越前敏弥のレビュー一覧
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戦争で心を病んだフォックス大尉。父が母を毒殺したという過去が彼の心理に関わっていると思われ、父の無実を証明することが彼を救う手段になるのではないか、ということで相談されたエラリイ。十二年前の事件の細部を繙き、真実を明らかにしようとするミステリ。
描かれる事件は十二年前に起こった、一見単純に見える毒殺事件のみ。ということでミステリとしては地味なんじゃないか、読み進むための求心力があるのだろうか、などと思ってしまいましたが。それは杞憂でした。フォックス大尉とその妻の苦しみ、事件が町に落とした波紋、ライツヴィルという町の雰囲気、といった物語性が魅力的。そして丁寧に過去の細部を検証していく中で起こった -
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『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』の著者による最新作…と思いきや、
ラングドンシリーズの合間に書かれた作品。文庫化につき購読。
アメリカの大統領選挙を舞台に、NASAやらデルタフォースやらNRO(国家偵察局)やらが出てきて、
“これらの団体は実在する”と書かれたダン・ブラウンらしい作品。
現職大統領の対立候補として有力なセジウィック・セクストン上院議員は
現政府のNASAに対する莫大な費用を取り上げ、大統領の座を狙う。
昨今のNASAの成果の無さも相まって、セクストン上院議員は国民からかなりの支持を得ていた。
その娘・レイチェルはNRO職員として、ホワイトハウスに近い仕事をしている。
自 -
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大統領選挙を舞台にした一大スペクタクルの下巻。
もはや大統領選挙は主題では無い気もする。
下巻のあらすじを書くと言うのは上巻のネタバレが大前提になってしまうので書きづらい。
でも書いてしまおう。
隕石の秘密を知った3人(レイチェル・トーランド・コーキー)は
デルタフォースに狙われながらも何とか潜水艦によって助け出され、
レイチェルの上司、ピカリングの指示でNRO本部へ戻るべくヘリコプターに乗り込む。
それをしったNASA長官のエクストロームと大統領側近のマージョリー・テンチは
レイチェル達が事実を発表するのを阻止するために暗躍する。
一方、隕石についての大統領の発表を受け大打撃を受けたセ