あらすじ
大富豪・ゾブリストは、人口爆発で人類が滅亡するという説を唱えていた。彼の取り組む遺伝子研究を危険視するWHO、得体の知れぬ男達に追われるラングドン教授。舞台はイスタンブールへと移り、クライマックスへ!
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映画は2度ほどみていたが、改めて原作を読んでみた。
映画と異なるラストや人の出入りに驚きつつとても楽しめた。
特にラストが全く違うことに驚愕した。映画では、大衆受けのするハッピーエンドであったが、原作は、異なりどちらかというとバットエンド、または作者からのメッセージ性の強い終わり方であった。
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トムハンクスのラングドン教授大好きで映画は何度も見たが、後から原作を読むので正解だと思った。実写化あるあるかもだけど、原作先に読んでて映画の内容が全然違うと映画の仕上がりにがっかりしてしまい、楽しめなかったかもしれないから。下巻の後半から映画とは全く逆の展開と決着。すごいおもしろかった。
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ロバートラングドンのシリーズが好きすぎる。
イタリアを舞台に、
ダンテの神曲を模した謎のメッセージを解き明かすミステリー。
イタリアに行った直後だったので、
位置関係や建造物がイメージできて
より楽しめた。
ラングドンのユーモアと美術・宗教・文化の知識に
引き込まれる。
壮大な敵味方の騙し合いと攻防に驚かされた。
ちょうど現実世界でもコロナウイルスが流行り始めたので、ゾブリストの陰謀と重ねてぞっとした。
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続いて下巻。舞台はヴェネツィアを経てイスタンブールへ。
扉の写真解説でアヤソフィアの写真が出ていたので、最後はそこに飛ぶのねと分かってしまったのが残念。行ったことないから写真を添えてくれたのは親切でいいんだけど。
誰が敵で、味方かの答え合わせ。敵の敵は味方となり、敵の見方はやはり敵。
ラングドンが袋を回収してハッピーエンドと思いきや、そうは終わらない。なんだかもやもやしたものが残るエンディング。ミッキーの腕時計が返ってきたことがハッピーエンド?
テーマ自体は考えさせられるもの。唯一解はないよなぁ。
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長い旅は終わった
最後はイスタンブールへ
ゾブリストの思いがせつない
誰よりも人類を愛しんでいたのではないかと思う
愛に溢れた天才
そしてダンテもこよなく愛し
未来のために
世間に愛されない自分を
自ら消し去る
ラングドン教授は今回も
えらい目に遭いながら
謎を解いていく
辿り着けるように謎解きを残した
ゾブリストは
やっぱり憎めない
誤解が誤解を呼び
誰が敵か誰が味方か
いつも通りわからないまま
なんだか今回は
誰も悪くはないと思わざるをえない
この本が出版されたのが
2013年
今、2026年
日本のことしかわからないが
少子化の波は止まるところを知らず
‥‥
今夜も星は瞬いているだろうか
‥‥星々が
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これまでのラングドンシリーズは宗教がテーマで堅苦しく難しかったけど、本作は未知のウィルスとの戦いがテーマとあってわかりやすい。フィレンツェ、イスタンブールの描写が鮮やかでまた行ってみたくなった
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シリーズの定石通り、今作もラングドンは満身創痍になりながら、美女のパートナーと暗号解読に勤しみます。
ラングドンは警察関係者や探偵ではないから、事件と関わりを持たせるために、知人が被害者や犯罪者になりがちです、、笑
思わせぶりなストーリー展開がやや読みづらく、途中で他の本で休憩しながら読み通しました。
ばら撒かれたウイルスとは共存の道を歩むことになるのか、(ばら撒かれないよう阻止されると思ってた、関係者全員の徒労感を思うと労いたい気持ちでいっぱいになります)前作同様作者の思想が色濃いようにみえる結末です。
作中で触れられていたイタリアの建築やダンテについて興味が湧いたので、視覚情報を補完するために映画も観てみたいと思います。
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ネタバレ部分が少し場当たり的にも感じたが、疾走感はさすがで始まりから最後まで十分楽しめる内容だった。
逃亡シーンはもはやお決まりのパターンで、逆に安心出来るくらい。
基本、ラングドンの大きな勘違いから始まるところも安定の流れ。
前作より謎解き部分はシンプルなので読みやすいかも。
それにしても、結局総督は何者だったんだろう。
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世界の人口爆発を食い止めるため、ある天才遺伝子工学者がとった手法は未知のウイルスをばら撒く事⁈
記憶の無くなったラングドンが医師シエナと共に探るのは、ダンテの神曲に関わるもの達。絵画、デスマスク、そして自身を追っているのは何者か?
