木原音瀬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
木原先生の同名小説のコミカライズで、
私は先にこちらを読んだんですがちょっと後悔(-_-;)
とても切なくて良かったので、先に原作をじっくり読みたかったな…と思いました。
女装して夜の街を歩く松岡。
ある夜、行きずりの男に乱暴された松岡を救ったのは、会社の冴えない先輩・寛末。
それをきっかけに女装姿のまま逢瀬を重ね、
やがて寛末から告白される。
もう会わない。もう会えない。
初めて知った自分の想いに松岡は…。
女性だと思ってた相手が実は男だと知って、一時的に避けられるものの、すぐに寛末は自分の心に気づいてめでたくハピエン♡………と思いきや、これが拗れに拗れていっちゃうんですよね〜(^_^ -
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最後泣けます
犬飼さんも河内さんも本当に辛いです。
読んでて辛いけど、最後に幸せになってくれて本当に良かった。
犬飼さんが河内さんのお腹にキスしてるイラストのところでホロリと泣けました。
発情期で絶対妊娠するわけではなさそうですけど、それでも9割の確率で妊娠となると、河内さん、これから何人産むのかな…。
この2人なら幸せな家庭が築けそうって最後に思えましたけど、早く河内さんに効く薬や方法が出てきてほしいです。
あと、家政婦さんがすごい。孫のような子供たちとはいえ、ワンオペで長期間も。家事もしてるのにすごい。
福岡のお土産、いっぱい渡してあげてほしいです。 -
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最高だったー!!!
表紙の2人の話と、その息子の中学生の頃と、その後の3作ですが、どの話も欠くことのできない、それぞれの話に深みを与えてる構成になっていると思いました。
いつもはBL読むときは「BLファンタジーが読みたいんじゃー」と、正直、親子要素は邪魔でしょうがないのですが、今回は2作目のBLではない親子エピソード「歯が痛い」が一番好きでした。
心理描写や台詞回しが秀逸。
1作目の主人公の人物像に深みを与え、かつ、3作目の背景になっています。
私は木原先生のファンですが先生の描くダメ男が大好きで、今回ももれなくダメ男がいます、、、!
木原作品が好きな方なら、ぜひお勧めします!
こちらは表紙の優しい雰囲気の通 -
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続きください
漫画から原作小説を読みました。
表紙絵が素敵です。
小説挿絵とはキャラデザインが違いますが廣末さんは冴えない男性ってことで漫画版のイメージが個人的にはイメージが近かったので違和感はなかったです。小説版は美形な感じだったのでそこは好みの問題ですがどちらも絵がきれいで良いです。
基本的にずっと片思いの主人公が悩んで苦しむのですが表情の描き方が繊細で良かったです。特に時計のカットが切なかったです。
長くなりそうですが本編はこのあとからって感じがするので続きのコミカライズもまっています。主人公が可愛いなあと思ったのもこのあとからなので同時にしんどさもアップしますがこのキャラデザで見てみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ萌えをいっぱい詰め込んで煮詰めたとあとがきにありましたが、そのとおり濃厚で読み応えがありました。南の国境線での出会いから始まり色んな意味で匂い立つ暑苦しさがありそれがまたよい。
棒としてガレが選ばれたのとか結婚さえも都合が良かったからで飄々と何に対しても愛着のないジャック(ふた◯◯軍曹雄味しかない強強受※あとがきより要約)に対し、ガレ(攻・妄想系インテリ年下ワンコ※あとがきより)の強火のねっとりな恋心が切なくときにうざかったり笑えたり可愛かったり。何度も地獄に突き落とされ絶望からの一筋の希望→絶望→一筋の希望…のジリジリからの展開、戦場シーンはリアルで生々しく怖くて、ジャックがかっこよくて痺れ -
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凄いの一言
冤罪なのに刑務所送り。刑務所の生活がとてもリアルに書かれており、理不尽だと思う堂野の心の叫びが凄く伝わってきました。そこで出会う喜多川とのやり取りも、行動範囲が決められてる独特な世界の中、お互いの気持ちの変わりゆく流れが自然体で、凄く読みやすかったです。
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ひえ〜
怖くて怖くて
途中何度もやめようと思ったけど、結末が気になりすぎて最後まで読んでしまった
ここ数ヶ月の中で読んだ小説の中で一番やべえ話だった
人におすすめはしづらいけど、結局おもしろかったので、もし手を出してしまった人がいたら、挫けずにちゃんと最後まで読むことをおすすめします -
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やっぱり凪良ゆうは良い
初めて文芸雑誌のようなものを読んだ。
凪良ゆうが好きすぎるのもあるし、何よりもBL作家による非BL作品の特集というのに惹かれた。
BL作家に「普通」から少し外れてしまった息苦しさに寄り添っているのがいい。
半沢直樹のような、分かりやすい苦しさではなくて(そういった作品も面白いんだけど)、幸せに生きているはずなのにどうしてだか感じてしまう息苦しさを丁寧に掬い取って、少しの希望を見せてくれるようなそんな世界観が本当に好き。
凪良ゆう「汝、星のごとく」は、やっぱり凪良ゆうの書く小説に共通する苦しさと暖かさがあって良かった。
毎日のように後編まだかなと待ち望んで、先日やっと後編が出たから早く読みた -
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うん!いい!
上巻では惣一の嘉藤への構ってちゃんが凄すぎて『えぇ〜‼︎』と若干引き気味でしたが、下巻では、嘉藤と離れてた2年間で少し落ち着いたんだね!と思いきや…
あららら?あれまぁ!おやおや?びっくり!色んな感情が出てきて、私の心の中があっぷあっぷ状態。本当に色々な出来事があります。
最後までこの2人どうなるの?と思いながら上・下巻一気でした。
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引き込まれる
裏社会の話はあまり好きじゃなかったのだけど…
えー何これ?ヤクザと中学生?から始まり、路彦と山田の奇妙な関係にどんどんのめり込みました。
2人の関係がどんな風に変わっていくのか早く知りたくて 一気読みしちゃいました。
さぁ、下巻へGO!だ。 -
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買って良かった
1人をずーっと想い続けるって 単純に凄いなと思いました。邦彦の一途さに拍手です。
『歯が痛い』では 俊一の父親への想いを考えたら本当に切なくて…
もう一つのストーリー『十年愛』は心が温かくなる話でした。
泣いたりジーンとしたり、胸が苦しかったり…でも最後はこの本との出会いに感謝致しました。