越前敏弥のレビュー一覧

  • インフェルノ(下)

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    このシリーズはだんだんワンパターン化してきてて、
    ほかのシリーズと混ざってしまう。
    今回もそれなりに面白かったが、
    ワクワク感は減退。

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    2020年11月03日
  • ロスト・シンボル(上)

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    宗教象徴学者のロバート・ラングドンさんシリーズ。
    今回はアメリカの首都ワシントンに隠された秘密とフリーメイソンのお話みたい。
    シリーズとしては『天使と悪魔』『ダヴィンチ・コード』に続く第三弾なんだけど、映画化はされていない。なぜだ?

    今までどおり知的好奇心を刺激してくれるのは間違いないけれど、小説としては場面転換が多すぎて落ち着かない。
    和訳の問題もあるのか、この巻に出てくる日系のオバさんが嫌な感じだし、今のところは『ダヴィンチ・コード』の舞台をアメリカに変えて焼き直したような感じ。
    これから面白くなるのかな?

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    2020年10月30日
  • ロスト・シンボル(中)

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    クライマックスかの様な盛り上がりを見せる。
    謎を解けば謎が出てくる。いつも通りラングドンは知識を披露する場面で、本当に輝きを放つ。

    数時間のうちに目まぐるしく展開する物語。
    細かく場面分けされ、同時進行で人物ごとの視点が描かれる。ワシントンの中心地について、もう少し知識があれば、もっとおもしろく読めるだろう。

    サトウ、マラーク、ベラミー、ソロモン兄妹。
    誰が敵で、誰が味方なのか。
    答えに辿り着くのは誰か。
    答えを出すことは果たして、人類にとって何を意味するのか。

    『ロスト・シンボル』
    タイトルが示すものとは一体......

    下巻へ進む。

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    2020年10月09日
  • ストーリー

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    もちろん、これを読んだからといってストーリーテラーの才能が開花するわけではない。でも、文章を書く仕事をしていると、なんでもいいからもっといいものが書けるようになりたくて、こういう本にも放浪したくなる。で、最後に、簡単じゃないねってことに気がつく。

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    2020年09月14日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    ・厄災の家がライツヴィルという田舎町に広がるミステリー。

    ・女性記者ロバータが隠しているものは何?
    ローラが隠しているものは何?って思いながら読んだ。
    ・ジムの証拠が揃いすぎてる気がしたが。それは。

    ・498pあるけど400pすぎてもいったいだれが犯人なのか不明だった。
    ・時々参加している朝カフェ読書会でよんで紹介したら、懐かしい!!といわれた。有名なのね。でも新訳と旧訳では違うところあり、旧訳読んだ人はちょっと混乱するかもって解説あり。
    ・ミステリー苦手かなって思ってたけど、楽しく読めた。
    ・作者が作中に同名でててくるとことか。町の人の噂好きというかミーハーで流されやすいとことかみてて怖くなった。それが1940年代のアメリカなのかなぁ。全体主義的な町。
    ・あの種明かしはわからん。
    ・なんでジムはノーラとの最初の結婚のときいなくなったのか?なんで戻ってきたのか。
    ・ちょっと設定が無理やり感ある。
    ・お手伝いは何人だったんだろ。ジムは何歳くらいだったんだろ?書かれてたっけかな?

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    2020年08月16日
  • ダ・ヴィンチ・コード(中)

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    ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のウンチクが面白い。いろいろ解釈の余地がある絵なのか。巻頭の写真をまじまじと観察してしまった。しかしこういったウンチクはどのくらい信憑性があるのか……と気になってちょっと検索してしまったが、真偽を気にすると興ざめしてしまうのに気付いた。あまり気にせずに楽しんだ方が良い。さて、黒幕は誰なのか。下巻に続く。

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    2023年01月14日
  • ストーリー

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    ネタバレ

    物語の創作を目指す人にはとても良い本だと思う。
    脚本を書くための理論を丁寧に解説してくれてるし、何より実例があるのでイメージしやすい。
    (ルールではなく原則、公式ではなく普遍的な型、紋切り型でなく元型が論じられているとのこと)
    ただ、私は映画ファンというわけでもなく、作品も知らないものが多くてピンと来ないところも多かったが。
    海外ドラマで、構成や展開がぐいぐい引き込まれるものが多いなと感じてるけど、やっぱりこういった理論をベースに練りに練った脚本なんだろうな。やっぱりどんなものでも理論って大切。まぁ、それだけでもダメなんだけど。
    人の数だけ人生があるように、映画の数だけストーリーがあるはずではあるが、その中でもざっくりと類型化できるらしい。構成、設定、ジャンル・・・等々。その辺りをわかりやすく書いてくれているのが映画初心者の私には有難かったし興味深かった。
    また、構成の違いを知ることにより、自分がなぜその映画が好きなのか?また好きな映画のパターンを知ることができた。これはなかなかの収穫だったと思う。

