ブックライブの書店員おすすめレビュー

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  • ブックライブ書店員

    タイムリープものです。
    これ以上はネタバレなしで読んでいただきたいので何も言えないですね!!(完)

    …というわけには流石にいかないので、本筋に触れない程度にご紹介をさせてください。

    顔が良く性格も明るい三国はいわゆるクラスの一軍男子という感じ。
    ところが隣の席の小野は三国に対してなぜか冷たい。
    なんでだろうと思ううちに、だんだん小野を意識し始める三国。
    そんなある日、三国は小野が教師から襲われそうになっている姿を目撃してしまいます。
    翌日学校に現れた小野にもどう接したらいいかわからず、距離を取ってしまう三国。
    そして、その夜小野が自ら命を絶ったことを知ります。
    三国は「自分のせいだ」と自分を責めますが、次の瞬間時間が朝まで巻き戻っていることに気が付きます。
    今度こそ小野を助けようと決意する三国。
    果たして彼は小野を救うことができるのか―――!?

    どうしてタイムリープが起こるのか。小野は何を考えているのか。すべての謎がこの1冊できれいにまとめられている印象を受けました。
    アタマを使いながら読むタイプの作品ですが、最後には間違いなくスッキリすることができるはずです。
    BLって奥が深い…。

    クールな小野と三国の共通の話題がゆるキャラというのもいいですね。
    小野がキャラを好きになったきっかけも含めてすごいよかった…。
    こんなちょっとした要素にも深堀りの要素が用意されているところが最高ですね。
    読んでいて気持ちがいいです。
    ストーリー重視でしっかり作品を読み込みたい方にオススメですよ!

    あとがきで描かれる豚田先生の近影(!?)とお話のギャップが面白かったです。
    先生のコメディも読んでみたいかも…。

    ふたりのその後を描いた『オレが好きな今日の君』もあわせてどうぞ!

    2023年05月17日
  • ブックライブ書店員

    人と人との出会いによって人生が輝く瞬間をこの作品に見せてもらえた気がします。
    マンガっていいですね…。(毎月言っている気がする。)

    主人公のナルは、ノンケの男子に女の子を愛するように接してほしいという願望がある男子。
    ナルは、彼の叶えたかった「普通」の恋愛を、決して手の届かないものと考え絶望しています。
    自分が「普通」じゃないせいだと、たくさん傷ついてきたナル。
    そんな彼を救ってくれたのが出張ホストの圭でした。
    自分のことを「病気」だと責めるナルに、圭はナルが言う病気は「“普通”に拘る(こだわる)病気」だと語ります。

    「俺との3時間は周りの言う当たり前であろうとしなくていい。自分の欲求に素直に身を投げて欲しい。その全てが、ここなら当たり前になるから…っ。」

    …なんっていい台詞なんだ!!!!!!
    自分らしく振舞うことは間違いなんかではないんだ、と思わせてくれる圭の懐の深さ。
    これは惚れてしまうわ…。

    『出張ホスト NYU BOY』はデリケートな性のテーマを扱っている作品だと思います。
    ただ、だからこそだと思うんですが、ストーリーのほとんどはコメディ要素が強めに読みやすく描かれています。
    BL的に言うのであれば、丁寧に慣らしを行ってもらえている感覚というか…。(いや、知らんけど)
    前半はコミカルな要素がほとんどで、しかもばっちり笑えて面白い。
    気付いたらしっかり夢中になっていました。

    この作品は紫能了先生の商業デビュー作。
    息苦しいことも多い世の中。
    そんな中でも息がしやすくなるようなヒントをくれる、そんな作品だと思います。

    2023年05月17日
  • ブックライブ書店員

    飢えに苦しむ村のために嫁に出された兎族の楓。
    嫁ぎ先はなんと狼族!?
    せっかく村を出て名家に嫁ぐのだから、今までよりもずっと幸せになってみんなを見返そうと考える楓。
    しかし、そんな彼を待っていた婚約者の練は愛想無しのぶっきらぼうで―――。