謎が解き明かされて行くと共に、パンデミックを引き起こす何かのありかに近づいていく。
WHOは?機構は?シエナは?誰が味方なのか、なんのために狙われてるのか?
全てが繋がった時、人類は救われるのか?
映画は改変が多かったようで、突拍子もない事についていけず、理解に苦しんだが、本は丁寧に描かれており、楽しかった!これぞ、ラングドンシリーズ!
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人類による人類存続計画は、人類の未来がインフェルノへ向かわないようにするためのものなのか。インフェルノを予測するゾフリストによる、地下からの手がソレなのか。
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下巻で一気に物語が進む。
冒頭の主人公の記憶喪失、相棒だった女性の正体など、ドンデン返しが続く。
小説の結末は、映画と大きく異る。
個人的には、映画の方がスッキリ分かりやすくて良かったかなと感じる。WHOの女性との関係も含めて。
人口爆発は確かに人類存続の危機だけど、子孫を残せない遺伝子操作なんて、あまりにも残酷すぎる。
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上中下巻一気読み。
ダンブラウンの作品は「世界史」や「宗教」的な要素が土台になる為、中々とっつきにくい印象だか、ストーリーはどの作品も秀逸。僕は元々世界史が好きだった為(しかし出てくる用語わわかっていないが)それでも十分に魅力的だ。
そもそもこのシリーズに出会ったきっかけが、何気なくテレビで流れていた洋画が余りにも面白く(映画は一切見ないのだが)原作が気になり、本屋で即日購入した作家である。
この後も様々なシリーズが続いていくだろうが、間違い無く読み続けていく作品であり、ラングドン教授とは長い付き合いになりそうだと予感している。
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遺伝子操作による人工削減計画というテーマが素晴らしい。オチでは実際にウィルスが放たれてるが、めちゃくちゃリアルで怖い。シエナという特殊的なヒロインがめちゃくちゃいい。
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上中下巻を通して
美術、宗教、科学と様々な分野が絡み合い、最後の伏線回収は鮮やかで見事である。ただそこに辿り着くまでが大変だった。エピローグから謎めいており、更にそこから新たな謎が重なってくるので途中から混乱してくる。そして暗号解読の為、フィレンツェ、ヴェネツィアと駆け回るのだが、読んでいる途中で何処にいるのか分からなくなり度々迷子になってしまう。作者が好きだから読めるが、彼の作品を読んだことがない方にはおすすめしない。
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いつか世界全体で向き合わないといけない問題だと提唱しているかのような結末。
ウイルスの流出によりらとんでもないグロテスクな結果が描写されると思いきや、血を流さない方法で人口増加を抑えるというウイルス。
画期的ではあるけれど、女性として、悲しい結末だった‥
2人の逃走劇が目の前に浮かぶほどリアルでかっこよかった
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(上・中・下共通の感想)
ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。
物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。
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人類の未来を永久に変えてしまう、恐るべきゾブリストの野望---。
破壊的な「何か」は既に世界のどこかに仕掛けられた。WHO事務局長シンスキーと合流したラングドンは、目に見えぬ敵を追ってサン・マルコ大聖堂からイスタンブールへと飛ぶ。しかし輸送機の中でラングドンに告げられたのは、驚愕の事実だった! ダンテの<地獄篇>に込められた暗号を解読し、世界を破滅から救え! 怒涛のクライマックス!
