木原音瀬のレビュー一覧

  • 箱の中 【講談社版】

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    めちゃくちゃよく練られている作品です。
    こんな悲しいことがあってもいいのか?と世の中の理不尽さに切なくなります。
    決してないとはいえないようなこと、他人事とは思えないことだと思いました。
    続編?の檻の外をセットで読むとさらに深みが増して、BL本領発揮って感じになりますね。
    最後も悲しい終わり方ですが、ある意味堂野も喜多川も幸せな時間を過ごせたんだなぁとホッとしました。
    とにかくBL好き以外の方にもお勧めしたいヒューマンラブな本です。愛とはこういうものなんだね。
    しかし女はしたたかでズル賢いなぁ、、と思った。

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    2024年10月26日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち

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    みんみんさんに教えて頂いて即ポチ。
    木原音瀬さんだったので、多分間違いないだろうと。

    間違い無かったです(*^▽^*)
    何これ、めっちゃ面白いじゃないですか!!
    ビール飲むのもやめて最後まで読んでしまいましたよ!すっごい面白い。
    多分、女子が読んだら絶対面白い(笑)

    アルくんが、まぁ何とも可愛らしい。泣いちゃったり、暁に好かれようと必死だったり、兎に角かわゆいのです。
    アルには優しい忽滑谷や、アルにも他人にも厳しい暁というキャラもとっても魅力的。

    キャラクターがとってもいいですね!
    そしてお話も面白いし、文章もやっぱり読みやすい!木原さんって何読んでも面白いですね!!

    最高の一冊でした

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    2024年10月13日
  • 惑星

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    終始ムラの一人称で展開していく。
    『箱の中』の喜多川と通じるところがある。
    自らを客観的に把握できる第三者的な視点を持っていること、持てること。
    それを欠くと世界はこんなにも...










    〜〜〜以下(ちょっとだけ)ネタバレかも〜〜〜











    木原先生は商業本の完結編を同人誌で書かれるパターンが結構多いので、期待してしまいます。

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    2024年10月04日
  • 惑星

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    ネタバレ

    Web連載のときには最初は読みづらさを感じたものの先が気になり引き込まれ続きが気になって待ち遠しくて更新を楽しみにしてました。ここで終わるの?って衝撃を受けたので、単行本は加筆があるとのことでどんなラストになるのかも気になり(救いも求めて)一気に読んでしまいました。
    ムラ視点中心なのでムラの惑星に迷い込んだ気分。まだ引きずってます。最近の木原先生はハピエンが続いてた気がしてたので油断してた。えぐられました。
    胸が苦しい。でもあぁ好き…この世界観。ってなる不思議な魅力なのがまさに木原音瀬先生の作品。

    コミコミ特典のカードにあるSSは、宮口の結婚式の二次会とその帰り道のカンさん視点。カンさんがム

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    2024年10月03日
  • 惑星

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    ネタバレ

    主人公ムラによる完全な一人称の小説。ムラの目を通して世界を見るため、ムラがわからないところはわからないし、話を聞かなかったら会話も描写されない。記憶もあやふやで、人の感情の機微もわからない。それでも、小説を読んでる読者はわかってしまう。
    そこが面白かった。
    ネット連載の単行本化。連載のその先がわかるかなと思ったが、特典SSで少しわかる程度。
    続きが読みたいです。

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    2024年10月01日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 5巻

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    アル、ドラマの撮影と両親の姿を見に行く為に暁と共にアメリカへ。
    国内線でキエフと再会する…

    わ~~~~胸がギュゥッとする巻だった…

    原作未読なのだけど、巻末の原作者・木原音瀬さんの短編小説で数年後がちょっとわかっちゃた。

    続き、楽しみ!

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    2024年09月22日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 4巻

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    また痛い〜〜〜〜でしたが、復活。
    ホント、吸血鬼でよかったよ、アル。
    暁が良きエンバーマーで、忽滑谷が出来るちょ〜っと黒い刑事でよかった!とも思える巻でした。

    そして、とうとうBのLに?!っていう、だがしかし笑える展開、最高。
    何やかんや拒絶はしない暁にキュンです。

    続きが楽しみだっ!

