越前敏弥のレビュー一覧

  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ネタバレ

    主人公は国名シリーズと同じくエラリー・クイーンで、作家で警視の息子という設定は共通している。だがこちらのエラリーは、皮肉屋で理屈っぽい国名シリーズのエラリーとは異なり感情豊かで思いやりがあり、ロマンチスト。さらには武闘派でもある。だからこそ、残酷な運命に翻弄される一家の悲しみがエラリーを通してダイレクトに伝わってくる。
    舞台となるライツヴィルはセント・メアリ・ミードのような、隠し事など決してできない小さな町。町の名士であるライト家をめぐる騒動は、ローマン・ホリデーよろしくあっという間に拡散する。口さがない人々はただ陰口を叩くだけでは飽き足らず、それが正義とばかりにまるで集団ヒステリーか魔女狩り

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    2025年03月08日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ネタバレ

    冒頭から、EQは不動産屋にて部屋を借りようとするも、いかにもな曰く付きの家(災厄の家)を借りることになり、(エラリイ・スミスという偽名で)珍しい始まり方で面白い。
    その後、いつになったら事件が起こるのかと思えば、そこそこ話の進んだp188にて。

    著名な作家がやってきたらしいということで町ではちょっとした騒ぎになったものの、パットは最初からスミスではなくEQであることに気づいており、その後、EQとコンビめいたやりとりをしていく。

    災厄の家を建てた新婚夫婦だったはずの2人がメインとなる話だが、ノーラはジョンに命を狙われている、ジョンは妻を殺すと言い、ノーラは献身的にジョンを信じて犯人はジョンじ

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    2025年02月28日
  • オリジン 中

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     上巻から一気に、展開のスピード感が上がった。読んでいて、早く先を読みたいと思いながらも、まだ読んでいたいと思う。
     結末に期待してます。

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    2025年02月24日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    再読、といっても映画で話題になって時期だからもう20年近く前になるね笑
    再読した今の方が面白さを感じた!

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    2025年02月18日
  • 不吉なことは何も

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    「生命保険と火災保険」、「姿なき殺人者」に出てくるヘンリー・スミスがいいキャラだった。シリーズ化してさらにドラマ化してほしい。

    全部面白かったけど、「サタン一・五世」、「踊るサンドイッチ」がミステリだけでなく恋愛要素入ってて粋だった。「踊るサンドイッチ」は読みごたえあり!面白かった!

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    2025年02月16日
  • オリジン 上

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     読む前は、タイトルの「オリジン」の意味が何か、不思議だった。上巻を読んでみて、何となく予想がついたものの、確信がない。
     意味深なタイトル、スピード感がありつつ、先の読めない展開。次巻が楽しみだ。

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    2025年01月15日
  • デセプション・ポイント(上)

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    大統領選挙陣営の駆け引きは勿論面白いが、その水面下に行われる駆け引きに目が離せない。すぐ先を読みたくなってしまうほど引き込まれている。

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    2025年01月08日
  • 天使と悪魔(下)

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    個人的にはダヴィンチコードのほうが面白かったけれど、ラストに向かってどんどん真相が明らかになってテンポが良くて面白かった

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    2024年12月24日
  • ターングラス 鏡映しの殺人

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    テート・ベーシュという形式だそうだ。一見二つの物語が一冊にまとまっていて、『どちらからも読めて単独でも成り立つが、両方読んで初めて完全な理解に至る』。この本ではエセックス編とカリフォルニア編に分かれているが、やはり相互に関わっていて、両方読んだあとに、先に読んだ方をもう一度確認したくなる。楽しめた。

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    2024年12月16日
  • ターングラス 鏡映しの殺人

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    ネタバレ

    発売時から気になっていて、やっと読めました。

    時代背景が1800年代以降、古く怪しい館を主軸に据えていて、設定はとても好み。

    趣向を凝らした作りだけど、全体を通じる謎はシンプル。
    もう一つ二つの展開を期待してしまったけど、(浅いミステリー読みのわたしでも展開が見越せてしまったため。逆にヒントを多く散りばめて読者の謎解きのハードルを下げてくれていると言えます)
    この作品形態で整合性を保ちながら完成させているのはすごいです。

    今後、作者の他の作品も読んでみたいとおもいました。

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    2024年12月13日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    なんだか釈然としないまま終わるなと思ったら、そういうことかという結末だった。総合的にはもちろん面白かった。犯人像も動機も悪くなかった。が、伏線の要素が弱かった気がする。あまり手掛かりの無かった状態から、ある情報の発見で急展開を迎えるので、細かいことを言えばちょっと強引に感じなくもなかった(事件の性質上そうならざるを得ないが)。

