【感想・ネタバレ】デセプション・ポイント(上)のレビュー

あらすじ

国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費やす現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直直に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきてほしいというのだが……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

安定のダン・ブラウン。初めてラングドンシリーズ以外を読んだが、しっかり面白かった。ただ、内容については、テーマ性は毎回異なるものの大きな流れは似ている気がする。ある意味、先が読めないようで、ダンブラウン的にはこうだろうと、予測できてしまう感じ。まあ、それを差し引いてもエンターテイメント性、文学性、ミステリー性、インテリジェンスいずれも高いレベルを兼ね備えたすばらしい作家であると感じる。

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりのダン・ブラウン。
「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」ほど面白くないけど、スピーディー感はすごいです。

NASA絡みの大統領選という設定がアメリカらしいな~。
いろんな駆け引きがあって、偽装工作や不正取引もありー、すっごいことになってます。

大統領はNASAの偽装計画を知ってて演説をしようとしてるのかな~?だったら、許せないよね。セクストン上議員もいけ好かないけど。
どっちも応援したくないけど、このゲームがどう決着着くのか下巻が楽しみです。

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2015年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」のようなラングドンシリーズではない、アメリカ大統領選とNASA絡みの作品。

大統領に直々に呼び出された国家偵察局(NRO)局員レイチェル・セクストンがNASAの大発見を目にし、大統領が異常なまでに警戒し、NASAが興奮に沸く意味を悟るまで、実に157ページ。

レイチェル同様、一体どんな発見なんだ!早く教えて!と焦らされ過ぎて、巨大隕石から等脚類の化石が大量に発見された、と分かった時には、え?それだけ?と肩すかしをくらってしまった。。。

燐光性プランクトンが光を発しているのに気付いたとき、てっきり、氷床内の隕石内に閉じ込められていた宇宙外生物の種が孵化したのかと妄想を逞しくしてわくわくしてしまった。。。

レイチェル、ノーラ・マンゴア、マイケル・トーランド、コーキー・マーリンソンの4人が測定に出かけるあたりから、ジェットコースターのようなスピード感のあるスリルが楽しめる。

ただ、ひとつひとつの章が相対的にとても短く、視点となる人物、場面がめまぐるしく変わる、映画的手法で描かれているため、没入しづらく、読みづらい。

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2016年07月04日

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