木原音瀬のレビュー一覧
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ネタバレ「泣けるBL」にて印象強烈だった、最強嗅覚爆死BL。
既読だし、コミカライズと小説とどっちを先に読もうかとかなり迷ったけど、やっぱり書き下ろし100ページ超、というところでこちらから読むことにしました。
書き下ろしも強烈な腐臭が…!!
不潔でだらしなくて生ゴミ並みの悪臭を放つ男。宇野はなぜそんな男を家に連れ帰った?
ただひとつ、幻滅したかったから…www
確かにふつうなら嫌いになれそうです…
表面的に読んだだけでは奇をてらったストーリーかのように思われますが、描かれているのは多くの人に思い当たるフシがありそうな痛くて辛い恋愛。
聖人君子が一切出てこないのは元から承知済みでしたが、ほんとに村上 -
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ネタバレコミカライズの方を読んでからこちらの小説のほうを読みました。
前半はコミカライズの内容とほぼ同じで、後半の人でなしの恋がその続きといった内容です。
人でなしの恋は自分をどん底の淵から救ってくれた人間に対する恩義(?)の気持ちとそれでも相手が望むように心から愛してあげることはできないという村上の葛藤のお話でした。
その葛藤自体は至極まっとうだと思うし特にBLにリアリティとか求めていない自分でも、苦難を乗り越えたら相思相愛になる多くのBLと比べてこういうのをリアリティがあるというんだなと、読んでいて村上の心の動きがすごく自然に胸に落ちてきました。
しかし問題は葛藤してその後どうするかで、愛せ -
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「WEED」「FLOWER」と続き、今回はその完結編。
木原センセは、ふつう人が見て見ないふりしたいこととか、そこにはふれてほしくないこととか、苦手とするものを淡々と見せつけてくる作家さんですね。敬遠したくなるようなキャラを、ふつうに主役として登場させるところがBL的には掟破り。
谷脇はその中でも突出した救いようのないキャラです。相手への思いやりなど一切なく、あちこちで食い散らかしている男で、許せんと憤りたくなります。
しかし、冷静に谷脇を観察すると、最低だけど凶暴じゃないんです。パニックになった佑哉に殴られても暴力で報復したりしない。意外にも理性的ww感情面の冷たさに繋がってはいるけど、わり -
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「WEED」のスピンオフ。前回、堂々の性根の腐った男だった谷脇が主役。
そんな谷脇が、どんな恋愛をするのか興味を引かれるものがありました。
容赦なかったですね…あのまんまの最低男でした。
ターゲットにされ、あっさり餌食とされてしまったのは、気弱で流されやすそうな医学生の松本。
谷脇にいいように弄ばれてしまいます。最初は逃げ腰だった松本が、自分に堕ちた時の谷脇がほんとに酷くて許せませんでした。
救いようのないストーリーでした。こんなに酷い攻、どうにかして懲らしめてやりたい!天誅が下ればいい!と願いながら読んでしまいました。
なのに、あっけなくバドエン…
酷いのは谷脇じゃなくて、ひょっとしたら木 -
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ネタバレ上下巻の感想をまとめて以下に。
他に頼る者のいないいじめられっ子中学生路彦が下っ端ヤクザの信二に惹かれ、信二もまた路彦の存在に癒され、そんな二人の関係が発展していくのがものすごく自然だった。
いじめられっ子で泣き虫なチン彦もかわいくて好きだったので下巻の表紙絵だけ見てもちょっと動揺したくらいだったけど、いざ読んでみれば全く抵抗なく、むしろチンピラヤクザ攻め×いじめられっ子体質受けからの下克上は意外性もあって正直凄まじい萌えがあった。成長した路彦の逞しさと、根っからの悪にはなりきれない信二の良くも悪くも弱い部分、それが顕われたのがあの廃車の中から信二がかけた電話にあった路彦への「助けて」だった。 -
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受けも攻めもしっかりカッコイイ男性に描かれているのは、久々な気もします。
そしてなにより、木原先生の原作。
それがいいだけではありません。
一番感動したのが、「かなりしっかり書き込まれた背景」
最近のマンガや、特にBL系は、かなり背景が白かったり、出来合いの背景だったりすることが多いので、すごい久々にまともなマンガを読んだ気がしました。(20年以上前から活動されてるマンガ家さんで背景がおろそかなんてほとんどないし)
そして、この、色々一筋縄ではいかないかんじ。
これは、正直マンガではあまり満足に読めないので、本当にこのコラボに感謝致します。
しかし、正直、このふたり、この時点ではくっつ -
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ネタバレ最初のうち、受けのロンちゃんに出会ってから少し経つまでの攻めのモモがあんまりにしょうもなくて、今からこんなしょうもないおっさんの恋バナを読むのか…と思いながら読み進めていました。でも読み終わると、そのおっさんが自分の中でお姫様に変わっていました。受け攻めで言えばロンちゃんがお姫様ですが、それはまた別として、弱くて、寂しがりで、守ってあげたい可愛い人は、私はモモの方だなと思います。一方ロンちゃんの0か1かしかない実直さも、これ以上ない王子様気質だと思います。身も心も削り合って関係を築くと言うよりは、納まるべき組み合わせの二人が納まるべき場所に納まるべくして無事納まった感じの安心感。あまりにもファ