すべて のおすすめレビュー
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ブックライブ書店員
やさしくて料理上手な「カメちゃん」とにぎやかでよく食べる「ツル」は、付き合って5年目、2人暮らしを始めて3年目の男性カップル。
そんな2人が、仲良くスーパーマーケットで買い物をしたり、片方が寝ぼけていても一緒にゴミ捨てに行ったり、2人でごはんを作って2人で食べたりする、なんてことのない当たり前の日常をポツポツと描いた作品です。
合間に、2人の出会いから告白しあうまでのお話やお隣さんとの交流を深めるお話、会社の同僚にバッタリ会うお話などを挟みつつ、2人がやきもちをやいたりモヤモヤしたり将来を考えたりと、お互いに気持ちを揺らしながらも関係を少しずつ熟成させていく感じがとにかくいいんです! 読んでいるこちらがひたすら癒されます…。幸せな気持ちになりたい方におすすめです!2023年06月30日 -
ブックライブ書店員
学生時代からの友達だけど、趣味も性格も立場も異なる3人の“マダム”たち、沙苗さん・栞さん・晴子さんが、ルームシェアで生活する日常を描いた本作。ファッション系イラストレーターである作者が描くマダムたちは、すごくオシャレだけど無理がなく、自由気ままだけどお互いを尊重していて、この作品を読んだ人のほとんどは「こんなふうに過ごせたら楽しいだろうなぁ…」もしくは「私だったら誰とどんな感じでルームシェアできるかなぁ?」などと思われるのではないでしょうか。個人的には、自分の老後に向けて「精神的・肉体的な余裕と経済的な余裕はどちらか片方だけでは成り立たないよね」という思いを新たにしました…健康もお金も人間関係も全部大事! そして、贅沢はしなくても、友人の誕生日にはその人に合う素敵なプレゼントを躊躇なく選べる人でいたいなぁと思いました。
SNSでも人気の本作、折に触れて読み返せば、毎回ほっこりできること間違いなしです。2023年06月30日 -
ブックライブ書店員
私の人生を変えた伝説の和風ファンタジーロマンス!
学生時代の私はマンガ禁止の掟を破り、本作を買いに書店に走りました。
主人公の陵がとにかくかっこいい。
見た目草食男子・中身肉食男子のロールキャベツ男子です。普段はかわいい系でふにゃっと笑うくせに、除霊するときは意味わからんイケメンっぷりでヒロイン・未来を守り抜きます。そして未来も、普段は頼れる姉御肌なのに、陵の前でしっかり女の子なのがたまらん……友達にいたら親衛隊を買って出るレベルです。
さらに、読む手が止まらない怒涛の展開も魅力です。前世から恋人だったがゆえに呪われている陵&未来。次々に明かされる真実が新たな謎を呼ぶストーリーに目が離せません。二人の運命に乙女心も大爆発です!
あやかし、和服、ロールキャベツ男子のどれかにご興味あれば、是非に何卒読んでみてください後悔はさせません!
運命の純愛ファンタジー、あやかし緋扇ワールドへようこそ!2023年06月27日 -
ブックライブ書店員
あなたは、敬愛する人を殺したくなったことがありますか?
突然失踪した売れっ子小説家・遥川悠真。彼の家を捜索すると、同棲していた少女の痕跡が現れた。その少女こそ、この物語の主人公・幕居梓だった――
小学生のときに、自殺しようとしていたところを遥川に助けられた梓。そこから始まる大好きな小説家との生活は、遥川のスランプにより思わぬ方向へ進んでゆく。「小説家・遥川悠真」を救うために梓が選んだ行動とは? そして、梓はその後どうなるのか? 「才能の枯渇」という重く苦しい題材を使い、痛切な感情を描き出した一作です。
作者の斜線堂有紀先生はミステリ・SF・恋愛と幅広く手掛ける作家です。
本作を読んだ後は、同作者の『ゴールデンタイムの消費期限』もオススメ! こちらも「才能の枯渇」というテーマを扱った作品です。2023年06月26日 -
デザイナーを目指し美大に通う赤西ひばりは、真面目さ故に「普通」であることをコンプレックスに感じていました。
ある日バイト先のラーメン屋で出会ったのは、同じ美大の油絵科に通うバンドマン・蒼生楽空(そうせい がく)。
ひばりのパソコンを壊してしまったお詫びにと、ガクの家で課題をすることに。
ガクの自由すぎる発想に反発しつつも意見を取り入れた課題は、今までにない評価を得ることに!
