木原音瀬のレビュー一覧

  • 灰の月 下【イラスト入り】

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    ネタバレ

    読み終わって残ったのは、無常の中の永遠。
    恋愛、死生観、永遠性。創作物に描かれる普遍的なテーマではあれど、これほどまでに痛ましいのはなぜだろうなと本当不思議に思います。

    惣一の元を離れて2年。惣一の父である本橋組組長から呼び戻され東京に戻った嘉藤は、組長の暗殺現場に遭遇。そして、苛烈な抗争へと飲み込まれていきます。
    惣一は、亡くなった組長の予想を裏切り、組長としての才能を開花させていきました。長を失ったならず者たちを統率、孤高の存在として頂点に立つ姿を見た嘉藤は、再び彼を、自分の理想の世界に不可欠な存在と認めるようになります。

    上刊がぶつかり合う純愛ならば、下刊は受け入れ許容する純愛である

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    2019年09月16日
  • こどもの瞳

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    ほのぼのに騙される〜良い意味で

    イラストや文体でアットホームなほのぼの感が醸し出されてますが、中身は実兄弟だの、幼児性愛だの、モラル崩壊の嵐wの様な作品で、ほのぼのとインモラル設定のバランスが絶妙です(←最大の賛辞)。苦手な設定だとしても木原さん好きな方は、ラストは裏切りませんので、安心して?インモラルな世界をほのぼの?堪能出来るかと。他の方も書いてますが、城太郎の続編と、大人に戻った?仁と岬のその後〜ツンツン仁が幸せになっている姿(デレ)をもっと読みたいので、是非とも続編お願いしたいです!!他の木原作品より評価が低いのは続編があれば解消される気がします〜読者の欲求不満が残っちゃうんだろうねw

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    2019年07月27日
  • 箱の中 【講談社版】

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    BL初心者から楽しめます♡

    内容説明を読むと堂野と三橋の話かと勘違いしてしまいそうですが、冤罪で刑務所暮らしを余儀なくされてしまう真面目な主人公の堂野と、不幸な生い立ちの喜多川との2人の物語です。三部に構成されていて、どれも喜多川の堂野への一途な想いが胸が痛くなる程切なく書かれています。初めて読む作家さんでしたので、最後までハピエンなのか読めないのでハラハラドキドキして一気に読んでしまいました。一般書から出てるだけあって絡みの場面は初心者向けかと。BLレーベルから出ている『檻の外』には、この続編が2作載っていますので、是非こちらも合わせて読まれる事をオススメします。 BLのジャンルを超えてて泣けますヨ。

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    2019年07月23日
  • 灰の月 下【イラスト入り】

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    同人誌の時からちょっとずつ貪るように読んでいたけれど、こんなに感情を揺す振られて引きづられる作品もないのでは。書き下ろしが加わることによってやっと嘉藤も覚悟を決めた幸せの結末に感無量。いや今までも既に惣一を愛し始めてはいたけれどヤクザとして生きていく以上組長としての理想も捨てられない訳で。書き下ろしの惣一の妄想は嘉藤の希望でもあったんじゃないのかな。やっと幸せに気づいてそれはかけがえのないもので絶対に失いたくない忘れて貰いたくないもの。組からの消息を絶つ事で一切の未練も残さず消えて二人で生きていく決断をした嘉藤と純愛を貫いた惣一に涙が止まらない。ハチと同じように読書の私たちからも永遠に姿を消し

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    2019年05月17日
  • COLD SLEEP

    ネタバレ

    たまたまたむまむまむまたむむま

    たまたまたむまむまむまたむむまたまたむとともたむまたまとむまむむむむまたむむむむむたむたまたまとたむまとむむちもむむむむむもたむむむむたむむむむむもたむむむむたむむ

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    2019年04月11日
  • 灰の月 下【イラスト入り】

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    ネタバレ

    上下巻の表紙を並べると寂寥感ハンパなくて、思わず惣一さ~ん!と叫びたくなってしまいます…梨とりこセンセのイラストがピッタリで素晴らしいです。

    木原センセの作風をしっかり理解してから読まないと、単に痛いBLだと思って手に取ったら生涯トラウマになりそうな劇物レベルのお話です。わかってても、澱のように心の底にドロドロモヤモヤが…
    問題点は、嘉藤と惣一の間に妥協点が皆無なことですね。あくまでも嘉藤は惣一に自分の理想のボスの姿を求めてやまないし、一生惣一を支えて行きたいとマジで思ってる。
    なのに、惣一は女みたいに抱いてくれよ~、恋愛対象としてみてくれよ~、としか思ってなくてある意味ガンコでブレがない。

