【感想・ネタバレ】デセプション・ポイント(上)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年02月08日

 金食い虫のNASAが成し遂げた世紀の大発見にアメリカ大統領選挙が絡み、ダン・ブラウンらしい映画のような展開。ワシントンと北極を行ったり来たりしながら話をグイグイ引っ張る手法はさすが。ボリュームがあるが、読みやすい文章と先が気になる展開のおかげで厚みも苦にならない。大枠のパターンは大体一緒だが、細部...続きを読むはいつも幅広い分野に亘り雑学が披露されるので飽きがなく読める。
 『天使と悪魔』でもあったと思うが、ダン・ブラウンの水死の描写に戦慄を覚える。グロ描写はないが、殺害方法がいつも非常に苦しそう。

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Posted by ブクログ 2014年04月14日

これはまたなんて罪な題材か(笑)。

個人的偏見だけど、男子の(もちろん女子も)好奇心をくすぐらないワケが無く、
それをダン・ブラウンが書くんだから面白くないわけがない。
と思っていたら、やっぱり面白かった。

大統領選とも密接に絡み合い、果たしてどんな陰謀が渦巻き、
どんな結末を迎えるのか。

...続きを読む巻に期待大。

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Posted by ブクログ 2013年12月29日

すごくおもしろかったです!(^○^)
Dan Brownの中では『天使と悪魔』、『ロストシンボル』についで好きです♡

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Posted by ブクログ 2013年04月01日

上下巻含めて一気に読破!NASAが発見した地球外生命体を示唆する隕石の謎と大統領選の行方という判りやすい大筋に、対立候補の娘の度重なる危機が織り込まれ、ノンストップアクションの映画に魅入っている様に目が離せない。翻訳もこなれた日本語で読み易くパーフェクトな作品。

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Posted by ブクログ 2012年09月22日

大統領選挙戦とNASAが舞台。


これまた難しい話ではあるんですが、そこはやっぱりダン・ブラウンさんの作品。
読んでるうちに引き込まれてしまうんですよね。
いろいろ丁寧な解説もあるので、わけわかんないまま進んでしまうってことはないですし。

冒頭に謎の場面、謎の人物が出てくるのもお決まりっ...続きを読むぽいような。
どう関わってくるのか非常に気になります。

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

 本の概要が↑にないようなので簡単に記します。

 NASAが北極の氷の下に有史以前の巨大隕石を発見した。驚くことにその隕石には節足動物の化石があり、地球外生命体の存在がついに証明された。誰もがこの大発見に狂喜し、各界の有識者も隕石に間違いないとの太鼓判を押した。しかし、この発見には大統領選の熾烈な...続きを読む政争にまつわる驚愕の新事実があった…
 
 軍事兵器に関する記述がやや退屈だが、それでもカンブリア紀の生物の爆発についての説や、化石や隕石に関する科学的知識、海洋の生態系に関する知識など、新たな知識を得られて楽しいです。 

 最近のニュースで、隕石に地球外生物の痕跡を発見したというような発表した科学者がいたので(NASAだったかな…記憶が曖昧)同じようような大騒ぎになるのかと思いきや、嘘か本当かわからないまま、その後の続報を聞きません。実際はこんな反応なのかも。

 ストーリー展開のスピーディーさではダン・ブラウンの著作中でもピカイチです。一気読みです。


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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月28日

安定のダン・ブラウン。初めてラングドンシリーズ以外を読んだが、しっかり面白かった。ただ、内容については、テーマ性は毎回異なるものの大きな流れは似ている気がする。ある意味、先が読めないようで、ダンブラウン的にはこうだろうと、予測できてしまう感じ。まあ、それを差し引いてもエンターテイメント性、文学性、ミ...続きを読むステリー性、インテリジェンスいずれも高いレベルを兼ね備えたすばらしい作家であると感じる。

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

引き込まれる!