自由で強引ではあるものの、まっすぐな言葉を投げかけてくるガクにひばりは思い切った一歩を踏み出す決心をします。
『リビングの松永さん』で年の差シェアハウスラブを描いた岩下慶子先生。
ひとつ屋根の下にいながら‟近くて遠い心の距離“という絶妙なきゅん加減や男子のキラキラ具合に魅了された方も多いのではないでしょうか。
今作は美大に通う同級生同士のラブとなっていますが、キラキラ具合に拍車がかかっています。
岩下先生の描く男子は、ここまで理想的なキャラいる!?とばかりに魅力が詰まっています。
今作に登場ずるガクも、とにかく格好良い!!
強引にひばりを振り回しつつも、彼が発する言葉はストレート!!
臆面もなくひばりを褒めたり、彼女に向ける視線も真っすぐ!
「そりゃあひばりも好きになるでしょうよ!!」と言わずにはいられません。
特に、ライブ後にひばりの感想を聞くため強引に視線を合わせ「俺をみて言って」と言うシーンから、ひばりが照れつつも言葉を発しようとするのを待つガクの表情にノックダウンされました。
ガク格好良すぎるだろう…!!
ガクだけではなくひばりの表情にも注目していただきたいのですが、最初はとまどいつつもガクの影響を受け変化していく彼女の微妙な心の機微が表情として描かれていて、心をぐっと掴まれます。
美麗な絵に魅力的なキャラクター。
画面からあふれ出すキラキラときゅんきゅんに、悶絶すること間違いなしです!2023年06月23日 -
出版社勤務のアラフォー編集者である亀山は、駅で見かける可愛い子が気になって仕方がありません。
というのも彼女が身に着けているものがどれも亀山世代のkawaiiポイントをついてくるからです。
髪の毛からは全人類が好きな香りと言っても過言ではないミルボンの香りがし、全身ウエスタンボーイのコーデで固め、セボンスターを集めている…。
ストレス社会と戦いながら生きている亀山にとって、彼女は癒しの存在となっています。
ですが、彼女は実は…!?
おじさんが女子高生を愛でる(観察する)と聞くと危ない印象を受けてしまいますが、そういった危なさは微塵も感じません。
亀山はジロジロと見るのではなく、あくまで“視線の中に彼女がいるだけ”な状態で詳細な分析を行っているので、むしろその姿勢に紳士感を感じてしまいます。
逆に、その紳士感を出しながら真顔で詳細な分析をしていくアンバランスさが笑いを誘うのです。
何故そんなにkawaiiアイテムに詳しいのだ亀山!!
ウェスタンボーイなんて忘れていたよ亀山!!
ミルボンは良い香りだよね、亀山!!
読むうちに駅で見かける女子高生に夢中な亀山に夢中になっている自分がいます。
しかもこの物語の面白さは亀山だけではなく、亀山を夢中にさせる女子高生もひと癖(?)あるのです。
1エピソードごと、ラストの女子高生側の会話で思わず笑ってしまうので、是非ご自身の目で確認してください!
アラフォー世代には懐かしさを感じて楽しめますし、若い世代はkawaiiもの好きなおじさんと可愛い女子高生エピソードのエモさを楽しめるので、全年齢が楽しめる作品となっています。
何も難しいことは考えず、kawaiiコメディを楽しんでください!!
2023年06月23日 -
子供向けおもちゃの企画開発会社でグラフィックデザイナーとして働く柴田かさね(しばたかさね)。
偶然同僚の榎田昴(えのきだすばる)のお尻を触ってしまってから彼のことが気になって仕方ありません。
榎田にお尻を触ってしまったことを謝るかさねですが、榎田の様子はどこか変で…。
実は彼には人に秘密にしていたことが…!!
