木原音瀬のレビュー一覧
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──あったものがなくなったら、変な感じになる。こういうのは、たまにある。これって何だろね。
自称「宇宙人」の男・ムラは日雇い労働をし、ある時には金をだまし取られながらも淡々と日々を過ごす。そして芸術家の青年に出会う。
しかしある日、「星」にいるはずの父親の遺体が解体現場から発見される――。
中表紙には歪な星マークがいくつかあって、表紙やあらすじとはなんだか合ってない可愛い感じだな……とおもっていたが、そうか、あれはムラが彫った星だったんだね。
世の中の沢山のことが「わからない」ムラ、そんなムラが「わからない」わたしたち。カンさんとの一瞬の交わりとふたり暮らしは軌跡みたいだけれど、ずっと噛み合わなくて苦しかった。
ひとりぼっちの宇宙人だ。
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Posted by ブクログ
ネタバレLOVEというには、重すぎるLOVEだった。
青春狂走曲は、スコットのキャラの強さに初めはびっくりしたけれど、生い立ちをきくとそういう性格になってもしょうがないか…と。
そして、素直で正直で愛情深い。
健人は、はじめこそイヤがっていたけれど、愛情深いのは一緒だから。
2人のやりとりがだんだんおもしろくなってきて、どんどん読んでいけた。
true Loveも、幸一の過去の重さとそれによる性格のおかしさ。怖かったけれど、目が離せないのもわかる。
理解するのは相当難しそうだけど。
初期の作品らしいけれど、2つとも木原音瀬全開って感じで面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ木原音瀬先生の作品を読み漁る月間。
一般の方で出されている本は、
箱の中、コゴロシムラ、ラブセメタリー、惑星
を読んだ。
ズーーンと重くなるのが多い、木原先生のお話。
その重さに惹かれて読み始めたので、探し物屋まやまは物足りんなぁと思った。
探し物屋まやまは群像劇になっており、辛さが少しずつ分散されており、読後感は爽やか。
はじめての人に勧めるにはいいかもしれない。
家を放火された引きこもり
アイドルオタクの弁護士
探し物屋まやまの血のつながってない兄弟
この四人それぞれの視点から物語が描かれている。
連作。
太陽のような男和樹と、話すことができないサイコパス悪人白雄二人の関係がズブズブで歯茎出た。
和樹は、白雄を放っておいたら、何をしでかすかわからない、それから長年一緒にいた情でそばにいる。
白雄は、サイコパスだが、和樹と一緒にいることが楽しくて、離れるのが嫌で、まともに暮らしている。だが、悪人には容赦がない。
苦労人と、サイコパスの血のつながってない兄弟で、お互い一緒にいることを選んでるとかさ……たまんねぇな。
2巻読みます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ小児性愛をテーマに短編が入っている。
BL表現、性的描写が多かったので、外で読むのはやめた。
スラスラ読めた。
でも、万人に勧められる本ではないし、人によっては無理かもなぁと思った。
LGBTQ+、いろんな性的マイノリティを認めようという活動はされているが、それは、法的に許されるものだけで、こうした許されない性癖を抱えてしまった人はとうしたらいいのか。
どうしようもないから、抱えて苦しんで生きていく。
私の考えはとても狭いところにあって、まわりを見渡すこともしてなかったなと、思い知らされた。
小児性愛を抱えながら苦悩して自分が手を出さないように必死に耐える人間、自分の欲に負けてズルズルと落ちていき仕事も何も失いホームレスになった無敵の人
その対比が切ない。
子どもに手を上げる人は許せない、許せないけれど…
手を出さないと、性欲減退の薬が出せない。
何かあってからじゃないと対処できないとはよく聞く。
未然に防ぐには?
本人が気をつけて、精神科に頼ってもだめなら、どうしたらいいんだろう。
わからない…
本を読むたびに、私の思考はとても狭い世界を生きてきたんだなと思い知らされる。
善悪は、白か黒かではなくて、白から黒へのグラデーションなのだと思い知った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレホラーと思って読んだら、違うものだった。
どちらかというと、ミステリー?
あとヒューマンドラマ
かすかなBL
木原音瀬先生のヒューマンドラマに毎度引き込まれる。
小説を読むたびに、人間は欲深く愚かと思う。
この本もそう。
序盤の後輩と、心霊現象に巻き込まれるシーンあたりは、退屈だなぁと思っていたが、中盤からグイグイ引き込まれて、読み終えた。
ホラー目当てで見ると、違うと思う。
あっさりそこら辺は終わる。
コゴロシムラの噂を解き明かしていく、紐解いていくのがメインの話。
そして、新と仁科のことが描かれる。
木原音瀬先生の描く、無垢な人間大好きなので、もちろん新が可愛くてしょうがなかった。
コゴロシムラの真相はすべて暴かれたし、いい終わり方だったと思う。
仁科と新くんにとっては、幸せな終わり方で良かった。
読後感さっぱり。 -
Posted by ブクログ
木原さんを少しずつ読み進めています
自分を宇宙人だと思っているムラ
自分の星から迎えがくるのを待っています。
そんなムラの目線で進んでいきます
ホームレスのような生活を送り
日雇いでどうにか生きています。
明白には書かれていませんが、おそらく発達障害のようなものがあり、いろんなことが理解できません。
それを利用する者、声をかける者、手助けする者、、、
ムラはとても純粋です。
読んでいるものにはわかる真実と彼の受け止め方があまりにも違いすぎてだんだん辛く苦しくなってきます
行き当たりばったりな生き方なのに
よくもここまで生きてこられたなと思います
あまりにも苦しい話でした。
読み終わった今も苦しい、、、
おびのりさんとみんみんさんのレビューで
特典の小冊子で続きがあることを知り
Xで調べて、読みました
。゚(゚´Д`゚)゚。
この先、救いある続編があることを願います(TT)