東雅夫のレビュー一覧

  • 怪談入門

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    乱歩の短編は3編だけ収録。本書のメインは随筆や評論の数々で、タイトルにもある「怪談入門」が素晴らしい。
    乱歩が分類好きなのは貼雑年譜などからも周知の事ですが、ここでも怪談を乱歩なりに分類し、そしてまぁ、土蔵にあれだけの本を集めていた人だけあって、国内外に問わず様々な怪談を読んでおり、それを紹介していく手際のすばらしさ。(インターネット時代の今ならともかく、あの時代にラヴクラフトとかダンセイニとか読んでたのか……!と驚きましたよ)

    そして知ってたけど、乱歩、朔太郎の「猫町」大好きだよね……。あちこちの随筆で推しててホッコリしたよ。
    その他、乱歩が翻訳したポーの「赤き死の仮面」収録。
    個人的に嬉

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    2017年11月07日
  • 怪談と名刀

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    戦国時代~江戸幕末の、刀剣が絡む怪を集めた読み物集。
    刀剣はこれみな怪や悪を斬るものであり、刀それ自体が怪になるお話はありません。
    とはいえ名刀の凄まじさはそれぞれのエピソードの中でよく伝わってきてかなり興奮しました。
    中では長めの「藤馬物語」は、著者が実際に剣術を指南してもらった師匠のお話だそうで、これが一番体温が感じられる面白い作品でした。

    解説に読める本堂平四郎自身の経歴も面白く、本堂サン絶対もっと面白い話知ってるでしょ!と歯噛みしてしまいました。
    本堂その人のことも誰かまとめてくれないかな。絶対面白いはず!

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    2016年11月10日
  • ときめく妖怪図鑑

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    ネタバレ

    時代ごとの妖怪の変遷、妖怪型録、妖怪旅名所、妖怪学など、ファンには物足りないだろうが、大人向けの内容で、一般的知識としては十分に面白かった。鬼や天狗、河童のカテゴリーにいくつもの妖怪がいて、イラストの可愛さもあって、眺めているだけでも楽しい。
    16-154

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    2016年08月28日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    9人の著者による怪獣ものアンソロジー第2弾。ほとんどのお話は「怪獣 vs 人間」的でわかりやすかったのですが、有栖川有栖「怪獣の夢」だけは抽象的で理解に苦しみました。

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    2015年07月31日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    「はじめに」にあるような『「生命」「生命体」としての怪獣と、(中略)同じ生物である人間との、死力を尽くした闘いを描き出すことに主眼が置かれている』というほどに、『今度は戦争だ』のようなバトルものは少なくて、『MM9』をイメージしてるとやや肩透かし(大倉崇裕「怪獣チェイサー」くらいか)。概ね怪獣幻想的ではあったが、それでも怪獣の圧倒的な存在感がページから伝わってきて、引き込まれながら読めた。

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    2015年07月05日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好きなおじさんたちが自分の怪獣をふがふが生み出す。和む。
    「大江戸恐龍伝」読まなきゃなのだった。「荒神」も怪獣小説とな!?読むぅ。

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    2015年05月29日
  • 怪談実話コンテスト傑作選 お不動さん

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    ホテルの備品の話が、一番こたえたかな。
    額縁のウラに御札。というのが、旅館やホテルの怪談あるあるだけど、備品というのがね。
    こっそり見えないところに御札をはって、怪異がなければ知らぬが仏。そんな対処では追いつかない怪異なので、簡易ではあるけれど常備にしておくという。
    怪異が起こるのが当たり前、となっている状況が怖いです。

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    2015年04月06日
  • おばけずき 鏡花怪異小品集

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    鏡花の幽霊奇譚の短編を、新しい仮名遣いで読むことができ、大変読みやすい。講談、または落語のようにテンポのよい文章は、ときにユーモアもあり、描写された場面が目に浮かぶようだ。

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    2016年03月18日
  • おばけずき

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    鏡花の幽霊奇譚の短編を、新しい仮名遣いで読むことができ、大変読みやすい。講談、または落語のようにテンポのよい文章は、ときにユーモアもあり、描写された場面が目に浮かぶようだ。

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    2016年03月18日
  • おばけずき

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    随筆は初めて読んだかも。
    当時の様子や暮らしぶりなど良いな、と思うのですが、…どうも自分、泉鏡花の文章は、旧漢字旧かなづかいでないと、読むスピードが速くて、文章の情緒をしっかり理解できないと気付きました。
    女の輪。
    そんなの見たら、怖いな。
    木菟俗見。
    「貝の穴に河童の居る事」でしょうか、ところで舞台はどこなのですか。房州に、鏡花きてたんだぁ、と思うともえる。
    千倉の沖の幽霊船というものは有名なのか。

    ところで、鏡花の描く房州は、(他の作家がどう描いているのかよく知りませんが…あ猫の国か>千倉)砂と風の吹きすさぶ薄ら寒い印象でなんか良い。京都や近江八幡や金沢みたいな優雅さは求めるべくはないで

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    2019年12月31日
  • おばけずき 鏡花怪異小品集

