越前敏弥のレビュー一覧

  • 天使の傷 下

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    シリーズ二作目。相変わらずの面白さで一気に読んだ。前作は邦題の通り、イーヴィの嘘を見抜く能力が全編を通して発揮されていたが、今作ではあまり目立たず、これもやはり邦題通りに「天使の傷」に焦点が当てられていた。
    一作目ですっきりせず残された部分は、二作目で大体消化してくれた感じはあるのだが(最後の強引な幕引きも含めて)、三作目では一体何が掘り起こされるのやら。楽しみに待つ。

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    2022年08月05日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    国名シリーズとはまた違ったエラリイが見られた。人間模様がまじまじと描かれており、また結末もなんとも儚げなものであった。

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    2022年07月24日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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     読み了えてみれば、犯人はこの人しかいないだろうと思えるのに、そのこの人が解らない。今回もしてやられた。
     なかなか事件が起こらず、ページを繰る手が進まない。「クイーンの最高傑作」というお墨付きを信じて読む。
     エラリイ、モテモテである。ニッキーやポーラはどうなったのだろう?
     1940年といえば太平洋戦争前年。にも関わらず、アメリカ地方都市では余裕ある日常が続いている。
     

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    2022年07月22日
  • 天使の傷 下

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    前巻に比べ大きくスケールアップし、物語の核心へ迫った本作。「ストーンサークルの殺人」もイギリスの作品だったけど、今こういう話題が流行りなのかな。前作のメインの事件とイーヴィの事件の並行で語られる形式より、1つの焦点に絞られ読み易くなったと思うが、ミステリ色は薄れて、サスペンス、スリラーといったジャンルに近い気がする。特にイーヴィパートは、逃亡劇サスペンスといった感じ。全編にわたり謎が謎を呼び、ハラハラするが、主人公サイラスが相変わらず不用心だし、情報共有の仕方が中途半端でイライラする。気づけよ、とか、強大な敵なんだから頭使うか頼れよ、って思った。案の定、物語の解決は主人公達の意志の外で突然なされてしまい、達成感がなくカタルシスが感じられなかった。これでこの件が解決したとしてもモヤモヤは残る…。物語を読み進める牽引力はあるのに、全体を振り返ると、やや歪さも気になってしまう作品ではあったが、十分に楽しむことはできた。

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    2022年07月14日
  • フォックス家の殺人〔新訳版〕

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    エラリー・クイーンの作品は結構読んてきたが中でも読みやすい一冊てした。
    割と最後まで、犯人が絞り込めず先が見えなかったがちょっと推理できる展開ではなかったかも。手がかりがすくないし、トラップが多い。人の親としては結構考えさせられる最後。親の愛は偉大。

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    2022年07月11日
  • 天使の傷 下

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    私は前作のほうが面白かったな。今作はちょっと読み易過ぎちゃった?感。イーヴィに幸せになってほしいがなあ。

    第3作もあるそうで、やっぱり読みたくなりそう。

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    2022年07月07日
  • 天使と嘘 下

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    全体を通して面白いのだが、手放しで全面的に肯定もできない作品であった。上巻では、イーヴィとサイラスの交流が始まると同時に、ジョディ・シーアン殺害事件の調査が始まる。下巻から本格的に真相が明るみになるのだが、真犯人の行動原理や、怪しげながら結局思わせぶりだった登場人物達など、もうちょっと何かあって欲しかったなと物足りなさが残ってしまった。えっ、もう終わり?って感じてしまったり、なぜそうなるの?って説明が不足したり。あまりウェットになりすぎる必要はないが、多少後日談的なものもあってよかったと思う。またサイラスの生活スタイルがいろいろ謎だったり(本業はなんなの?とか)、イーヴィになんでいきなりこんな熱を入れるの?とか疑問が残り、淡白な文章故か主人公サイラスの行動原理が良く分からず、あまり好きになれなかったのが残念だった。どちらかというと、イーヴィパートの方が楽しかったが、無駄に本編の登場人物が絡んできたりしてややこしく、その割に何もなかったりしたので、もっと壮大なドラマを期待した割には、って感じだった。
    とはいえ、全体を見れば、謎が謎を呼ぶミステリーとして退屈とはいえず、続きが気になることは確かだ。

