すべて のおすすめレビュー
-
ブックライブ書店員
AKB48に、もしも、もしも男が入ってしまったら……?
主人公の浦山実(うらやま・みのる)は、絶賛片思いをしていた。相手は才色兼備の同級生・吉永寛子(よしなが・ひろこ)。彼女、どうやらAKB48のオーディションを受けるらしい。
寛子を応援したい気持ちが有り余った実は、女装して「浦川みのり」と名乗り、オーディションへ参加する。寛子が無事に合格し、胸をなでおろしたのも束の間、なんと自分までAKB48に合格してしまった! どうなる、浦山実! どうする、「浦川みのり」!
平成中期、一等星のごとくエンタメ界に君臨したアイドルグループ「AKB48」。
実在する前田敦子、大島優子をはじめとする神8はもちろん、AKB48のセンターめがけて努力する寛子やみのりが、まぶしくて仕方ありません。
その輝きが生み出される過程と努力を知って、絶句しました。
アイドルの卵がアイドルになる、その磨き抜かれる過程は、想像よりもはるかに苦しく激しいものであると、ひしひしと感じました。
読んでいるだけで心が熱くなる、熱帯びるスポ根アイドル物語です。2023年11月29日 -
ブックライブ書店員
「NISA」と「iDeCo」はなるべく早く始めたほうがいい、と至る所で見聞きするもので、
まずは勉強を...と思ってから、早5年は経過したでしょうか。
そんなものぐさな私にぴったりの一冊を見つけました。
「なんで始めたほうがいいの?」「銀行口座があれば始められるの?」等の基本中の基本から始まりますので、
単語しか聞いた事ないという超超超初心者にピッタリ!
まずはマンガというところがいいですね。
頭がフワフワしたワンちゃんがゆっくり解説しながら教えてくれます。
比較箇所や整理が必要なところは、イラストになっているので頭にスッと入ってきます。
初めて目にする言葉が沢山出てきますが、頭がパンクしそうになったらそこで一度止めるのをお勧めします。
マンガなので、もう一度読みなおす場合も、文字面ばかりの本よりはとっかかりやすいのではないでしょうか。
来年には新NISAが始まります…って、もう残り1カ月!!(2023/11現在)
新NISAと現在のNISA、iDeCoをまとめて学べる貴重な一冊です。
まだ手を付けられていないアナタ、私と一緒でものぐさなアナタ、ぜひ一緒にこの一冊から始めませんか?2023年11月27日 -
ブックライブ書店員
清掃の仕事をしながらネカフェ暮らしをしている霧生一希の趣味は、絵を描くこと。ある日、美術が好きなお金持ちの嵐山透に描いた絵を見られ、絵を買わせてほしいと頼まれる。絵描きとパトロンというタッグを組み、一希の絵を世界へと売り出していく!!
「アート」×「お金」の関係に切り込む、という背表紙の一文に惹かれて手に取りました。
その日を生きることに精一杯な一希と、お金や人脈などあらゆるものを持っている透は真逆の2人です。
境遇や価値観の違いによって衝突することもありますが、お互いの持っていないものを補いあっていて、とても良いタッグなんです!
また、一希と透は窓越しの出会いがきっかけで出会うのですが、一希が一人で考えるシーンや心理描写などのシーンでも窓が登場します。ぜひカフェの窓際に座って行き交う人を眺めながら読みたいなと思いました。
2人の力で一希の絵はいくらになるのか…今後の展開が気になる一作です!2023年11月27日 -
ブックライブ書店員
わがままなティアムーン帝国の姫・ミーアは、革命によってギロチンで処刑されてしまい、20歳という短い生涯を終えた。しかし、気がつけば記憶はそのまま、12歳の頃に戻っていた!? 手元に残された「自分が処刑までの日々に綴った日記」を参考に、忠義のメイドや優秀な文官を味方につけ、今度こそ処刑を免れるために奮闘する物語…のはずだったが、何といっても基本自分ファーストの性格は変わらず、そんな都合主義+ポンコツな主人公ミーアは、過去の知識やギロチン回避の渋々の行動が勘違いされて、なぜか周囲は彼女を「帝国の叡智」と誤解し出したまま、いい方向に進んでいくこの感じが面白い。端から見れば「帝国の叡智」と呼ばれる皇女だが、内心から溢れる想いは実に残念。とはいうものの、"愛されるポンコツ"とも言えるような魅力を感じる! 果たしてギロチンエンディング回避は叶うのか…?
