【感想・ネタバレ】アオイトリ【イラスト入り】のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

大好きな作品です

2021年01月26日

大好きなあの木原先生がオメガバースを!?と、初めてこの作品をアンソロジーで見かけてから、ずっと続きを追い掛けていました。
そして、単行本になることを知った時から発売日を心待ちにしていました。
レビューを書くのは苦手なんですが、大好きなこの作品の星をひとつでも増やしたくて発売直後に感想の下書きをし...続きを読むていたのですが、大好きな作品なだけに感想をなかなかまとめられず今になってしまいました。
2/3位は既に読んでいたので内容は知っていたのですが、二転三転する展開に先生の心理描写が相まって、何回読んでも感情移入してしまってぼろぼろ泣いてしまいます。
我慢して我慢して、堪えきれなくなった様々な想いが溢れ出てしまう瞬間や、登場人物のみせる行動、ふとした仕草ににじみでる人柄や感情の描写がすごくリアルで心をぎゅっと鷲掴みにされます。ほんとうにこの細かい心理描写はさすが木原先生だなぁと、先生の作品はどのページから読んでもあっという間に本の世界に引き込まれます。
最後はすっきりなんですが、この世界観をまだ味わいたいので願わくば続編を…!ぜひ…!読みたいです!!
オメガバースがお好きな方や、迷っている方にはぜひ読んで頂きたいです!最初は主人公、辛いですが、ずっと思われ続け、最後は心がほっこりする系なので、辛いのが苦手な方もよければ!!

2
ネタバレ購入済み

オメガバースだけど…

2023年04月17日

オメガバースっていうと本能で惹かれあってなんだかんだあっても幸せで終わる、そういうイメージです。

大体オメガ作品の主人公って自分の性別を多少なりとも受け入れているように思いますが、この主人公は全く違っていて、かなり否定派。

実際の人間に近い感覚を持ったキャラクターで、オメガバースが実在すると考え...続きを読むても主人公の苦悩は共感できました。
しかもそれまでは大きな問題もなく生活できていたので尚更…。

この作品では他のオメガ作品では決して描かれない闇みたいなものが書かれていて、ただ甘いだけじゃないところがこの作品のポイントでした。
見落とされがちなところに焦点を当てているのが木原先生らしい良い作品だなと思いました。

甘々で幸せな作品を読みたい人、普通のオメガバースを読もうとしている人には辛いと思いますが、読み応えとしては十分です。

私のような木原作品初心者にはとても優しい作品でした。木原先生気になっているけど不安だなと思う方でもこれは大丈夫な気がします。それでも甘々になるのはかなり後半からですが…。

0
ネタバレ購入済み

最後泣けます

2022年11月18日

犬飼さんも河内さんも本当に辛いです。
読んでて辛いけど、最後に幸せになってくれて本当に良かった。
犬飼さんが河内さんのお腹にキスしてるイラストのところでホロリと泣けました。
発情期で絶対妊娠するわけではなさそうですけど、それでも9割の確率で妊娠となると、河内さん、これから何人産むのかな…。
この2人...続きを読むなら幸せな家庭が築けそうって最後に思えましたけど、早く河内さんに効く薬や方法が出てきてほしいです。
あと、家政婦さんがすごい。孫のような子供たちとはいえ、ワンオペで長期間も。家事もしてるのにすごい。
福岡のお土産、いっぱい渡してあげてほしいです。

0
購入済み

2022年09月29日

運命の番なのにとんとん拍子に進まないところが面白かったです。
攻めの家族とはその後どうなったのでしょうか。
その一点がとっても気になります。

0
購入済み

意外

2021年06月04日

木原先生はあんまりオメガバースを描くイメージがなかったのですが、とてもよかったです
私のよく見るオメガバースものだと最初から最後までイチャイチャしてるのばっかりというイメージだったのですが、これは全然そんなことなくて、二人がちゃんとお互い向き合うようになるまでのお話が丁寧に書かれていてさすがだなと思...続きを読むいました

0
ネタバレ購入済み

2021年05月23日

木原先生のオメガバースもの。前半はお互いの気持ちが合わなくて辛い場面がありましたが、後半はようやく通じ合えてハッピーエンド。最高の結末でした。心理描写が丁寧に描かれているので、感情移入してしまいました。とても素晴らしい作品だと思います。

#泣ける #切ない

0
購入済み

執着攻めの片思い

2021年03月14日

スパダリの執着や片思いがたくさん堪能できました。読んで良かった!