(当書裏表紙あらすじより)
私は根が単純なので作家のミスリードには大抵引っ掛かります。今回も見事に引っ掛かりました。
と言いますか本作は前編と中編の様々なところに仕掛けられていて後編で怒涛の謎解きが展開されていきます。
『そうだったのか!』を何度呟いたことか・・・(笑)
ただ根が単純なので悔しい気持ちは全くなく、思わず笑ってしまいながら『そーだったの?!』と言いつつ前編や中編の件の箇所を読み返したりしてます。ミステリー小説の楽しさの一つですね。
超天才・ゾブリストの計画の起因となった現実世界が抱えている問題。
よく「温暖化」解消が叫ばれていますが、この問題のさらに元となっている一番根深いところにある問題。これが本作の事件の原因となっています。
そしてそのことに本作で気が付かされて、SF的視点で2020年の世界的な問題となっている「コロナ禍」が世界的な口減らしを自然が引き起こしているのかも、なんて考えまで思い描いてしまいました。新型コロナと比較されるスペイン風邪やペストも世界の人口減に役立った、という考え方もあるようですから。
発売されたのも買ったのも4年も前。しかし読んだのが新型コロナ騒動真っ只中の今。
タイミングが良いのか悪いのか何とも言えない感じを受けました。
Posted by ブクログ
人口が減少している日本にいると世界の人口爆発の問題がなかなか理解しにくいんだけど、確かにアフリカの難民キャンプとか生産的な労働はしないで子供だけ増やしてる悪循環は半世紀以上変わらないし、目先の倫理やキレイごとだけでは先が見えずに悪化していくだけのことってたくさんあるよなぁ…って思いました。
マキアベリさんの「目的は手段を正当化する」というセリフは悪い使われ方ばかりするけれど、政治家はもっとマクロ的な視点からも物事を見なくてはいけないし、日本の今の政治屋のように権力を握って傲慢になり自分やお友達のためだけに動くのは社会の末期症状だな…とも思いました。
こういうとき無宗教な日本人は地獄なんて信じないからタチが悪いね。
読書にはストーリーを楽しむ小説系と知識を得るための実用系があるけれど、ダン・ブラウンさんの話はどちらも満たしてくれるから読んでいて充実感がありますね。
知識欲を刺激してくれるので、どんどん読んでみたい本が増える。1日が48時間だったらいいのになぁ…。
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狂気と呼べる天才科学者の慧眼ーそれを信じたのは天才故に孤独に直面し、人類に絶望した女性。
結果は『インフェルノ』であったかもしれないが、初めて人を信じたことで苦難の『煉獄』を乗り越え、『天国』へと向かうかもしれない。
宗教・科学・芸術・歴史など様々な教養をベースに書かれた大作です。
読み応えはありましたが、映画がひどいので☆マイナス1。
Posted by ブクログ
とっくに映画始まってるかと思ってたらまだでした。
カドフェスのブックカバー欲しさに3冊まとめて購入(笑。
今までで一番現実に有り得そうなお話だったかなぁ。
日本は少子高齢化と言われてるけど、世界規模で見れば人口は増え続けてるものね。
かといってゾブリストの解決法に素直に頷けはしないけど、でもどこかで全く無しではないかもと思ってしまう…。
美術蘊蓄はぐぐりながらが楽しめて良いです。
亀に乗ったブラッチョ・ディ・バルトロはインパクト大!
