木原音瀬のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白いです
羅川先生の作品という理由で購入しました。
1〜2巻は探り探り読んでましたが、3〜4巻で一気に面白くなりました。
BLかな?と思いましたが、他の方も書かれてるように掛け算ない方が面白いですね。
続巻も楽しみにしています。 -
ネタバレ 購入済み
一度嫌な奴って思ったら頭の中から簡単には消えない。
和也にとってはガキ大将だった三浦。
三浦にとっては忽然と姿を消された上に偽善で塗り固められた親友。
毛嫌いされても傍にいようとする三浦と突き放しきれない和也を見ていると、その後もなんだかんだ言って一緒にいる気がする。 -
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ドクズ!! 1000%
金持ちボンボンの付け上がりクズが健やかに育ち、落ちぶれてジャンキーに。色々あってお家も家族も転落、ヤクザ案件に引っ掛かり追い詰められていきます。
クズエキスを煎じて煮詰めて濃縮しまくった受けのthe クズ具合や暴力描写は容赦なし!読み始めて1/3程で「これ、改心しないパターンな」と笑ってしまいました。
そんなクズちゃんよりも、読み進めるときに何より心おれそうになったのは、弄ばれる攻めの境遇…これまたthe ド定番な不憫な家庭環境と苦労人具合に「もう止めてあげてぇ~」と誠実な人柄も相まって涙しそうになりますが、やっと掴んだ生活の先でクズ受けと関わっていくことに……
いっそのことサイコパス攻 -
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受けに陰湿な虐めにあった攻め。
受けに対して憎しみだけならまだよかったんですがそこに愛があったためドロッドロになります。
これ、どうなっちゃうんだ?とハラハラドキドキしながら夢中で読みました。 -
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読んでよかった
読んでよかった、と、読了後にほっと息をつける物語でした。
喜多川にはめちゃくちゃなところもあるけれど(というか、木原先生の本にはめちゃくちゃなところのある人がよく出てくるな……と思うけれど)、人の温かさに触れて、幸せになってほしいです。 -
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なんというか
もう……堪らない……
薄氷を踏む思いで読んでいて、途中で読むのをやめたくなるくらいキツくなったけどとてもじゃないがやめられず、もはや読み進めるしかなくなって、気がついたら朝になっていました。(仕事……)
薄っぺらい小説にうんざりしている方へお勧めしたい、ボディブローのような作品です。 -
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よかったです
最初の方は思いがすれ違って、痛くて辛いけど、幸せな気持ちにもなれて満足の1冊でした。
受け攻めともに男らしくて、かっこいいので、気持ちよく読めました。 -
ネタバレ 購入済み
幸せになれる
木原先生でハッピーエンドが読めます!(笑)
ただ少し残念なのはオメガバースの醍醐味である子ども可愛いーーーー!!というシーンは少なめ…あくまで当事者になった二人に焦点を当ててストーリーが進んで行きます。木原先生らしく、オメガバースの世界観ではスルーされがちな価値観にメスを入れて心の葛藤を書ききっていました。
でも、最後はちゃんと甘々ラブいちゃにたどり着くのでご心配なく!欲を言えばもう少し家族としての成長も見たいな~というところですが、それはぜひ続編を期待して……続くといいな、と思う作品でした! -
購入済み
木原さんらしいオメガバース
痛くない木原さんと聞いて読み始めたものの、前半は苦しい展開の連続で読むのが辛かったです。でもしっかりハッピーエンドなので挫けず読んで良かった。木原さんらしい、木原さんにしか書けない痛甘いオメガバースです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ
嫌な奴を読み切る前に、こっちの感想を書かねばなとずっと思ってたので、読み終わってからちょっと経ってしまったけど思いの丈というか迸った萌えの残滓を語りたいと思います……
前談として、オメガバースってそれほど携わってきたわけではないんですが、改めて思う節があったので先に語る。
Ωの境遇について。今作でもそうだけど、この世界観でのΩ生き辛すぎないですか?社会的ヒエラルキーで最下層、(おそらく)第二性の中で一番人口も少なく、動物的能力にも他と劣る……言い方悪いけど、正直生まれた時点での「劣等生」度が著しい。
オメガバースの世界観がどれくらい厳密に構築されているのかわからないので、ここからは単なる憶 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本筋は前のと変わらず、スマホが加わったくらい。ヒロインの外見も変わったかな。
杉本と三浦の心情もそのままなので、前と同じようになぞりつつ、昔の作品を読んだ時のようにどんどん三浦に対しての気の毒さが強まった。
最初は三浦が「嫌な奴」に見えたけれど、読み進めていくうちに杉本のほうが「嫌な奴」では?と気づけて面白い。暴力を振るわれたら嫌だから言いなりになる、友達面をするのはわかるけれど、あんなに慕われているのに親友面を続けるのがわからない。小野寺の指摘通り優越感を覚えていたのだと思う。なんだかんだ、杉本は三浦から執着されることに満足感を得ていたのかもなあと思った。さすがに火事で死んだと聞かされた