越前敏弥のレビュー一覧

  • デセプション・ポイント(下)

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    ダン・ブラウンの小説群完読。時々、小説は発表順に読むべきなのかと思う時がある。本作も『ダ・ヴィンチ・コード』を読む前なら、それなりに楽しめたと思う。NASAを巡る宇宙開発か、教育・福祉かはアポロの時代から論じられてきた難問。瑕はデビュー作『パズル・パレス』と構成が瓜二つなこと。内情の知られていない国家機関、二か所に別れた舞台、超一流のプロの筈だが手際の悪い殺し屋、学研膚の主人公と行動派のヒロイン、真犯人とその動機、ちょっとエロチックなラストシーン等々。秀作『天使と悪魔』の後に書かれたとは、到底信じがたい。

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    2012年02月11日
  • パズル・パレス(上)

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    特に好きな作家ではないと言いながらラングドン・シリーズはしっかり読んでいる。処女作と言うべきか習作と言うべきか…『ダ・ヴィンチ・コード』のミリオンヒットがなければ文庫化されなかった筈。CIAが登場するミステリは多いが最強の盗聴機関NSAを扱った作品は珍しい。エンセイ・タンカドとトクゲン・ヌマタカという珍妙な名の日本人が登場するが前者は何と関西のD大卒。欧米作家のミステリに母校が登場するのは恐らくこれが初めてだろう。最後かも?悪役NSA職員はいつも豆腐を丸齧りし日経新聞の名もチラリと出る。実に妙な日本趣味。

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    2012年02月11日
  • デセプション・ポイント(上)

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    例の『ダ・ヴィンチ・コード』の著者、ダン・ブラウンの作品。時期的には『天使と悪魔』と『ダ・ヴィンチ・コード』の間に作られたものらしい。物語の中心にあるのは、ある隕石。展開は上の2作と非常によく似ており、男女コンビ・短期決着・謎解き・最後まで分からない黒幕、といった所も見事に同じだった。

    が、それでもやはり面白いダン・ブラウンであった、と言えましょう。会社の行き帰り、休憩時間、家、余す所なく自由時間を使い切って一気に読んでしまいました。まぁ、ダン・ブラウンが好きな人にはお勧めですね。

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    2012年02月13日
  • パズル・パレス(下)

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    でもこうやって続けざまに読み比べてみると、この方の作品っていうのは「謎解き」部分のテーマの調査に感銘を受けなくはないんだけれど、それ以外の部分は常に同じような人物配置、時限爆弾みたいな「時間との勝負!」による緊迫感、最後のどんでん返し・・・・・・とワン・パターンですねぇ。  ついでに言えばこの作品に登場させた日本人の取扱いに関しては苦笑せざるをえない・・・・・。  いえね、わかるんですよ。  ノース・ダコタのアナグラムになりそうな名前をつけた結果としてタンカドになったというのはね。  でも、日本人読者の多くが「へ??  それ、どんな字書くの???  だいたいそんな名前の友達は自分の人生の中で出

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    2011年10月24日
  • パズル・パレス(上)

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    たまたまこの前に読んだ作品が「ロスト・シンボル」で、あちらで「アメリカ」という国と「古の~」という謎の本質がアンマッチだと感じ続けていたのに比べると、この作品で扱っている題材はかなりアメリカ的だし、ブラウン氏が本国でこの作品を書かれた直後(1998年)に読んでいれば、「ヘェ!指数」も「ハラハラドキドキ指数」も、もっともっと強かっただろうなと思います。  もっとも「ラングドン・シリーズ」の特徴の1つである「走る!大学教授」という路線はしっかりとそのままで、その大学教授がアマチュアの割には暗殺のプロから見事に乗り切る・・・・・というご都合主義は著者の処女作にして健在というのが結構笑えますが・・・・

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    2011年10月24日
  • パズル・パレス(下)

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    後半に入り更にテンポアップしたかんじ。クライマックスはスリリングで手に汗握りました。小説でありながら、映画を観ているような感覚になれた。
    これも映画化するのかなあ〜?