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    2022年07月05日
  • 天使と嘘 下

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    ネタバレ

    評価が高いのは知っていたが、実際に読んでみたらちょっと驚く面白さだった。予定調和感のないバディものというか、イーディのキャラクターもあって、落ち着くところに落ち着かない感じが実にはらはらさせてくれる。
    単発でなく連作を前提としているのか、犯人の最期に謎が残っていたり、養子の件も落ち着かなかったりと、ヒキもしっかりしている。続編も楽しみだが、果たして次作でその辺は片づけてもらえるのか。

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    2022年06月24日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    エラリークイーンの国名シリーズを読み終えたので、他の作品もと読んでみた。連続殺人。混乱する市民。犯人を特定するにあたった推理。ミステリーファンにはたまらない作品だった。

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    2022年06月02日
  • 天使の傷 下

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    シリーズ二弾、心理学者サイラスと嘘が見抜ける少女イーヴィの物語。今回は2人の過去を紐解きながら巨悪に向かって行く話しだが、一作めが素晴らしかったから、少し残念に思った。

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    2022年05月24日
  • インフェルノ(下)

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    ネタバレ

    いつか世界全体で向き合わないといけない問題だと提唱しているかのような結末。
    ウイルスの流出によりらとんでもないグロテスクな結果が描写されると思いきや、血を流さない方法で人口増加を抑えるというウイルス。
    画期的ではあるけれど、女性として、悲しい結末だった‥
    2人の逃走劇が目の前に浮かぶほどリアルでかっこよかった

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    2022年05月05日
  • 天使と悪魔(中)

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    さくさく読めるしヴァチカンの情景が思い浮かぶ
    イルミナティが関与してるのも面白い
    最後のページは眉間に皺寄せながら読んでた

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    2022年05月05日
  • 天使と悪魔(上)

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    映画は観たけどきっと絶対に詳しくは描かれてないからしっかり読み込んでいきたい
    神と科学はいつまでも混じり合わないのよな〜
    イルミナティ面白すぎ
    やっぱり好きだよダンブラウン

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    2022年05月02日
  • 天使の傷 下

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    シリーズ第二弾。前作同様ぐいぐい引っ張られていく。臨床心理士サイラスと施設で暮らし嘘が見抜けるイーヴィ。今作でイーヴィの過去が見えてくるのが読みどころではあるけれどそこにある残酷さや怒りの大きさに圧倒される。それを抱えて生きているイーヴィと助けようとするサイラス。脇にいる人物たちも癖があり魅力的でシリーズとしての面白さと今作の事件の謎とそこから広がっていき全体がつながっていく展開が素晴らしい。早く次作が読みたい。

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    2022年04月14日
  • 天使と悪魔(上)

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    好きです、このシリーズ。
    内容としてはダヴィンチコードよりも面白いような気がするけど、ラストらへんが無理矢理感あって、ちょっと苦手。
    それにしても教授、巻き込まれすぎじゃないですか?

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    2022年04月12日
  • 天使の傷 下

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    元警視の死亡に関連して新たな殺人が発生し、サイラスは施設で暮らすイーヴィを訪ねることに。捜査資料に遺された児童連続殺害事件の被害者の名前にイーヴィは激しく反応し、その凄絶な過去を回想する。誰も知らない、ほんとうの話を――イーヴィの出自の秘密と数多くの殺人事件。隠された全貌をサイラスは暴くことができるのか。

    イーヴィに真の幸せが訪れる日は来るのだろうか。今年出版される第3作に期待しよう。

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    2022年03月25日
  • 天使の傷 上

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    半年前に退職した警視が死体で発見された。臨床心理士サイラスは現場の状況を心理面から分析し自殺ではないと警察に助言する。元警視は現役時に担当した児童連続誘拐殺害事件を今なお追っていたらしい。その犯人はすでに逮捕され、獄中で死亡しているにも関わらず……さらに捜査で発見されたメモには、サイラスがかつて出会った嘘を見破る能力を持つ少女イーヴィの異名「天使の顔(エンジェル・フェイス)」の文字が――シリーズの核心に迫る第二作。

    イーヴィの過去パートとサイラスとサシャの探索パートが絶妙なバランス。下巻に続く。

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    2022年03月22日
  • インフェルノ(下)

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    (上・中・下共通の感想)
    ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。

    物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。

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    2022年03月19日
  • インフェルノ(中)

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    (上・中・下共通の感想)
    ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。

    物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。

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    2022年03月19日
  • インフェルノ(上)

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    (上・中・下共通の感想)
    ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。

    物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。

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    2022年03月19日