    まずこの作品を読み始めて思ったのは、世界観の作り込みがすごい!ということです。
    兎族の暮らしていた村や、楓の嫁いできた町の様子。
    それぞれの種族の職業や風習がよく練られていて素晴らしかったです。
    なかでも結婚の儀式である百代結(ももよむすび)で使用する衣装のデザインが可愛い!!
    衣装選びのシーンで描かれる着物の柄がどれも綺麗でそのページだけ特に時間をかけて読みました。読んだというか、もう観賞したというか。
    相当研究されたのではないでしょうか…。

    楓はなにも知らされずに練のところへ連れてこられるので、普通であればちょっと可哀そうになっちゃうはずですが、彼自身はいたってポジティブなので楽しく読み進めることができました。
    出会いたての頃の練は相当嫌な感じですが、それでも彼を好きになれたのは楓の健気さがあったからだろうなぁ。
    楓はやられっぱなしではなく自分の気持ちもはっきり口にするタイプの兎。
    思わぬ反撃に逆にたじたじしている練が可愛く見えました。
    ケンカップルはこうじゃねぇとな!最高です!
    健気で負けん気の強いおもしれー嫁(なお、性別は不問)が刺さりました。

    巻末に収録された設定紹介まで楽しく読み込めます。
    この作り込みで1冊限りは寂しいよ!と思った方は、是非番外編まで合わせてお楽しみ下さい!

    2023年05月17日
  • 30年引きこもり続けた娘を心配して父が与えてくれた吸血鬼アニメにドはまりし、脱引きこもりをしたオタクの吸血鬼・ヒナ。好きが高じてオタ活のために日本へ移住!
    偶然出会った隣室の男子・甘夏玖太(あまなつ きゅうた)が推しキャラにそっくり!
    ヒナは思わず声をかけるも冷たい態度で拒絶されてしまいます。
    ですがヒナに付き添って一緒にコラボカフェに行ってくれたり、根は優しそう…!?
    なんだかんだとヒナの面倒をみてくれる玖太ですが、実は吸血鬼に縁が深くて…!?

    『神様はじめました』『名探偵 耕子は憂鬱』の鈴木ジュリエッタ先生の新作である本作。
    どのキャラも生き生きとして、とにかく可愛いです。
    中でもメインのヒナと玖太の愛らしさは格別。
    玖太のヒナを毒舌で冷たくあしらっておきながらも、ふと見せる優しさに心掴まれます!
    なんだかんだとヒナのことを放っておけないツンデレ感が絶妙なバランスで良いのです。
    ヒナも純粋で素直。推しキャラへの熱い思いを語る表情はキラキラ輝いており、尊さを感じます。
    ただヲタク全開すぎて暴走しがちなのと天然なところが心配になりますが、吸血鬼としては最上位ランクの血統、しかも激強というギャップ!!
    ヒナのことを守っているつもりの玖太ですが、実はヒナに守られているという設定にニヤニヤが止まりません。

    エモさあふれるふたりの関係にハマること間違いなし!
    可愛い・尊い・キュンの全てが詰まったこちら、吸血鬼モノが好きな方・ツンデレ男子が好きな方はもちろんのこと、ラブコメ好きな方は必読です!!

    2023年05月17日
  • 目が覚めたら病院にいた主人公は、自分の事も家族のことも一切覚えていませんでした。
    ですがそれは、彼の目覚めを待っていた家族であるはずの5人も同様で…。
    なんと、家族旅行の途中事故にあった影響で、
    父・翔(かける)
    母・美奈子(みなこ)
    祖父・耕三(こうぞう)
    祖母・幸恵(さちえ)
    兄・翼(つばさ)※主人公
    妹・詩織(しおり)
    の一ノ瀬家6人全員が記憶喪失に。

    記憶を取り戻すべく架空の思い出トークをしたり必死に家族ごっこをする内、記憶がなくても家族としてやっていける気になりますが、いざ家に帰ってみるとそこには思いもしない現実が待ち構えていたのです。