真摯に謝ってくるかさねの姿に覚悟を決め、実は自分が趣味で女装をしている“女装男子”であり、あの日は布面積が少ない下着をつけていたためそれがバレたのでは…と焦ったためと告白するのです。
身長180cm以上ある女装姿の榎田を見ても一切引くことがないかさね。
首筋が綺麗と褒めたり、彼のありのままをそのまま受け止める彼女の姿は、“多様性”迷子に陥りかけている現代の理想像かもしれません。
恐らくかさねの中には榎田の女装を馬鹿にする人がいるなんて考えは存在しなかったのでしょう。
だからこそ女装姿の榎田と二人で街を歩いた時に知らない人から浴びせられる興味本位の視線や隠し撮りしようとする人を見た時のショックは計り知れなかったと思います。
ですがかさねがそうだったからこそ、榎田は救われたのだと思います。
自分のことを大切にし尊重してくれる存在ほど救いはないのではないでしょうか。
ありのままの自分を受け入れる。
ありのままの自分を貫く。
ありのままの相手を受け入れる。
それって簡単そうに見えて、とても難しいことだと思います。
この物語の主人公ふたりは一見どこにでもいそうなキャラクターです。
だからこそ、かさねと榎田のお互いがお互いを大切にしようとしている姿は読んでいるこちらも応援したくなりますし、お互いが理解しようと少しずつ歩み寄る姿は理想のカップルのようにも思えます。
二人に幸せになって欲しいと願いながら読み進めたくなる作品です。
2023年06月23日 -
天才漫画家・花神 臥龍(はながみ がりょう)。彼を病的に羨む新人漫画家・深山 忍(みやま しのぶ)。
不慮の事故により二人の身体が入れ替わってしまいます。
どうにか二人で戻る方法を探そうと提案する花神(肉体は深山)に対し、せっかくモブから脱し人気漫画家になれたのだから戻る気はないと吐き捨てた深山(肉体は花神)。
そんな深山に、花神は漫画で勝負をし自分が勝ったら戻る方法を一緒に探せと挑みます。
そうして人気漫画家の実力とカメレオン漫画家のバトルの火ぶたが切られたのです。
この物語を語るのに必要な要素は「3つの勢い」です!!
まずは、登場キャラクターの放つ勢いが凄いのです。
人格者で漫画に対して熱い気持ちを持ち圧倒的才能を持つ花神と、性格がねじ曲がっていて人の絵柄のくせをマネるのが得意なため「カメレオン」と異名を持つ深山は対極のキャラクター。
花神はただただ真っすぐに挑んでいくヒーロー像なのに対し、これぞヒールとばかりに嫌な奴として描かれる深山。
分かりやすいからこそキャラクターの勢いがダイレクトに伝わってきます。
次にストーリーの勢いの凄さ。
最初は人格者ゆえに深山のことを認めていた花神。
しかし体が入れ替わった後、「適当でも連載できる」という深山の作品に対するいい加減な姿勢に怒りを覚え、VS深山のバトル展開が始まるのですが、このストーリーのテンポの良さ!!
キャラクターの勢いがそのままストーリーの流れとなっているので、違和感なく物語に入り込めるのです。
更に、それまでは花神の絵柄をマネるだけだった深山が覚醒し、台詞や物語の作風すら花神に化ける進化を遂げる展開はムネアツです!!
そんな深山の進化を掲載誌の誌面で感じとった花神は、自身も更なる進化が必要であると思い…。
そう、バトルマンガの修行のターンへと突入していくのです。
そして、絵の勢いの凄さ。
どのキャラクターも表情が生き生きと描かれており、読んでいる内にキャラクターを身近に感じます。
漫画家の物語ということもあるのでしょうが、コマ割りもかなりこだわっていらっしゃいます。
勢いを殺さず、次へ次へと読み進めてしまう構成になっているのは流石です。
次から次へとテンポよく展開されるストーリーの勢いと絵の勢いがマッチして、ぐいぐい物語の中に引きこまれていくのです。
花神と深山は「龍」と「龍に化けたカメレオン」として対比されていますが、果たしてカメレオンは龍になることができるのか!?
偽物は本物に勝つことができるのか!?
花神はこれまでの自分に打ち勝つことができるのか!?
漫画家バトルがどうなるのか…注目です!!!
2023年06月23日 -
ブックライブ書店員
「愛咲姫華がこの会社、私好みに変えてみせるんで♪」
働きながら3歳児を育てるシングルマザーのさゆり。
昭和気質で問題だらけの職場で、毎日課長に嫌味を言われながらも仕事と子育てに奮闘する日々。
そんなある日さゆりの前に現れたのは、元キャバ嬢で露出だらけの服を身にまとった派遣・姫華だった!?
「こんな子産んだ覚えねーよ」
事あるごとに「ママなんだから」でさゆりに仕事を押しつけてくる課長に、姫華のカウンターパンチがクリティカルヒット!!
まだまだ問題山積みの職場だけど、もしかして本当に姫華が変えちゃったりして…!
待望のアン・ミツコ先生最新作!
今作では主人公が嫌な上司や困った問題にズバッと切り込み解決します!
