【感想・ネタバレ】眠る兎のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月26日

はじめてこの作者様の作品を読みましたが最高でした。
後日談は友人の話でしたがこちらもめちゃくちゃ良いです。

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購入済み

一気読み

2022年05月01日

木原先生の大ファンです。毎回ゆっくり読もうと思ってもダメです。何もかもほっぽらかして読みふけってしまう。誰かを思う狂おしい気持ちに身悶えしてしまいます!メインCPの友人の話もよかったです。

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ネタバレ購入済み

柿本について

2020年10月22日

あとがきに、柿本はこっちの方だ(バイで受)とあったのが、私の印象と違うけれど、柿本から見た親友カップルは興味深かったです。そっかー不満だったのかと。一見心配で色々指摘して見守ってくれる親友だけど、本音を知ると、柿本像がより深みをましました。人はいろいろだなぁと思いました。メインのカップルは、安定の仕...続きを読む上がりだったので、ハッピーエンド大好きな私には、読後感は最高!

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Posted by ブクログ 2014年02月05日

高校生の里見浩一は、冗談で出した手紙をきっかけに
地味なゲイの高校教師・高橋とつきあうことに。

里見も基本的にいいヤツだし、高橋の卑屈度も低めで
好感もって読める感じ。

高橋の初恋の人と再会する後日談「冬日」に加えて
里見の友人、柿本と後輩の志田との話も
書き下ろしで入っていて、ふたりのその後も...続きを読む
楽しめて、1冊で充実感たっぷり。

イラスト:車折まゆ
『眠る兎』小説b-Boy95年12月号
『冬日』BBN「眠る兎」(2002/9)
『春の嵐』書き下ろし

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Posted by ブクログ 2011年07月02日

木原作品にしては、痛くなくて読後感もよかった。

この方の作品を読むといつも思うのですが、ほんとに生々しい恋愛模様の描き方が群を抜いて際立っています。小綺麗なロマンスじゃないのが他のBLと違っていて、妙にリアルでクセになります…
相手の本音を見極める力に長けている里見は、高橋とベストcp。高校生だけ...続きを読むあって、ちょっと子供っぽいけど、包容力もあるし、高橋の本心を引き出した忍耐力もあるし、愛を育てる能力が抜群。
「冬日」の里見、よかったです。作者さんはあとがきでどこを一番書きたかったか忘れたとおっしゃってますが、あれもこれも印象的でしたよ。前向きに人生を考えている里見のために過去をきちんと自分の中で整理して、一緒に生きようと決意する高橋もいいなあと思いました。イチャコラ加減が甘くて、辛い場面も一気に吹っ飛ぶ感じ。それに、チクチクするけどあまり痛くない話でした。

「春の嵐」は里見たちを他人事のように見ていた、まさかの柿本。志田に同属嫌悪とばっさりやられて面白かった。二人の仲の良さをフンって横目で見て否定的なのに、志田からのリアルなアプローチには無自覚のまま流されているのが最高。柿本、アリですね。

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Posted by ブクログ 2011年05月05日

メイン組の方でジンワリきて、サブ組でニヤニヤ衝撃www 二度美味しいww 読みやすかった♪後書きも楽しくて衝撃ww いつもとは違う意味の衝撃w

長く付き合ってきた関係を感じさせる信頼とか甘さがあって、「傷ついても…」セリフのシーンは大好き♪♪♪信じてる、真剣に大切に思ってるのが伝わってきて禿げる〜...続きを読む。後書き読んでビックリしたけどww 長く続けられるということは、どういうことなのか…てことがベースにあった感じしたけどな…w  展開激しくないから気合いなくても読めたww

最後に志田柿本組w 柿本可笑しいwww これもっと続きが欲しい〜!悶える終わり方って訳じゃないけど、珍しいキャラで読みたくてたまらん。もっと書きたかったとかじゃないの?ってぐらいノリを感じるw里見組の話の時から、引っかかって気になってた柿本w 妥協のない性格でもってゲイに納得出来ず悶々とした挙句に見つけてしまった地雷を自ら踏みに行くようなキャラでwww