    描くのは『タコピーの原罪』で一世を風靡したタイザン5先生。
    今作も最初から不穏だらけの展開です。
    不穏さを描かせたらタイザン5先生の右に出るものはいないのではないでしょうか。

    まず注目していただきたい不穏シーンは、病院を退院し家に戻る際のキラキラした希望にあふれるコマから一転、現実を思い知らされる展開。絵の表現による不穏さが凄いです。
    なんとなく嫌な予感があったにも関わらず、ページをめくった瞬間「あぁ…」という絶望的なため息が出ました。

    次に注目の不穏シーンは、記憶のないまま翼が復学し同級生から温かく迎えられた…と思いきや実はいじめられていたことが発覚するシーン。
    正直、こんなに平和な展開は続かないと思っていました。
    思ってはいましたが、それでもなお予想の上を越えてくるのがタイザン5先生。
    読んでいる側は感情が上がったり下がったり、ジェットコースター状態です。

    そんなハードな状況にも関わらずキラキラと目を輝かせ、常に前向きで明るい翼に底知れぬ闇を感じずにはいられません…。
    ただその明るさのおかげで物語が救われているのも間違いないのです。

    翼ひとりでも衝撃の事実が次々明かされていきますが、他の家族も同様にワケアリな様子。
    この家族は一体どんな問題を内包していたのか…不安が募ります。
    家族が記憶を取り戻したら一体どんな事実が明らかになるのか!?
    家族が記憶を失うキッカケとなった事故も…もしかして…。

    不穏が渦巻く物語、心して読んでください。

    2023年05月17日
  • ブックライブ書店員

    犯人はあなたじゃなくて?ミステリオタクが悪役令嬢になって事件解決!

    現世で何気なく読んでいた恋愛小説の中に転生してしまった主人公。どうやら超性格の悪い悪役令嬢の登場人物・アイリーナとして転生してしまったようだ。これまた性格にひと癖ある従者・ヨルクと共に事件解決に挑む異世界転生ライトミステリー!

    推理小説オタクのアイリーナはその持ち前の推理知識で解決しようとしますが、指紋採取など異世界にはない知識を披露することで逆に疑われてしまうというのが何とも可哀想なアイリーナ(笑)従者のヨルクはアイリーナに冷たい態度をとりながらも、目的のためにアイリーナに婚約を迫るという強引さも。自分の目的のために利用しているだけ?でも、本当は好き?ヨルクは非常に謎が多い人物でそこがまた魅力的です。
    よくある悪役令嬢ものではなく、ミステリーの要素と謎があることでまったく新しい悪役令嬢作品になっています。
    キュンとしたい方、恋愛だけじゃない刺激が欲しい方、ミステリ好きに絶対的にオススメできる作品です。

    2023年05月10日
  • ブックライブ書店員

    もし、透明になれる力を得たら何をしますか?その力を自分のために、もしくは人のために使いますか?
    人知を超えた能力を得た人間は、その力によって幸せになれるのか。もしくは破滅の道か…

    主人公の心情に100%の感情移入させられるわけでは(当然こんな能力もなくできるわけ)ないですが、
    透明にすることのできる能力を使って、取り返しのつかない状況を生み出してしまったことを自覚したときの脂汗にじみ出る表情は胸をしつけられます。
    特に2巻。友人のヤクザに能力がバレた上に利用され、悪用という言葉では片付けられない事態の連続に直面するシーンが印象的です。

    読み進めていくほどに引き込まれる世界観と演出は、『ジンメン』『カクカゾク』のカトウタカヒロならではかなと。
    テンポのよい展開なので読者を飽きさせず置いていかない、読みやすい1冊です。

    2023年05月09日
  • ブックライブ書店員

    ———思考の量が多ければ多いほど、口に出そうとすると、全部喉のあたりでこんがらがって、「言葉」になれない感情たちが涙になって逃げようとする

    皆さんは、誰かに謝りたいとき、こんな気持ちになったことはありませんか?
    私はこの一文を読んだときに、「分かる…分かりすぎる…!!!」と心の中で叫びました。