    1
    2024年09月22日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 2巻

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    近付いてきましたね〜 アルと暁。
    吸血鬼でよかったなんて言われたら、もう
    ねぇ。

    しかし、痛かった…あの深い傷。
    人型で殺されかけた時もだけど、蝙蝠型でズタボロにされた時…そのまま人型に戻った時…暁でもキツそうだったもんなぁ…

    そんなこんなの後、忽滑谷からのお礼の品にうれしそうに日本語で名前書くアル、めちゃかわいい!

    次巻も楽しみ〜

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    2024年09月21日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 1巻

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    原作未読、マンガを電子で途中までは読んでいたけどやっぱり紙が好きで6巻まで揃えたので読み返してます。
    原作ファンの方が多いんですね~
    でもコミカライズ版も皆さん納得されているようで、流石は羅川真里茂さんですね!
    絵が美しい。
    蝙蝠アルはめちゃかわい~〜〜

    最初から読み返すと、アルの生きづらさを改めて思い知るようで…
    まだ二人の間にはかなり距離があるけれど、もう放ってはおけないだろうなってのも。
    続きが楽しみ過ぎる!

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    2024年09月21日
  • 美しいこと 【講談社版】

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    痛くて切なすぎて、もう読むのをやめたいのにやめられなかった。出勤の電車の中で読んで苦しい描写に気持ち悪くなってしまった、体調に異常。でもここまでの体験があるなんて、信じられない。木原音瀬先生から目が離せないなあ…

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    2024年09月03日
  • 箱の中 【講談社版】

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    初めての世界でした。
    BL物語は正直読まず嫌いというか、生理的に避けていました。本を買う時はあらすじを読んだ際の印象で決めて購入しています。何が印象なのかと問われるとすぐには答えを出せませんが、誰かがインタビュー式に私の回答を引き出してくれれば、それを思い出す事はできるでしょう。
    こんな話はさておき冤罪、刑務所、信用、家族、そして彼。2人の思い。この複雑な環境の中で幾多の試練。もう2人だけでは解決できないー。2人の欲望が激しくぶつかり合う。
    こんなリアリティが味わえる本はなかなかないと思います。
    普段読んでいる小説のジャンルに飽きている方、オススメです。

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    2024年08月28日
  • 灰の月 下【イラスト入り】

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    月に笑うのスピンオフシリーズ。月に笑うを読んでそのままこの作品を読んだので、テンションの違いに吐きそうになりました。でも、ただのBL作品ではないドスンとくる重たさがあるのが木原先生。「箱の中」でファンになった私ですが、また違う角度で心を掴まれた感じがします。
    ハッピーエンドなのか、もはや私には分からない。でも先生の作品ではいつも、何もかもを失って残ったものを大事にする主人公が描かれているので、そういう点ではこの2人はハッピーエンドだったのかなと思いました。好きな作品は何度も読み返す私ですが、先生の作品は胸焼けするくらい苦いので、この作品も2度目を読む日は遠くなりそうです。でも、1度読んだだけで

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    2024年08月19日
  • 月に笑う 下【イラスト入り】

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    読みながらずっと苦しかった。木原先生が書く小説は読者の私が苦しくなる作品が多いんですけど、これもウウってなりながら読ませていただきました。
    すごくいい作品なのに、自分の感想に厚みがなさすぎて先生に土下座したいです…こんな語彙力ですみません。でも、ホントに良かったです。特に後半は泣きそうでした。私も手に入れたい欲はあるのに素直にそれを受け取ろうとしない素質があるので、山田と共に路彦に叱られてる気分になりました。欲には忠実に、特に愛には素直に従っていきたいと思いました。
    続編と言っていいのか分かりませんが、元々は「灰の月」という作品が気になって、でもこの作品が最初だとレビューで拝見したので読んだ作

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    2024年08月18日
  • 灰の月 下【イラスト入り】

