木原音瀬のレビュー一覧

  • COLD LIGHT

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    COLDシリーズコミカライズ第2弾。やっとコミックスになりましたね。3年以上待ってた甲斐のあるクオリティでした。原作の持ち味を壊さず、繊細かつ丁寧な作画で物語を描き出していて素晴らしいと思います。
    読んでいると、またしてもどっぷりはまりきってしまい、何度も泣いてるはずなのにやっぱりラストは涙が止まらなくなりました。
    涙、涙です。

    どれもこれも印象的で衝撃的な場面の連続なんですが、特にコミカライズにあたってこれは…!と思ったのが藤島の母親。絵にするとまたいっそう怖いです。イメージどおりだけど。回想シーンの透の脹れ方もハンパなくて、いたましさがいっそうこみあげてきます。
    こういった、大切なシーン

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    2014年07月15日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    ネタバレ

    木原さんにしては珍しくあったかい恋愛モノのお話です。
    書き下ろしの深呼吸2では、受けの榛野さんがかわいくって胸がぎゅんぎゅんしました。
    欲求を満たすために男とは寝ていたけど、ちゃんと恋をしたのは初めてだったんですよね。谷地さんに嫌われたくなくて不器用ながら一生懸命なところとか、たまりませんでした。
    個人的に一番ファッ!となったのは谷地さんの脇を見て鼻血出すシーンです(笑)
    谷地さんも最初は榛野さんに押され気味だったのに、思いが通じてからはグイグイくるタイプだったので、終盤はずっとドキドキさせられました!
    物語は完結していますが、その後の2人がとても気になる素晴らしい作品でした。

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    2014年08月10日
  • 秘密 【講談社版】

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    木原さんの作品は読んだうち1/3くらいは、BLというジャンルに入れるのをためらいます。
    BLのレーベルからでてるからそこに入れてるだけ、、といった感じで、読み物としては純文学でもいいのじゃないかと思っています。(もっとも、この純文学と言う分け方も、どうも個人的には眉唾物で好きじゃないんですが、行ってしまえば、そもそもジャンル分けに何の意味があるのか?とか言う疑問から始めなくてはいけないので、あくまで、あとで思い出す時の目安程度、、、ということで)

    さて、妄想癖のある主人公と、彼が出会った脳機能障害のある男性との話ですが、この主人公の感情の推移に絡ませる妄想の扱い。その表現の上手さに、ページを

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    2014年02月18日
  • 眠る兎

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    高校生の里見浩一は、冗談で出した手紙をきっかけに
    地味なゲイの高校教師・高橋とつきあうことに。

    里見も基本的にいいヤツだし、高橋の卑屈度も低めで
    好感もって読める感じ。

    高橋の初恋の人と再会する後日談「冬日」に加えて
    里見の友人、柿本と後輩の志田との話も
    書き下ろしで入っていて、ふたりのその後も
    楽しめて、1冊で充実感たっぷり。

    イラスト:車折まゆ
    『眠る兎』小説b-Boy95年12月号
    『冬日』BBN「眠る兎」(2002/9)
    『春の嵐』書き下ろし

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    2014年02月05日
  • キャッスルマンゴー 1

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    ヘテロでプライドの高い頭のいいお兄ちゃんが、ワイルドだけど堅真面目なゲイのAV監督とプラトニックな恋人関係になり!?
    とにかく萌えまくる!真面目にデートをしようとする十亀も可愛いし、冷静にみえて子供っぽい万も可愛い!
    2巻もすごく楽しみだ

    あらすじ>
    ラブホテル『キャッスルマンゴー』に住む兄弟、万(よろず)と悟(さとる)。ある日、AV撮影のために訪れたゲイの監督・十亀が悟と仲良くしているのを心配した万は、一晩寝たフリをして十亀を騙し、自分と付き合うように仕向ける。高校生とは肉体関係をもたないという倫理観がある十亀は、キスまでしか手を出してこない。ゲイではない万は最初は引いているけど、快感によ

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    2014年01月13日
  • 秘密 【講談社版】

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    ネタバレ

    BL小説は初めて読んだんですが、この物語はミステリーと思いきや、恋愛小説で、描写も読みやすくて、ただエロイだけとかじゃなくて、話自体が面白かった!
    充の病気の事も分かって、最後には母と妹とその子供と会うようなシーンがまたジーンと来てしまう。
    父と弟は一生充の事は理解出来ない似たもの同士なんでしょうね。自分のものさしでしか人を計れない悲しい人達。
    そういう家族模様も割りと好きでした!
    初めて読んだ作家さんでしたが、他のもよんでみたい。

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    2013年12月29日
  • 秘密 【講談社版】

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    読み終わって茫然としてる。これはただのBL小説ではないよ、同性愛や障害への差別について読者に考えさせる名作だよ…!!

