木原音瀬のレビュー一覧
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秀良子先生のカレーシリーズ後編(夏樹とコマノ)はたまらんですたい。
コミックスになるのかしら…楽しみですね。
館野とお子先生と懐十歩先生の作品もとても良かったです。
館野先生の「好いたレベルはどれくらい」は次回が気になる所で終わっていらっしゃる・・・。うぅ・・・。読みたい。
懐十歩先生の「狼は魔法を 前編」は樋口くんと言うとんでもない攻オーラを出しまくってるキャラがいるんですけど、これはどうなるんだ・・・?
ある意味何もなく永瀬君の恋の相談相手で終わるっていうのも凄いありな気もするんですが。まぁないだろうが・・・。
兎に角あんな無口でボーっとしてるキノコカットの彼がメールで絵文字を使ってく -
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ネタバレ寒い冬にほっこりできる切なくてあったかいお話。
カフェオレ飲んでるシーンとか飲みたくなります。
榛野くんが谷地さんを好きで好きでたまらないのが、
とてもよく伝わってきて、これはあてられちゃうよねぇと思ったり。
そして、惚れられてる谷地さんも40過ぎて会社をリストラ、弁当屋で
アルバイト中とは思えないほどの魅力的な空気感の人で。
榛野くんの恋愛速度は谷地さんには早過ぎるのだけど、
そこを相手に歩み寄って一晩で乗り越えてくれるところとか
大人だなぁ。素敵だなぁと思いました。
しかし、日本家屋に一人で住んでるおじさん(一見さえない風)
というのは完全に萌え。です。
そんなジャンル探すの難しいけ -
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また泣いてしまったww 心に沁みる置き土産。穏やかなパターンだった。これも好きだな〜じんわり萌えた。構えなくても読めますw
プライドもエゴも忘れた時間の中へ一緒にいける相手。
一緒に働く弁当屋のおばちゃんの何気ない行動で、元上司に対する谷地の感情の振れ幅を表していて後を引く。グイグイ読む読む。
耳の所は、ギャっ!痛いのきたか!と思ったらそうでもなくて良かったwwwww でもお人好しでツイてない人ってキャラが毎度の如くリアルな感じで…。
お腹がいっぱいになる方がいい。ここズシーンときて胸が詰まった。その前のノンケ相手に容赦なく往復ビンタ食らわすようなロマンチックさの欠片もない告白wwww -
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ネタバレ木原さんらしい作品。
好きな相手の気持ちを考えすぎるくらい考えて
ぐるぐるしているホモと
鈍感ではっきり言われてようやく気付くノンケ。
『美しいこと』とか『恋について』とか
似た路線だと思う。
でも飽きないなぁと自分で思う。
普通似た展開だとお腹いっぱいになる傾向があるんですが。
榛野がカワイイ。
どうしてくれよう、コイツ、と思うくらいカワイイです。
相手が大人だから余計なんだろうなぁ。
ぐるぐるしちゃって。
話はよかった。本当によかった。
で、挿絵。辛口コメントしか吐けません。
この方の初期のイラストか何かですか。
この挿絵描きさんの漫画とかイラストとか見たことなくて
今回が初めてな -
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大人の男の背負っている世間体とか、矜持とかに同情しつつも、そのシビアなしがらみの中にきらっと輝くピュアでかわいい恋心や、飾り気のない本音に、キュンとさせられてしまいます。
主人公の谷地は43歳。BLというにはアダルトですが、読んでいるとそんなに年齢的なことは気にならない、いい男です。ただ、谷地はその年齢で外資系の会社をリストラされ今は弁当屋でアルバイトする身。出来ない男ではないのに、出世欲も無く淡々と無難に働いていたのがかえって災いした感じです。草食系そのもの。後でリストラされた理由がそれだけではないこともわかってきます。
そんな谷地が働く弁当屋に毎週やってきて弁当を買っていくのが、彼にリ -
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東京の一流大学に進学した路彦と、舎弟と共に東京の本橋組の構成員となった信二。 二人の関係は続いている。 冬休みに信二のマンションに入り浸りになる路彦が可愛らしいが、徐々に大人の雄になりつつあった。
中学生のときにフリチンで泣きついてた弱虫が、やがて組から逃避行するヤクザを助けられるまでに力をつけた。 その本質は、中学生のときに刑事に食って掛かった勇敢さに現れていたように思える。
信二はヤクザだが、度胸があって肝も据わっているのではなかった。 だから路彦は『信二さんを守ってあげたい』と思ったのだ。
物語終盤の、路彦に助けをもとめて逃避行し、はじめて二人が繋がるまでの流れは涙なしには語れない -
