越前敏弥のレビュー一覧

  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    シリーズ前作「天使と悪魔」と比べれば、私の苦手な残酷なシーンは少なく、純粋に楽しめた。
    これなら映像化作品を見られるかも。

    ”信仰”というものにとんと縁がなく、物語の背景となるキリスト教の歴史に触れられたのは良いご縁だった。

    シリーズ続編も読むこととしよう。

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    2025年12月07日
  • オリジン 下

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    エドモンド・カーシュのシミュレーションは非常に読み応えがあった。
    “われわれはどこから来て、どこへ行くのか”、現実では何処まで解き明かされているのだろうか。参考文献が巻末にあれば良かったんだけど。
    2050年にカーシュのシミュレーションの正解を実際に知るまで、まだしばらく年月を要するが答え合わせが楽しみである。

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    2025年11月17日
  • 天使と悪魔(中)

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    残酷なシーンは、小説であるからまだ耐えられる。そういった映像は避けてきた人生だから、私の想像力では具体性に欠けたものしか浮かんでこない。浮かんできたとしても反射的にモザイクをかける。怖い、怖いと思いながらも、ここまできたらもう最後まで読まなきゃ怖いまま終わってしまう。

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    2025年11月17日
  • オリジン 中

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    ネタバレ

    エドモンド・カーシュが遺した映像の手掛かりを探すためラングドン教授はバルセロナへ。
    サグラダ・ファミリアについて知るのは楽しい。スペインの歴史をあまり知らないので勉強になる。
    黒幕については混沌として誰なのかわからなくなってきた。
    下巻で収拾できるのだろうか。

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    2025年11月15日
  • オリジン 上

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    ネタバレ

    ロバート・ラングドン教授は教え子、エドモンド・カーシュの暗殺により事件へと巻き込まれる。
    カーシュが人類へ伝えたかったこととは、そして暗殺の黒幕は誰なのか。
    またしても濡れ衣を着せられ逃亡するラングドン教授。

    暗殺の黒幕よりもカーシュが死の直前に聴衆に伝えたかった発見のほうが気になる。

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    2025年11月15日
  • 天使と悪魔(上)

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    翻訳された小説には苦手意識あり
    キリスト教には無縁
    ヨーロッパに特に興味なし
    科学に興味はあるが無縁

    そんな私でも、今のところもの凄く楽しめている。
    縁や興味のない分野や土地の話でも、こんなにもすんなりとイメージができるのは何でだろうか。
    むしろ、これをご縁に興味も持ち始めている私もいる。

    登場人物の語る言葉に、最近読んだ哲学関連の本の内容と共通する箇所がいくつもあり、そこにも不思議なご縁を感じた。

    まだまだ序盤、さあ続きを読み進めよう。

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    2025年11月14日
  • 天使と悪魔(上)

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    そっちかと思いきや、え、そっちー?!
    バチカンとローマのあれこれが見たいので映画も見たいけど、酷いとこはあんまり忠実じゃありませんように…

    いやしかし、こんなミッションインポッシブルばりのスペクタクルだとは思ってなかった
    ラングドン教授の体力パない

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    2025年11月12日
  • 穢れなき者へ(新潮文庫)

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    メイン州の島の沖で、対立する上院議員候補二人を含む七人の惨殺体がヨット上で発見され、第一発見者のイズレルが殺人の第一容疑者とみなされる。彼には十年前に実の父親を殺した前科があった。だが、彼が現場にいたのは、州警察の女性警部補サラザールから密命を受けて、このヨットの動向をうかがっていたからだった。一方、別の島では、十二歳の少年ライマンがアルコール中毒の父親から逃れるためにもぐりこんだ廃屋で、手斧を持った謎の娘と出会う。捜査が進むにつれ、イズレルとライマン、そして大量殺人事件の運命は思いもよらない形で交錯することに――。

    「夜を希う」以来、久しぶりにマイクル・コリータを読む。少したじろいでしまう描写もあったが、良い読後感。

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    2025年11月12日
  • 天使と悪魔(中)

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    ラングドンの閃きと推理が素晴らしい。メディアの関係者って本当に救いようがない。現状カメルレンゴが一番好きです。自身の責務に向き合い、逃げることなく立ち向かう姿勢に憧れます。それにしてもあまりに続きの気になる終わり方をしましたね。早く下巻も読もうと思います!

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    2025年11月10日
  • グッゲンハイムの謎

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    これは作者の死後に出版された本である。元々の作者、シヴォーン ダビドは、前作、ロンドンアイの謎を執筆し、12歳の名探偵、テッド スパークを華々しく活躍させたわずか数ヶ月後にがんによって亡くなった。彼女の構想メモをもとにしてロビン スティーブンスがこの本を書き上げた。その内容や書きぶりは、まさにシヴォーンが生き返ったような出来栄えだ。自閉症スペクトラムの少年として生きづらさを抱えるテッド。家族は、彼をとても愛しているが、ときには理解が難しい時もある。弟にばかり愛情が偏っていると感じる反抗期の姉。でも、従兄弟も協力して謎を解決していくうちにそれぞれが成長していく。さらに、テッドの個性を発揮して謎を解き明かすさまは、本格的ミステリーとしても充分読み応えがあった。続編が読めないのが本当に悲しい。ご冥福をお祈りします。

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    2025年11月08日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    ラングドンシリーズの新作がこの秋に出るらしいので、復習のため再読。
    相変わらず面白いし、ラングドンがどこまでも紳士で好き!