どっちも末長くシアワセになってくれ〜♪いや、柿本は志田と長く続いて何故思いながらシアワセになるがいいwww

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Posted by ブクログ 2011年02月15日

内容はものすごく胸が痛くなるシーンもあったけど、基本的に仲良しなカップルだったし、木原さんにしては超ハッピーエンドなので安心。
個人的には、番外編の春の嵐の続きを2冊くらいでやってほしい!!!
なかなか普通のBLではありえないような展開が続くので (痛い木原さん作品の香りがすごくします…)、このあと...続きを読む柿本はどうなってしまうんだろうと凄く気になっています…………出てないかしらスピンオフ…………

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Posted by ブクログ 2009年11月02日

デビュー作?みたいなことを作者様は仰っておられますが?
ご本人もよく覚えておられないようで(笑)
木原ストーリーの原点なのかなぁ~面白いです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月01日

不器用で卑屈で人間の負の部分を全面に押し出した受が登場。
嘘で塗り固められた恋の始まり…好きになる程に嘘が苦しくなり、
5歳年下の攻に年齢差で不安を感じてた所に、じつは5歳じゃなくて
10歳も年下でした。しかもアンタが勤めてる高校の生徒でした。
という、体裁を気にしすぎる真面目な受にはもう衝撃の事実...続きを読む
はじめは面白半分だった攻も、あまりにも純粋で真面目な受に
ほだされ、ノンケだったのに惚れていく様が、本当に自然に書かれてます。
気がつけば、心ごと持っていかれる恋になってます。

最大の萌え台詞は
良識的で体裁を気にして、大人な自分を理性的に捉えようとする受が、
攻を前に完全にそういった壁を崩して、

『あんな子供に、君を渡したくない』

萌えすぎて死ぬかと思った!!

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購入済み

2021年09月29日

木原さんの割に痛くないな、と思ったら、かなり初期の作品とのこと。

デビューしたての頃の作品とは思えないくらい心の変化が生々しく描かれていて、スッと世界に引き込まれます。
読後感のいいお話です。

冬日はやや綺麗にまとまりすぎていると感じるところもありますが、本編はよかった。
柿本目線のオマケはちょ...続きを読むっと余計だったかな。

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Posted by ブクログ 2017年09月18日

高校生×教師。年下の男が、付き合ううちに成長していって、包容力を兼ね備えたイイ男になって受を溺愛するという夢のようなお話。でもそこに行きつくまでに、騙されて可哀想なはずの受の臆病でずるいところを、わりとシビアな目線で語っている作者の容赦のなさも垣間見え、所々にほんのり苦みを感じさせている。
親友のそ...続きを読むの後はともかく、二人の甘々で幸せなラスト。ハッピーエンド主義者にはここまでの木原さんで十分。

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Posted by ブクログ 2012年07月31日

2012/07/24
【やや好き】高校生:里見×教師:高橋。 出会い系雑誌に冗談で送った手紙へ返事が来たことで知り合った二人が、嘘だらけで正体を隠しながら体先行で恋愛する話。 臆病でズルい面倒くさい受だなぁ…と思わないでもないが、その小動物っぽさがいったんツボに入ってしまえば可愛いのかもしれないな…...続きを読む多分。 描き下ろしは、里見の親友:柿本が後輩にやられちゃってる話。 それは恋愛なのかな?と疑問に思うんだけど一生懸命に迫る後輩をもっとヒドい目に遭わせてやればいいなーと何故か嗜虐的な気持ちになった。 いや、柿本も大概な性格だとは思うのだけど、受けてる時点でどこか許せちゃうというか…。

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Posted by ブクログ 2012年01月30日

木原先生の話の中では読みやすいほうだと、レビューを見て気づきました。たしかに^^
小学校のころ眠る兎を(別の文庫で)読んで腐った道に踏み外したので、最初に読んだのがこれでよかったなあと思います。リベットあたりだったらトラウマになってたかも…(笑)

木原先生の作品がはじめての方にもお勧めできる話です...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年04月13日

軽薄な人間のいやな面を、
読者に眉をひそめさせるほどにBLで書くって
やっぱりなかなかできないことだし読めないものだなあと思います。
だんだんと愛情が生まれゆく過程が、
読んでいて引き込まれました。

養子縁組かあ…
もっと波乱万丈なのかと思っていましたが、
案外攻がゾッコンになってしまったんですね...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年11月03日

[高校生×高校教師]

