あらすじ
医師シエナとともに、ヴェッキオ宮殿に向かったラングドンは、監視カメラにダンテのデスマスクを盗み出す自分の姿を見出し、驚愕する。マスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。
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引き続き中巻。
誰が敵で誰が味方なのか。記憶をなくしたラングドンも混乱していたようだけど、こっちも混乱しながら読んだ。フレッチャアルジェントの車内の描写。確かに嘘は書いていないんだけど、ここで敵と味方を完全に逆に思い込んで読み進めてしまった。下巻まで行って、あれっと思って中巻を読み返してしまったくらい。でも、それもダン・ブラウンのテクニックか。
「ダンテ 神曲 天国篇 第25歌」で検索してみたけど、日本語版だと訳者の著作権が生きているからなのか、全文には辿り着けず。ラングドンごっこはできませんでした。
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ダンテの『神曲』が、物語の中心となるラングドン教授シリーズ。今回もスピーディーな展開や芸術作品のうんちくが散りばめられており、面白い作品だった。
秘密結社は、出てきたものの宗教関連の秘密結社では無かったのは少し残念だった。
まだ、作中で明らかにされる天才学者考案の未知のウィルスというのも面白い発想であるとともに、その効果も面白かった。人口増加問題に対する一つの答えと言えるかもしれないなと思ってしまった。
ストーリー展開も誰が味方で敵かがわからなくなったり、裏切りが多かったりとハラハラさせられながら読めた。
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感想は上巻に記入。
下巻には今シリーズについて少しだけ記入。
まとめ読みしたため、中巻の感想はどうしようか。
ダンブラウンは幾つかの作品を読んでいるが、ストーリーの盛り上げ方が上手で、更に人物も惹かれる様な人達(海外では当たり前なのかも知れないが、日本からほとんど出ない身としては登場人物の設定がとても新鮮に感じる。)
今回、誰が味方、スリリングな場面がいくつもあり、更にラングドン教授は頭脳意外の特殊な能力などは当然無いため、ドキドキしてしまった。
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(上・中・下共通の感想)
ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。
物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。
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登場人物の会話のやりとりやお互いの関係性など映画とはいろいろ違う。それぞれのバックボーンがより深掘りされているし、映画にはなかったシーンなど楽しみ多い。
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毎度のことながらロバート・ラングドン教授を通じた作者のイタリア美術や歴史・宗教に関する造詣の深さに脱帽。
10年程前の作品だけど、人工的に作られた未知の病で人間を減らして地球環境のバランスを取ろうとする考え方やWHOが槍玉に上がる設定が、コロナで大騒ぎしている今と被ってリアル感がありました。中世に猛威をふるった黒死病が象徴的に何度も出てくるんだけど、その病は中国からイタリアへ渡ったとか…。
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記憶が戻らないままシエナとともに謎を解き進むラングドン。
二人に近付く人物は敵か味方か。
謎を残したゾブリストの野望とは。
上巻は謎だらけでしたが、少しずつ真実?が明らかになり。
余計に混乱する部分多々。
誰が味方で誰が敵なのか。
それぞれが歪んだ正義を持っているようで怖い。
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謎を解きながらも組織から追いかけられる展開はスケールが大きくて、いかにも映像向きだなあといった感じで、映画を見るのが楽しみ。『否認』と『世界終末時計』については、はなるほどとひとつ賢くなった気がしました。特に『世界~』の方は、上巻にあった人口増加のグラフを思い出し、ぞっとするものがありました。さて、敵と味方が入り乱れ、解決へ向かう下巻にGO。
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中巻では、ゾブリストの企てていること、
ラングドンがフィレンツェにいた理由、
そしてシンスキーの正体など…色々とわかってきました。
ゾブリストの仕掛けた謎を解くためにダンテのデスマスクを探すラングドン。
でも実はラングドンが持ち出していてイニャツィオが隠していたとは!
さらにデスマスクの裏面にも細工が施されており、
ゾブリストによる詩が記されており、それがまたヒントになる。
それを読み解き、ラングドンはヴェネツィアへ。
でも同行者がちょっと危険な人物だということが明らかにされる。
読者とシエナは気づいているけど、ラングドンはまだ気づいていない…
ああもどかしい!
ラングドンはゾブリストの企みを阻止できるのか
本当にハラハラドキドキします!
そして、旅行で訪れたことがあるので
これはあそこかーと記憶を呼び戻しながら読むのも楽しい。
ヴェネツィアで直接対決になるのか?
下巻が待ち遠しい!!