2023年11月27日 -
ブックライブ書店員
強くなれ。父・"全生物最強"の範馬勇次郎から、そう言われ続け、体現してきた息子・範馬刃牙は、かつて、勇次郎との喧嘩に負け、母親を目の前で殺されてしまう。その範馬勇次郎に再び挑まんと、範馬刃牙は鍛錬を重ねて強敵を倒し、ついに"親子喧嘩"を始める…。
全生物最強であり、世界一力が強く、世界一野生である範馬勇次郎への前哨戦で、アメリカ一力が強いビスケット・オリバや、白亜紀の岩塩層の中から蘇生した、恐竜を狩って食料とする原人・ピクルと戦い、最強へ近づいていくワクワク感が堪らない作品。強い敵を倒すたびに、「これが勇次郎と戦ったらどうなるんだろう…」と想像してしまいます。
そして最終章では、ついに待ちに待った範馬勇次郎との戦いが見られます!! かつて手も足も出ず、母親を殺した父親へ向ける拳は、憎しみのこもったものか、それとも強くなり過ぎた自分の全てをも受け止めてくれると信じる父親への愛情なのか…。
ただの喧嘩ではなく、"親子喧嘩"である理由をぜひその目で、その心で、見て、感じてほしいです!!2023年11月27日 -
ブックライブ書店員
大蛇に嫁ぐってどういうこと!?
いろんな妄想が駆け巡りますが、本当にそっくりそのままのお話です。
「山の主 大蛇様」は、ずっと長い間、山奥で一人(一匹?)っきりで暮らしていたため、
「ミヨ」が嫁いだ初日から、二人でいられることの幸せを感じ始めます。
一方のミヨはというと、1か月以上食事をしなくなった大蛇を心配しながらも、
「このまま●んでくれたら・・・」と、ふと脳裏をよぎる自分自身が恥ずかしくなっていました。
それもそのはず、大蛇様はミヨのことをいつも気にかけ、とても優しく想ってくれるのです。非常に懐の深い大蛇様です。
大蛇ですから、食事はもちろんウサギやタヌキなどの小動物に始まり、もっと大きな動物を食すことも。
そんな人間の生活とは違いすぎて受け入れられない所がありつつも、大蛇様の優しさにミヨの心が少しづつほどけていく様子をどうぞご覧ください。
そして今後の大蛇様との生活は・・・
忘れかけていた日々の小さな幸せと、周りの人達のありがたさにあらためて気付かせてくれる一作です。
※爬虫類が苦手な方はご注意ください。2023年11月24日 -
ブックライブ書店員
「亜人」―――死なないヒトは、人間か、怪物か。
突如、存在が確認された死なない人間「亜人」が世間を騒がせた。未知の存在は大きく取り上げられたものの、あくまで死なないだけであること、実際に死ぬまでは判明しないことが判明し、いつしか人々の興味を惹くことはなくなっていた。
そして、最初の亜人が発見されてから17年、主人公・永井圭は交通事故によって亜人であることが判明する。希少な存在である亜人として政府や特殊機関から追われることとなった圭は、家族や故郷を捨てて逃走劇を強いられることとなる。
その中で出会った自分以外の亜人やそれに関わる人々を通して、亜人を取り巻く陰謀、そして人と亜人の未来を巻き込んだ戦いに巻き込まれていく……。
実写化・アニメ化もされた本作は、濃厚な物語と、それとともに変化していく迫力のある画風は勿論、緻密に描かれた頭脳戦が魅力。
登場人物それぞれが覚悟と目的、強い信念をもって行動することで組みあがっていく、勢いがあるのに理路整然とした物語は、読みだしたら手が止まりません。
「人間らしさ」とは何か、生きるとは何か。全17巻で描かれるヒトの物語、ぜひご一読ください。2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
強力だが冷酷な戦い方を疎まれて居場所を失った元勇者パーティ・セトは、ボロボロな姿で逃げる敵の女幹部・サティスと出会い、何かを失くした二人で新たな生き方を探すための旅を始める。
それぞれが、自分の役割や意味を失ったことで、知らなかったもの・知ろうとしなかったものと触れ合っていく中、様々な出会いや新たな経験から少しずつお互いの距離が近付いたり…? 過去に追われる二人がまだ見ぬ幸せを追いかける、生き直しの物語!