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    2024年12月02日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    映画も観てないし宗教や美術にも疎いのですが気になり上だけ手に取ってみました。正解。

    へーそうなんだと勉強になるし興味も湧いてくる。モナリザの名前の話やフランスの美術館、公園の名前の由来などを知ることができました。
    ストーリーも文章も面白くてさくさく読めます。このまま続きを読むつもりです。

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    2024年11月26日
  • 真っ白な嘘

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    ★★★★☆東京創元社の中の人が選ぶ1冊と帯に書いてあったのでついつい買ってしまいましたが、なかなか面白かったです。短編集でミステリー系で内容は好きな分野でした。ただ、やっぱり私には海外作品がちょっと読みにくく感じてしまいます。印象に残った作品は「メリーゴーランド」「真っ白な嘘」です。

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    2024年11月24日
  • ターングラス 鏡映しの殺人

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    作りが凝ってるのはいうまでもありませんが、事件の真相も捻りがあってなかなか唸るものがありました。舞台となっている当時の雰囲気をうまく練り込んで、いかにもありそうと思わせているところは見事です。それぞれのパートに書かれているところがいたるところでクローズアップされるので、読み返さざるを得ません。何度も読むことになるので、非常にお得感がありますね。一冊で二度楽しめることは確かだし。ただ、作りの複雑さゆえ、内容に重みが薄れた感も。ミステリに重み求めるのも野暮な話ですが、これだけ作り込んでいるので、さらにズシリとくるものがあったらなあ、と思ってしまいました。シメオンもケンもちょーーーっと軽いんですよね

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    2024年11月23日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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    靴の製造で財を成した、激しい気性のポッツ夫人。彼女の子供は3人は変人で3人はまとも。
    ある日兄弟同士で決闘騒ぎが起き、エラリイは愚行を止めようとするが…
    これは面白い。海外の小説は敬遠しがちだったけど、読みやすく引き込まれた。結末もお見事。

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    2024年11月17日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    いやあ面白かった。中学か高校の時に映画を見たはずですが、思い出すのは小難しい印象ばかりで、こんな深いストーリーだとは間違いなく理解してなかったな笑。普通にミステリーとして面白いだけでなく、事実に基づいてるってのがすごい。普通に勉強になった。巻末の解説でも書いてありましたが、キリスト教を信仰してなかったからこそ、イメージしてたキリスト教と全く違う歴史的側面に触れることができて新鮮でした。続編の天使と悪魔もいつか読もうっと。

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    2024年11月06日
  • ターングラス 鏡映しの殺人

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    表裏反転のミステリー。表紙も中身も設に驚いた。こう言うのをテート・ベーシュと言うらしい。
    19世紀末のエセックスと、20世紀初めのカリフォルニアを舞台にしたパートの2つから成り立つ。どちらから読んでも良いらしいが私はエセックスから読み始めた。読むだけでも舞台となる島の荒涼とした表現にタジタジになる。反対にカリフォルニア編はスピーディーな展開でわかりやすい。
    他の方も書かれていたが、私もまた、もう一度エセックス編を読んだが、深い謎を解き明かしたようで読んで良かった。

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    2024年11月05日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    いやいや…
    まさかまさかの黒幕でしたね…
    というかそりゃ、そうだわ!
    なんだけどね…(笑)
    キリスト教に関する諸々は、想像力をかきたてられるね〜
    数年後にはまた新たな発見もあるかもしれない
    日本の歴史上の人物も、どんどん評価は変わってきているしね…
    上中下と最後まで飽きずに楽しめる作品でした!
    これは映画もチェックしないと…

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    2024年11月03日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ルーブル美術館からは無事に脱出したものの、警察に追われるハーバード大のラングドン教授とフランス司法警察暗号解読官のソフィー
    二人が逃げ込んだのはラングドンの友人で、爵位を持つ宗教学者のティービングの大邸宅!
    そしてこのティービングの知識がすごかった…財力もすごかったぁ…(笑)
    中巻はこのティービング氏によるキリストの秘密、聖杯の謎、《最後の晩餐》についての説明が大部分を占める
    そしてこのティービングの知識を借りながら、ソフィーがルーブル美術館で殺害された館長から託されたメッセージに迫っていくのだが…
    二人を追う黒幕が迫ってくる…

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    2024年10月29日
  • 越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 あなたはこれをどう訳しますか?

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    大学受験レベルを超えた英文を訳して、答え合わせをしてもらえることはなかなかない。
    面白くエクササイズしました。

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    2024年10月20日