未確認生物が見つかった…?ってな感じで、大統領選も絡んでくるSF作品。

理系的にも惹かれる感じの無理ないSFでした。
上下あっても読みやすかった◎

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Posted by ブクログ 2022年03月16日

話としては、アメリカ大統領選挙中に起こる様々な事件を科学的な大発見を発端にしてくりひろげられたものです。

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』の著者による最新作…と思いきや、
ラングドンシリーズの合間に書かれた作品。文庫化につき購読。

アメリカの大統領選挙を舞台に、NASAやらデルタフォースやらNRO(国家偵察局)やらが出てきて、
“これらの団体は実在する”と書かれたダン・ブラウンらしい作品。
現職...続きを読む大統領の対立候補として有力なセジウィック・セクストン上院議員は
現政府のNASAに対する莫大な費用を取り上げ、大統領の座を狙う。
昨今のNASAの成果の無さも相まって、セクストン上院議員は国民からかなりの支持を得ていた。
その娘・レイチェルはNRO職員として、ホワイトハウスに近い仕事をしている。
自分の娘を自陣営に取り込もうとする父に対し、レイチェルは良い思いを抱いていない。

そんなレイチェルが大統領の指令で北極まで連れて行かれ、そこで人類史上最大とも思える発見を目にする。
しかし、その裏にある真実に徐々に気付いていく。。。

相変わらずこの人の書く小説は小難しくて面白い。
海洋生物学とか氷雪学だとか宇宙鉱物学だとか(←全て名前はうろ覚えです)色々出てきて、
それぞれの専門用語も続々出てくる。
更にはNASA及びNROしか知り得ないような軍事機密なども盛りだくさんで、
敷居は高い。
…と、思わせがちだが、実際そんな事も無い。読みやすいのである。
主人公(レイチェル)に対する説明という形で分かり易く書いているので、理解出来る。

また、物語の展開も手に汗握るものがある。
大統領命令により超VIP待遇(と呼んでいいのか不明だが)で北極まで連れて行かれるレイチェル。
そして北極での衝撃の事実。
そこから徐々に広がる疑惑。
絶体絶命の主人公一行。
助かるために知恵と勇気を絞る主人公一行。
そして事態は思わぬ方向に進む…
…と、読み手を飽きさせない秀逸な展開である。

展開が既読2冊に似ていると言えば似ているが、面白いので問題なし。4点


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Posted by ブクログ 2019年03月11日

ダン・ブラウンと言えば、ダ・ビンチ・コードを代表とするラングドンシリーズが有名ですが、この小説も面白くてお勧めです。

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Posted by ブクログ 2017年11月17日

ラングドンシリーズだと思って読んでみたら違った(笑)
でもこれはこれで面白い。
北極で見つかった大きな隕石を巡って、ホワイトハウスとNASAの間でどんな陰謀が隠されているのか?専門用語など多くて理解も少し難しくて読むのに時間がかかるが、それでもとにかく先が気になって仕方がない!
上巻では大統領の座を...続きを読む狙い強引な手を使うセクストン議員、どうにも現大統領と重なって仕方ない(笑)

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Posted by ブクログ 2017年09月08日

大統領選とNASAの大発見をからめた、とにかく勢いを感じさせ、先を読ませる内容がすごい。ふと気付くとそんなに話自体進んでないのですが、怒涛の展開!みたいな気分にさせます。これは訳者もうまいんだろうなあ…。

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Posted by ブクログ 2015年05月25日

ラングドンシリーズではない、ダン・ブラウンの上下巻組ミステリ。主人公は、大統領の対抗候補の娘なんだろうけど、別に誰が主人公でも良いまま上巻終わり。

NASAの存続をネタにして、大統領側、対向側の化かし合い騙し合いで、面白くないわけがない。著者のNASAの予算政策に対する不信感も描かれていて、結構ニ...続きを読むヤリとさせられる。偽隕石というのは、ちょっと浅いかなと思うが。

とにかく、出てくる8割型の人は悪人なので、下巻も騙し合いが楽しみである。

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Posted by ブクログ 2014年06月16日

うわ、なになに、マイケル・クライトン方面に行っちゃうの?と思ったら行かなかった(笑)。SETIが、なんの益もない金食い虫プロジェクトの例としてあげられていて、少し悲しかった(^_^;; でもまあ、そうですよね、財政が厳しくなれば、当然やり玉にはあがるんだろうな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年03月08日