映画で映像で巡れるのが楽しみ。
Posted by ブクログ
2023.08.03 ★3.9
上・中・下まとめての感想。
いや、最初から走り回ってくれた。
某探偵アニメの少年並に危機と殺人事件に遭遇するラングドン教授。
読んでいるこちらも心の中で石畳を走り回り、息切れしそうだった。
スリリングで、ガイドブックのような知識もたくさん詰め込まれており、フィレンツェに行きたくなったし、これまでの人生で全く興味のなかったダンテの「神曲」も読んでみたくなった。
惜しいのは、この結末だったこと。
終わり方が違えば星4~5の作品だった。
とりあえず映画も観ておくか。
↓↓↓内容↓↓↓
「地獄」。そこは“影”――生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂――が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている? 医師シエナ・ブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の〈地獄篇〉に事件の手がかりがあると気付く。
一方、大富豪のゾブリストは、「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO〈世界保健機関〉と対立していた。ダンテのデスマスクに仕込まれた暗号に隠された恐ろしい野望。ラングドンは世界を破滅から救うことができるのか?
Posted by ブクログ
インフェルノ上中下、ようやく読み終わりました。
完読するまで、かなりの時間を費やしました。
理由としては、作中に出てくる場所を検索したり、歴史的建物を検索したり、と、想像するだけだは足りなくなるような量の歴史的な背景を理解しなければ、到底読み進められなかったからです。
私はそもそも、宗教に詳しくはないので、まずはそこから(笑)。
果てしなかった〜。
ということは、このダン・ブラウンという作家さんは、かなり地道に調べ上げ、実際に行ってみたりしなければ、書けなかったと思います。
色々な作家さんがいますが、調べて検証してさらに実際に行ってみてだという方もいれば、想像をもとに話しを作る方もいます。
もう、この方は呆れるくらいいろんな文献に目を通して検証して、現場に行った人だと思います。もちろん、有名な方なので、サポートはかなりあったとは思いますが。
なので、完読してかなり体力を消耗しました。というのが私の感想です。(笑)。
上中下巻ともに同じ内容の感想です。
Posted by ブクログ
ダンテの「神曲」地獄(インフェルノ)が題材。このシリーズ特有の美しい外国の建物のイメージ描写に浸り、免疫学など最新科学に好奇心が刺激されるのは楽しい。
ただ、本作はちょいと仕掛けを作りすぎ感。サブキャラの変わり様が鼻に付きもやもやしてしまう箇所も。終わり方は好きだけど。
Posted by ブクログ
未来の人類を焼く。
(以下抜粋)
○現実世界では宗教は対立していますが、象徴はかなりみごとに調和していると思いますよ。(P.138)
○きわめて人道的で洗練された解決法(P.223)
Posted by ブクログ
少しというか、だいぶ肩すかし。
「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」に見られるような芸術品に秘められた純粋な謎解きではなく、自分の計画を成就させたい科学者が単にダンテの詩を借りただけだった。
時間稼ぎともいえる暗号ゲームに付き合わせるための借り物といえる。
人間の業を重ね合わせるのにダンテの地獄のイメージは使いやすかったとは思うが、あまりにもこじつけているし、芝居がかかった科学者の独白も鼻白む。
「ロスト・シンボル」あたりから、ロバート・ラングドンが振り回されるだけの展開が強くなってきた。
だが、今回の犯人がもたらした「テロ」の正体が人間を病気にさせるような疫病ではなく、「人類の三分の一の確率で妊娠できない」ようDNAを書き換えるウイルスだった、というのには今までありそうで無かった大胆さ。
そしてこのウイルス、現実にばらまかれてその事実がリークされたとしても、社会に大きな混乱ももたらさず浸透してしまうかもしれないと思って恐怖した。
人間は目に見える危機がなければ騒ぎはしないし、このウイルスの存在を信じない人が多いと思う。
第三国では状況が理解できない者が多く、先進国では陰謀論と一蹴されそうだ。
この作品は、赤狩りの時代、冷戦の時代、インドネシアやラテンアメリカに吹き荒れた独裁者の恐怖政治の時代、自爆テロの時代、大災害に便乗したショック・ドクトリンの時代を経て、静かな暗殺、静かなテロの段階に移行したことを示すのかもしれない。