越前敏弥のレビュー一覧

  • クリスマス・キャロル

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    不平等な運命の埋め合わせを社会が担わなければならないことに気づかない主人公のスクルージが、改心して気づいてから行動していくのがすてきだったな

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    2023年06月18日
  • オリジン 上

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    ネタバレ

    相変わらず面白い。
    ウィンストンというAIが出てくるが、IBMのワトソンと関連あるのかと思ったらウィンストン・チャーチルが由来でした。
    主人公と毎回変わる相手役が『007』のジェームス・ボンドとボンド・ガールみたいでちょっとマンネリを感じてしまいましたが、内容としては全然マンネリじゃなくて上中下巻をほぼ一気に読んでしまいました。

    『我々はどこから来てどこに行くのか』という問いに対する回答を見つけた、というコンピューター科学者であり未来学者であるエドモンド・カーシュがその回答を全世界に向けて発表するために用意した会場で殺害される。
    会場に招待されていたラングドンはカーシュの協力者の美術館館長で

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    2023年06月07日
  • 天使の傷 下

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    漠然と感じていた彼女の過去が全く違っていたと知らされる、何とも言えない切なさの作品。前作はひたすらに面白かったが、今作は悲しみに溢れている。

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    2023年05月20日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    とびきりキュートで理知的だけど、世慣れてなくて薄幸なヒロイン、リーマを楽しむ物語といってもいいかもしれない。
    「はちみつとクローバー」のはぐちゃんをぼんやりイメージするのは私だけ?

    マザーグースの見立て殺人。ヴァンダインもアガサクリスティも取り上げていたのを読んで、「マザーグースを知ってたら、きっともっとぞくぞくわくわくするのに!」と、どこか悔しい思い。
    エラリークイーンは神学的モチーフも絡んでくるので、楽しむためにも予備知識を仕入れたいなあと思います。

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    2023年05月12日
  • インフェルノ(下)

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    ネタバレ

    下巻で一気に物語が進む。
    冒頭の主人公の記憶喪失、相棒だった女性の正体など、ドンデン返しが続く。

    小説の結末は、映画と大きく異る。
    個人的には、映画の方がスッキリ分かりやすくて良かったかなと感じる。WHOの女性との関係も含めて。

    人口爆発は確かに人類存続の危機だけど、子孫を残せない遺伝子操作なんて、あまりにも残酷すぎる。

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    2023年05月08日
  • インフェルノ(上)

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    ネタバレ

    ダンテの「神曲」を題材にしたミステリー。
    主人公のラングドン教授が記憶喪失で、正体不明の殺し屋に襲われるという、冒頭から一気に引き込まれる。

    しかし、登場人物が多く、内容にうんちくも多いため、ストーリーの本筋が分からなくなってしまう箇所が多々ある。

    できれば、原作読んで映画を見て、もう1回原作を読んだ方がより理解できる。

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    2023年05月08日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ネタバレ

    初めて読んだエラリイ・クイーンの小説。
    前半では、田舎町の良い面も描かれるが、事件後は圧倒的に悪い面が多く描かれる。
    登場人物たちの濃い人間関係によって拗れていく事件が、緻密な人間描写によって、なんの無理もなく展開されていく様子は、圧巻だった。
    こうした、ドロドロとした関係のミステリ、そして、探偵が気付くのがあまりにも遅いミステリは、イライラして読むのが辛いこともあるのだが、今作は、エラリイの人柄もあって、スルスルと読めた。
    真犯人が被害者となるはずだったノーラであることに関しては、状況的に考えて、わりとすぐわかるのだが、ジムの姉にまつわる謎解きは、最後までわからなかった。
    何より、意外だった

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    2023年05月07日
  • 十日間の不思議〔新訳版〕

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    ネタバレ

    エラリークイーン研究の新書で、エヴァンゲリオンに似ているという説を見て、興味惹かれて読んでみました。(とは言っても、エヴァと親しんだことがないので比較はできず。なんとなしのミーハー心です)

    事件前のエラリーの感情が太字で書かれ、意味を勘繰っていたけれど、感情的に入り込むことで判断が鈍って犯人にミスリードされてしまったのかな、、
    幕引きの仕方(自害を示唆する)がどこかドルリーレーンのような、自分で用意した舞台を終わらせた感じがしてしっくりこず。本人が法で裁かれることを望んでいないことは理解できたけれど、時代の法制度上、どのみち死刑になるということなのか?