戦うだけの人生を強いられていたセトが他者との触れ合いによって年相応の感情や生き方を取り戻す様子や、残虐で狡猾だと思っていたサティスが見せる包容力や小悪魔っぽい部分など、二人のギャップと絶妙な距離感の尊さだけでなく、アクシデントや追手との闘いもカッコいいアクション満載!
個人的な推しポイントは、なんといってもそれぞれ特徴的な瞳! 爬虫類やネコ科っぽいところがとっても可愛い!
離れてほしくない二人のこれからに目が離せない、おすすめの一作です!2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
その薬が救えるのは命か魂か。
行き場のない死者の魂が落ちる場所である「辺獄」で、その身そのものが薬となる人間の少女は、異形の医者と共に自らを削りながらも病を癒し、様々な出会いを通じて自分や世界を知っていく。
天使や悪魔、命と魂、人々の思いが全6話で描かれる、悲しみと慈しみに満ちたダークファンタジー。
一見するとホラー・サスペンス系の雰囲気を感じるタイトルですが、内容的には少し複雑なところがあるものの、ダークでありながら繊細な物語が繰り広げられ、全6話とは思えない満足感がある作品です。
また、病や命を題材にしてはいるのですが、グロテスクだったりキツい表現が多かったりするわけでもないので、そういった描写が苦手な方も安心して見られる内容になっています。
ネタバレになってしまう部分もあるので具体的な内容は控えますが、何よりも主人公である人間の少女と異形の医者の関係性が非常に魅力的でおすすめポイント!
個人的には、もっと眺めていたかった、もう少し続いてほしかったと願ってしまうくらいに読んでほしいと思う一作でした。2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
不死の二人が紡ぐ、死出の旅の記録。
隕石でおかしくなってしまった世界を旅する、少女・ミーティアと異形の男・ユース。
姿形は大きく違えど、彼女たちにはある共通項があった――。それは、不死であること。
不死どうしで意気投合した二人は、この世界のどこかにあるかもしれない、死ぬ方法を探して旅を続けます。
はたして、二人の旅の終着点は――。
死を運ぶドラゴンや、トラップまみれの迷宮の番人。ミーティアとユースが出会うのは個性的な面々ばかり!
出会いが人々をどう変え、二人をどう変えていくのか。ロードムービーとして、とても魅力的な作品です。
ときに喧嘩し、ときに助け合い、夫婦漫才のように掛け合いもする…。そんな二人のバディ感が癖になって、二人の旅がずっと見ていたい…と思うこと間違いなし!!2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
庭に生えたピンクのきのこを眺めていたら!?
もぞもぞと動き出したそれは…実は犬、そう「きのこいぬ」だった・・・。
こんな不思議な始まり方なのですが、人の言葉を理解し、ひらがな程度であれば書くことも可能な頭の良い子(?)
擬音語や動きがとにかくかわいい。
たこ焼き作る姿がとにかくかわいい。
きのこいぬがなぜこんなにかわいいのか…
我が家の娘たちもいつかはきのこいぬになるのか。
きのこいぬだけでお腹いっぱいになるほど可愛いのに4巻では「増えます」。
そんなきのこいぬが、なぜ主人公の前に「生えてきたのか」。
なぜきのこいぬは「きのこ」で「いぬ」なのか。
その理由が次第に解き明かされ、目頭があつくなります。
犬好き、ペットを飼ったことがある人にはたまらなく温かいマンガ。
ぜひ本作で癒されてください。2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
読んだあと、誰かに優しくなれるような素敵な本作。
すでにお読みになっている方も、ドラマを観た方も多いと思います。
本作は訳あって「アパートの清水」に突如、コタローという4歳の少年が引っ越して来るところから物語はスタートします。
なんと彼は一人暮らし…!妙に生活力があり、殿様言葉を話すコタロー。
アパートの隣人(大人たち)はちょっと?ダメダメな人たちで、コタローの方が余程しっかりしていています。
そんなコタローが、なぜ4歳で一人暮らしをしているのか、どうやって生活しているのか。。
