越前敏弥のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
映画「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なダン・ブラウンの小説を読んで見たいと思っていましたが、歴史・宗教・美術、しかも舞台は外国ということで敷居が高く感じ、読むのを躊躇していました。
そんな、ダンブラウン作品の中でも本作「ロストシンボル」はフリーメイソン、ピラミッドなど、私が比較的興味を持てるテーマだったので読み始めました。
緊迫感のある目まぐるしい展開。主人公のロバート・ラングドンを脳内でトム・ハンクスに自然に変換して映画を見ているように読み進めました。
書籍の冒頭に「作中に描かれた儀式、科学、芸術、記念建造物は、どれも実在の物である」とある。実在の物が数多く小説に出てくるので、どこまで本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ十五年の服役を終え、故郷の島へ帰って来てまだ9週間の主人公イズレルが入江にたゆたう7人の死体を乗せた船を発見するところに始まる。
捜査にやってきたのは島の保安官の叔父と郡警察重大犯罪科の女性警部補サラザール。
サラザールとは初対面を装う意味深な関係性、そして陰で交わされる何処かへ消えた″彼女たち″のワード。
事件への直接的な関与、有罪の疑いは無さそうなものの、何やら水面下の秘密がある模様。
回りくどい核心を避けた会話をするものだから気になってしょうがない。
頑張って想像してみるけど、全然絵姿が浮かばない。
小規模なコミュニティで起きたショッキングな事件と水面下で動いている企み、この2つが牽 -
Posted by ブクログ
『あの本読みました?』で著者が出演して紹介されていた本。
「ラングドン・シリーズ」を読んだことがないのですが、30年前に「プラハはいいよー」とボスニアの人に勧められて以来プラハは憧れの地(冷戦時代の東側の人が旅行で行くところって絶対すごいのではないかと思っていた)だったので、ので今回チャレンジしてみました。
しかし、思っていた以上に科学知識や歴史の解説が細かく、沢山建物名と地名が出てくるので、巻頭の地図は申し訳ないけれど全無視して読み進めることにしました。
私には少し難しいですが、「すでに騙された!」となりなりながらも読んでいます。
結末が全く想像つかず、ドキドキしています。
下巻へ。
星が -
Posted by ブクログ
随分前にサンリオSF文庫『フレドリック•ブラウン傑作集』を読んだ覚えがあるのだが、内容は完全に頭から消え去っていた。しかし文字を追っている間に思い出すこともままあるので、久々に読んで思い出にでも浸ろうと考え、手にとってみた。悲しいことに、なんの記憶も蘇ってこなかった。しばらく読んでから思い出すことは諦め、初めて読む作家として本書に向き合おうと決めた。
さらりと全ての話に目を通した感触は悪くなかった。多くの作家から愛されてきただけのことはある。本書はさながら魅力的な原石がたくさん詰められた宝石箱のようで、特異な光を放つ短編のどれひとつをとっても退屈させられることはなかった。はずれの入っていない -
Posted by ブクログ
ネタバレ結婚したばかりのノーラが、「夫のジムが自分を毒殺しようとしているのでは?」と疑念を抱くところから始まる。
実際ノーラは毒の症状でずっと体調が悪いのだが、新年を迎えるパーティーの中、ノーラのグラスを奪い取ったローズマリー(夫の姉)が毒で死亡し、グラスを用意していたジムが疑われる。
ジムの無実を信じるノーラの家族たちだが、この町の人達にはこの一家を敵とみなすような態度をとられ、それでもあきらめずに戦う。主人公のエラリーも見捨てずに家族に寄り添う。
ノーラとジムのことは悲しい結末だけど、ノーラの赤ちゃんは生まれ、パットとカートの手で幸せになるように育てられていくだろう。真実は知らせず、きっと墓場 -
Posted by ブクログ
全作ロンドン・アイの謎がとても面白く、再びテッドとカットが見ることが出来るという喜びもあって期待値が上がりすぎた。
それもそのはずで、原案者が若くして亡くなってしまったこともあり、作家が変わってしまったからだ。
それでも設定やキャラをしっかり研究した上で練られているだけに再現性は見事だと思う。
今回はニューヨークにいる叔母グロリアといとこのサリムを訪ねることで、物語が始まる。
グッゲンハイム美術館で盗難事件が起き、働いている叔母が疑われてしまい、それを晴らすためにテッド、カット、サリムが奔走する。
良くも悪くもテッドが3ヶ月でとても大人になっていて、人が使う比喩表現を理解して自分も敢えて使 -
Posted by ブクログ
主人公であるスクルージは、お金ばかり大切にし、無愛想で周囲の人々と友好的な人間関係を築こうとしない。そんな彼のもとにクリスマスイブの夜、かつての共同経営者であったマーリーの幽霊が現れる。スクルージは突然の事態に驚きながら、3人の精霊と共に過去、現在、未来の自分、そして周囲の人々を巡る旅に出るというファンタジー作品。
今作の面白い点は、主人公が精霊たちとの旅を通して、それまでの自分の行いを反省し、その後はしっかり改心した行動を他者に対してとる点である。個人的には、彼が老人でありながら人として変わろうとしたこと、それを確かな行動に移したこと、そして最終的には「クリスマスの正しい祝い方を知っている人 -
Posted by ブクログ
宗教象徴学専門ハーバード大学教授が死体に焼き印されたイルミナティの文字を見て、スーパージェット機X-33で欧州原子核研究機構セルンへ向かうところからお話がはじまる。殺された科学者は科学と宗教の歴史における最も厳しい争いのひとつを解決、それは宇宙を創造するビックバンの再現だった。その過程で反物質を生成するのだが...時を同じくしてバチカンではコンクラーベ(教皇選挙)が行われる中で、有力候補の4人の枢機卿が誘拐される。上巻最後の方でやっと映画を見た記憶が思い出される始末、なさけない。
ちなみに反物質はあのUSSエンタープライズ号の燃料なんだって、P133。