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まだ謎が不明のままイタリアで追いかけ回されている感じ...。テーマが人類膨張らしく、かなり壮大...にしても2/3読み終わった訳ですが、まだまだ終わりそうにない感じです...。エンディングがどうなっていくのか楽しみです。
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ラングドン側と、彼を追う組織側からの目線で、それぞれの時間軸でも話が進み、それがもうすぐ交わるところまで話が進む。
ラングドンはなぜフィレンツェに来ているのかがわかり、真相に迫りつつある。
早く下巻を!(笑)
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中巻に入り、徐々に深まっていく謎。
そして、徐々に明らかになっていく真実。
ラングトンと追手との息の詰まる駆け引き。
イタリアを舞台とした映画への期待は高まるばかり。
早く映像で見たい。
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ラングドンとシエナ、そしてWHOの職員と名乗るフェリスと共に、ゾブリストが仕掛けた病原菌の拡散を止めるために、謎の組織に終われながらフィレンツェを駆け巡る。
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インフェルノ上中下、ようやく読み終わりました。
完読するまで、かなりの時間を費やしました。
理由としては、作中に出てくる場所を検索したり、歴史的建物を検索したり、と、想像するだけだは足りなくなるような量の歴史的な背景を理解しなければ、到底読み進められなかったからです。
私はそもそも、宗教に詳しくはないので、まずはそこから(笑)。
果てしなかった〜。
ということは、このダン・ブラウンという作家さんは、かなり地道に調べ上げ、実際に行ってみたりしなければ、書けなかったと思います。
色々な作家さんがいますが、調べて検証してさらに実際に行ってみてだという方もいれば、想像をもとに話しを作る方もいます。
もう、この方は呆れるくらいいろんな文献に目を通して検証して、現場に行った人だと思います。もちろん、有名な方なので、サポートはかなりあったとは思いますが。
なので、完読してかなり体力を消耗しました。というのが私の感想です。(笑)。
上巻、ともに同じ内容の感想です。
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冷静な狂気。
(以下抜粋)
○ある生物種がその住環境に対して増えすぎたという理由で絶滅するのは、ごくありふれたことよ。たとえば、森のなかの小さな池の水面に藻のコロニーがあって、完璧な栄養状態に置かれてるとする。何かによって抑制されないかぎり、藻は猛烈な勢いで数を増やし、池の表面をすみやかに覆いつくして日光を遮断してしまう。すると、池のなかでは養分が増えなくなる。周囲から得られるものを吸いつくしたら、藻はまたたく間に死に絶えて、跡形もなく消える。(P.84-85)
○ありえないことじゃないのよ、ロバート、考えたくないだけ(P.85)
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ダン・ブラウンは版権が高いから(角川編集が「タモリ倶楽部」で言ってた)、本作ももちろん中巻があるわけだ( ´ ▽ ` )ノ
むりやりの三分冊なんで、薄っぺらいし活字も大きい( ´ ▽ ` )ノ
ストーリー付き観光ガイドというか アクション版「ブラタモリ」というか、例によってうんちくと回想の連続でさっぱり先に進まない( ´ ▽ ` )ノ
「リトル・ロマンス」の話まで出てきたのには笑った( ´ ▽ ` )ノ
ダイアン・レイン愛の告白なんて、まさに(年代ドンピシャ)作者の気持ちそのものだね( ´ ▽ ` )ノ
もう何でもありだ( ´ ▽ ` )ノ
にしても、ここらへんから映画版とかなり内容の違い(主に人物設定)がはっきりしてきて、いい意味でとまどった( ´ ▽ ` )ノ
ラングドンとシンスキーの関係とか、ぜんぜん違ってるもんね( ´ ▽ ` )ノ
本書に限らず、おしなべてブラウン作品は映画を先に見たほうがいいのかもしれない( ´ ▽ ` )ノ
舞台とか小道具とか、脳内再生が容易になるし( ´ ▽ ` )ノ
2019/03/25
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人は死について考えるのは怖いので、
考え始めてもほかのことを考えるようにストレスを逃がす仕組みを、
「否認」って医学用語で言うらしい。
浮気して、
嫁に問い詰められる旦那がよく行うのが否認か!
フィレンツェは安息日が月曜?
どこも共通で日曜だと思ってたけど違うんですね!
ちなみに、
かぐりんの安息日は木曜ですが安息してないので、
事実ないです安息日!
Hプラス=ヒューマニティプラス!
人間の遺伝子を組み換えて自分達自身で進化するってこと!
ちょっと怖いけど、
病気に対する手段として、
寿命を延ばす手段として面白そうですね。
つか、
ロストシンボルはこの方法はアカンかったのかな?かな?
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不思議なボッチェリーチェの絵画の中に仕込まれた暗号を読み解いたラングドン教授はヴェッキオ宮殿に向かった。途中、彼を捕縛せんと警察や兵隊を躱しながら500人広場にたどり着く。そこで出会うはずだったダンテのデスマスクは何者かに盗まれていた。謎解きと追いつ追われつの逃避行はスリリングに展開し読者を飽きさせることがない。一級のエンターテイメント。
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中巻に入って話が急展開して面白さがアップした。舞台もフィレンツェからヴェネチアに移りますます観光気分も煽られた。
一体誰が敵だか味方だかわからない状況、続きが楽しみ。
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ラングドン教授と彼を追う謎の組織の逃走劇は、まだまだ続きます。
何か、いつにも増して走ってませんか、教授…。前作も大概走ってたけど、終始追い詰められてる感が半端なかったような…。
トム・ハンクスももう歳なんだから、その辺考慮して書いたげてくださいブラウン先生←
中巻は最早、イタリアの観光ガイドと言っても差し支えないほどの名所のオンパレードです。地元観光局も本作を使って観光客誘致に勤しんでいるであろうことは、想像に難くありません。
ラングドン教授がいちいち地の文で名所の解説してくれるから、後半は若干「もういいから早く話進めんかい」と焦ったくなったのは秘密です←
ダンテの消えたデスマスクを追い、そこに秘められたメッセージを読み解き、キーパーソンとなる女性と遂に再会を果たす。それぞれの思惑が交錯する、中巻です。