越前敏弥のレビュー一覧
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近くアメリカでダン・ブラウンの新作ラングトンシリーズ『インフェルノ(原題)』が出版される。
ダンテの「地獄編」をテーマにした冒険劇らしい。またまた新説で話題を呼びベストセラーになることはまちがいないだろう。
ちょうど、「ダ・ヴィンチ・コード」から「天使と悪魔」そして「ロスト・シンボル」終わりに「デセプション・ポイント」と読み継いできたところだ。
「義経が海を渡ってジンギスカンになった」ほどの眉唾シリーズ小説だが
「デセプション・ポイント」はひと味違って、大統領選挙とNASAがからむSF仕立てになっていて上下2巻をあっという間に読ませてしまう。
マイケル・クライトンの処女作「アンドロメ -
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ネタバレ世紀の大発見とされた地球外生命体の化石が残った隕石。
しかしそれは国家的な陰謀の影に覆われていた。
偶然、その秘密を知った主人公たちは命を狙われる危機に陥っていた・・・。
下巻はかなり良いペースで読めました。
手に汗握る展開がひたすら続く、といった感じだったからでしょう。
ただ・・・ラストのオチはちょっと「これだけ?」と正直、拍子抜けでした。
まぁ、あの展開だと、あんな感じにもっていくしかないのかな、とは思いましたけど、もうちょっと捻ってくれてもよかったかも(笑)
デセプション・ポイントを読んで、私は政争劇は向かない、ということが判りました(笑)
「首都消失」でもそうでしたから間違いないみ -
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世界最大級の諜報機関「アメリカ国家安全保障局(NSA)」に努めるスーザンは、上司のストラスモアから突然の呼び出しを受ける。
かつてNSA局員だった日本人エンセイ・タンカドが、解読不可能な暗号化技術を開発し、それを世界に公開しようとしているというのだ。これが本当に世界に公開されてしまうと、今後NSAはテロリストや敵国から傍受するEmail等の内容を一切解読できなくなる。スーザンと、彼女の恋人にして語学堪能な大学教授のデイヴィッドは、この暗号化技術を解くためのパス・キーを入手すべく奔走することになる…。
「ダ・ヴィンチ・コード」の作者ダン・ブラウンの処女作。
彼お得意の「理系アカデミック007