久しぶりのダン・ブラウン。
「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」ほど面白くないけど、スピーディー感はすごいです。

NASA絡みの大統領選という設定がアメリカらしいな~。
いろんな駆け引きがあって、偽装工作や不正取引もありー、すっごいことになってます。

大統領はNASAの偽装計画を知ってて演説...続きを読むをしようとしてるのかな~?だったら、許せないよね。セクストン上議員もいけ好かないけど。
どっちも応援したくないけど、このゲームがどう決着着くのか下巻が楽しみです。

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Posted by ブクログ 2013年12月03日

面白い( ´ ▽ ` )ノ
ラングドン物じゃないからちょっと敬遠してたけど、全盛期のマイクルクライトンばりの科学小説(いま現実にあるものだけで構成しているらしいから、SF=空想科学小説とは言い難い)+政治小説、おまけにアクション( ´ ▽ ` )ノ
謎の提示の仕方が職人芸( ´ ▽ ` )ノ
よく考...続きを読むえたらかなり類型的なキャラ造形も、目眩みするスピード展開に完全に紛れて気にならない( ´ ▽ ` )ノ
ワクワクしながら下巻へ......

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Posted by ブクログ 2013年05月19日

ダヴィンチコードで有名なダンブラウン氏作品。

映画のようなスケール感、ドラマ24のような全てが同時進行している様を見事に表現できていて、さらには、いいところで次々に人物や場所が切り替わるから、ページをめくる手が止まらない。

いいだすとキリがないですが、映画のノベライズのような長編小説です。

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Posted by ブクログ 2012年11月12日

「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」、「パズル・パレス」とこの作者の作品を読んでいるが、伏線の引き方、展開の組み立て方が本当にうまく、常にハラハラドキドキで読んでいる。そして、今回の作品もそうだが、専門知識がたくさん盛り込んであるのも醍醐味だと思う。ダン・ブラウンの作品は一通り一読すべきと思う。

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Posted by ブクログ 2012年08月25日

大統領選にNASAの大発見を絡め、反対候補の娘を主人公にし、いつものスピード感溢れる筆致で、スリリングな仕上がりになっている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月04日

「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」のようなラングドンシリーズではない、アメリカ大統領選とNASA絡みの作品。

大統領に直々に呼び出された国家偵察局(NRO)局員レイチェル・セクストンがNASAの大発見を目にし、大統領が異常なまでに警戒し、NASAが興奮に沸く意味を悟るまで、実に157ページ。...続きを読む

レイチェル同様、一体どんな発見なんだ!早く教えて!と焦らされ過ぎて、巨大隕石から等脚類の化石が大量に発見された、と分かった時には、え?それだけ?と肩すかしをくらってしまった。。。

燐光性プランクトンが光を発しているのに気付いたとき、てっきり、氷床内の隕石内に閉じ込められていた宇宙外生物の種が孵化したのかと妄想を逞しくしてわくわくしてしまった。。。

レイチェル、ノーラ・マンゴア、マイケル・トーランド、コーキー・マーリンソンの4人が測定に出かけるあたりから、ジェットコースターのようなスピード感のあるスリルが楽しめる。

ただ、ひとつひとつの章が相対的にとても短く、視点となる人物、場面がめまぐるしく変わる、映画的手法で描かれているため、没入しづらく、読みづらい。

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Posted by ブクログ 2015年12月12日

知人から借りた本。

NASAが発見した隕石から驚くべき発見が。
うわぁ、何か本当にあり得そうでワクワクする。
誰が味方で誰が味方なのか全く読めないなぁ。

本書でも書いてあったけど、民間企業が宇宙開発に力をもっと入れてきたら
宇宙チリ問題とかが勃発しそう。

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Posted by ブクログ 2015年05月12日

大統領選の最中、現職大統領を追い詰める対立候補は、NASAへの膨大な予算を費やす政府を非難し、支持を集めていた。そんな対立候補の娘、レイチェルは大統領へ機密情報を分析、提供する職についている。ある日大統領から呼び出され、NASAが大発見をしたので確かめに行って欲しいと言われ…。

