あらすじ
古都の博物館、風変わりな展示物だけを揃えた館には今日も寄贈のため誰かが訪れる。
その男は口を開く。彼が語るのは幼き頃の恋の思い出と、それにまつわる痛みの記憶。彼がこの博物館に寄贈する物とは？
人の数だけある愛の形を描き出す、未体験のミュージアムドラマ開幕！
この作品の舞台は「失恋博物館」。一見してガラクタに見えるようなものが飾られていますが、その1つ1つが、終わってしまった恋の「遺品」。名もなき個人の恋愛にまつわる思い出の品々が展示されています。
青春時代の切ない恋愛、納得のいかない恋、ただ来ては過ぎ去るだけの恋――さまざまな恋とその終わりがこの作品の中では描かれており、改めて、人は自身が登場人物である1つのドラマを生きているということを感じさせられます。
ニーチェには「大きな苦痛こそ精神の最後の解放者である。この苦痛のみが、われわれを最後の深みに至らせる。」という言葉もあります。それぞれの登場人物が、大きな苦痛を経て、どのような境地に至るのかも見所です。ぜひ、電子書籍で「失恋博物館」に足を踏み入れてみてください。
感情タグBEST3
好き…🤦🏻💕
赤夏さまの作品全部抱いて棺桶に入りたいくらい好きです…BIG LOVE🤦🏻💕
特に（現在3話まで出ている）3話の中国人姉弟の話が好きです🥰
入れ墨を入れる事の儀式的な空気感の取り入れ方好き好きの好き…😇
独特のイマジネーション
「失恋」という行為そのものを思い出の品 記念品を媒体として、博物館を作る、というストーリー設定は非常に秀逸である。恋を具現化するのに痛みを持ってする というこの巻の設定もとても面白い。ＳＭの世界にも通じるものがあるのだろうがこの作品で言いたいことはやや違うようなきがする。端正な絵柄も作品内容とよくあっている。
「激しい恋の痛みが眠る場所」っていうフレーズはいいなって思いましたが、失恋博物館の「失恋」っていうのはちょっと違うかなって思いました。
匿名
思った以上にクセが強いストーリーでした。1話完結ものみたいで、今回の男性の奥さんは彼の身体を見たことがあるのか？少し設定の甘さも感じましたが、次の話への興味は沸きました。
表現方法が苦手
描かんとすることは何となく理解できるけど、表現方法が苦手です。
失恋に関わる思い出の物を展示する博物館を訪れる人たちの物語。
ヒューマンドラマなんだけど、自分の感性に合わなかった。