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    2019年03月30日
  • セカンド・セレナーデ full complete version【イラスト入り】

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    最高傑作

    木原作品のなかでいちばん好きです。
    高飛車で潔癖性で性格の悪い美人が自業自得の行いによりズタボロになって最後ささやかな幸せを見つける…たまりません。これを読んで、自分の好みに気づかされ増した。

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    2019年03月29日
  • パラスティック・ソウル(1)

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    最高だった……。
    シリーズということでどうかなーとドキドキしながら読んだのだけれど、これから毎月、あと3冊追いかけます……。なんというかこう、もどかしくて切なくて愛しくて胸がぎゅぎゅぎゅってなる。BLだけれどそれだけじゃない感じのBLが好き。そしてやっぱりこの作家さんとても好き。続き楽しみ過ぎる。

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    2018年09月26日
  • COLD FEVER

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    ネタバレ

    完結。逆?記憶喪失。過去を思い出して、記憶喪失中の記憶をなくした攻めとの茨道。

    攻め目線。写真の中で笑っている受けと、自分のせいでやつれていく受け。「6年間」の自分と、暴力をふるう自分。痛くて怖くてすがり付きたいのは今も昔も受けしかいない。そしてやっぱり漫画でここまで訴えかけられる絵を描けるのは凄い。

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    2018年08月21日
  • COLD THE FINAL【イラスト入り】

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    ネタバレ

    やっと読み終えました~!!
    四六判でサイズが大きいだけじゃなく、ページ数も膨大なので手に持って読めなかったです。机に置いて読みましたww
    こんなにCOLDシリーズのSSがあったとは気づきませんでした。同人誌はまめにチェックしていましたがさすがに小冊子までは集めきれず…
    ファンとしては時系列でお話が収録されているので、流れがつかみやすく、すごくありがたかったです。

    メインは同人誌で追っていた「COLD HEART」の秋沢×楠田のその後で、長い時間をかけて二人の関係が修復されていく様子がリアルに描かれていて、改めて心を揺さぶられました。大きな過ちで壊れてしまった関係を元に戻すなんて絶対にできない

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    2018年06月13日
  • COLD SLEEP 全3巻【合冊版】【イラスト入り】

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    記憶喪失ものです。合冊版で一気に読んだので3日くらいかけて読みましたが、最後まで楽しめました。ちっとも物足りないなんてなかったし、キャラクターの感情がグイグイ迫ってくるようで、読んでて程よく疲れます。(笑)息を呑むほどの虐待シーンは壮絶さのせいだけではなくて、それまでの物語があるからこそ重くて、読んでいて辛く悲しかったです。木原先生の振り切った陽と陰の書き分けに、心が揺さぶられました。

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    2018年06月23日
  • COLD FEVER

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    記憶喪失を乗り越えて幸せになろうとしたところに元の記憶と人格、過去のトラウマが戻る。しかも今度は二人で過ごした6年間の記憶は抜け落ちていて…。重い…痛い…辛い。裏切られたと許せないのも分かります。でもやり過ぎ。でもそこまでなる程の怒り。でも、でも…と、もうそのループ。昼ドラも韓流ドラマも真っ青の愛憎劇。膿を出しきっていい関係になってハッピーエンドかって言うと簡単にそうとも言い切れないような。愛なのか贖罪なのか。たとえ相手の犯したことを全て許したとしても、自分が許せなくなる。二人でいる限り消せない後悔。それでもお互いを求めてしまう。二人にとってのベストって何だろう

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    2018年06月06日
  • COLD FEVER

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    COLDシリーズコミカライズ最終巻。
    2011年に「COLD SLEEP」、2014年に「COLD LIGHT」と年月はかかったけど、それに値するだけのクオリティある作品です。
    コミカライズって本当に難しいと思うし、原作に感銘を受けた読者の反応も厳しくなるところですよね。その点麻生センセは少しも期待を裏切ることなく、最初から最後まで木原センセの世界観を見事に描き切っていて、改めて素晴らしいな~と思いました。

    もうストーリーは完璧頭に入ってるんで平常心で読める…と思ったんだけど、失われていた透の記憶が蘇ったところで、苦しくて切なくてやっぱりまた涙があふれて止まらなくなってしまいました。
    何度も