    木原音瀬の作品は「ほら!こういう男同士のシチュエーションが好きなんでしょ!」というBL作品とは一線を画している。ちゃんと同性愛者の生きづらさとか、それでも幸せになろうとする人々の人生を最期まで書ききってる。BLはファンタジーだけど、木原作品は地に足をつけて踏ん張ってる感じがする

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    2013年12月20日
  • キャッスルマンゴー 1

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    2013/10/29
    【好き】AV監督:十亀×高校生:万(よろず)。 年の差CP。 母子家庭の長男で家がラブホテルの環境に育った万は奨学金で高校に通えるほど賢くて努力家だが許容が小さく線が細い性格。 対して、十亀は高校生の時に家族を亡くし天涯孤独で生きてきた過去を持つ。 最初は弟:悟から目を逸らすために自分が相手をしようと十亀に近づくが、反発しながらも徐々に十亀の寛容さ懐の深さに居心地が良くなっていく。 この巻では好き半分守られる気持ちよさ的なもの半分くらいかな…。 一方、万を可愛いと思っていた十亀は、万が女の子と一緒にいるのを見て我に返ってしまう。 今度は、執着しない癖がついた十亀が面倒くさ

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    2013年11月12日
  • 月に笑う 下【イラスト入り】

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    ネタバレ

    ふと、読み返したくなる本。
    BL小説のなかでも好きな木原先生、の作品の中でも上位に入る。

    木原先生は"なぜこの人じゃないとだめなのか'を描くのが本当にお上手!!路彦と信二、お互いを想う言葉に毎度涙です。





    "「僕のことを好きでいること、怖がらないで。大丈夫だから。もう怪我するなんてヘマしないから。寂しい思いはさせない。たとえ僕が先に死んじゃっても、一緒にいたことを後悔させない。僕を大好きなこと後悔させないから」
    路彦が、山田の頬を撫でて微笑んだ。
    「おかえり」
    優しい声に、指先が震えた。
    「僕のところに、おかえり」" (下巻 p.272)

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    2013年11月11日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    前科者でシャブ中でムショ帰り…ダメダメな人生を歩いてきて自暴自棄になっていたモモの前に現れたのが警官のロンちゃん。
    その日からモモは全てロンちゃんの為に生きるようになり、危険を承知で再び危ない道に足を踏み入れてしまいます。読んでるこっちだって分かるくらい簡単な罠…でもロンちゃんの役に立ちたいが為にボロボロになりながら自らを犠牲にするモモ。馬鹿で情けなくてどうしようもないほど愛おしい…。
    大好きなロンちゃんに愛されてると分かって何度も涙を流すシーンにこちらも幸せ過ぎて胸が熱くなりました。そんな一途なモモの思いを全身で受け止め不器用ながら応えていくロンちゃんも本当可愛いくて…。初めての恋愛に戸惑い

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    2013年09月12日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    周囲から叱られそうですが、木原先生は初読みです。で、BLよりも一般小説に近い気がしました。
    中身はもちろん面白かったです!ただ、私にはリアリティがあり過ぎて、
    ファンのかたは、そうした部分も含めて好きなのだろうと思いつつ、
    本編に関係が浅い部分は斜め読みしました;スミマセンっ。
    あと、続編のほうがハピエンなのに、ずーんと来ました。人間って、良くも悪くもいい加減な生き物だよな、とも♪
    ほんとに、木原先生はリアルです。時間をおいて、またゆっくり再読したいです^^

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    2013年08月26日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    「泣けるBL」にて印象強烈だった、最強嗅覚爆死BL。
    既読だし、コミカライズと小説とどっちを先に読もうかとかなり迷ったけど、やっぱり書き下ろし100ページ超、というところでこちらから読むことにしました。
    書き下ろしも強烈な腐臭が…!!

    不潔でだらしなくて生ゴミ並みの悪臭を放つ男。宇野はなぜそんな男を家に連れ帰った?
    ただひとつ、幻滅したかったから…www
    確かにふつうなら嫌いになれそうです…
    表面的に読んだだけでは奇をてらったストーリーかのように思われますが、描かれているのは多くの人に思い当たるフシがありそうな痛くて辛い恋愛。
    聖人君子が一切出てこないのは元から承知済みでしたが、ほんとに村上

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    2013年07月23日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ネタバレ

    コミカライズの方を読んでからこちらの小説のほうを読みました。
    前半はコミカライズの内容とほぼ同じで、後半の人でなしの恋がその続きといった内容です。

    人でなしの恋は自分をどん底の淵から救ってくれた人間に対する恩義(?)の気持ちとそれでも相手が望むように心から愛してあげることはできないという村上の葛藤のお話でした。