数名の視点が入れ替...続きを読むわり、誰が誰の味方なのか、思惑わなんなのか、ドキドキしながら読める。
続きが楽しみ。

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Posted by ブクログ 2014年07月07日

次期アメリカ大統領の席を争う2人が、NASAの発見した隕石をめぐり、浮き沈みする様を描いたもの。スケールの大きなダンブラウンらしさ満載。

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Posted by ブクログ 2013年06月09日

珍しく洋モノに挑戦してみましたッ☆
ホワイトハウスやNASAが舞台のお話。とにかくスケールがでかいっ!!
アメリカ映画を見てるような感じでグイグイ引き込まれてしまいました。

でも科学的な説明がやたらと多くて難しい。。。
あと北極の棚氷や船の中でのアクションシーンなども、想像力が乏しい私の頭...続きを読むではところどころ付いて行きづらかった(´+ω+`)
映画化したらきっとわかりやすくて面白そう(◕ฺ∀◕ฺ)

犯人が途中で読めてしまったのがチョット残念でした。

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Posted by ブクログ 2013年04月18日

近くアメリカでダン・ブラウンの新作ラングトンシリーズ『インフェルノ(原題)』が出版される。

ダンテの「地獄編」をテーマにした冒険劇らしい。またまた新説で話題を呼びベストセラーになることはまちがいないだろう。

ちょうど、「ダ・ヴィンチ・コード」から「天使と悪魔」そして「ロスト・シンボル」終わりに「...続きを読むデセプション・ポイント」と読み継いできたところだ。

「義経が海を渡ってジンギスカンになった」ほどの眉唾シリーズ小説だが

「デセプション・ポイント」はひと味違って、大統領選挙とNASAがからむSF仕立てになっていて上下2巻をあっという間に読ませてしまう。

マイケル・クライトンの処女作「アンドロメダ病原体」を彷彿とさせる展開になっている。

のちにクライトンは科学的知見はすべて空想上の絵空事である、と発表したが、

「デセプション・ポイント」でダン・ブラウンが描いた2001年のNASAは資金難で苦しんでいる今日のNASAそのままである。

「ロスト・シンボル」の映画化が進んでいるようだが、わたしなら「デセプション・ポイント」の映画を観てみたい。

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Posted by ブクログ 2012年07月29日

面白かった。
スケールが壮大だけど構成がしっかりしてて、特に下巻に入ってからは一気に読んでしまった。上巻は設定の描写が多くてなかなか読みづらい。

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Posted by ブクログ 2012年05月03日

NASAが発見した地球外生物の化石が含まれた隕石。それを巡る陰謀が渦巻くアクション・エンタテインメント。詳細は下巻レビューで♪

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Posted by ブクログ 2012年02月13日

例の『ダ・ヴィンチ・コード』の著者、ダン・ブラウンの作品。時期的には『天使と悪魔』と『ダ・ヴィンチ・コード』の間に作られたものらしい。物語の中心にあるのは、ある隕石。展開は上の2作と非常によく似ており、男女コンビ・短期決着・謎解き・最後まで分からない黒幕、といった所も見事に同じだった。

が、それ...続きを読むでもやはり面白いダン・ブラウンであった、と言えましょう。会社の行き帰り、休憩時間、家、余す所なく自由時間を使い切って一気に読んでしまいました。まぁ、ダン・ブラウンが好きな人にはお勧めですね。

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Posted by ブクログ 2012年02月12日

相変わらずのハリウッド映画的ストーリー展開。上巻は時間にして半日程度の経過しかないのに、とにかくコロコロと話が進んでいく。政争と科学上の大発見をうまく組み合わせて、壮大なスケール(ではあるが、若干大味)の娯楽作品に仕上げている。下巻はもっと怒涛の展開なんだろうな。

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