スッキリしたい人や不満があるけど言葉にできない人、理不尽が許せない人などにとってもオススメしたい1冊。
姫華の物怖じせずはっきり言う姿に勇気をもらえる作品です。ぜひご一読ください。2023年06月23日 -
ブックライブ書店員
主人公の桜遥は、不良校として名高い風鈴高校に入学する。
喧嘩で風鈴の頂点に立つ!と意気込んでいた桜だったが、いざ入学してみると、風鈴高校はただ喧嘩が強いだけでなく、その力で街を守る"暴風鈴(ボウフウリン)"という集団を結成していた。
そして、一匹狼のようだった桜も暴風鈴の一員となり、仲間たちや街の人たちと触れ合う中で成長していく。そんなお話です。
不良、喧嘩と聞くと、何だか怖そうだなと感じてしまうかもしれません。
私も入学時の桜と同じように、ひたすら喧嘩でのし上がっていく物語だと思い、少しビクビクしながら読みはじめました。
しかし、彼らが大切な街や仲間を守るために戦う姿はまさに正義の英雄(ヒーロー)。
まるでヒーローショーをみる子供のようにワクワクし、風鈴生の熱い信念や街の人たちや仲間との絆に感動し、気づけば暴風鈴を応援する街の住人気分で読んでいました。
アニメ化も決定している大注目作品をこの機会にぜひご一読ください。2023年06月22日 -
ブックライブ書店員
ストーカーの正体はまさかの俺の推し!? アイドル(ストーカー)×ドルオタのラブコメ!
人気アイドルのモコのファンである空は、ときどき身の回りの物がなくなることに悩まされているが、実はその犯人が推しのモコであると発覚したことから始まる少し不思議なストーカーラブコメ漫画。
「推しがストーカー」という衝撃的な展開。オタクと推しのアイドルのやり取りがコミカルで面白い。そして、物語の中心であるモコと空、この2人以外にもいろいろなアイドルたちの物語が展開されている。彼女たちの抱くさまざまなコンプレックスや自分の価値など、深く考えさせられる部分も多い。
ちなみに、漫画に登場するアイドルの中で、僕がいちばん好きなのはまひろだ。
パンダ大好きで、少しツンデレで、容姿はあどけなく所謂ロリっ子体形。自分よりランキング上位のモコを引きずり落とすため、モコのトップオタである空を懐柔しようとする。初登場時はとにかく腹黒いので、いい性格とは言えないが、空に助けてもらってから素の自分と向き合うことにし、立ち振る舞い方、在り方、成長が推せる!
余談だが、カバー折り返し部分にガチ恋口上が書いてあるのを見て死ぬほど笑ったw
最後に、改めてアピールさせてください。ヒロインたちがめちゃくちゃかわいくて、展開がぶっ飛んでいて、ギャグとしても面白い。笑えて萌える、最高のラブコメです! ドルオタや推しがいる方にオススメ!2023年06月22日 -
ブックライブ書店員
サラリーマンの沖田誠は御年48歳のおっさん。
このおっさんにとって、職場での女性のお茶出しや金曜の飲み会は当たり前のコミュニケーションですし、
家庭では、自分が一家の大黒柱なんだからもっと丁寧に扱われるべきだと思っています。
この作品は、そんな頑固でデリカシーがないおっさんがゲイの好青年・大地くんとの出会いを通じて、長年かけて凝り固まったガチガチの固定観念をアップデートしていく物語です!
私はこの作品の中で、「性別ってのはパンツみたいだな」というおっさんのセリフがお気に入りです。
「下着なんて個人の自由で好きなものを穿けばいい。
何を穿いても誰の迷惑にもならないし、
そんなプライベートなことは他人に公表しなくていいはずだ。
性別も本来そうあっていいんじゃないだろうか。」
本当にその通りだと思います。
そして、それと同時に「私自身は周りの人の趣味嗜好に対して偏見をもっていないだろうか」「無意識に自分の常識にあてはめて誰かを傷つけてはいないだろうか」と考えさせられました。
多様性が声高に叫ばれる現代だからこそ、人とかかわる中で、その人にとっての価値観に触れ、考えを知っていくことで少しずつ認め合っていかなくてはいけません。
不器用ながらも懸命に他者を理解しようと励むおっさんの姿を、私たちも見習うべきなのでしょう。
あなたも作品を手に取って、おっさんと一緒に自分の価値観をアップデートしてみませんか?2023年06月21日 -
ブックライブ書店員
「尊い…ずっと見ていたい…」そんなラブコメを求めている人におすすめです。
生物教師のほむら先生は、いつもダサいTシャツを着ているし、階段を上っただけで息切れしているし、ひねくれていて大人気ない、どこか残念な人。
この作品は、そんなほむら先生と、彼を追いかける女子高生「はすみん」こと蓮見さんの日常を描いたラブコメディです。
なんといってもはすみんが可愛い…可愛すぎる…。
ほむら先生に会いたくて毎日生物準備室に足を運ぶはすみん。
ほむら先生からお菓子をもらって大喜びするはすみん。
全力で「好き」を伝えるはすみんを応援せずにはいられません!!!
