越前敏弥のレビュー一覧

  • 氷の闇を越えて〔新版〕

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    アメリカの作家「スティーヴ・ハミルトン」の長篇ミステリ作品『氷の闇を超えて〔新版〕(原題:A Cold Day in Paradise)』を読みました。

    「スティーヴ・ハミルトン」作品は、2年半前に読んだ『解錠師』以来ですね、、、

    『解錠師』が、切なくてほろ苦い青春期の複雑な感情や疎外感を描いた作品で、とても感動的な物語だったので、本作品も期待して読みました。

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    【感動の傑作『解錠師』の原点。 エドガー賞、シェイマス賞受賞の名作】

    わたしの心臓のすぐそばには、一発の銃弾が眠っている。
    わたしが警官だった時代に「ローズ」という男に撃たれたもの

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    2023年02月06日
  • パズル・パレス(下)

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     ザ・ハリウッド映画展開で、こういうエンタメとして無条件に楽しめる作品も気分が上向いて良い。暗号解読のプロと言語学の教授が一緒に解読するシーンでは、リベラルアーツの重要さを再認識させられた。並行して読んでいた新書の影響もあるのだが、専門外の人物から意外な解決策が提示されたりするよな〜、と本筋に関係ないことをしみじみと考えてしまった。
     今作では可愛いものかもしれないが、毎度ダン・ブラウン作品での殺し屋からの生き残り方には少し笑ってしまう。映画のコナン君みたいにどんどん過激になっていく印象。

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    2023年01月16日
  • パズル・パレス(上)

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     解読できない暗号はないと謳われる最強の暗号解読機トランスレータが解読できない暗号を開発し、国家安全保障局(NSA)を脅しつけた。その暗号「デジタル・フォートレス」の公表を阻止するため、攻防を繰り広げる。
     『ダ・ヴィンチ・コード』などラングドンシリーズから入る読者が多数派で物足りなく感じる人も多いかもしれないが、ハリウッド映画っぽいスリリングな展開はこのデビュー作から健在で十分楽しめる。指摘している人も多いように、日本人の名前だけが残念。

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    2023年01月15日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    読んだことがなかったので、パリ旅行の予習として。
    想像以上に面白い。ハラハラドキドキとともに、芸術や秘密結社などについて勉強にもなる本。
    次巻が楽しみ。

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    2023年01月06日
  • ロスト・シンボル(下)

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    オカルトや都市伝説好きとしてはたまらない要素が詰め込まれた夢のような小説。が、いかんせん高次元すぎてついていけないところも。ラングドンの話をたぶん8割理解できなかった笑。信じるか信じないかアナタ次第…っていうアレとは別物。教養ある人しか出てこないから置いていかれ放題。それでも読んじゃう。犯人の正体にびっくりどんでん返し的な要素もあり楽しく読めた。

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    2023年01月04日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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    メタミス的なひねりもあまりない、直球勝負なミステリで、長さも考えるとメイントリックがやはり軽い気がする。その分、読み物としては抜群に面白い。濃すぎる登場人物に、マザーグース殺人と仕掛けも派手。最後の拳銃が見つかってからの、罠と称するエラリイのドタバタなんて過剰サービスの気もする。巻末の解説ではラジオドラマとの関係が指摘されているが、なるほどなあという感じ。
    個人的には生涯で初めて読んだエラリー・クイーン物で、多分中学生(ひょっとしたら小学生)の頃のことで、異様に面白かったことはともかく、終盤の展開(犯人が誰とか、署名を巡るあーだこーだ)をまるごと覚えていたのは、さすがに子供の記憶力。ひさしぶり

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    2023年01月08日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ネタバレ

    お正月に読むのにぴったり!

    よく言われているプロットがすごい、の意味を初めて理解したかもしれない
    犯人やトリックや動機を知ることより、一連の真実を知ったことで"今まで見てきたもの"が全く違う見え方になるのが、そしてそれがとても哀しい話なのが独特の読後感に繋がってるのかな…と思った
    裁判のパートは飽きるかなと思ったけどそうでもなくて、全体的に面白かった

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    2023年01月02日
  • インフェルノ(下)

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    遺伝子操作による人工削減計画というテーマが素晴らしい。オチでは実際にウィルスが放たれてるが、めちゃくちゃリアルで怖い。シエナという特殊的なヒロインがめちゃくちゃいい。

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    2023年01月01日
  • 天使と悪魔(中)

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    全体的な感想は下巻を読んでから。

    いよいよ面白くなってきた。かなり伏線も回収されつつあるが、本題は下巻だろう。やはり、推理が入ってきたり危機が迫ると読むスピードは格段に上がる。そして面白さも。
    最初の方に、写真があるのもいい。最初に見ないで、話の中で登場してから見るのがオススメだ。

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    2022年11月30日
  • インフェルノ(下)

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    上中下巻を通して
    美術、宗教、科学と様々な分野が絡み合い、最後の伏線回収は鮮やかで見事である。ただそこに辿り着くまでが大変だった。エピローグから謎めいており、更にそこから新たな謎が重なってくるので途中から混乱してくる。そして暗号解読の為、フィレンツェ、ヴェネツィアと駆け回るのだが、読んでいる途中で何処にいるのか分からなくなり度々迷子になってしまう。作者が好きだから読めるが、彼の作品を読んだことがない方にはおすすめしない。

