木原音瀬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ解説ではBLというジャンルの幅広さと可能性について述べられているので、個人的になぜこの作品が一般文芸として扱われているのか、しばらく考えてみた。
営業職の主人公・松岡が女装でストレス発散していたある夜、中年男に乱暴されそうになって途方に暮れていたところ、どんくさい総務の先輩・寛末に助けられる。
それをきっかけに、寛末に惹かれた松岡は自分の正体を明かさないまま女装をして、寛末との交流を続ける。
化粧映えする女装姿の松岡に惚れた寛末は、猛烈なアタックをするが、松岡が男だと知った途端、手のひらを返した様にひどい仕打ちをする。
寛末をあきらめようと四苦八苦する松岡に対して、これでもか!と空気を読ま -
ネタバレ 購入済み
クズ極まって陽に
COLDシリーズのスピンオフをまとめて読める一冊。
シリーズを読み始めてこれ以上のド修羅場はないと思っていましたがクズを書かせたら右に出る者は居ない木原先生にかかれば、こんなクズが誕生するのねと驚き笑ってしまった秋沢くん。
情緒未発達バブちゃんのまま凶行に走った彼の成長を見届けて最後はまさかの大大円!
お前に大切なことを教えて貰う日が来るとは…と悔しいやら嬉しいやらでクソデカ感情にヒタヒタに浸ってしまいます。
ワンパターンと言えばそうかもしれないですが、やはりここまで世界観に引き込めるキャラクターの立ち回りはさすがですね!
本当に大好きなシリーズです。
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購入済み
タイトルを見て探偵ものと思ったらサスペンスに近いかな。章になっているので4人の人となりが分かりやすかったです。ミャー視点もあって和みました。
軽快なやり取りとは反対に重い事件が続きます。勧善懲悪で解決はしているんですけど白雄のやり方がなかなかすごいです。 -
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3部に分かれています。
視点が変わるので心情や真実が見えて読みやすかったです。
最初啓太は充のことを名前ではなく男としか表現してなかったので妙な怖さがありました。それに殺人の告白から始まるから素直で優しい充が巻き込まれて大変だ!と思ったけど妄想で良かった。
孝則さんも幸せになるといいな。 -
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谷地さん大人です
谷地さんの大人の色気と懐の大きさにやられました。
しかし、、まさか一緒に暮らし始める展開には、びっくりしました。
心がキュッとなりました、ゆったりする感じが大好きな作品。
いいな、こういうラブストーリーは。 -
購入済み
いやぁ、いいストーリー。
今まで読んだ作品の中で、ここまでドキドキする感じ、切ない気持ち、ゆったりとした愛しい話なかったかも。
一途すぎる気持ちにほだされたところからだから、自分に対する気持ちに自信が持てなかったのに、同じ気持ちを返して貰えた嬉しい思いが、伝わって来て、
心がキュッとなりました。
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ネタバレ 購入済み
買ってよかったです。
木原音瀬さんの作品はそれほど読んだことはないけれど、重い内容が多いイメージなのでいつも気合を入れて読んでいます。
3人の視点から描かれています。
いじめられているシーンは本当に読んでいて気分が悪いのですが、それを隠そうとする俊一の気持ちがまざまざと感じられるので余計に…。
でも想像以上にあたたかい作品だったので良かったなぁという感じです。
ほぼ露骨な描写はなく、全体的にほんわかとした作品でした。
BLみの強い作品も好きだけど、現実世界に近い世界観で描かれる作品も好きだなぁと改めて思いました。
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購入済み
ほんわか
結構心無いこと言ったりとか
悲惨な状況とかあったりとかあるんだけど全体のイメージとしてはほんわかしています
息子カップルの方はこれからが大変だろうなあとは思いますが、ほんわか幸せな感じで終わって良かったです、お幸せに
面白かったです -
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新装版!?
表紙だけ見て「君に決めた!」したので、新装版なの知りませんでした…。あとがきの「新装版」の文字を見て、え!?と声出ました!
本編は手直しされたと言うことで、元は1997年の作品だと書いてありましたが、2021年のいま読んでもほんとに違和感なかったです!