    読書メモ
    ・設計における3つの型(プラスアルファ)
    ①アークプロット(古典的設計)
    能動的な主人公が自らの欲求を達成するために、主に外的な敵対勢力と戦う。ストーリーは連続した時間に沿って、因果関係の明瞭な矛盾のない架空の現実の中で展開し、絶対的で不可逆のクローズド・エンディングへと向かっていく。
    ②ミニプロット(ミニマリズム)
    内的葛藤、受動的な主人公、オープン・エンディング。
    ③アンチプロット(反構造)
    時間が逆転したり、交錯したり、分断される。偶然、断片化、空虚、不条理。
    ④ノンプロット
    人生が停滞したままで弧を描かない。ただの描写。

    ・エンディングにおける2つのタイプ
    ①クローズド・エンディング
    絶対的で不可逆の変化が起こって、そこまでに提示された疑問の全てが解決され、観客の感情をすっかり満たすクライマクス
    ②オープン・エンディング
    一つか二つの疑問が解決しないままで、満たされない感情が少し残るクライマックス

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    2020年07月25日
  • 天使と悪魔(中)

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    こ、これは…!
    もしや『ダ・ヴィンチ・コード』の方がおもしろいんじゃないのか?
    フィボナッチ数列を使ったりして暗号を解いていくのは興奮したんだけどな…。

    記録保管所のシーンはとてもスリルがあったし、四大元素(土・空気・火・水)のアンビグラムなどもよくできているのだけれども、ページを捲る手はなかなか進まなかった。

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    2020年06月01日
  • インフェルノ(下)

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    ダンテの「神曲」地獄(インフェルノ)が題材。このシリーズ特有の美しい外国の建物のイメージ描写に浸り、免疫学など最新科学に好奇心が刺激されるのは楽しい。
    ただ、本作はちょいと仕掛けを作りすぎ感。サブキャラの変わり様が鼻に付きもやもやしてしまう箇所も。終わり方は好きだけど。

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    2020年01月25日
  • ロスト・シンボル(下)

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    悪い奴は絶命するいつものパターン。

    溺水の描写は読んでいても息苦しくなる。

    ピラミッドの暗号は難しすぎて流し読みした。

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    2019年12月22日
  • ロスト・シンボル(中)

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    いつものように、追われるラングドン。

    複雑難解なピラミッド暗号は、あまり深く考えずに読んでも楽しめる。

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    2019年12月10日
  • ロスト・シンボル(上)

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    舞台はアメリカ。
    切断された手首から始まる事件。

    いつものように登場する訳ありヒットマン。

    パターン化した内容だけど、安定した面白さがある。

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    2019年11月26日
  • インフェルノ(下)

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    未来の人類を焼く。

    (以下抜粋)
    ○現実世界では宗教は対立していますが、象徴はかなりみごとに調和していると思いますよ。(P.138)
    ○きわめて人道的で洗練された解決法(P.223)

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    2019年10月13日
  • インフェルノ(中)

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    冷静な狂気。

    (以下抜粋)
    ○ある生物種がその住環境に対して増えすぎたという理由で絶滅するのは、ごくありふれたことよ。たとえば、森のなかの小さな池の水面に藻のコロニーがあって、完璧な栄養状態に置かれてるとする。何かによって抑制されないかぎり、藻は猛烈な勢いで数を増やし、池の表面をすみやかに覆いつくして日光を遮断してしまう。すると、池のなかでは養分が増えなくなる。周囲から得られるものを吸いつくしたら、藻はまたたく間に死に絶えて、跡形もなく消える。(P.84-85)
    ○ありえないことじゃないのよ、ロバート、考えたくないだけ(P.85)

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    2019年10月13日
  • パズル・パレス(下)

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    リアリティがあり、真犯人の野望の内容も現実味があり、ミステリーの要素がより濃く出ている気がする
    他の人の評価が低かった為期待していなかったが、想像以上に面白かった

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    2019年08月10日
  • パズル・パレス(上)

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    最初にストーリーを把握したり、どんな事件なのかを理解するのが難しいが、分かってからは展開が面白く一気に読める

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    2019年08月10日
  • インフェルノ(上)

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    少しというか、だいぶ肩すかし。
    「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」に見られるような芸術品に秘められた純粋な謎解きではなく、自分の計画を成就させたい科学者が単にダンテの詩を借りただけだった。
    時間稼ぎともいえる暗号ゲームに付き合わせるための借り物といえる。

