越前敏弥のレビュー一覧
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ネタバレ叩きつぶすのではなく、ほかの人間に譲りわたすことによって恐怖から解放されたアレックス・マクナイト。
メイヴン所長その他の登場人物との掛け合いも抜群。
P. 143の意味がわからない。
「ローズ」
「ファースト・ネームのほうはわからずじまいか」
「マクシミリアンです。公判のときにわかりました」
「マクシミリアン? そりゃ、教えたくなかったろうな」
・・・何で?
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わたしの心臓の直ぐ側には、一発の銃弾が眠っている。わたしが景観だった時代にローズという男に撃たれたものだ。あれから14年が過ぎた今、私立探偵となったわたしのもとにローズの署名のある手紙が届く。手紙は、最近わたしの身辺で起きた連続殺人はローズ自身の犯行だと告げていた。彼は逮捕され、刑務所で服役中なのだが……アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。『解錠師』の著者の、記念すべきデビュー作! -
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今から10年ほど前、本書はベストセラーになり、世の中は空前のダ・ヴィンチブームとなった
レオナルド・ダ・ヴィンチといえば代表作のモナリザが浮かぶが、私にとってのモナリザは、小学校の美術室にあった不気味な絵でしかなく、まさにトラウマの代表(笑)
この絵が醸し出すミステリアス、特にその表情のない目は、少年の心を恐怖のどん底にたたきこむと同時に、多くの人を惹きつける
本書は、そのミステリアスなモナリザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチ、そして彼が主題として描いてきたキリスト教に隠された秘密をこれでもかというくらいに、あやしく刺激的に探究させてくれる
有名な絵画、様々な暗号、秘密結社やキリスト教の伝説など眉唾ものから真実かと疑うような話が次々とでてきて
思わず、え?マジかよ!とインターネットで事実を検索したくなるが、それは読み終わってからのお楽しみ
本書でキリスト教の文化やダ・ヴィンチの絵画に興味を持ち、実際に絵を見たり、調べたりすることから自分なりの真実を見つける楽しみをぜひ味わってほしい、そんなきっかけとなる一冊です
ちなみに、本書のカバーをとると、あの名画が!! -
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ダン・ブラウンのデヴュー作であるが、この時すでに読者を罠にかける手練手管は、完成している。暗号は紀元前から存在していた技術であるが、コンピュータというとてつもなく速く演算をする道具を手にして暗号は進化していくことになった。解析と進化のいたちごっこである。 NSA(国家安全保障局)は、スーパーコンピューターにて、全てのメールによる情報を解読し、平和を維持している。このことの善悪が本書のテーマである。すなわち、私文書のプライバシーはどこまで守られるべきか? 私文書のプライバシーは守られるべきと考え、NSAを去った一人の天才プログラマーが壮大なリベンジをNSAのプロジェクト責任者と彼のつくったスーパーコンピューターに仕掛ける。 今回この謎解きの冒険をするのが、美人暗号解読課の主任スーザン・フレッチャーとその恋人の大学教授ディビット・ベッカー息もつかせぬ謎解きの旅が始まる。
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ちょっとおばかだけどご主人想いの犬・ビンゴ、厳しく優しいモリー母さんに育てられた勇敢なワタオウサギ・ギザ、孤独な一生を戦い続けた灰色熊のワーブ、誰にも屈することなく、人間に負けない妻への愛を貫いたオオカミ王・ロボ。厳しい自然界で生きる動物の姿を確かな筆致と彼らへの愛情豊かに綴った、世界中で読まれているシートン動物記。装いも新たにつばさ文庫からリリース。
とか書きながら実はこの年になるまでシートン動物記読んだことなかったのデス!!>< ライアーソフト「黄雷のガクトゥーン」の登場人物(というか動物…)に「ロボ」という大きな犬がいて、それの元ネタ全然知らなかったんですが何気なくつばさ文庫のラインナップ見てたらオオカミ王ロボ…!? あっ!シートン動物記だったのかーー!!と騒いじゃいましてね。またしても、世界で読み継がれる名作や偉人の伝記を読んでいない自分に恥を感じ、購入しました。ちゃんと読んでみたかったの。こういう機会を得ることが出来るので、スチームパンクシリーズにはほんと感謝しております(*´ `*)
表紙は可愛いイラストですが中身は……! 壮絶だ……! 動物達の世界ちょう厳しい……!! ちょっとムツゴロウさん的なほのぼの世界を予想していた私は大いに戸惑ったぞw でも、動物達のどちらもに過剰に肩入れすることなく客観的に厳しく辛い自然界、動物界の真実を克明に描いているなあと思いました。意外とあっけなく味方を見捨てたり、そういうものだと理解したり、単純に思ったり。シビアゆえに単純、単純ゆえにシビアと言う感じがしました。ワーブの一代記が一番長いのですが、誰にも頼らず一生を戦い続けて、ぼろぼろになって、最後は毒ガスの中で眠るように死んだワーブには涙(´;ω;`) それからブランカを探し求めて人間達に抵抗さず捕まって、そのまま死んでいったロボもバスの中で読んでて涙ぐんでしまった。モリー母さんの最期も…(´;ω;`)
最近読んだことをすぐ忘れてしまうのですが、戦い続け、必死に生き続けた彼らをすぐ忘れたくはないなあ…と思いました。そう、小さな動物だってみんな必死で生きてる、戦ってる。時には人間以上の知恵と勇気で生き延びようとする。その動物達に、いろいろ教えられることのなんと多いことか…と思いますっ -
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2012 このミス 海外1位。
8歳の時に言葉を失ったマイク。
リート伯父さん、恋人アメリア、師匠ゴースト。いくつかのポケベル。
手に汗握ったー。
ラストに向かう場面では、あまりにも怖くて斜め読み。そしてまた気を取り直して、一字一句漏らさぬように読むくらい怖くて緊張させられる。
アメリアもいい。
文字での意思の疎通じゃないところも。
行った事がある地名の情景がありありと浮かび、さらにリアルさを増す。
でも、鍵の細かい描写にはあまり興味を持てず、謎解きと言うほどでもなく、嫌なヤツはとことん嫌な馬鹿で、気持ちいい本ではないという感想。
だけど、マイクの未来に幸あれと思うくらい実話のように感じている。 -
Posted by ブクログ
『解錠師』、原題では“The Lock Artist”。
このタイトルの響きは物語の始まる前と後では異なって聞こえ、読み終えた今ではそれはそう、あたかも錠が解放される瞬間のようにすべてが正しい位置にぴたりと収まっているような印象すら与える。
英語で「鍵師」は“locksmith”、「金庫破り」は“safecracker”と呼ぶそうだが、マイクルが単なる“smith(金属細工師)”や、ましてや“cracker(破壊者)”ではなく、本物の“artist(芸術家)”であるということには読者全員の賛成がもらえると思う。
幼い頃とある事件を生き延びた「奇跡の少年」がやがて「解錠師」となり、運命の坂を転げ落ちる様・・・に眉間にしわ寄せながら、手に汗握りながら、はやる気持ちを抑えながら夢中になって読みました。
まだ読み終えてない人に言いたいことがあります。
大丈夫、最後に扉は開かれる。