    それでも、難しくて正直さっぱりだった

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    2023年05月02日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ライツヴィルものの第1作。
    謎解きももちろん素晴らしいのだけど、今回読んでみてそれ以上に感心したのが、ライツヴィルの街そのもの。
    無責任で、人の不幸を待ち望み、煽るためなら嘘も厭わない街の人たち。これって現代と何らかわらない。ことにネットではなおさらで、人の本質ってものはこういうものかと納得してしまう。だからこそ理性的な振る舞いが求められるのでしょうね。

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    2023年04月29日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    マザーグースの見立て殺人なんだけど、馴染みがないせいでまったく思いつけない。説明されて、「なるほどね、うまい見立てだ」と後付けで納得するしかないのが残念。とはいえ素材のアレンジは見事なもの。連続殺人の工夫はさすがだ。
    ライツヴィルにくるとクイーンの鋭さが鈍るのはご愛嬌ですかね。

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    2023年04月21日
  • オリジン 上

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     ダンブラウンの長編。ラングドン教授シリーズ。
    いつにも増して世界史的、宗教的、美術的側面が作中に散りばめられているが、その事にストレスを感じない程、不穏な雰囲気を纏って物語が進行していく。
     天才が発見した世界を覆す様な真実。宗教家達の衝撃と喪失感。序盤から目が離せないスピード感。
     探偵には相棒がいる事が多く、ワトソン然り、ヘイスティングス然り名探偵が持っている鋭さは持っていないが、人間的な魅力、愛嬌がある人柄が探偵の相方として相応しい様に描かれるが、今回ラングドンを導くのは、AI(人口知能)であるウィンストンであり、全てにおいて最高のバディだと感心してしまった。
     物語の導入から序盤の構

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    2023年04月19日
  • インフェルノ(中)

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    感想は上巻に記入。
    下巻には今シリーズについて少しだけ記入。
    まとめ読みしたため、中巻の感想はどうしようか。
    ダンブラウンは幾つかの作品を読んでいるが、ストーリーの盛り上げ方が上手で、更に人物も惹かれる様な人達(海外では当たり前なのかも知れないが、日本からほとんど出ない身としては登場人物の設定がとても新鮮に感じる。)
    今回、誰が味方、スリリングな場面がいくつもあり、更にラングドン教授は頭脳意外の特殊な能力などは当然無いため、ドキドキしてしまった。

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    2023年04月18日
  • インフェルノ(上)

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     上中下巻一気読み。今回は冒頭、ラングドン教授の記憶喪失状態で物語が進行していき、何が起きたのかを追体験していく様な感覚。『真実』が『真実』ではないという作品はいくつもあるが、インフェルノほど数多くの真実を隠し続ける作品は少ないだろう。
    歴史のウンチクは多いが、上中下巻とそれぞれ驚くべき山場があり、1つず真実が明らかになっていくストーリー構成は読後に余韻を与えてくれる。
    (読んだ当時にレビューをわけていなかったため、それぞれの巻ごとの感想では無く全体のレビューになるが)
    個人的にはもっとバットエンドによって欲しかったので(話は逸れるが、なぜハッピーエンドばかり受け入れられるのだろう)

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    2023年04月18日
  • インフェルノ(下)

