感情タグBEST3
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機知に富んでいて、洗練されていて気品があるよね。
本当に素晴らしい。
今のミステリーと比べると物足りなく感じる事は有るけれど、たまには微笑みながら、物語の世界に入り込めるのも良いもんだよ。
踊るサンドイッチの結末は、思っていたのとは違ったけど、
ピーターが振られた方が、結末としてはビターな味わいで良かったと思ったけどな。
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ショートショートの名手F.ブラウンのミステリ短編集。読んでいて楽しい。笑えたのは「ティーカップ騒動」でニヤニヤできるのは「生命保険と火災保険」
「さまよえる少年」はじんわり優しく「サタン1.5世」はホラーサスペンス寄り→
「象と道化師」は童話感あるし、表題作の「不吉なことは何も」はオチが秀逸。
中編の「踊るサンドイッチ」はミステリとしても良作。ラストがいいんだよねー。
80年ぐらい前に書かれた話なんだけど、新訳でとても読みやすくなっているので、海外ミステリ初心者にもオススメ。
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面白かった。生命保険の外交のスミス氏がよいキャラクターだった。標題作は因果応報だなと思った。踊るサンドイッチは無実を証明するために奮闘する刑事さんの心理にドキドキした。助けになってあげたい気持ちとそうするとお別れすることになる微妙な心理がよい。最後も良い結末だった。報われて良かった。もっとフレドリックブラウンの作品が読みたいなあ。
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越前敏弥さんが宣伝していたので知ったフレドリック・ブラウン、初読み。東京創元社から新訳の短編集が三冊出ているが、三つ揃って表紙もおしゃれ。『不吉なことは何も』という表題作のタイトルもかっこいいと思う。原題は”Nothing Sinister”で、旧訳では内容を汲み取っての『復讐の女神』だったのを、新訳にあたり改題したとのこと。
とても夢中になったという感覚でもなかったが一気読みした。つかみが上手いというか、いつの間にか入り込んでいる。保険外交員のヘンリー・スミス、私立探偵のピーター・キッドは特に台詞回しに特徴があって面白かった。中編『踊るサンドイッチ』も良かった。
気になったのは、スミス氏がやたら出てくる。ピーターも二人はいた。ウィーラーも二人はいた。カールも二人はいた。これはわざとなのだろうか。なんとなくそうなっちゃったのだろうか。
Posted by ブクログ
同じく短編集の『真っ白な嘘』を読んだ時にも感じたけれど、やはりこの作者の本領が発揮されるのは読後に嫌な気持ちを引きずるショートショート形式の短編だと思う。
本作でも「踊るサンドイッチ」のようにアイデアの面白い推理ものがいくつかあったけれど、全体的にはやや物足りない印象を受けた。