかく必死に働いたり、晃人のために勉強や稽古、更には小食の彼に少しでも食べてもらおうとご飯を作ったり…。
    気づいたら紗耶に寄り添って応援したくなる、そんな素敵なキャラクターです。
    2つ目は、晃人の表情が少しずつ柔らかくなって、紗耶に心を開いていくところ。
    最初は彼女に対して無表情で冷たい態度をとっていた晃人でしたが、彼女の自分に媚びない姿勢やいつでも人を思いやる様子に少しずつ心をほだされていきます。
    まだまだぎこちない2人だけど、先の展開が気になって気になって仕方ありません…!
    非日常な空間で癒されたい方にぴったりの作品です。ぜひご一読ください。

    2023年09月11日
  • ブックライブ書店員

    現代の世にかつての男の楽園、「吉原」が復活。主人公は吉原がどういう場所なのか何も知らないまま、養父母にだまされるようにして現代版吉原へ売られてしまいます。彼女につけられた値段は十億。前代未聞の金額で買われた彼女は、「アザミ」と名付けられ、花魁候補として遊女の世界に飛び込んでいきます。

    この作品、まず物語の設定がとっても良い!! あり得ないと思いつつも、「現実社会でも存在したかもしれない」と思ってしまうほど絶妙にリアルな世界線なので、ストーリーに違和感を覚えることなく、内容がスッと入ってきます。

    また、花魁などの水商売がテーマの作品は、陰険でドロドロした印象の作品が多いかと思いますが、この作品は一味違います。
    男と女の駆け引きや愛憎劇というよりも、主人公がトップの花魁になるために努力と葛藤を繰り返す、ど根性成り上がり漫画のように感じられました。
    養父母に売られたことにはショックを受けたものの、彼らへの怒りをバネにしてがむしゃらに前に進もうとするアザミの姿は、見ていてとても気持ちがいいですし、応援したくなります。

    「男が女を買う=女が下の立場」という構図がどうしても生まれてしまうように思われる遊女の世界で、お金や権力に屈せず、自分の主義を貫くアザミに勇気をもらえる作品です。

    2023年09月11日
  • ブックライブ書店員

    こんなに美しい人でも、すごい努力をしていることがわかる本です! 美容だけでなく、健康のことなども書かれており、日々の生活に役立つ本だと思います。レシピも、簡単に作れるものばかり。食材も、スーパーで手軽に手に入るものが多く、取り入れやすいです。健康的な食事と美容に気をつけていたら、肌も綺麗になることも納得です! 実際に作ってみるとおいしく、かなり参考になりました。
    十和子さんの美と健康のレシピが詰まったこの本は、女性だけでなく、あらゆる方におすすめしたい1冊です。

    2023年09月11日