    人間の業を重ね合わせるのにダンテの地獄のイメージは使いやすかったとは思うが、あまりにもこじつけているし、芝居がかかった科学者の独白も鼻白む。
    「ロスト・シンボルあたりから、ロバート・ラングドンが振り回されるだけの展開が強くなってきた。

    だが、今回の犯人がもたらした「テロ」の正体が人間を病気にさせるような疫病ではなく、「人類の三分の一の確率で妊娠できない」ようDNAを書き換えるウイルスだった、というのには今までありそうで無かった大胆さ。

    そしてこのウイルス、現実にばらまかれてリークされたとしても、社会に大きな混乱ももたらさず、浸透してしまうかもしれない思って恐怖した。

    人間は目に見える危機がなければ騒ぎはしないし、このウイルスの存在を信じない人が多いと思う。
    第三国では状況が理解できない者が多く、先進国では陰謀論と一蹴されそうだ。
    この作品は、赤狩りの時代、冷戦の時代、インドネシアやラテンアメリカに吹き荒れた独裁者の恐怖政治の時代、自爆テロの時代、大災害に便乗したショック・ドクトリンの時代を経て、静かな暗殺、静かなテロの段階に移行したことを示すのかもしれない。

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    2019年06月24日
  • インフェルノ(下)

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    ネタバレ

    少しというか、だいぶ肩すかし。
    「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」に見られるような芸術品に秘められた純粋な謎解きではなく、自分の計画を成就させたい科学者が単にダンテの詩を借りただけだった。
    時間稼ぎともいえる暗号ゲームに付き合わせるための借り物といえる。

    人間の業を重ね合わせるのにダンテの地獄のイメージは使いやすかったとは思うが、あまりにもこじつけているし、芝居がかかった科学者の独白も鼻白む。
    「ロスト・シンボル」あたりから、ロバート・ラングドンが振り回されるだけの展開が強くなってきた。

    だが、今回の犯人がもたらした「テロ」の正体が人間を病気にさせるような疫病ではなく、「人類の三分の一の確率で妊娠できない」ようDNAを書き換えるウイルスだった、というのには今までありそうで無かった大胆さ。

    そしてこのウイルス、現実にばらまかれてその事実がリークされたとしても、社会に大きな混乱ももたらさず浸透してしまうかもしれないと思って恐怖した。

    人間は目に見える危機がなければ騒ぎはしないし、このウイルスの存在を信じない人が多いと思う。
    第三国では状況が理解できない者が多く、先進国では陰謀論と一蹴されそうだ。
    この作品は、赤狩りの時代、冷戦の時代、インドネシアやラテンアメリカに吹き荒れた独裁者の恐怖政治の時代、自爆テロの時代、大災害に便乗したショック・ドクトリンの時代を経て、静かな暗殺、静かなテロの段階に移行したことを示すのかもしれない。

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    2019年06月24日
  • オリジン 上

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    さすがダン・ブラウン。あっという間に、ラングドン教授を美女との逃避行に持ち込む手腕は鮮やかだ。
    そして映画化を当然意識した舞台設定。
    金かかりそう!
    今度はスペインか。行ってみたい。

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    2019年04月25日
  • インフェルノ(中)

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     ダン・ブラウンは版権が高いから(角川編集が「タモリ倶楽部」で言ってた)、本作ももちろん中巻があるわけだ( ´ ▽ ` )ノ
     むりやりの三分冊なんで、薄っぺらいし活字も大きい( ´ ▽ ` )ノ

     ストーリー付き観光ガイドというか アクション版「ブラタモリ」というか、例によってうんちくと回想の連続でさっぱり先に進まない( ´ ▽ ` )ノ
    「リトル・ロマンス」の話まで出てきたのには笑った( ´ ▽ ` )ノ
     ダイアン・レイン愛の告白なんて、まさに(年代ドンピシャ)作者の気持ちそのものだね( ´ ▽ ` )ノ
     もう何でもありだ( ´ ▽ ` )ノ

     にしても、ここらへんから映画版とかなり内容の違い(主に人物設定)がはっきりしてきて、いい意味でとまどった( ´ ▽ ` )ノ
     ラングドンとシンスキーの関係とか、ぜんぜん違ってるもんね( ´ ▽ ` )ノ
     本書に限らず、おしなべてブラウン作品は映画を先に見たほうがいいのかもしれない( ´ ▽ ` )ノ
     舞台とか小道具とか、脳内再生が容易になるし( ´ ▽ ` )ノ

    2019/03/25

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    2019年03月25日