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    随筆は初めて読んだかも。
    当時の様子や暮らしぶりなど良いな、と思うのですが、…どうも自分、泉鏡花の文章は、旧漢字旧かなづかいでないと、読むスピードが速くて、文章の情緒をしっかり理解できないと気付きました。
    女の輪。
    そんなの見たら、怖いな。
    木菟俗見。
    「貝の穴に河童の居る事」でしょうか、ところで舞台はどこなのですか。房州に、鏡花きてたんだぁ、と思うともえる。
    千倉の沖の幽霊船というものは有名なのか。

    ところで、鏡花の描く房州は、(他の作家がどう描いているのかよく知りませんが…あ猫の国か>千倉)砂と風の吹きすさぶ薄ら寒い印象でなんか良い。京都や近江八幡や金沢みたいな優雅さは求めるべくはないで

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    2014年12月11日
  • 可愛い黒い幽霊

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    ネタバレ

    1 幽霊の章(うろこ雲/女 ほか)
    2 幻視の章(黄いろのトマト/畑のへり ほか)
    3 鬼言の章(一〇六七 鬼言 四/三八三 鬼言(幻聴) ほか)
    4 物怪の章(月夜のでんしんばしら/ざしき童子のはなし ほか)
    5 魔処の章(地主/五二〇 地蔵堂の五本の巨杉が ほか)

    足穂と並んで、何度読んでも新しく味わえる作家。
    このセレクトには意義がある。アンソロジストの面目躍如。
    「女」「夜」など偏愛の対象になりそうで、そういう作品にまとめて出会えて、こんなに嬉しいことはない。

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    2014年09月15日
  • ぼくらは怪談巡礼団

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     いいね、加門さんいつもいきいきしている。
     怪談、オカルト関連で生き生きしている事ってちょっとないよね。大体は恐怖が前面に押しでてしまっているのだから、でも加門さんが絡むとそういう雰囲気が飛んでしまうんだよね。でも、どうかな、ずぶの素人が無防備で同じ体験ってやめた方が良いのかな。

     スカイツリー近辺が四谷怪談の該当地だとは初めて知った。四谷じゃなかったんだ。

     でも行きたいね。どうせならもう少し詳細地図なども載せてくれればよかったのに。

     ところで、浅草寺の子院妙音院でマスコミは何をやらかしたのでしょうね。

     
     

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    2014年08月28日
  • 日本の伝説

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    各地方に伝わる庶民的な昔話を収集し
    内容ごとに整理して検証したもの。
    杖をついて湧き水お出す大師様の話は
    史実と関係なく全国的に広がっているという。
    その他目次を見ると
    咳止めのおババ様・片目の魚・機織り・お箸から大木
    地境・たもと石・石の背くらべ・神戦・伝説と児童と並ぶ

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    2014年08月17日
  • なぜ怪談は百年ごとに流行るのか

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    百物語大ブームから百年。ちょうど今が怪談の年。
    日本怪談文藝年表が素晴らしい。素晴らしすぎて、コピーして手帳に忍ばせたいくらい。サイン貰ったのでお部屋に飾っている。

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    2014年05月20日
  • 遠野物語と怪談の時代

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    東先生の怪談愛が、鏡花愛が溢れた一冊。
    怪談界隈に出入りしていると、おお!あの時のお話!とか、このことだったの!と思うことばかり。
    怪談としてのバイブル。

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    2014年05月20日
  • 怪談文芸ハンドブック 愉しく読む、書く、蒐める

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    ホラーと怪談の位置づけ、および洋の東西・今昔を跨いでの怪談小説史。

    ホラーと怪談の位置づけなどを述べた一部は後半の怪談史に比べると分量がやや少なめだが、以前から気になっていたホラーと怪談の違い等に触れておりなるほどと思う。
    後半の怪談小説史については幅広く、適宜引用を交えながら興味の湧くように構成されている。結末については読んでのお楽しみ式の紹介が心憎い。こんな作品があるよという紹介に重心を置いているためか紹介作品数が多いように思えたが、こちらがあまり作品を知らぬゆえか。手引書に良いかもしれない。

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    2013年03月11日
  • なぜ怪談は百年ごとに流行るのか

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    見事にこのブームにのってしまってる私!読むべき本や指針が濃い一冊で、読みたい作家さんを沢山知ることが出来た指南書。手元に置いておきたい。円朝怪談もほんと本気で聞かなきゃ!

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    2013年01月12日
  • なぜ怪談は百年ごとに流行るのか

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    ネタバレ

    第一章の「向島の怪談祭」の、鏡花先生が過剰な演出を嫌ってシンプルにしたら、参加人数多すぎて怖くなくなっちゃった...という話に噴いたw 
    ちょっ、鏡花先生なんか可愛いんですけど(笑) 

    それにしてもお江戸の昔からいろんな人(作家さん)が怪談書いてるのね〜江戸期の、なんか読んでみようかな。
    稲生物怪録あたり。

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    2011年08月25日
  • 江戸東京怪談文学散歩

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    宮部さんとの対談も収録されており、大変面白かった。
    紹介のあった本を読もうと思いました。
    また寝られなくなるかしら…。ヒィ。

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    2010年10月16日