    阿賀沢紅茶先生のデビュー作である『氷の城壁』は、なんといっても悩みや葛藤の描写が圧倒的に丁寧。人に距離を詰められると、壁を作ってしまう“こゆん”こと氷川小雪を中心に、
    登場人物全員が悩みや自己嫌悪を抱えながら、人との関わりやぶつかり合いを通して変わったり、自分の価値観を再認識していったりする物語です。

    思わず涙してしまうような葛藤シーンも高校生らしい「キュンッ!」な恋愛シーンも全部詰まった『氷の城壁』。
    ただの青春漫画と思うなかれ!

    2023年05月02日
  • ブックライブ書店員

    ワンコインで販売される奴隷と訳アリ少女のあったか物語。

    周りから笑われたって一緒に手をつないで歩きたい。
    食事は一緒にテーブルで食べたい。
    家族だと胸を張って言いたい。

    純朴なタニアには「奴隷の扱い」なんて常識はありません。
    身分の差も、種族の差もなく「家族」として一緒に生活してほしいだけなんです。
    毎日を一緒に過ごす中で、二人の心が通い合う瞬間はとても微笑ましく、あたたかい気持ちになります。

    周りの目や評価は自分にとって本当に必要なのか。
    普通や常識とは何なのか。
    他と違う自分はおかしいのか。

    そう自分に問いかけたことのある人にぜひ読んでもらいたい作品です。

    2023年04月28日
  • ブックライブ書店員

    これまでのシリーズ作品の店舗特典等+未発表&書き下ろし短編を時系列にまとめたファン必読の掌編集!

    同じ巻でも店舗により異なる特典ショートストーリーをすべて入手した読者は稀なのではないだろうか。
    なんとシリーズ10周年の節目として、それらを一挙に堪能できるナイスな本が登場!

    特典ショートストーリーをすべて集めた猛者でも、それらを網羅した1冊の本として価値あるものとなること必至。

    内容的には本編の幕間といえるラブコメ要素多めのほのぼの日常回がメイン。
    やはり大森藤ノクオリティ。ちょっとしたごく短いお話も「ダンまち」ファンならどれもハズレなくお楽しみいただけるのではないか。

    しかしベル君、改めてダンジョンに挑む以上に身を滅ぼさないか心配になるほどのモテモテっぷりである。

    2023年04月28日
  • ブックライブ書店員

    事故をきっかけに、脳内にオジサンの意識が現れるようになった事務OL・宮下まつり。大人しくて、何も言い返せないような性格だったのに、オジサンが脳内に現れることで、オジサンっぽい振る舞いや発言をしてしまい……。周囲に驚かれつつも、オジサンな自分がポジティブに評価されているのを知って、まつりの心も次第に変化していきます。その一方で、オジサンには息子との間に悩みがあり……。

    頼りになるのに、どこか抜けているオジサンが、ここぞというタイミングでまつりの脳内に侵入し、とてもハラハラさせてくれます。まつりの恋の行方はどうなる? そして、オジサンの悩みは解決できるのか? まつりと王子、そしてオジサンが絶妙に絡み合うストーリー展開に目が離せなくなってしまう作品です。

    2023年04月26日
  • ブックライブ書店員

    憧れのあの娘が吸血鬼……!? 食欲がそのまま顔に出てしまう一条さんと、ハラハラどきどきしっぱなしの真広くんのラブコメです。
    吸血鬼だけれど、人と同じように生活をしたいという一条さん。人とのフツウの距離感を知らないがゆえに、あまりに近づきすぎたり、親しい人との間でしかしないことをやってしまったりと、真広くんの心を容赦なく揺さぶります。一方で真広くんも、さりげない行動で一条さんをドキドキさせて……。

    果たして、真広くんの血を一条さんが頂戴してしまう日は来るのか? そして、吸血鬼だと周囲の人にバレないように、真広くんは一条さんを守り切れるのか? ぜひ、かわいい一条さんと、2人の初々しい恋愛を存分にお楽しみください!