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    2025年11月02日
  • ターングラス 鏡映しの殺人

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    ネタバレ

    2つの中長編小説を収録した一冊の本、それだけだと良くあることだが、装丁にテートベーシュというギミックを用いた凝った1冊。そのギミックを楽しむことを主眼においた2作品。

    1つは19世紀の陰鬱なエセックスの離れ小島で起こった殺人事件とターングラス館の主の病気の謎を追う話。
    もう1つは20世紀大恐慌後WW2前のカリフォルニアで俳優志望の主人公が友人の書いた小説の謎を追う話。

    2つの小説は全く違う雰囲気をまといつつ、ターングラス館や話中小説の相関関係などメタな要素を踏まえて展開する。双方各々の収束はするものの、両方を読み終わった時に組みあがっていた2作の関連が紐解けると、別な光景が見えてくる…という展開。

    凝った手法で楽しめるが、その構成上それぞれの話に自由というか余裕がないような気がした。それも含めてギミックなんだろうけど。

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    2025年10月29日
  • ロンドン・アイの謎

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    児童文学としても、ミステリー小説としても読み応え十分だった。少年名探偵テッド•スパークは、アスペルガー症候群だろうが、彼独自の世の中との関わり方や特性が読者にとてもわかりやすく伝わる。例によって、学校では、人間関係がうまく築けていないし、家庭でも、基本的には暖かく見守られているが、なかなか受け入れてもらえない部分もある。でも、そんなテッドだからこそ見えていることが、この事件の解決につながる。
    作者は生前、二作品しか発表していない。本当に惜しいことである。草稿をもとに没後に発表されたものも数冊あるらしいので、しばらくは、はまって読みそう。

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    2025年10月21日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ネタバレ

    面白くなってきた。これはほんまの話なん?めっちゃ気になる。勉強しようと思う。祖父の儀式見ちゃったのは嫌すぎるかも。こんな感じで、敵を捕らえて一緒に行動するのよくあるけどめちゃくちゃドキドキする。反撃に合いそう。

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    2025年10月15日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ネタバレ

    聖杯の謎に迫る中巻。
    聖杯の正体や国を超えた逃亡劇など物語が大きく動き出していく。読んでいた当初はつながりが全くなかったアリンガローサ司祭とファーシュ警部が繋がっていたことやシラスが捕まりラングトン達とともに、イギリスへ向かうという展開など人間関係が入り乱れたことで物語がダイナミックに動き出していて、下巻を読むのがすごく楽しみになりました。”聖杯”が絡んだ歴史をめぐる物語がどうなっていくのかとても楽しみです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    ロバート・ラングトン:諏訪部順一
    ソフィー・ヌヴー:佐倉綾音
    ジャック・ソニエール:大塚芳忠
    アンドレ・ヴェルネ:内田夕夜
    リー・ティービング:東地宏樹
    レミー・ルガリュデ:チョー
    マヌエル・アリンガローサ:大塚明夫
    シラス:津田健次郎
    ジョナス・フォークマン:千葉繁
    ベズ・ファーシュ:堀内賢雄
    ジェローム・コレ:飛田展男

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    2025年10月12日
  • 天使と悪魔(下)

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    2回目の読破で非常に面白い(全3冊)。先日ローマに行ったから読みたくなった本で、そのイタリア旅行の動機を作った本でもある。観光した場所を懐かしく思い返せました

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    2025年10月10日
  • 天使と悪魔(下)

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    上巻、中巻を通して壮大なテーマの割には、大味な感じがしていたのだが、それは下巻の終盤に見事に覆される。本書は世界的なベストセラーになり、2009年にはトム ハンクス主演で映画化された。小説は2000年『天使と悪魔』そして、2003年続編の『ダ・ヴィンチ・コード』と続く。このレビューを書いて、早速U-NEXTで映画『天使と悪魔』を鑑賞する。

    小説の印象について、サラッと書くと...トム・クルーズじゃあるまいし。縦横無尽に活躍する中年の大学教授が、現実離れしたアクロバットを展開したり、反物質がバチカンを消し去るまで、残り2時間、25分、20分…緊迫感がまるで伝わらなかったこと。最後のドンデン返しは読書家冥利に尽きたので良しとしよう。

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    2025年10月07日
  • オリジン 中

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    コンスピラシーネット・ドットコムのmonteとは誰なのか!?
    黒幕は一体…!?

    嘘や真実が交錯する中巻。

    早く真実を知りたい。
    下巻へ…!

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    2025年10月02日
  • 不吉なことは何も

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    小粒の作品が集まり、バラエティに富んでいて楽しめました。さまよえる少年と慇懃無礼な保険屋さん出てくる作品が面白かったし、ラストの中編も印象的でした。いつも読んでいるミステリとは異なる軽妙な文体で、作品舞台の雰囲気も味わえました。訳は越前先生、イベントで文庫に先生にサインしてもらったので宝です。

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    2025年09月26日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    ネタバレ

    『十日間の不思議』事件でダメージを受けたエラリイが復活するまでが割りと早い。あまりウジウジされても困るので良かった。事件解決後に再び心にダメージを受けたエラリイに与えられたセグリマン博士の言葉が良い。事件の展開は面白い。被害者たちの共通点が明かされるあたりから盛り上がってくるな~。他のクイーンの作品も新しく読みたいな。

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    2025年09月25日