先生と生徒の関係を超えないまま物語が進んでいくので、「早くくっついてくれ…!」ともどかしくなる瞬間もありますが、それもまたいいんですよ。ムズキュンってやつですね。
ほむら先生は自分に一途なはすみんのことをどう思っているのでしょうか?
気になる方は是非ご一読ください!2023年06月21日 -
ブックライブ書店員
働きたくないという思いから、楽に収入を得るための努力を積み重ね、遂に念願の不労所得を得ることを達成した主人公、二ノ宮キンジ。自身の所有するタワーマンションの最上階から、雨天にも関わらず必死に働く凡人を眺めて愉悦に浸っていたところ、突如として異世界に転移させられてしまう。その身一つで異世界に来てしまった主人公は、生き延びるために大企業「ライザッハ鉱業」の労働者として働くことを余儀なくされる。しかし、「ライザッハ鉱業」は低賃金で長時間労働、労働場所は迷宮という過酷な労働環境のブラック企業。
果たして主人公は異世界でもう一度成り上がることはできるのか?
そもそも主人公はなぜ転移してしまったのか?
常にコメディノリかつテンポの速いストーリー展開が読者に飽きさせない工夫を感じさせます。一味違った異世界ファンタジー作品が気になる方は、是非お手に取って読んでみてはいかがでしょうか?2023年06月21日 -
ブックライブ書店員
美人吸血鬼と最強の保安隊長が「吸血鬼退治」に挑む。
呪い・バトル・恋が詰まったストーリーと2人の関係から目が離せない⁉
人間界に現れた吸血鬼によって人間が食い殺されてしまう世界。
そんな危険な世界で、人間を守る対吸血鬼保安隊の隊長・緒坂唯鈴は、
ある迷信について調査していた。
それは、「吸血鬼殺し」と呼ばれる吸血鬼バロックの存在。
政府に拘束されていたバロックの居場所を突き止めた緒坂は、
彼女を誘拐し、「吸血鬼殺し」の迷信の真偽を確かめる。
政府に危険人物として20年間監禁されていたバロックは、
初めて自分に感謝してくれた緒坂に感動し、吸血鬼撲滅に協力することになるのだった。
バトルシーンも迫力があり、普段は大人しいバロックが本気になった戦闘シーンがカッコ良すぎて痺れました。
吸血鬼と人間というタッグを組んだ二人が、
どんどん吸血鬼を倒していく姿に気分爽快になること間違いなしです!
そして、緒坂に恋してしまったバロックとその反応にドギマギする緒坂という二人の恋愛模様も必見です。2023年06月21日 -
ブックライブ書店員
コーギーちゃんは「とーたん」が大好き。
そんなコーギーちゃんと「とーたん」の愛らしい日常ショートストーリー。
コーギーちゃんと言えば、食パン。
ふわふわもっちり食パン。
(この意味が分かるあなたはコーギーちゃん愛好家です)
とにかくコーギーちゃんのお尻ってものすごくかわいい!!
ワンちゃんあるあるが詰まっているので、他の犬種がご家族にいるあなたにも共感シーンが沢山あるはず。
お風呂に入ってるとき扉の前で、ちょこんと座って待っていたり。
自分のお尻からプー出したのに、ビックリして怯えてみたり。
ひたすらジーっと壁を見つめてみたり。
コーギーちゃんの感情豊かな表情が悶絶級!
(それでもやっぱり、うちの子が一番可愛い...)
ワンちゃんが好きなに一緒に住めない方には、こんな風な生活になるのかな?が妄想できておすすめです。
作者さんのコーギーちゃん愛が溢れてとまらない一冊です。2023年06月12日 -
ブックライブ書店員
癪に障るゲームの正ヒロインを徹底的に追い詰めてほしい。
そんな願いが叶う漫画です。
とあるRPG乙女ゲームで「推し」ていた悪役令嬢・レミリアに転生したエミは、
レミリアが不幸になるシナリオを回避すべく精進の日々。
しかし、ゲームのヒロインである「星の乙女」により、
努力空しく断罪されてしまった。
エミの意識が途切れた瞬間、レミリアには「本来のレミリア」の魂が宿る!