    2023年04月25日
  • ブックライブ書店員

    会社ではバリバリ働き、周囲から尊敬の眼差しを浴びる完ぺき女子・松子(まつこ)。
    だけれど家事は何ひとつできず、家の中はゴミ屋敷状態……。そんなところへ松子の母親の依頼で来ることになった家政夫の少年・きわめくんは、その家事のスキルが高いのは当然のこと、ホスピタリティマインドもプロレベル。あっという間に松子の心をつかんでしまいます。

    少年らしさも残しつつ、一生懸命、家政夫として松子に尽くすきわめ君。その美男ぶりにドキドキさせられたり、さりげない言葉に心を揺り動かされたりする松子の姿に、この先きわめ君との関係がどうなるのかが気になって、読み始めたらページをめくる手が止まりません! クスッと笑えるストーリーでありつつも、家族の愛情や人を想う優しさに心が温かくなる作品です。

    2023年04月25日
  • ブックライブ書店員

    ある田舎の山奥。畑の作物の手入れをしたり、宅配便を受け取ったりして生活しているのは、「犬になる」という目標をもって一人暮らしをしている猫・とらちよ。
    立派な犬になるために、苦手なものの克服に励んだり、賢くすごいといわれる犬の真似をしてみたり。どんなことにも健気に頑張る姿が、読む側を優しい気持ちにさせてくれます。

    コメディでありつつも、おばあさんとの出会い、一時帰国の際のストーリーにはホロッともさせられます。優しくて働き者、そして何より頑張り屋さんのとらちよの願いが叶って立派な犬になり、おばあさんと仲良く暮らせるその日までずっと見守っていきたい……そんな風に自然に思えてきて、心がほんわかさせられる作品です。

    2023年04月25日
  • ブックライブ書店員

    「意識高い系」でもない、かといって「はみ出し者」でもない、実は隣の家に住んでいそうな猫の社会人のストーリー。

    会社員・ねこ田の職場は、ストレスをかける上司がいたり、締め切りが翌日の仕事が定時間際に振られたりと、「社畜」でなければ働き続けられないような環境です。読んでいて辛くなるような展開もありますが、ねこ田の丸いフォルムが、厳しい状況をどこか和らげてくれています。

    繊細で優しいがゆえに苦労したり失敗するけれども、芯の強さゆえに、やさぐれることもない会社員・ねこ田。
    周囲の人々に助けられながら、自分なりの方法で1日1日を乗り越えていく姿に、働く日常の中にある穏やかな幸せを改めて実感できる作品です。

    2023年04月24日
  • ブックライブ書店員

    強面(こわもて)の殿と、むっちりコーギーのほっこりストーリー。
    動物の扱いに慣れない殿と、マイペースで愛らしさを振りまくコーギーから目が離せません!

    江戸時代。戦で敗走中に落馬して、目が覚めたら長屋に一人だけ残されていた殿。もちろん家臣は一人もいません。そんな中、コーギーを拾ってくるところから話は始まります。「犬」と名付けられ「家臣」となったコーギー。家臣なのに殿に尻を向けるわ、殿の母上の形見の品を壊すわで、自由すぎる振る舞いに殿もタジタジです。

    強面なのに実は優しい殿と、むっちりコーギーとで展開される愛情があふれるストーリー。殿と犬とが繰り広げる長屋の人々とのやり取りも、どこか懐かしさを感じさせます。読んでほっこり間違いなしの作品です。