    購入済み

    私が木原先生の沼に落ちた作品

    初めて木原音瀬先生の作品を読んだのは「美しいこと」で、最初のシーンで怖い痛い無理ーって思ったのに
    いつの間にかもっと残酷で痛くて怖いこの作品が1番読み返す頻度が高くなってました。
    「月に笑う」のスピンオフで書かれた作品ですが、私はこちらの方が断然好きです。
    木原音瀬先生の作品は痛そうな物が多いのですが
    私はドSでもドMでも無いですw
    でも木原先生の人を沼に引き込む作風は見事としか言いようがありません。
    中毒性が高くてハマったら抜け出せません。
    これからも応援させていただきます。

    #ダーク #切ない #ドキドキハラハラ

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    2024年08月15日
  • 箱の中 【講談社版】

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    時間に換算するとほぼ1日で読み終わり、読後は「は~」と気の抜ける声が出てしまいました。一言でいえば、「これだよ!正しく!これ!」という感じですし、何より個人的に良いラストで良かったです。メインの登場人物の対比的設定はある意味BLならではだなと思っていましたし、絆されていく設定も多いけども、『絆される』なんて簡単な言葉に集約できない、相手からの好意に対する葛藤が丁寧に描かれていてぐっとお話の中に引き込まれました。喜多川の言葉がストレートで胸を打つし、何より動物的に本能で愛している、でも堂野の気持ちも考えて悩んで、でもわからなくて寂しくなって…という心情や、堂野は常識などの型や未知なることへの恐怖

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    2024年08月09日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 2

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    昨日1巻読んで、続きがきになって、ココスで読破!!
    暑いから…涼しいとこでね。
    面白かったです。ええ。萌えも感じられました。とくに最後のオマケのエピソードが良い!
    レジの店員さんの気持ちに同じくキュンとしてました!と読み終えました。

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    2024年08月05日
  • 美しいこと 【講談社版】

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    この本はyukimisakeさんのレビューを読み切ったとともにポチっていた。

    そのくらいレビューが熱くて。
    レビューで凄く自分に響くものがあったらしく、気づけば我が家に同じ本が2冊届いた
    ((((;゚Д゚)))))))

    ま、、、またやっちまったのか!?私!!!

    どんなに素晴らしい本でも一家に2冊は要らないよ(~_~;)
    酔っ払いめっ。

    みんみんさんの沼落ちシリーズらしい。
    それだけでも期待値がかなり高い!


    もう、この本凄い!凄かった!とっても良かった!泣きそうだ。゚(゚´ω`゚)゚。

    本のレビューはyukimisakeさんの文章が最高に良いのでそちらをどうぞm(_ _)m
    ほんと

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    2024年08月04日
  • 箱の中 【講談社版】

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ。
    読まされた。
    清いのに、美しさはなく。
    真っ直ぐなのに、正しさとは遠く。
    純粋さだけでは苦しすぎる。
    誰か言ってたが、
    『自分で自分自身は見えない、鏡に映った自分が見えるだけだ』と。
    その意味をこの1冊で思い知らされた。
    『なつやすみ』も読みたいが、ここで終わらすことがこの文庫版の意味かな、とも。
    ですが、カテゴライズすべきではない作品でした。
    だからこそ文庫版で出版されているんだろうけれど。
    性描写も少しありますが、他の作品に比べて与える感情が違うはず。

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    2024年07月07日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 6巻

    Posted by ブクログ

    木原音瀬原作コミック第6巻

    映画撮影の為にいよいよアメリカへ!
    冷凍されてスッタモンダの末に無事到着笑

    今作は2回も死にかけたアルε-(;-ω-`A) フゥ…
    完全体吸血鬼に出会い今後の展開が楽しみ…
    ちょっと不安?
    まさかのハイジャックで次巻です〜(꒪⌓︎꒪)

    書き下ろしがホッコリで嬉しかった♪

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    2024年06月26日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 6巻

    購入済み

    なんだか

    だんだん話しが変わってきてますね。1巻の頃のような楽しい感じじゃなくなりつつあるような…。アルとアキラは、どうなるんですかね?次巻で少し話しが進むのかな?次巻も楽しみに待ってます!

    #癒やされる #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2024年06月20日