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    2022年11月28日
  • 真っ白な嘘

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    収録されている短編がどれも結構な読み応えで、読み終えるのにかなり時間がかかってしまった(さぞやジャスティンは待ちくたびれただろう)。そういうとき大抵は最初の方に読んだものは忘れていったりするのだけれど、すべてのタイトルで内容を思い出せるというのはすごいかもしれない。
    どの話もミステリ要素はあるものの、表題作のようにハラハラするサスペンスもあれば、なんだかほっこりさせてくれるものだったり、かと思えばグロテスクな描写が続いたりと、振り幅が大きいため最後まで飽きずに楽しめた。
    直接的表現をせず、それとなく真相を匂わせるのがお好きなよう。そして最後にゾクッとさせられるものが多い印象。
    どれも良かったが

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    2022年11月27日
  • オリジン 下

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    ビルバオ・グッゲンハイム美術館、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアと観光名所が記載されており、事細かな描写の記述と相まって読書しながらその地を訪れているような感覚に陥った。まるでスペインを旅行しているようであった。
    ストーリーはラストの展開が想像出来てしまったので物足りなさはあるが、全体を通してダンブラウンらしい作品だった。

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    2022年11月20日
  • オリジン 上

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    audibleにて。
    意外と登場人物少なく、例によって壮大な伏線の気配なんだけど、結構聞きやすく、話が入ってきた。
    最近のテックなものも随所に登場しつつ、結構引きが良い感じだったので、下巻に期待したい。

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    2022年10月20日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    クイーンの描く童謡見立て殺人。差出人不明の新聞の切り抜きに興味を引かれ、久しぶりにライツヴィルへと引き戻されるエラリイ。事件の被害者の娘でエラリイを魅了する妖精のようなリーマ。
    エラリイが謎解きを語り始めるまで「何がどうなっているのか」がハッキリしない状況で、久しぶりに先の読めない「事件」に翻弄されて楽しめました。

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    2022年10月17日
  • 解錠師

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    「スティーヴ・ハミルトン」の長篇ミステリ作品『解錠師(原題:The Lock Artist)』を読みました。

    古書店で懐かしいハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版を見つけちゃったんで、ついつい買ってしまった一冊… ハヤカワポケミスって、若い頃に自分の中で魅力的なイメージが創り上げられていて、ついつい手に取ってしまうんですよね、、、

    どの賞が権威ある賞なのかわからないのですが… 世界のミステリ賞を数多く受賞している作品らしいので期待して読みました。

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    このミステリーがすごい! 201

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    2022年09月17日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    四月四日~六月十三日までのライツヴィルの事件に対するエラリィの取り組み。
    出かけてザーッと調べてパッと解決とはいかない事件。
    現実ってそんなものかなぁと思ってしまう

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    2022年09月17日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ネタバレ

    全ての感想は全て読み終わってから。

    謎が深まっていくばかりだが、新たな協力者も得て展開がわかりやすくなった。そして色々興味深く、改めてダ・ヴィンチの作品を観てみるなどするとより面白い。
    個人的に聖杯を扱ったゲームをしているので、照らし合わせながら理解していくのもまた面白い。

    しかし、本当に全く覚えてい。上しか当時読まなかったのだろうか。

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    2022年09月09日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    エラリイが謎解きを始める、ラスト五十頁まで、何かが起きている不穏さだけがあって、それがなんなのかが全く分からないと言う異様さ。正攻法の仕掛けで叙述トリックを凌ぐ破壊力というか、しかもその奇妙でダラダラと続く描写が、ちゃんと面白いと言うのがもう凄まじい。

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    2022年09月07日
  • オー・ヘンリー傑作集2 最後のひと葉

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    ネタバレ

    傑作選1に続き、こちらも珠玉の選定であった。

    表題の「最後のひと葉」はやはり素晴らしく、たった10頁足らずでここまで世界を広げ、意表をつき、感涙させるのは妙技である。

    そのほか「二十年後」、「魔女のパン」などのユーモアの効いたオチは最高。

    中でも「救われた改心」は、ヘンリー作品の中で随一と思っている。
    逆シンデレラストーリーのような話自体は、そこまで真新しいものではないが、最後数行の終い方、粋なセリフに痺れた。

    どこかでオチを知ってしまう前に先に読んだ方が良い。
    若い人にも読んでほしい作品。

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    2022年08月14日
  • オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物

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    爽やかで誰も傷つけない優しい裏切り方。

    何話か読む内に作者のパターンが読めてくるかと思いきや、結局裏をかかれる。

    表題の「賢者の贈り物」始め、
    「桃源郷のはかなき客」
    「緑のドア」
    「春の献立表」が特に好き。

    一編が短く、さくさく読める割に19世紀後半のアメリカ都市の空気感を味わえ、それぞれ見事なオチまで用意されている。

    読後の清涼感、優しい気持ちは一読に値する。

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    2022年08月14日