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    上中下巻一気読み。
    ダンブラウンの作品は「世界史」や「宗教」的な要素が土台になる為、中々とっつきにくい印象だか、ストーリーはどの作品も秀逸。僕は元々世界史が好きだった為(しかし出てくる用語わわかっていないが)それでも十分に魅力的だ。
     そもそもこのシリーズに出会ったきっかけが、何気なくテレビで流れていた洋画が余りにも面白く(映画は一切見ないのだが)原作が気になり、本屋で即日購入した作家である。
     この後も様々なシリーズが続いていくだろうが、間違い無く読み続けていく作品であり、ラングドン教授とは長い付き合いになりそうだと予感している。

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    2023年04月18日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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    久しぶりにエラリイ・クイーンを手にしたけど、やっぱり面白い。クイーンの作品はかつて一通り読んだけど、新訳シリーズに期待しちゃう。けっこうクイーンのキャラが違う印象になるよね。ドルリィ・レーンの4作品もハヤカワで新訳出してくれませんかね。

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    2023年04月14日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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     一九四三年初版。国名シリーズ→ハリウッド→ライツヴィルときて、またここでニューヨーク市警レギュラー陣わちゃわちゃシリーズへ戻る。わちゃわちゃぶりはだいぶこなれてきた…ヴェリー部長刑事もよく喋るし(昔は影のようだった)、プラウティ医師も少ない出番ながら「(プラウティ医師、退場)」なんて太字の括弧付きで書かれたりするし…と思ったら、解説によるとこうした登場人物たちの性格や“ノリ”は一九三九年に放送開始されたラジオドラマ版エラリー・クイーン・シリーズに寄せたものだとのこと。
     なるほど、それだけでもなるほど、なんですが、本作はさらにそのラジオドラマ版に登場するある人物の、前日譚まで兼ねているという

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    2023年04月13日
  • パズル・パレス(上)

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    情報化時代のテロをスリリングに描いたスリラー。 米国家安全保障局のスーパーコンピュータが狙われる。一般市民の通信をも監視可能なこの存在は公に出来ない国家機密だった。もうワクワク感がとまらない。 ダン・ブラウン、面白い。次巻に続く。

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    2023年04月09日
  • 真っ白な嘘

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    アメリカの作家フレドリック・ブラウンの短篇ミステリ作品集『真っ白な嘘(原題:Mostly Murder)』を読みました。
    ここのところアメリカの作家の作品が続いています… フレドリック・ブラウンの作品は2年半くらい前に読んだ『さあ、気ちがいになりなさい』以来ですね。

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    どの短編から読まれても結構です。
    しかし「後ろを見るな」は、ぜひ最後にお読みください。
    奇抜な発想と予想外の展開が魅力の18編
    巨匠の代表的ミステリ短編集
    名作ミステリ新訳プロジェクト

    編を書かせては随一の巨匠の代表的作品集を新訳。
    雪の上の足跡をめぐる謎を描いた「笑う肉屋」、緊

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    2023年03月11日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    面白かった!!
    表現が詩的なところもあり、皮肉たっぷりのところもあり、読み物としても楽しい。悩めるエラリィを応援したくなる。
    犯人は途中でそうかなぁと思ったけれど、分かっても最後まで一気読みさせる。

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    2023年03月07日
  • ロスト・シンボル(下)

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    ダンブラウン、恐ろしい……
    実在する信仰、都市、科学、建物、全てに気を配り、読者の知的好奇心を途絶えさせない物語を何作も……
    難しい、本当に、難しいのよ!ちゃんと理解できてないところもたくさんあると思う。それでもめっっっっちゃおもしろい。

    前作までは宗教信仰に深く関係していたので、「ふーん」くらいにしか思わなかったけど、今回は、夜中布団の中で「魂の質量」についての箇所に読んでいるとき、確実に死の恐怖を感じた。身体からなくなった魂はどこに行くのか。この意識はどうなってしまうのか、って。

    純粋知性科学、学びたいなぁ。この間一人で美術館に行った時に気づいた。私、展示を見てると段々頭痛と息苦しさが

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    2023年02月14日