木原音瀬のレビュー一覧
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ネタバレ三浦が和也に対して抱いている執着が100だとしたら、和也からはそのうちの1も返ってこない。返ってきた1も愛や恋の感情じゃなくて、抵抗するのも面倒で、惰性でそうなっただけという、三浦からしてみれば一切救いのない話だが、嫌だ怖いと思いつつ、いつかは...もしかしたら...と救いを求めながら最後まで読んでしまった。
ただ過去に一度だけ優しくされたことを忘れられずに執着する三浦と、与えた覚えのない優しさに勝手に執着され、それから逃げようともがく和也の関係はずっと交わらないけれど、最後にほんの少しだけ、距離にして多分一ミリにも満たないくらい、和也の気持ちが動く。その一滴のカルピスをバケツの水で薄めたみた -
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好きな言葉はエロスです。
ってな事で、『ここから先はどうするの 禁断のエロス』
澤村 伊智
壁の向こうで誰かが
彩瀬 まる
噛みあとはオレンジ
木原 音瀨
Lotus
樋口 毅宏
ROMANCE
窪 美澄
バイタルサイン
の5人の官能アンソロジー
それぞれええ感じのエロスです。
眠っていた自身のエロスを解放していく様…
脚フェチから纏足に魅せられ、また自身の纏足との別れ
と共に、過去の複雑な呪縛から解放された『何だか清々したわ』にシビれた
1番はやっぱり窪美澄さんのバイタルサインがえかったな
義父と娘のズルズルと沼にハマっていく禁断の愛が……
それぞれの作家さんのエロ -
購入済み
凄く濃密な人生
勇と邦彦の濃密に詰まったストーリー
人を想う気持ちが様々な出来事で伝わっていく
勇と邦彦、俊一と秋森
幸せならどんな形でもいい
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「吸血鬼と愉快な仲間たち」番外編。
暁の過去のお話
叔母の家での生活が伯父の失業により、暁の生活が一転し、児童養護施設へ。
「優しくされたい。気にかけてもらいたい。けど優しくされたくない。放っておいて欲しい。一人は寂しい。でも優しいのは怖い。嬉しくて怖い」
なぜ蝙蝠が好きだったのか、なぜ暁が愛情に対して頑ななのか、この番外編が教えてくれた。
ただ園長の諫早のとった行動の理由がわからない。施設の経費問題だけではないような気もするが、何だったのだろう?
この番外編を挟むことで、アルと離れてしまった続きがどう展開するのか、更に気になってくる。
アルとの出会いが暁を救ってくれるのかもしれない。 -
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「箱の中」の作者様の本で、レビュー数が多いから手に取ってみた。
正直、箱の中のときほどの衝撃はなかった。
なんだろ。
初手で主人公に好感が持てなかったのと、その後の杉浦にもずっとネガティブな印象が続いてしまったから、その点でマイナススタートになってしまったことが大きかったと思う。
人の負の部分を強く描きつつ共依存していき、最終的にはお互いがお互い自分の抱えているものと向き合った上で共に生きることを選ぶ、という、総括をしてしまうと身も蓋もなく聞こえそうだけれどもそういう話……かな?
前半はミステリ仕立てになった先の真実が気になって物語を読み進み、後半は仕掛けが明かされた後の彼 -
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日向には秘密がある。口の中で生き物の蠢きを感じるのが楽しく、虫などを食べるのがやめられない事。気味悪がられるその秘密を知りつつ、唯一守ってくれるのが、幼馴染の隼人だった。(虫食い)
虫や小動物を食べたり、嘘をついたり。人間の罪を描く4編を収録した短編集です。
嘘や虚栄心、独占欲、まだ息のある生物を食べてみたいという欲。それだけなら、すぐに罪に直結するようなものではないかもしれない。けれど、一歩踏み外してしまった時、欲はたやすく罪に落ちてしまう。
人の本性を見せられているようで、生々しくグロテスクなのにどこか耽美で儚い。心が毛羽立つような作品集。
息を吐くように嘘をつく人間の話の、『罪と -
ネタバレ 購入済み
ん?
愉快な仲間達かなぁ~。ちょっと違うような(笑)忽滑谷、 ヌカリヤ、何度も、読みを忘れて、元に戻った。こんなに読みにくい名字には、ずーっと、読みを付けて欲しい。
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初めて読む作家さんです。
どんな話が入っているのかと、ワクワクして読んだ。
四つの作品全てがとんでもなく珍味な作品でした。
一話目と三話目は、平気で息をするように”嘘”をつく人物の恐ろしさが詰まった作品。
二話目は歪んだ弟への感情を持った兄の、細やかな感情が感じ取れて、狂気すら感じた。
四話目に関しては、もうぶっ飛びすぎて、理解不能であった。
虫を食べたり、ここには書けないようなとんでもない性癖が、下手したら吐き気を感じるほど強烈で、衝撃的だった。
自分がまだこの作家さんのインパクトについていけていない。
それだけ個性に溢れた素晴らしい作品であった。