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いじめられっ子の中学生・路彦が夜の学校で目撃したのは、同級生の飛び降り自殺だった。 いじめっ子の長尾とその取り巻きにリンチにあっていた路彦は、そのことに探りを入れていた金髪ヤクザの信二に助けられる。 そこから10年間に及ぶ二人の長い物語は始まる。
何故か解け合う二人。 おそらく、初めから互いに『磁石のように』惹かれていたのだろう。 信二は「ヤクザにはヤクザが寄ってくる。 磁石みたいなもんだ。 こいつも、そのうち悪くなっちまうのかな」・・・と感じる。 事実、路彦が高校で友達になった森の父親も同業者だった。
だが、それは違う。 何故なら信二は筋金入りの悪者ではないからだ。 彼の境遇が、彼をその -
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木原作品にしては、痛くなくて読後感もよかった。
この方の作品を読むといつも思うのですが、ほんとに生々しい恋愛模様の描き方が群を抜いて際立っています。小綺麗なロマンスじゃないのが他のBLと違っていて、妙にリアルでクセになります…
相手の本音を見極める力に長けている里見は、高橋とベストcp。高校生だけあって、ちょっと子供っぽいけど、包容力もあるし、高橋の本心を引き出した忍耐力もあるし、愛を育てる能力が抜群。
「冬日」の里見、よかったです。作者さんはあとがきでどこを一番書きたかったか忘れたとおっしゃってますが、あれもこれも印象的でしたよ。前向きに人生を考えている里見のために過去をきちんと自分の中で -
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自らの手で自分の人生を最低にしてしまったオトコが、かけがえのない人と巡りあったことで魂を再生することができる話。
すごい、やっぱり何度読んでも感動します。モモみたいに、誰かをまっすぐ愛することって素晴しいです。そして、ロンちゃん。最初は、責任感とかプライドとか、真面目さゆえの奉仕だけであったかもしれない。でも、ロンちゃんもモモの明るさや優しさによって目覚めたものがあったから、もうこれはお互いにかけがえのない本物の愛です。
いいなあ、この二人がうらやましいくらい。
モモは、自分の前科や後ろ暗い過去のせいで、警察官であるロンちゃんに迷惑かけたくないし、かなり自信なさげだけど、ちゃんと誠実に彼を -
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メイン組の方でジンワリきて、サブ組でニヤニヤ衝撃www 二度美味しいww 読みやすかった♪後書きも楽しくて衝撃ww いつもとは違う意味の衝撃w
長く付き合ってきた関係を感じさせる信頼とか甘さがあって、「傷ついても…」セリフのシーンは大好き♪♪♪信じてる、真剣に大切に思ってるのが伝わってきて禿げる〜。後書き読んでビックリしたけどww 長く続けられるということは、どういうことなのか…てことがベースにあった感じしたけどな…w 展開激しくないから気合いなくても読めたww
最後に志田柿本組w 柿本可笑しいwww これもっと続きが欲しい〜!悶える終わり方って訳じゃないけど、珍しいキャラで読みたくてた -
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泣かないと思ってたのに涙だだ漏れ。路彦忍耐強い〜!執念かこれ〜!ほんっとに長期戦だろうと自分のものにしたかったんだなと。
本気で失いたくないもの。信二はある意味逃げたことになるけど、それは路彦の勝ち、捕まえた、の決定でもあったかな。分かってはいたけど、信二の気持ちがハッキリ言葉になったとき追い上げられるように涙腺決壊した。んも〜うまい!
相当な覚悟と根性の持ち主だと思うwいつかこうなるかもしれないって。893相手にw弱虫なふりして舐めたまねしまくりwwでもほんとは怖かっただろうな…信二とのことだから頑張ったはず…
受け攻めどっちとか忘れてた頃にビックリしたwwいや口絵でアレと思っていたけ -
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早く続き読みたいwと思いつつ。ここまでは作家さんの割りに禿しくないwwけど好き。先行き微妙に心配がたつけどww 不思議なほど付かず離れずにいる二人にいい意味で、もややんとした。
チンピラだった信二と成績優秀ないじめられっ子中坊の路彦との出会い。縋れる人はどこにもいない所にあったもの。が、めちゃくちゃなのに手放せない感じ。
お互いに恋人のカテゴライズを考えないようにしたままの近しい関係。カタギではやっていけないと言いつつ、居場所のない信二の孤独ジワジワ伝わってくる。路彦も同じだったろうし、それとなく分かってるようで…。違う世界にいるようで同類。
他の人には出来ない甘えを許してくれる相手。特