少しずつ明らかになるコタローの過去と、コタローに関わる全てのひとたちの優しさと温かさ、
コタローの苦しいほど「強い真っすぐさ」に笑って泣ける作品です。
心が震えるってこういうことを言うんだなと感じる名作です。
遂に完結した本作を、どうぞ電車内以外でお読みください!!(電車内で読むと涙を堪えるのがしんどいです。。)2023年11月22日 -
ブックライブ書店員
典型的な嫌な女が主人公か…と思いきや、彼女なりの苦悩がその歪みを生んでしまっていたのかと気付かされます。
本作の主人公は「生きがい」が見つけられず、生きがいのある人を冷めた目で見てしまいます。読み進めるうちに、これといってハマれるものが無かったり、目に見える生きがいがないのは自分も同じだなと思いました。生きがいがない自分に対しての自己評価って、いちばん辛辣に、重くのしかかっているのではないか?といつの間にか主人公と自分を重ねていました。
彼女はただの嫌な女ではなく、コンプレックスによって負の感情が滲み出たキャラなのだと理解したとき、自分の世界にも彼女のような人がいるかもしれない。はたまた、自分も彼女に当てはまるものがあるかもしれない、と他人事ではない気がしてきます。
そんな生きがいを見つけられない主人公が、どのように自分の生きがいと居場所を見つけるのか。ぜひ本作で確かめていただきたいです。2023年11月20日 -
ブックライブ書店員
ルナリア王国の王女・マルグリットは、ルナリア王国に攻め入ったロレンディア王国の追手から逃げていたところを、エルベ村に住む元騎士・クリストフに助けられる。
素性を隠すため、クリストフの息子・二コラとして育てられたマルグリットだったが、ある日、金細工師見習いのルネとレオに出会い、エルベ村の外の世界に興味を抱くようになる。
クリストフはそんな彼女に、都市に出て新しい名前で生活していくことを提案する。
マルグリットであることを隠し、生き延びることだけを考えていた彼女だったが、殺された両親のこと、そしてルナリアのことを知るため、外の世界へ踏み出すことを決意するのだった…。
滅亡した王国の若き王女であり、その生まれと性別を隠して生きてきたマルグリット。
彼女の秘めた強い想いと行動力には、驚かされるとともに無鉄砲で危なっかしく目が離せない!
ロレンディア王国の王妃を襲撃した、元ルナリア王国の騎士を助けようと自ら囮になったり、ルネの師匠が無実の罪で投獄されれば、領主の館に使用人として潜り込んだり。
そんな危ない目に何度もあいつつも、ルネとレオの協力もあってピンチを切り抜けていく。
しかし、どうやらルネにもマルグリットには言えない秘密があるらしく…。
一度読みだしたら続きが気になりだして止まらない作品です!
マルグリットはこの後どのように成長していくのか、謎多き周りの人たちはどうなるのか、そしてマルグリットとルネの関係は…!
ぜひあなたもマルグリットの冒険を見守ってください。2023年11月20日 -
ブックライブ書店員
「己の価値は己の手で作り出してくもんじゃ」
日本文明が崩壊し、大和・武鳳・聖夷の三国が争う戦国時代真っ盛りの大和暦57年。
大和の愛媛郡で生まれ育った三角青輝は、日本を再統一し、泰平の世を築くことを目指して、大和の首都である大阪の「登龍門」へと向かう。
大志を抱く彼が見るのは遠い先――。
この作品は、青輝が自分の知識を己の価値にして、奇才軍師として名を馳せるまでの伝説を描きます。
青輝の同期・阿佐馬芳経(ツネちゃんさん)をはじめとして、個性強めなキャラクターたちの大暴れにドキドキハラハラが止まりません。
テンポの良い関西弁やシュールなコマには思わず笑うこと間違いなし。
歴史・戦記ものに馴染みのない方でも、ぜひ挑戦していただきたい作品です。
思わず息をのむ第一話からは、青輝の勇気と覚悟を感じられるでしょう。
『日本三國』の世界観を、じっくりとお楽しみください。2023年11月07日 -
ブックライブ書店員
秘密を抱えたおてんば少女・珠蘭の身代わり婚ラブストーリー!
月の女神が見守る桂国の皇帝に、神託が下った。
「——皇帝は幸運の金の兎と出会い——・・・
その腕に抱く」
そんな皇帝へ嫁ぐいとこに同行している蔡珠蘭は、有力な商人一家で自由に育ったおてんば娘。
花嫁道中を楽しんでいると、いとこが駆け落ちして姿を消してしまった!