    2023年04月24日
  • ブックライブ書店員

    ガールズクラッシュとは「同性にも衝撃を与えるほど魅力的な女性」のこと。
    主にK-POP界隈で使用される言葉のようです。媚びない力強いスタイル。確かにイメージするK-POPアイドルはどこかパワフルな気がします。
    “ガールクラッシュ”がうまくイメージできなかった人も大丈夫。このマンガを読めばその概念が一発で理解できます。
    彼女たちの自信あふれる態度も、魅力的なパフォーマンスも、天性の才能だけではなく全部が努力に裏付けされていると気付かされました。絶対に負けない!という強い意志。本当にかっこいいぜ…。
    このマンガのすごいところは、パフォーマンスを描く表現力だと思います。
    歌が好き、ダンスが好き、魅了してやる!という意思まで伝わってくるようです。
    もちろん、登場するみんな平均以上にはダンスがうまいです。マンガではダンスも振付の一瞬を切り取るので、それが伝わるだけでも十分スゴイ!そのうえで、誰のダンスが魅力的か、その実力の差まで理解できるのヤバすぎませんか??どういう仕組み!?
    アイドルものとして、間違いなく推せるマンガです。是非お手に取ってみてください!

    2023年04月19日
  • ブックライブ書店員

    タイトル通り、魔女と猫が登場するお話です。あれ、既視感。。。?
    いえ、それとはきっと違う。

    本作は不機嫌で不愛想で誰にも相手にされない孤独な魔女・ジャンヌと、その魔女のいる異世界へと召喚された猫・ナアのお話です。

    いつでも不機嫌な魔女ですから、猫は抵抗感をもちますが、幾たびも訪れるふとした瞬間に魔女のやさしさを感じ、
    一方の魔女も、猫の人懐っこさと愛らしさに少しずつ心を開いて、ともに生活を始めるようになります。
    生活の様子は、とてもほのぼのとして、猫の可愛さに思わずクスッと笑みがこぼれるので、疲れてささくれだった心にやさしく響きます。

    しかし、日々を過ごす中で、魔女はある人物に命を狙われ・・・
    そのきっかけとなった悲しい過去に、涙がこぼれ落ちそうになるのを止められるか、止められないかはあなた次第です。

    とにかく猫がデカい!
    デカいことによる可愛さって、こんなにも憧れを抱いてしまうんですね。
    今までにない異世界マンガを探しているアナタっ!! ぜひご覧ください。

    2023年04月19日
  • ブックライブ書店員

    ホント可愛い!この雰囲気だいすき。
    勝田先生のマンガは、白黒の2色なのになんだか鮮やか。1ページごと、1コマごとに、読み進めるたびに気分が上がってきます。パキっとした線がクセになるんですよね。ハッキリしたベタのバランスがいいんでしょうか…。家に飾るためのカラーのイラストと白黒イラスト両方が欲しい。
    『マリーマリーマリー』は主人公リタが、道で拾ったバンドマンと結婚!その後の夫婦生活を描いた作品です。
    この森田がすごいいいキャラクターなんですよ…。明るく飄々としていて、しかしどこかセクシーでふとした瞬間にドキッとさせられるタイプ。悪いバンドマンですね!(褒めています。)
    リタも可愛い。名前が可愛いですよね。リタ。リタ。語感が気持ちいい。
    私は眼鏡のレンズの厚みに萌えるタイプのヲタクなのですが、森田さんの眼鏡、いいですよ。同志は是非ご覧あれ。

    2023年04月19日
  • ブックライブ書店員

    私の憧れの大学生活がここに…。言わずと知れた名作『ハチミツとクローバー』のご紹介です。
    顔を赤くしてしまうような青春の甘酸っぱさと、人生に本気で向き合うからこその葛藤を描いた本作品。何度読み返してもその時々で発見があります。
    ハチクロを初めて読んだのは高校生の時だったでしょうか。大人になった今も、ふと思い出すマンガです。羽海野先生のマンガはいつだって本気で、執念で描かれている気がしていて。そんな作品だから、きっと心の一部になってくれているのだと思います。
    電子版では、一部ページがカラーで収録されています。我が家には紙版がいつの間にか3セットありましたが、電子版も買いました!新規の方も、かつての読者も、是非羽海野ワールドを体感しましょう!

    2023年04月19日