この本は3つの話で構成されていて、『アオイトリ』は受け視点。2人がくっつくまでの話、といっても心が通い始めそうかなってとこで終わります。

受けはもともとはノーマルだし、学生時代のショックな出来事で同性との恋愛は論外って...続きを読む感じなんですよね。
攻めは受けと同じ会社の5歳くらい年下の後輩なんですが、社内でちょっと浮いちゃうくらいかっこいいし有能なα。

攻めはそんな受けと少しでも接点を持ちたくて吸いたくない煙草を片手に喫煙所に通ったりする様子がいじらしいんです。
読んでてスパダリな攻めの思慮深さや優しい人柄がじんわり伝わってきます。かわいいです。
ただオメガバースものなので、そんな控えめにも感じる攻めが受けの発情期にガツガツいってるのがもうたまらないです。


続いて『アオイトリ2』は攻め視点のお話。
子供ができたりいろんな出来事があり、番になり一緒に暮らし始めますが、まだラブラブとは程遠い状況で2つ目の話が始まります。

攻めが受けに心から受け入れられてないことに寂しい様子が伝わってきます。受けに心を自分に開いて欲しくてジタバタしたり、でもこっそり買ったペアの指輪はまだ渡せないかわいい攻めがたくさん楽しめました。良かったです。
それに受けのことが大っ好きなのに心がすれ違ってHしながら受けの傷つくこと言っちゃう…けど抱き潰すみたいな。大好物です。


3つ目のお話は書き下ろしで、やっとラブラブになった2人が読めます。
それまでの話では「身体は気持ちいいけど心は…」みたいな絡みばかりだったので(好きですけど)、これでもか!とイチャイチャしてて甘かったです。


1つ目のお話ではノーマルで彼女もいる受け相手に攻めが手の出しようもなく片思いしてる様子がぼんやりとしか見えないんですよね。受け視点なので。

でも本を読み進めるとすごく受けに片思いしている様子がわかってきます。
愛してもらえない寂しさから、受けに対してほの暗い執着も抱いてる様子が人間らしくリアルに感じました。

「あのとき攻めはどんな気持ちだったのかな?」とまた1つ目の受け視点のお話を読むのも楽しかったです。

執着攻めの片思いするのが好きな方にお勧めしたい本です。

0
購入済み

よかったです

2020年03月16日

最初の方は思いがすれ違って、痛くて辛いけど、幸せな気持ちにもなれて満足の1冊でした。
受け攻めともに男らしくて、かっこいいので、気持ちよく読めました。

0

Posted by ブクログ 2020年03月12日

「事故」で妊娠してしまった河内。恋人との結婚を望んでいた河内にとって、絶望的なことだったと思う。いくら子供が可愛くても、自分が産んだということを幸せと感じられないことや、自分をコントロールできないのは辛いと思うし。
最初の「事故」のせいで、とにかくすれ違いまくっている河内と犬飼。ちゃんと分かり合いた...続きを読むいのに、本音を言えない2人がもどかしかった。最初は「恋」ではなかったかもしれないけれど、幸せな家族になるのが想像できて楽しい。河内の生真面目さは大変なこともあるけれど、腹を決めたら自分を曲げなさそう。

0
ネタバレ購入済み

幸せになれる

2020年03月07日

木原先生でハッピーエンドが読めます!(笑)
ただ少し残念なのはオメガバースの醍醐味である子ども可愛いーーーー!!というシーンは少なめ…あくまで当事者になった二人に焦点を当ててストーリーが進んで行きます。木原先生らしく、オメガバースの世界観ではスルーされがちな価値観にメスを入れて心の葛藤を書ききっ...続きを読むていました。
でも、最後はちゃんと甘々ラブいちゃにたどり着くのでご心配なく!欲を言えばもう少し家族としての成長も見たいな~というところですが、それはぜひ続編を期待して……続くといいな、と思う作品でした!

0
購入済み

木原さんらしいオメガバース

2020年03月05日

痛くない木原さんと聞いて読み始めたものの、前半は苦しい展開の連続で読むのが辛かったです。でもしっかりハッピーエンドなので挫けず読んで良かった。木原さんらしい、木原さんにしか書けない痛甘いオメガバースです。

0

Posted by ブクログ 2020年03月03日

もうほんと…たまんないな…このどうしようもない関係がほんと好き過ぎる。ほんと好きだーなんだこのふたりー好きー。もうこれしか言えない…

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月01日


嫌な奴を読み切る前に、こっちの感想を書かねばなとずっと思ってたので、読み終わってからちょっと経ってしまったけど思いの丈というか迸った萌えの残滓を語りたいと思います……