いとこを探す3か月の間、身代わりで後宮妃を務めることになり、不安しかない珠蘭。
実は珠蘭には、バレたら自由を奪われてしまう秘密があって…?
個人的に大ファンで、更新を心待ちにしていた本作。
最終話までずっと面白くて、何度も時間を忘れて読み返しました…!
明るくまっすぐなヒロイン・珠蘭は、活発なヒロインが好みの私にドストライクでした。
なんとしても幸せになってほしい大好きなキャラクターです。
そして何より、身分を偽っている皇帝とのドキドキシーンが心臓もげそうです。キュン死警報発令です。
自由に憧れながらも、自由のない自分の運命をあきらめていた珠蘭。
皇帝との出会いで変わっていく彼女を、一緒に見守りませんか?2023年10月30日 -
ブックライブ書店員
数々の冒険者や富豪たちが褒め称える幻の宿「たまも」。そこは、異世界のお客様をおもてなしする旅館です。就活で失敗続きだった主人公は宿で働くことになりますが、さまざまな問題を抱えたお客様が宿泊に来ます。
旅館という限られた場所、限られた設備やサービスの中で、どうしたらお客様に満足してもらえるのか――主人公はもちろん、支配人や料理人などのスタッフが一丸となって頑張ります。
お客様一人一人と向き合い、相手を思うからこそ見えてくる本当の「おもてなし」。おもてなしに必要なことは何か、おもてなしをするとはどういうことなのか。最初は戸惑っていた主人公も、さまざまなお客様に接客し、お見送りしていく中で少しずつ学んでいきます。
旅館を後にするお客様の笑顔がとても心地よく、ほっこり心温まる作品です。2023年10月27日 -
ブックライブ書店員
とある会社の中で、金石さんを中心に繰り広げられるシュールなドタバタギャグが癖になる作品です。
このレビューを書いている自分自身、会社員になって20年ほどたちますが、読み進めていると、ストーリー展開に吹き出しつつも、「これ、あの人が言ってそう」「いた、こういう人」「ある、ある、こういうこと」などと、実際にいる人物の顔や出来事が次々と浮かび、リアリティも感じられるという不思議な感覚に陥りました。
会社員という職業、職場にある笑いの要素をひたすら詰め込んだ「福袋」のような作品。金石さんの職場は、実にのびのびとしていて、こんな風に会社で働けたら毎日が楽しいだろうなぁと思わせます。「会社員」ならばぜひ、一度読んでみていただきたいです!2023年10月26日 -
ブックライブ書店員
生きている以上、必ずあるもの。だけれども、普段は余り考えることはしないし、考えようとも思わない。そんな「死」について、周囲の人間模様とともに描かれているのがこの本です。
重いテーマを扱いつつも、そこまで暗さを感じさせないのは、コミックであるということは勿論のこと、「死」という境界線を越えた「別の存在」として人を捉えるのではなく、あくまで同じ人間として尊重し大切に思う心が、すべてのストーリーで一貫しているからだと感じます。
読み終わって、「皆、自分は死なないと思って生きている」と誰かが言っていたのを思い出しました。しかし、自分の死を意識するほど人は前向きに生きようとする、と言われます。たまには「自分は死ぬものだ」と思ってページをめくってみるのもよいかもしれません。2023年10月26日 -
ブックライブ書店員
猫アレルギーがあるのに、とある事件をきっかけに、呪いによって猫の言葉が分かるようになった主人公の潤平。ずうずうしい猫、ふてぶてしい猫、マイペースな猫、臆病な猫 etc.いろいろな猫が登場し、解決してほしい問題を次々と潤平に持ち込みますが、どの猫もキャラが立っていて実に可愛いです。猫の問題を解決していく一方で、主人公の周りには可愛い女の子が次々と登場し、ドタバタのラブコメディを繰り広げます。
どのキャラクターにも魅力があるとともに、ストーリーもテンポよく、笑いも涙もあって、1コマ1コマがとても楽しい作品です。日常で、こんな風に猫と会話できたら楽しいだろうなぁ、猫たちはこんな会話しているのかなぁなどと、ついつい妄想してしまいます。猫好きに超おすすめの作品です!2023年10月26日
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。