1作目は邦彦と勇のお話です。地獄みたいなお話だな…と震えながら読んでいたのですが、たまに出てくる俊一くんに癒されてました。わたしは、受けがアレな目に合うBLを読んだことがあるのですが、攻めが可哀想なのもつらいのですね…。何回も「もう嫌だ…」と思ったし、勇の結婚相手が出てくるシーンでは邦彦の気持ちを想像して、めちゃくちゃ泣きました。悲しくなること -
Posted by ブクログ
ネタバレこの巻もテンポよく読みやすくてサクサクあっという間に読み終えてしまい、さみしさとまた次が楽しみな気持ちがない交ぜになっています。
男子たちのわちゃわちゃ(女子もひとり入ってきましたね。この子もクセがあって面白くなりそう)の中にスっと差し込まれる、白雄の不穏というか不気味さがゾクゾクします。
こういうなんともいえない魅力というか毒気とか色気を醸し出すのやっぱりうまいなぁ。
うざがってる和樹と、いつも和樹に矢印が向いている白雄のからみがよい。
SSでももだえました。
この巻では穂積さんの挿絵がないのが残念です。光とか旅館でのふたりとかのシーン穂積さんの絵で見たかったな。
テーマソングも白雄視点ぽ -
購入済み
水のナイフは砂原が良い人すぎて明智の性格の悪さが際立っていました。
明智以上の性格の悪い奴は出てこないだろうと思って読んだセカンド・セレナーデは前の二人の存在が薄くなるほどのインパクトがありました。
主に橋本ですが、これほど嫌な奴がいるのかというほど酷かったです。
でもおかしなもので読み終えると橋本が頭から離れません。
しかも少し可愛いとさえ思うから不思議。 -
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もうすっかりドン引きです。
こんなにも狂ってる人間と穏便に話すなんて無理。
通り過ぎる存在だと思っていた五木さんにこんな役回りがあったことも驚きです。
後半は秋沢目線でした。
ようやく安住の地を見つけた楠田がよく会話ができたなと思います。
会いたくない人に追いかけられて追い詰められて声も出ないほど怖かっただろうに。
離れていた時間があっても何も変わっていなかった秋沢にうんざりするけど、ひとえに楠田の幸せを願うばかりです。 -
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気になるシーンのその後が読めるのは嬉しいです。
色んな人の角度から二人を見守るのも良かったです。
秋沢の成長は喜ばしいことだけど、いつまた戻るのか分からない恐怖が楠田を通してこちらにも伝わってくるようでした。
それとバーベキューをする場面は4人の性格が垣間見れて面白かったです。
怒涛の展開が続いたCOLDシリーズが完結するのは寂しいですが4人の幸せを祈っています。 -
購入済み
どんな生活をしていたらこんな話が思いつくんだろう。
設定はとても破天荒で、主人公の山村は「理想的な男性」像の真逆をいくようなタイプ。
なんなんだこの話は、と若干顔を顰めながら読み進めていくうちに、だんだんと山村を嫌えなくなっているのに気づく。
常識の通じない獣のような宏国とめちゃくちゃに衝突しながらも、次第に懐かれていくのを見ているときの気持ちをどう表現していいかわからない。
ああ、木原さんだな、と思う。
万人に勧められるかというとなんとも言えないけど、刺さる人にはとても刺さる本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ木原先生が甘々ハッピーエンドになるとつぶやいていらしたのですが、このОの設定でどうやったらハッピーにたどりつけるんだ??これまでこのシリーズ痛いくらい切なかったし…と疑いつつ(笑)読み進めました。
途中は甘々どころか切ない切ない…、
副題にある「love escape」まさにこの愛の逃避行?の場面のケインかっこよかった。すべてを捨て、失い、絶望しかなかったのに…一転、そういう仕掛けでしたか。まさかのうれしい展開に涙がぶわっと。
あとは本当に甘々で特典のSSペーパーもよかった。
ヨシュアがもう本当に可愛い。しっぽ、耳、喋り方、健気で一途なところ、みんな可愛い。ドラマCD出して欲しいです。ヨシ