    その葛藤自体は至極まっとうだと思うし特にBLにリアリティとか求めていない自分でも、苦難を乗り越えたら相思相愛になる多くのBLと比べてこういうのをリアリティがあるというんだなと、読んでいて村上の心の動きがすごく自然に胸に落ちてきました。

    しかし問題は葛藤してその後どうするかで、愛せ

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    2013年07月22日
  • キャッスルマンゴー 1

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    小説リバーズエンドの漫画バージョンです。

    ディープな学生時代を過ごしたAV監督の十亀と、ラブホテルを経営する家で育った万(よろず) 。そんな二人のおはなし。

    万はホモの魔の手から弟を守るために十亀と付き合うことになり、一緒の時間を過ごして行くうちにお互い惹かれていくのです(*^_^*)

    もう、かーあーいーいー♡

    好きなシーンがい〜っぱい♡♡♡
    中でも抱っこしたまま眠るところが一番好き…(≧∇≦)あぁ、キュン!キュン!キュン!

    小椋先生と木原先生の最強コンビ作(^∇^)
    2巻が楽しみだぁ!!

    未読の方はぜひまとめてお試しあれ☆☆☆

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    2014年05月26日
  • キャッスルマンゴー 1

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    実家がラブホの万くんと、そこへ撮影に来たAV監督の十亀さんが付き合うことに。恋愛感情なしから始まるお付き合いだったけど、じわじわときてるんじゃないかな?

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    2013年04月29日
  • 片思い(前編)【イラスト入り】

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    門脇の、弟妹とのやりとりで泣きそうに…。

    バカップルと、そのバカップルの愚痴を聞かされてばかりだった友達の恋、二種類のお話です。
    木原さんだから、恋愛にあっての人のずるさや戸惑いが、丁寧に描かれています。かわいそうで目をそらしたくなる場面もあるけれど、それがあるからこそ最後まで読んだ後の余韻が長引きます。

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    2013年04月28日
  • 片思い(後編)【イラスト入り】

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    門脇の、弟妹とのやりとりで泣きそうに…。

    バカップルと、そのバカップルの愚痴を聞かされてばかりだった友達の恋、二種類のお話です。
    木原さんだから、恋愛にあっての人のずるさや戸惑いが、丁寧に描かれています。かわいそうで目をそらしたくなる場面もあるけれど、それがあるからこそ最後まで読んだ後の余韻が長引きます。

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    2013年04月28日
  • POLLINATION【イラスト入り】

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    「WEED」「FLOWER」と続き、今回はその完結編。
    木原センセは、ふつう人が見て見ないふりしたいこととか、そこにはふれてほしくないこととか、苦手とするものを淡々と見せつけてくる作家さんですね。敬遠したくなるようなキャラを、ふつうに主役として登場させるところがBL的には掟破り。
    谷脇はその中でも突出した救いようのないキャラです。相手への思いやりなど一切なく、あちこちで食い散らかしている男で、許せんと憤りたくなります。
    しかし、冷静に谷脇を観察すると、最低だけど凶暴じゃないんです。パニックになった佑哉に殴られても暴力で報復したりしない。意外にも理性的ww感情面の冷たさに繋がってはいるけど、わり

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    2013年04月12日
  • FLOWER【イラスト入り】

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    「WEED」のスピンオフ。前回、堂々の性根の腐った男だった谷脇が主役。
    そんな谷脇が、どんな恋愛をするのか興味を引かれるものがありました。
    容赦なかったですね…あのまんまの最低男でした。
    ターゲットにされ、あっさり餌食とされてしまったのは、気弱で流されやすそうな医学生の松本。
    谷脇にいいように弄ばれてしまいます。最初は逃げ腰だった松本が、自分に堕ちた時の谷脇がほんとに酷くて許せませんでした。

    救いようのないストーリーでした。こんなに酷い攻、どうにかして懲らしめてやりたい!天誅が下ればいい!と願いながら読んでしまいました。
    なのに、あっけなくバドエン…
    酷いのは谷脇じゃなくて、ひょっとしたら木

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    2013年04月12日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    ネタバレ

    木原さんの一筋縄ではいかない感じとはこういうことか…と。今作読んで少しわかったような。展開が容赦ない。主人公にも決して甘くない。そこが木原さんBLの魅力でもあるのかなと思う。
    元ヤク中前科三犯と警察官…これ以上ないほどのミスマッチカップル。モモもロンちゃんも素敵。純粋かわいい。
    「僕が六十になって退職したら、結婚してください」ってすごいな。

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    2013年04月07日