前談として、オメガバースってそれほど携わってきたわけではないんですが、改めて思う節があったので先に語る。
Ωの境遇について。今作...続きを読むでもそうだけど、この世界観でのΩ生き辛すぎないですか?社会的ヒエラルキーで最下層、(おそらく)第二性の中で一番人口も少なく、動物的能力にも他と劣る……言い方悪いけど、正直生まれた時点での「劣等生」度が著しい。
オメガバースの世界観がどれくらい厳密に構築されているのかわからないので、ここからは単なる憶測です。
例えば第二性の発生(発見)が人類の歴史の中で何千、何百年以前という昔の話だったとして、Ωの総数がここまで少ないことを若干不思議に思います。生殖機能に長けたΩは、生活環境の整わない発展途上の社会では、子孫繁栄のために重宝されそうだしなぁと。なので昔(言い方は濁す)はめちゃくちゃ少なかったり社会的偏見の対象ってほどではなかったのかも。
しかしその特異体質(主に発情期)はやっかいで、いろんな文明社会を引っ掻き回し、あらゆぬ因縁をつけられてきた。
なので近年、中途半端に理性が発達した社会では、Ωは目の上のたんこぶのような厄介者へと変貌した。なんせ発情期は、理性的人間が嫌う最も野性的本能行動ですもんね……
社会に根差すΩヘイト、マイノリティすぎるΩ人口があるのは、遠くない過去、大規模なΩ淘汰やジェノサイドがあった可能性も示唆していそう。誰もが生きやすい社会へと男女平等を謳うような、第二性平等を図るバリアフリー対策があまりなさそうなことからも、この社会の歪みを感じますね……
とまあ、あまり社会学的なのはわからないのでこれは全部勝手な妄想なんですけど、そんな中で生きているΩの人たちはすごい大変で、河内のようにβやαに紛れて社会活動に励むのはとてつもない努力がいるんだろうなと思った。発情期って本当に厄介そうだもんね……自分は女性なので生理の辛さは理解しますが、周期的に似ているヒートは、自分が苦しいことに加えて周囲も巻き込んでしまうわけですから。しかも死の危険に晒されているにも関わらず、失敗すれば『自衛がなってない』と全てΩのせいにされちゃうし。ヤリ逃げされてもΩのせいになんて、つくづく恐ろしい社会だ……

前置き長くなっちゃいましたが本題。
『アオイトリ』は運命の番がテーマの話で、先生にしてはライトで読みやすい、そして心の底からハッピーになれるタイプでストレスなく楽しんで読めました。
言葉足らずな二人にやきもきはしましたが、思いやりのある人たちだったので、すれ違いが乗り越えられれば心配なさそう。
にしても運命の番というチート設定はずるいもんだよなぁと思う。腐女子大好きだよねこういうの!私も大好きです。
今回の河内と犬飼、運命の番じゃなかったらお互い意識もしなかっただろうし出会ってもいなかったかもしれない。そんな二人が予め定められたレールに沿うように結ばれる運命っていうのがはあ、BLっていいなあとしみじみ思うところ。
ではあるけれど、運命だから仕方なく番になる、みたいな諦念から辿り着いた関係ではなく、運命に沿って出会いながらも、互いの感情の揺れがあって惹かれあっていく過程が丁寧に描かれるのが美しい。これが醍醐味だよね!
個人的に大好きなのはプロポーズの場面で、直前に「お前には俺の気持ちが絶対わからない」って断言してた河内が、犬飼の告白を受け入れようとしてくれるところにはぐっときましたね……普段とは違う、発情期の自分への戸惑いと嫌悪を乗り越えて、犬飼の直向きな想いを信頼すること。始まりが歪だっただけに、河内にとっては恐ろしかっただろうけど、指輪という明確な形で二人が繋がれて本当によかった。人間同士、いかに運命の相手と言えど、境遇も立場も違えば分かり合えない部分があるのは当たり前だけど、共に過ごす中で見つけた相手の良いところとか好ましい性格とか正の感情が明確に勝ったのが、まさにこのプロポーズの瞬間かなと思った。
河内にとっての35年がたった1日でひっくり返されて、恋人も失い、事故のような形で身篭ってしまう。河内は一番危惧していた最悪のシナリオを歩き始めたわけだけど、可愛い子どもたちやスパダリ犬飼の存在がこれから彼の意識を変えていってくれるはず。
彼が、「お前が運命の番でよかった」そう言ったときは、犬飼と一緒に涙を流してしまった……河内の最悪のシさナリオが、最高に塗り替えられていく未来が楽しみで仕方ないです。
ここから先、彼らの家庭は心配ないなと安心しつつ、しかしながら問題があるとすれば犬飼家ですよねと思う……
先生が続き書きたいなあ的なコメントをされているのを拝見したので、おそらく犬飼家とのいざこざは出てきそうだなという予想。あ〜怖い……
家族との確執は、『home』(だったかな?)や『同級生』の2組目、数学カップルのときのトラウマが頭にこびり付いてるので、めちゃくちゃ恐怖ですよ。犬飼家お兄ちゃんも理解なさそうだけど、両親は輪をかけてヤバそうだよねと勝手に思ってる。とにかくいろいろ妄想しつつ、(本当にあるかわかんないけど)続きが出るのを辛抱強く待ちます。
あ、大切なこと忘れていましたが、セッはとにかく濃厚で最高でした!これでもかというほどの描写本当にありがとうございました!オメガバース最高!

