木原音瀬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女装する男と彼を女性として好きになってしまった男の人間像が生々しくて…女装を解いた瞬間からが本番だった。恋の醜さも人間のずるさも強さも全部ひっくるめて愛おしかった。
もともと恋愛対象が女性だった男が同性を好きになる過程について、こんな残酷に、こんな赤裸々に丁寧に書くことってある?女装を解いた瞬間、一度は拒絶した相手を、第三者からの又聞きの像でまた興味を復活させる過程も「俺の言葉は信じなかったのに第三者は信じるんだ?」っていう人間の妙。
好きになって、一度拒絶されてから、相手のダメなところもどんどん見えてくるのに、それでも好きをやめられないとか……特別見た目が良いわけではない、人柄や能力 -
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しんどかった
読みながら、松岡さんと一緒になって辛くなり、切なくなって泣けました。
この作者さんの作品を読むのは初めてですが、心理をとても丁寧で引き込まれました。
他の作品も読みたいと思います。
コミカライズも出ているようですね。
そちらでは続きの『愛すること』も描かれるのかな…現在、読むのが困難なようなので、こちらも電子化して欲しいです。 -
ただただ…
BLだと思わずに読みました。
人に惹かれる過程が丁寧に描かれていて、読んでいて久しぶりにきゅーんとなりました。
ただただ切ない。続きが気になって仕事も手につきません(笑) -
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かわいい。
作者買いです。
木原さんの作品て泣けてるくらいに引き寄せられてどんなにうざい奴でも他じゃ生理的に無理なやつでも可愛くする魔法がかかってる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ最悪な結婚について書かれた短編が4つと、最高な結婚について書かれた短編3つ。
黒い結婚の方は、「かっぱーん」と「愛の結晶」はイマイチ。あとは黒も白もとても良かった。黒い結婚の「水際の金魚」と「家猫」は、わかりやすく結婚に向かない人を描いている。自分が一番可愛い、みたいな。
白い結婚の方は、「シュークリーム」は婚約者の彼に不信感を抱き始めるけど、大どんでん返しで安心する素敵な話。こういう人いるよね、と思った。周りからは「要領のいい奴」とちょと誤解されるんだけど、実は見えないところでけっこう努力している。けな気というか。「あいつは要領がいい、ずるい」などと妬む人は、そういうことに想像が及ばず、自分 -
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小説として凄く面白いです
好き嫌いはあるでしょうが、完成度高いですよ。迷っているなら買っちゃいましょう。
各キャラ、味があって、個性的。超善人の和樹君や正義感の強い祐さん、優しい三井達のお陰で、楽しいし、安心して読めます。
おまけに、悪い奴(?)の白雄のお陰で、結構爽快でした。
面白い小説は沢山あるけど、これを読んだら、あれ?結構薄味の本ばっか読んでた?と思いました。 -
ネタバレ 購入済み
面白いです
羅川先生の作品という理由で購入しました。
1〜2巻は探り探り読んでましたが、3〜4巻で一気に面白くなりました。
BLかな?と思いましたが、他の方も書かれてるように掛け算ない方が面白いですね。
続巻も楽しみにしています。 -
ネタバレ 購入済み
一度嫌な奴って思ったら頭の中から簡単には消えない。
和也にとってはガキ大将だった三浦。
三浦にとっては忽然と姿を消された上に偽善で塗り固められた親友。
毛嫌いされても傍にいようとする三浦と突き放しきれない和也を見ていると、その後もなんだかんだ言って一緒にいる気がする。 -
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ドクズ!! 1000%
金持ちボンボンの付け上がりクズが健やかに育ち、落ちぶれてジャンキーに。色々あってお家も家族も転落、ヤクザ案件に引っ掛かり追い詰められていきます。
クズエキスを煎じて煮詰めて濃縮しまくった受けのthe クズ具合や暴力描写は容赦なし!読み始めて1/3程で「これ、改心しないパターンな」と笑ってしまいました。
そんなクズちゃんよりも、読み進めるときに何より心おれそうになったのは、弄ばれる攻めの境遇…これまたthe ド定番な不憫な家庭環境と苦労人具合に「もう止めてあげてぇ~」と誠実な人柄も相まって涙しそうになりますが、やっと掴んだ生活の先でクズ受けと関わっていくことに……
いっそのことサイコパス攻 -
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受けに陰湿な虐めにあった攻め。
受けに対して憎しみだけならまだよかったんですがそこに愛があったためドロッドロになります。
これ、どうなっちゃうんだ?とハラハラドキドキしながら夢中で読みました。