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    2015年06月29日
  • パズル・パレス(上)

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    展開がスピーディーで、テンポ良くトントーンと読み進められる。
    暗号=数学的だと思って最初は敬遠しましたが、完全文系頭の私でも楽しめました♪

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    2015年06月29日
  • 天使と悪魔 Special Illustrated Edition

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    難しいことは良くわかりませんが(意味ないか、、、)
    スピード感あって面白かったです。
    宗教と科学というテーマも考えさせられました。

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    2010年07月18日
  • パズル・パレス(上)

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    ついにデビュー作に到達。今回の舞台は国家安全保障局の極秘スーパーコンピュータ。日本人が開発した暗号ソフトをめぐる攻防。大学名は正しいのに、日本人の名前が何でああなっちゃったのか疑問。問い合わせ方法はいくらでもありそうなのに。

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    2011年12月31日
  • 天使と悪魔 Special Illustrated Edition

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    ん〜。
    はっきり言って、「ダヴィンチ・コード」の方が
    全然面白かったな。

    ちょっと展開に無理があるしな〜。

    主人公人間なんだからさ〜。
    ヒーローものじゃ無いし、、、

    でも、DVDは観よう〜っと。

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    2009年10月08日
  • 天使と悪魔(上)

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    ネタバレ

    ダン・ブラウン作品で、舞台がヴァチカンなんて、おもしろくないはずがない。のっけからスリリングな展開で引き付けられる。宗教、科学、物理、教会、迫害、弾圧、異端、そして謎の秘密結社・・・。これらのキーワードが興味をそそる。ラングドンとヴィットリアが核心に迫っていく過程で遭遇する壮麗な教会や美術作品に想像力がかきたてられる。上・中・下巻通して見事な展開だったが、ダヴィンチ・コードほどの衝撃は受けなかった。これは期待し過ぎたせい?最後に、ラングドンがポケットに忍ばせたディアグラツマの紙葉がどうなってたのかが気になる・・・。

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    2020年01月04日
  • 天使と悪魔(中)

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    ネタバレ

    ダン・ブラウン作品で、舞台がヴァチカンなんて、おもしろくないはずがない。のっけからスリリングな展開で引き付けられる。宗教、科学、物理、教会、迫害、弾圧、異端、そして謎の秘密結社・・・。これらのキーワードが興味をそそる。ラングドンとヴィットリアが核心に迫っていく過程で遭遇する壮麗な教会や美術作品に想像力がかきたてられる。上・中・下巻通して見事な展開だったが、ダヴィンチ・コードほどの衝撃は受けなかった。これは期待し過ぎたせい?最後に、ラングドンがポケットに忍ばせたディアグラツマの紙葉がどうなってたのかが気になる・・・。

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    2020年01月04日
  • 越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 あなたはこれをどう訳しますか?

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    She said that that that that that boy used was wrong.
    など、訳しづらい英語が満載。

    英語自慢の鼻をへし折る、という帯どおりの本。
    結構、面白い。

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    2009年10月04日
  • ダ・ヴィンチ・コード Special Illustrated Edition

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    貸してくれた人がいたので読んだ。
    本を先に読むか、映画を先に観るかで分かれるところだけれども本だけでお腹いっぱいになりました。
    そのうち水曜ロードショウでやるときにでも観ます。

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    2009年10月07日
  • ダ・ヴィンチ・コード Special Illustrated Edition

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    かなり贅沢で豪華です。
    写真の数がかなり多い!
    文字も見やすく大きい。
    実際作中の中で使用された小道具まで載せている心遣い・・・

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    2009年10月04日
  • ダ・ヴィンチ・コード Special Illustrated Edition

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    文中に登場する建築物や美術品が載っているビジュアル版を思い切って購入してよかったです。話はさくさく進んでいくので読みやすいんですけど、聖杯伝説について語られるくだりはちょっとがっかり。読者も登場人物とともにどきどきしながら聖杯伝説を知りたかった・・・。ラングドンいろんなこと知りすぎ。しかもあのラストは・・・閉口します。まあ聖杯伝説やシオン修道会について信憑性がないからあのまとめ方で仕方ないのでしょうけど・・・。しかも暗号を解く場面も途中で飽きてしまいました。アメリカ人ならもうちょっと興奮して読めたかも。事前に聖書まで読んで予備知識を得てから満を持して読んだのに、いろんな意味でがっかりしたので★

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    2009年10月04日
  • 生か、死か

    購入済み

    時間の無駄

    しょうもない細かななが~い描写が多すぎる。
    そういった箇所はほとんど読み飛ばしたがストーリーの理解には問題なかった(笑) 読んだら時間の無駄ですよ。データの無駄使い。

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    2019年04月02日