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    2018年05月10日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    大好きな1冊。
    木原先生の本の中では、ダントツ平和、穏やかな大人の恋の話。
    とはいっても、木原先生なのでファンタジーなBLではなく、現実的なBLです。
    最後に、一人の部屋で林檎を食べて、プレゼントされたマフラーを握りしめて泣き崩れる榛野は、恋をしたことある人ならきっと共感して泣いてしまうはず!
    ずっとずっと欲しくて堪らなかった攻の愛情を感じて、また、一人の部屋を強烈に寂しいと感じて泣き崩れる姿は、いじらしいし、健気でとても切なかったです。
    「Plus Story」ではひたすら幸せな二人が読めます。

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    2018年02月10日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    もう何度も読み返してる1冊。
    木原先生は、BLにある萌えを追及するんではなく、ひたすらリアル。
    もはやこれはBLなのか?といつも思います。

    前半は宇野視点で、拗らせまくった初恋を忘れたくて、ホームレスになってボロボロに様変わりした村上を拾って来るとこから始まります。
    結局、立直り始める村上に再度恋をしてしまうんですが。。
    後半は村上視点で、めちゃめちゃリアル。
    ひたすら一途で健気な宇野に感情移入してしまうんですが、村上の心情の変化も当然な感じなんですよね。。
    村上が「お前とじゃ無理」と伝えるシーンと、宇野が、全てを悟って村上に「幸せになって」と祈るように伝えるシーンがめちゃめちゃ胸に来ました

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    2018年01月09日
  • COLD HEART in NEWYORK【イラスト入り】

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    秋沢が頭おかしいから、安易に受け入れちゃいけなかったんだろけど、
    まーーー 本気でうざい。秋沢うざい。
    可哀そうなとことか、可愛いとことかあるけど、うっざ。
    そして五木に腹立った。
    あぁぁなんかすっきりしない。
    いや、でもわかる。こういうラストになるのも分かる。
    よくできたストーリー展開でした。もう、夢中で・・・
    もう夢中で読んでしまいましたよっ(怒)!!!
    なんとか幸せになってほしいもんですよっ!!!

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    2017年09月27日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    大人二人のはつ恋を丁寧に丁寧に書かれている。だけでなく、最初の話(深呼吸)は2002年に書かれているのだけどもその時点で、ただ言われたことをしているだけではその仕事はいずれ機械に取って代わられることをスパッと登場人物に言わせ、なおかつ書き下ろしのお話(深呼吸2)では、契約社会の側面をこれまた登場人物の対話でスちらりと見せる、労働とBLをすんなり絡めていて面白いな、と。BLというかBLの名を借りたLIFE本だと思い、木原先生の視点は非常にグローバルなんだなと、改めて他の作品も読もうと思いました。

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    2017年09月11日
  • 鈍色の華【イラスト入り】

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    ネタバレ

    同人誌とかコミカライズで気づかなかったけど、ほんとに久しぶりの新刊。
    アンソロ『エロとじ』収録の短編に続編とスピンオフを加えた、センセらしいエロがてんこ盛りのストーリーでした!

    白髪もあったりする冴えない中年サラリーマンが、ある日突然社長に呼び出されてハイスペック外国人のおじさん相手に性奉仕することを頼まれてしまう…という、キラキラロマンティックなBL設定からはあまりにも程遠いお話で、これ一体どこに需要があるんでしょうか⁉と思わず突っ込みたくなるにはなりました…(笑)
    でもですよ、さすがストーリーテラーの木原センセだけあって、読み進むうちに止まらなくなり、どんどん夢中になってしまうマジックで

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    2017年07月25日
  • 片思い(前編)【イラスト入り】

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    すっっごくおもしろかった!

    木原先生の作品だけあって面白かった!
    いつもは切ない作品を読んできたが、これはこれはと笑いが止まらなかった。
    ツンツンの吉本がかわいい!
    最初はひどい奴だなと思いつつ見てたらどんどん可愛くなってきました!
    攻めの方も最初はバカかなと思ったんだけど濡れシーンのギャップが凄すぎて後半のツッコミの賛同せざるおえなかった。
    木原先生ありがとう!こんないい作品が読めて本当によかったです。

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    2017年05月16日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 1巻

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    美しいヴァンパイアの話ばかりを読んでいたけれども、現実そうだよなって思えて、今まで考えもしなかったので笑えてしまった。そしてこうもり姿がかわいい!早く次が読みたい

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    2017年04月30日