私は木原さんの作品を読むのはこれで3作目ですが
この方の作品はどうも全体が回想のような・・・
なんというか、靄がかかった印象を受ける。
どうしてなのか分からない。
それくらい幻想的というかなんというか、独特の世界観を持っていると思う。

これはデビュー作らしいです。
凄くいい...続きを読むお話でした。

三話入っていますが、最後の短編はいらなかったと個人的には思います。
冬日まで読んで、素晴らしいと思ったのに、最後がちょっと残念でした。

タイトルの“眠る兎”というのはどういう意味なのか、気になります。

とても面白かったです。

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☆あらすじ☆

冗談のつもりで書いた一通の手紙。
その手紙に返事が来た事をきっかけに、
高校生の里見浩一は年上の男と付き合うことになってしまった。
本当の年齢も職業も隠し、そして相手の嘘にも気づかないふりで――。
嘘で固めた付き合いを続けるふたりは、
それでも不思議と惹かれあっていく。
しかし、たくさんの「嘘」がお互いにバレてしまい・・・!?

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Posted by ブクログ 2014年04月18日

おもしろかったです。
萌えるかというとそうではないけど、引き込まれ感アリアリです♪
雑誌デビュー作なのかぁ。
やっぱ木原さんはすごいな。。。

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Posted by ブクログ 2020年04月06日

冴えない教師に少しずつ嵌っていく主人公…歳の差、しかも年下攻め!萌えました!
スピンオフを最後に読んだら読後感モヤッとしてしまい星三つになっちゃいましたが、本編は主人公の初々しい恋心に堪らない気分になりました。

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Posted by ブクログ 2013年11月29日

冗談で出した手紙に返事が来て、興味本位で相手を見たいと思った里見浩一。何と相手は自分の通う高校の国語教員で
お互い身分を偽って、嘘をつき続けて
でも、何度も会う内に好きになって

本気のラブストーリー

2人の始まりから、それからの2人へと
読み終わっても2人は続いていくのだと
読んでいて終始気持ち...続きを読むの良いストーリーでした。

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Posted by ブクログ 2013年11月10日

「美しいこと」を読んでから、いつか他の木原さんの作品を読んでみようと思っていたのですが、ある本屋で大量に発見。まとめ買いをしたうちの一冊を今日読んでみました。
巻末をみるとかなり初期の作品らしいのですが、ほかのBL作家さんによく見られるような、初期故の文章の不安定さが無く、すんなり物語に入っていけま...続きを読むした。(文章が稚拙だといちいちひっかかって、物語に入り込めない。または時間がかかってしまう)

1冊にまとまっているものの、どうも章立てにしてはすんなりいかないなと思ったら、各々別に書かれたものらしいですね。それなら納得です。
話自体はよくある設定、ひねりもないので、短時間で読んでしまえて、あまり印象にも残らない感じ。
妄想させてくれる小ネタも散らばっているので、BL読みたい、、、で読むには丁度いいかも。

他にも数冊買ったので、順番に読んで行こうと思いますが、ほとんど新書判なので、このBooklogには感想を載せないかもしれません。

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Posted by ブクログ 2013年01月16日

木原さんは年下の未来ある若者を相手にする冴えない大人、と言う図式を何作は書かれてるが、その大人の方の「いやらしさ」と言うか「うじうじした」感じ、煮え切らなさ、下手に出ているように見えて上目遣いで自己主張する感じのある種の気持ち悪さが凄く出ていた(笑)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月26日

 里見浩一は、友人が持ってきたゲイ向けの雑誌を、他の友人と共にふざけて眺めていた。
 そのうちに誰かが文通コーナーに書いてある相手に「手紙を出そう」と言いだし、相手が好みそうな内容をみんなで並べ立てる。
 その手紙を「里見の名前で出していいか?」と聞かれ、「いいよ」と答えてしまう。

 数日後、里見...続きを読むの下に届いたのは、「一度会いたい」と書いた手紙の返事であった。

「人の真剣な気持ちを笑うような真似をするな」と友人に言われたものの、里見の想いを寄せる相手が「見に行きたい」と言い出したことから、里見は断りきれずついつい「いいよ」と言ってしまう。

