木原音瀬のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ完結。
色々と謎が明らかになり、行動の理由も明らかになり、
目出度くカップルが誕生し。
和樹も松崎のおかげで書けているし。
同級生は、成仏してたのだなぁ。。行方不明のままだから、ひょっとして、と思っていたが。
芽衣子の優しさがより伝わる巻。
家族についても明らかに。
『男の伸長は、異性からみた女の胸と同じ。人によっては地雷を踏み抜くので、口にしないのが無難だ。』
なるほど(笑)
相変わらず白雄の行動が(笑)まぁ、ついてくるだけ偉いのか。
そして仕事を選んだ理由も明らかに。
性格悪い、というけれど、失明する未来がずっとわかっていた人生っていうのはまた。。
祖母の選択がこれからどうなるかわか -
Posted by ブクログ
ネタバレ大人になってからの知り合いで、こんな関係性を築けるって羨ましい。。
何より、スグ鍋出来るような距離も羨ましい。
室井は担当アイドルガチ愛っぽいけれど、そこをスルーする二人も優しい。
「社会人になってから、これほど気の合う遊び仲間がきでるとは思わなかった。」
光も松崎とあえてよかった。ある意味子供らしい行動にキレることなく付き合ってくれるって凄い。
「決まりを守るってのは基本だけど、人に迷惑かけない程度なら嘘も許されるってもんだよなぁ。」
→この方法で、ある意味家族とも拒絶せずにうまく付き合っているのだろう。
杉崎の母親も、光の格好については特に気にしないのか。そこは自由を認めるのだな、と。 -
Posted by ブクログ
ネタバレネタバレ注意
とてもよかったです。普段同性愛を取り扱った物語は読むもののBL小説と銘打たれたものは読まないのですが、こちらは気になって読んでみました。
決してラブロマンスが主軸ではなく、冤罪の苦しみや服役の苦痛などそちらの表現が女性向けにしては生々しく、また文体も硬めで文学として面白かった。その苦しみの中で光る純愛がとても良かったです。
ただ私の苦手な子供の死(しかも理不尽な死)が描写されていてそれが辛かった。彼女が死ななくても物語は進められたのではないか、とか思ってしまいノイズになってしまったので星を一個減らしました。後日談がBLレーベルから出版された「檻の外」であるらしくとても萌えるらし -
Posted by ブクログ
ネタバレ『箱の中』で衝撃を受け、他の作品が気になり購入。
やはり木原先生の文は癖がなく美しい。とても読みやすかったので2、3時間であっという間に読み終わってしまった。
木原先生の書くボーイズラブというのは一般的なものとは少し違った恋愛の苦しさや醜さに焦点をあてているので男同士ということに縛られることなく読めると思う。
また、女性が登場するのもBLらしくなくて良い。自分の中のBLはあくまでもフィクションとして捉えていたので、木原音瀬先生の作品に出会った時にはもしかしたら本当にこんな世界があるのかもしれない。と思わせてくれるのが好きだった。
女物を身につけ夜の街を歩くことが趣味の松岡とその姿に惚れた寛 -
無料版購入済み
3話まで無料でした。切なかったです。
相手は女性だと思って対応しているようには見えるけど、本当は男だとわかっていた、、なんてこともBLではあるあるなので、そうなると少し望みはあるけど、そうじゃない場合、男だとわかったとき衝撃だろうね。