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月12日

オメガバースで、サラリーマンもの。半分苦手で半分好物という、アメとムチのSMプレイ作品でした(笑)
でも、センセの作品では甘いらしいという噂を鵜呑みにして手に取ったら、読み始めはとんでもなく痛かったのでやっぱり木原センセだわと思いました。

美形でハイスペックで超優しい27歳の営業部エースのα×βに...続きを読むなることに憧れている発情期が軽い体質で34歳のノンケのΩ。
二人ともガタイが良くて男っぽいリーマンだったのが、ツボど真ん中でした!
αの攻が運命の番のΩに出会って恋に落ちるけど、ノンケのΩに全く相手にされなくて、ずっとずっと片思いをした挙げ句、何とか結ばれるもののまったくといっていいほど愛してもらえず…!!
犬飼がめちゃくちゃ不憫でした…河内は産まれた子供のことは本当に愛して大事にしているけど、そのために理不尽な人生を強制されたのだから、元凶の犬飼を受け入れられないのはとても理解できる気がします。

好きでもない男の子供を産むとか、オメガバースでなくとも共感を持って考えさせられる問題です。
河内の身になってみれば、絶望しかないですよね。
でも、その元凶だった犬飼は、女子目線だととてつもなくスパダリで、嫌う理由がいっさい見当たらないのですよ…スパダリオブスパダリじゃん。
そこが犬飼が不憫に思えて仕方ないところで、思わずかわいそうっ!てなっちゃったわけなのです。

だから、後半粘りに粘った一途なオトコ犬飼がやっと河内に受け入れられて両想いになった場面からはもう、歓喜しかなかったです!!
多少、酷いHをしちゃったとしても彼の気持ちになるといたし方なかったかも。それで、河内の苦しみも癒えたというのもあるし。

そんな二人だったけど、お互いの気持ちを誤解していたのがわかってからは、ラブラブでやさしい気持ちのふれあいがてんこ盛りで、子供たちもかわいくて、読んでいてそれまでの痛みがすべていやされました。
…沢子さんの存在はとても大きかったと思います。あの人がいなかったら、仕事面でも恋愛面でもこんなにはうまくいかなかったでしょうね…
沢子さんがいたのは、二人にとってとても幸運だったと思うけど、子育てにはやっぱり助けてくれる人の存在はマストだなと、またBLとはかけ離れた感想を抱きました。
そういう、リアル感があったのはすごく良かったです。

エロ的にはとても萌えるものがありました。雄っぱいとミルクはヤバかったです…しっかりしたガタイのオトコが授乳とか、激萌え。
Hシーンも辛口から甘口までバラエティ豊かで妄想しまくりでした。
その後の幸せな家族の様子も垣間見たいです。
ところで、フェロモンのにおいってどんなのかな~?気になりすぎる。まぁ、とてもいいにおいだというのは理解しましたが。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月06日

最高。
アンソロジーから同人誌まで追いかけてようやく二人のハッピーエンドが見られて感無量。

体質的に発情期が軽いため、35歳まで童貞ならβになれるかも?と希望を抱く受けの河内と、そんな河内のことを実はずっと好きだったαの犬飼の話。
河内はβになって、好きな女性と結婚する!とまで思っていたところに発...続きを読む情期が来てしまい…だったので、すさまじい絶望。ただただ地獄だったろうなと気の毒になった。

アンソロジーでは事故から番になり、すれ違い、死ぬ寸前までいっても二人の気持ちが寄り添うことはなく、これはいったいどうなるんだ?という途方に暮れた気持ちになった。

続きの同人誌でも、やはり二人の気持ちはすれ違ったまま、苦しみから逃れるために別の苦しみを得ていて、大変痛々しかった。最後の最後にようやくちょっとだけ報われたのか…?と、いっぱいの疑問の中に少しの安堵を見つけた気分だった。