レミリアは、エミの意識の深層で、ずっとエミを見守っていたのだ。
自分の幸せを願い続けていたエミに胸を打たれたレミリアは、
エミを苦しめた周囲の人間への復讐を誓い、動き出す――!
同じ体の所有者ゆえ、直接話すこともできないエミとレミリア。
しかし、ふたりは互いへの大きなリスペクトと愛によって繋がっています。
エミは、レミリアの幸せのために、勉学に魔法、様々な努力をしました。
結果、最高の能力とあらゆる技能を持つ完璧な淑女「レミリア」が誕生します。
そんなエミの努力は、もともとのレミリアから信頼を得るには十分でした。
レミリアは、エミのおかげで身についた力を最大限に利用し、
エミの名誉のために世界を救おうとするのです。
「相手のため」が原動力の彼女たちの絆には、大きく心を揺さぶられます。
異世界令嬢系かつ、バディものの新境地。
レミリアの復讐を見届けるべく一気読み間違いなしの一冊です!2023年06月07日 -
ブックライブ書店員
人間の真理は性善説か性悪説か?
清廉潔白で熱血漢の担任教師・白鳥にあこがれる主人公・黒瀬は、スクールカーストの中でひどいいじめに遭っていた。いじめはどんどんエスカレートし、黒瀬はついに校舎の屋上から突き落とされることに!? 偶然真下にいた白鳥と衝突すると…。
本作は、形や手段を変えて、延々と終わらない社会問題「イジメ」を題材とした学園モノ。そこに人格入れ替わりの要素が加わったストーリー。イジメていた方がイジメられる側に。あこがれていた白鳥のまさかの裏切り。入れ替わったことで判明したイジメの理由や実態、その背景を知った黒瀬が取った復讐の方法とは?
ストーリーの展開上、陰湿で残忍な描写も多く、モヤモヤする面もありますが、結末ではちゃんとタイトルの「復讐の教科書」の意味も回収されますので、最後まで読破されることをお勧めします。2023年06月07日 -
ブックライブ書店員
シンプルながらインパクトのあるタイトルに惹かれました。一児の父です。
「自分の子供は人をいじめないって思っていますか?」
いじめられた娘の母親が放った一言が印象的でした。
自分の子供が?まさかそんなはずがない…
純真無垢な笑顔で、友達みんなと仲良く遊んでる。誰もがそう信じたいと思います。
けど、それって単なる希望的観測に過ぎなくて、事実はもっと根深く暗いのかなと。
なぜかって、誰もそんなこと教えてくれないから。
子供が同じ事態に直面した時に、自分だったらどんな言葉がかけられていただろうか…
本作は、単なるいじめ問題における道徳を問う教科書などではなく、
いじめた側、いじめられた側の親子のリアルな心情を描いた深い物語です。
誰しもの学校で起きていた「日常」かもしれないし、
誰しもの家庭で起きていた「非日常」かもしれない
と、読み終わりに考えさせられるような作品でした。2023年06月06日 -
ブックライブ書店員
東京の異世界として知られる大田区蒲田。
住みたくない街ランキング常連でもある蒲田が、なぜか街ごと異世界転移!?
横浜出身であることにプライドを持っている新人編集の八島さくらは、経費でのただ飯に釣られ渋々蒲田の取材をすることに…。
東京とは思えない別世界に驚きながらもどこか趣を感じるさくらだったが、屋上観覧車を下りた瞬間世界が一変していた! 明らかに異世界に転移している!
にも関わらずなんと街は周りの変化を気にしていないどころか、呑気にモンスターと酒を酌み交わしている人たちも!!
果たしてさくらは「異世界蒲田」から無事に生還できるのか!?
こんなストーリーは読んだことがない!
「異世界蒲田」というタイトルからして、一体どんなストーリーなんだろうと想像力を搔き立てられます。
そして蒲田の紹介がほんとにこれでいいの? というレベルで、変人たちが集うへんてこな街に仕上がっています!
個人的にはさくらが京急蒲田駅に乗り込むシーンがお気に入りです。ちょっと変わった駅の構造に「わかるわかる」と頷きつつも、「いやそんなわけない」とツッコミを入れながら読みました。
こんな異世界なら一度訪れてみたいかも!?
蒲田に馴染みがある人も、行ったことがない人にもぜひ読んで欲しい1冊です!2023年06月05日
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