 待ち合わせ場所に指定された喫茶店で、指定された席にいたのは、ホストのような見た目をした派手な男で、しばらくすると席を立っていってしまう。
 それでほっとしたのだが、店を出て行く寸前、実は里見に返事を送ってきた男が店を出て行った男とは違う男であることに気がつく。その男は、里見の通う高校の教師・高橋だった。
 一度はその店を後にしたものの、その高橋が、まだ待っているような気がして、里見は電車に乗って帰る前に再度店に戻ると、やはり高橋はいた。
「自分はゲイではないから、付き合うつもりはない」
 そう告げようと思ったのだけれど、高橋の怯えるようなすがるような顔を見ると、ついつい言いそびれてしまう。
 それどころか、帰り際に相手の連絡先を受け取ってしまい、途方に暮れてしまう。
 その後、直接言うよりはいいだろうと思い、「付き合えない」という言葉を告げるために何度か電話をかけるけれど、そのたびに話が弾み、言い出せないままに終わってしまう。
 そのままずるずると週に一度、会って話す関係が続き――

 という話でした。
 まさにミイラ取りがミイラになってしまったお話。
 最初はそんなつもりのなかった里見が、高橋と逢瀬を繰り返しているうちに、次第に彼に惹かれていって、片時も離れられなくなって、最後には養子縁組までしてしまう。
 なんか、若さって怖いって思うけど、そこまでいったらもう若さじゃないですよね。

 優柔不断だった始まりがいつしか本当になってしまったお話でした。
 ちょっとしっとり落ち着いた話なので、そういう話がお好きな方にはオススメします。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月15日

あとがきに「デビュー作」と書かれていました~。
優柔不断な里見が高橋と出会って変わっていく様子がリアルでした。
軽率で我が儘な女の子だと感じた遠藤さんも最後には男前なところを見せてくれましたね。
里見の親友の柿本、「冬日」に出てくる高橋の初恋の人、一ノ瀬、それぞれがしっかり里見と高橋に絡んでいて良か...続きを読むったと思います。そして、8年経った里見は、すごくいい男になっていてびっくり。高橋との出会いが里見を成長させたんだなと思います。
そして「春の嵐」あらら・・・柿本どうなっちゃうのかな?ちょっと意外な展開でした。

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Posted by ブクログ 2010年06月12日

ビーボーイノベルズ「眠る兎」文庫化 
イラストレーター変更 
書き下ろしあり

・初出 
眠る兎……小説b-Boy'95年12月号 
冬日……BBN「眠る兎」(2002年9月) 
春の嵐……書き下ろし 
※「眠る兎」「冬日」は単行本収録にあたり加筆修正しました。

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Posted by ブクログ 2010年04月11日

攻め視点で始まるお話って得意ではなく、しかもなんて最低なやつだろうと思っていた攻めが、段々と変化していく過程や年上の男の人との恋愛模様に引き込まれました。養子縁組をして家族になるという辺り、うるっときましたね;;書き下ろしの柿本視点の、あんな曖昧なままでいいんだ(苦笑)挿絵は苦手でした;;

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Posted by ブクログ 2009年11月03日

旧版を昨年読んだ時、浩一(高校生・攻)がノンケなのに何で、と思い
今回は出会いのきっかけにいくら高校生の好奇心とはいえ
幼い行動にイラッとしてしまいつつも、まぁよい作品だと思えたのは
浩一と先生(ウケ)の心理的攻防が非常にいいと思ったから。

表題作に続く短編『冬日』でも、先生の葛藤がよかったんだけ...続きを読むれど
あとに続く書き下ろし『春の嵐』にも言えることだが
何で幼馴染が、何で親友までもが、そんなにすんなりと
男と関係を持てるのかというBLマジック的な展開がいささか…。
BLだからなんだろうけど…うーん…。
そこは醸すだけでよかった気がする、先生の幼馴染。

そして本音を言えば、浩一の親友、柿本までもが…というのは私的には残念要素。
彼にはあくまでも『ノンケの親友』であってほしかった。
いくら不思議に思っても、彼の根幹にあるものは『理解できない』まんまでよかったのではないかと思ったので。
そんな興味本位で男と関係を持つってがどうしても~と思ったので
なので最後の短編はサービスサービスvvだったはずだろうのに
余計な感じが否めなかった。

全体的に言えるのは、主役二人の心理的変化は抜群によかったです
切なくて。

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