そして、単行本化によって、同人誌での話に加筆修正がなされ、二人の気持ちがようやく通いあうようになり、書き下ろしでは、これを待ってた!というほどのラブラブっぷりで、幸せな気持ちになった。

今まで発情期の症状が軽かったという幸運の代償かのように発情期の症状が重くなり、他の人がやってる対処法でもダメというどん詰まり感がひたすら苦しかった。
河内が高校時代にレイプシーンを目にしたことで、男が男に犯されるなんてっていう拒否反応の強さが自然でいい。だからこそ、犬飼によって、好きな人とならいいんだという呪いの解放が良かった。
また、犬飼のほうもどれだけ河内のことを想ってるか犬飼視点ではもちろん、最初の河内視点でも伝わってきて胸にくる。

犬飼の実家のこととか、これからの子育てとか、そして二人のラブラブなところとかもっと読みたい。

0
購入済み

ゆっくり幸せになればいい

2022年03月30日

Ωである河内目線と αである犬飼目線で 様々な葛藤と心の変化が丁寧に書かれていたと思います。
Ωを軽視する犬飼の親御さんや兄弟の話はどうなった?と少し気になりますが…

まぁ、素直になった河内と犬飼が幸せであれば、それでいい。

0
ネタバレ購入済み

オメガバース

2021年10月23日

木原さんのオメガバースで甘々という前評判だったので、甘々辺りに不信感を感じつつ読み始めたら、全然甘くなかった。
むしろ前半は絶望しかない。さすが木原さん。めちゃくちゃ落としてくる。
書き下ろしでやっと甘さが出てきたけど、河内さんからしたらなかなかの地獄だったと思うし、犬飼くんも可哀想だった。
面白か...続きを読むったんですけどね。

0
購入済み

2021年06月06日

オメガ物は苦手なのに木原先生の作品だったので読んでみました。さすがにオメガ云々という設定は辛くて好きじゃなかったけど、でも本自体は面白かったです。先生特々の人をどん底まで追い詰めるような展開がよかったです。

#カッコいい #切ない #ドロドロ

0
購入済み

怒涛の巻き返し笑

2021年05月24日

あとがきで、1部までで幸せが見えないと書かれてあったけど、かなり最後の方までそんな感じでした笑伝えられれば上手くいく話だとは思ったんですけどね。結構大変な感じなのが好きです。途中、攻めの家の話があって、もっとドロドロするかと思いましたがなかったですね。まぁ、それがなくても、大変でしたが笑

0
ネタバレ購入済み

木原作品には珍しい正統派キャラ

2020年11月13日

木原作品には珍しいイケメンで優しくて常識人の攻め!びっくり!受けも社交的で性格男前のおじさん(と呼ぶにはぜんぜん若い三十代)と、木原作品では珍しいキャラな気がします。イケメンで一途な年下アルファが、自分を愛していないヘテロの年上オメガになんとか愛されたいと頑張るお話。それにしても、オメガの河内さんに...続きを読む訪れた体質変化はキッツイ……

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年07月01日

オメガバース、ではあるけど、萌えというよりかなりそのオメガ性の社会での生きづらさ息苦しさ強め。ハピエンだけど、だけど…これってずっと続くの…?!て考えてしまって読んだ後ホラーだった

1

Posted by ブクログ 2022年01月23日

Ωの発情に個人差があるのだけど、河内のそれは数多あるΩバース作品の中でも群を抜いて不遇だと思いました。
二人の関係が成就するまでのハラハラ感が好きです。

0
購入済み

気になる

2021年10月14日

二人はハッピーエンドでよいのだけれど、家族は?

0

Posted by ブクログ 2020年06月18日

木原さんがオメガバ!?なんじゃなんじゃと読んだらやっぱり一筋縄ではいかない…流石木原さんや…。
甘々じゃないんよなあ…スパイスがききまくっとるというか、オチに行くまでがつれぇ!笑
はよ2人共仲良くしてやー!と気を揉んだわ。
仲良くなった時に今までの辛さがじゅわーっとなって、木原さんの飴と鞭だなぁとし...続きを読むみじみ思うわけです。

ここから余談なんだけど
今までもちょくちょくオメガバを見てきたけど、やっぱり設定自体には萌えないと改めて思うた。
唯一オメガバ読んでて良いなと思うのは、尊い2人が子をなして(超幸せそう&くそ協力的に)子育てしているってところ。
現実では中々難しいことでドファンタジー過ぎるから素敵…と思うのかなーなんてふと思いました。


木原さーん、ヤクザもののどエロいしんどいのが読みたいよーー( ´`)笑

0

「BL小説」ランキング