木原音瀬のレビュー一覧

  • 惑星

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    父や母のいる宇宙の星に帰りたい
    日雇いなどで暮らしながらも、星からの迎えを待つムラ

    芸術家を志すカンとの出会い
    カンとムラと一緒に生活していく中で、微かな絆が生まれていくが、ある出来事がキッカケで、穏やかだった歯車が狂ってしまう。

    ムラは父親の注意を忘れ、東北の現場(原発?)に向かう車に乗ってしまう。きっと「ここは辛いなぁ」と言いながらも、カンさんにお金を返そうと働き、いつかまた、カンさんに会いたいと願い続けるのだろう。

    カンさんは、自分の言動でムラがいなくなってしまったと自分を責めるのではないだろうか。

    誰が悪いわけではないが、なんとも切ない、やりきれなさを感じる。

    0
    2024年11月28日
  • オトナの秘め事フェア カラダの性・ココロの性・戸惑うわたし 無料試し読みパック

    ネタバレ 購入済み

     『美しいこと』という作品が気に入った。続きを読みたくなった。日々のストレス解消のために女装することがある主人公の話。私も全くの別人になってみたいときあるもんな。

    0
    2024年11月26日
  • 美しいこと(下) 電子版限定かきおろし特典つき

    ネタバレ 購入済み

    最後まで読みたかった…(泣)

    めっちゃ良かったです

    でも、小説のあの場面がどうコミカライズされてるのかな~ってワクワクしながら買ったので

    ここで終わりかぁ~~!!!

    って思いました

    ぜひ、続きは小説版で確認してください!
    小説だと、付き合うし、身体も重ねます

    #じれったい #切ない #泣ける

    1
    2024年11月24日
  • コゴロシムラ

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    タイトルがまず秀逸だと思います。ストレートに意味を見出すこともできるし、異なる音で読むこともできる。私は後者でした。登場人物も魅力的。

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    2024年11月21日
  • 箱の中 【講談社版】

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    前情報無しで読み始めて、BLだったので戸惑いつつも、段々慣れてきました。
    BLに対して、そもそも抵抗感(偏見)がありましたが、本著は無理矢理なBLでなく、とても面白かったです。
    愛の話。

    0
    2024年11月15日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 4

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    アメリカで国内線でハイジャックに遭遇
    ハイジャックがなかなか臨場感あり

    当然、蝙蝠から人間に戻るタイミングが
    ズレて 飛行機内ハイジャック中に
    またしても 全裸変態

    トラブルは続きますが
    ハイジャックもドラマ撮影も片付いて
    何か暁が不穏な動き
    アルは日本に帰りたい戻りたい暁と一緒にいたい
    暁は アルのためアメリカでの居住地を確保して

    ふたりの気持ちがすれ違う4巻でした

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    2024年11月14日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 3

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    イケメン半吸血鬼“アル”
    再びのドラマオファー
    今度は、両親が住むアメリカへ行くチャンス
    なんだかんだ心配な飼い主“暁”
    パスポートもないしね
    昼間は蝙蝠になってしまうし
    アルをアメリカに行かせてあげたい暁は
    やっぱり同行
    本物の吸血鬼仲間も登場してきて
    賑やかになってきました

    このシリーズ評価高めなんですけレビュー率低め
    でないかな
    シリーズ物ってレビューする事なくなってくるよねー

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    2024年11月13日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    ネタバレ

    木原音瀬先生のお話を目当てに購入したので、お目当ての話だけ読んでもいいかと思って最初から順番に読み始めましたが、全部読んでしまいました。
    全部読んだあとに思ったことは、やっぱり木原音瀬先生は癖が強い。笑 男性が妊娠できる世界という設定はおもしろかったし、男性も苦しんでほしいと思ってしまいます。

    お気に入りは白い結婚の「ダーリンは女装家」、「いつか、二人で。」
    今年は黒い結婚寄りの、暗めのお話を読むことが多かったので、白い結婚で心が洗われました。ハッピーエンドもいいですね。

    ダーリン〜
    15歳の時に大好きだった人と結婚するなんて素敵。男であり女でもある旦那さん、いいですね。認知症になったお母

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    2024年11月13日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち

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    昼は蝙蝠、夜だけ人間(イケメン)
    牙がないから 自分一人で血を吸う事もできない
    不完全吸血鬼アル
    その存在を認められずアメリカで隠れるように暮らしていた

    ここまでは考えつくかもしれない
    で、ここから
    間違って冷凍肉と一緒に蝙蝠の冷凍状態で輸送され 日本に輸入され冷凍倉庫へ
    この設定がすごい
    吸血鬼が日本に来てしまった

    2006年に他の出版社で書下ろしノベルズとして
    世に出て、その後みんみん大好き羅川さんでコミック化
    小説の存在は知っていたけど、完結していない作品は手を出しにくい
    ですが なんと 今年完結予定とのこと
    ラストに備えて読みます

    0
    2024年11月10日
  • 箱の中 【講談社版】

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    初BL小説、ワクワク♡と読み始めたが、痴漢の冤罪で刑務所に入れられるところから話が始まった。人生狂わされて本当に言葉もない。出てくる女はロクデナシばかり。結局、人を好きになるとか信頼することに、男も女もないのだろうな。

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    2024年11月07日
  • 惑星

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    ネタバレ

    ドヤ街でなんとか生きているムラさん。
    自分は宇宙人で、お父さんお母さんは先にその星に帰ってて、いつか自分にも迎えがくると信じている。
    底辺の生活の中でも、いつか来る両親からの迎えだけを希望にして生きているムラさんが、アーティストの卵のカンさんに出会うお話。

    きっついわー。
    ムラさん、幸せになってくれーって思いながら読んでたんだけど、超バッドエンディングで、こっちがウツになりそう、、、
    きっと世界中でこういう事あるし、こういう人いるし、って頭ではわかってるんだけど、オブラートに全く包むことなく、ストレートに見せ付けられるのはキツイ。
    世界に溢れてる理不尽や苦しみや悲しみに対して、なにもできない

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    2024年11月05日
  • 花ゆめAi 吸血鬼と愉快な仲間たち story03

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    愉快3

    『あくうま』って~www やっぱり、主人公さんの言動が、めちゃめちゃかわいい~♪いろいろ訳ありな主人公さんの味方が増えてくれると嬉しいな~♪ほっとけない雰囲気あるし、大丈夫かな?

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    2024年11月02日
  • 花ゆめAi 吸血鬼と愉快な仲間たち story02

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    愉快2

    やっと、ふたりに真実が伝わりましたね~www いろいろ苦労の絶えない主人公さんだけど、コウモリ姿が可愛すぎて~♪これから、どうなるのかな~♪

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    2024年11月02日
  • 花ゆめAi 吸血鬼と愉快な仲間たち story01

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    愉快1

    わ~♪おもしろいですね~♪中途半端な吸血鬼さんって、おもしろい設定ですね~♪冷凍コウモリとか~www 発想がユニークでワクワクドキドキ~♪これからの展開に期待しちゃいます♪

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    2024年11月02日
  • 惑星

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    ジブンは、宇宙人だと思っているムラ。
    彼はホームレス生活や日雇い労働をして暮らしている。
    生きづらさを感じているだろうが、それを表現できずに淡々と暮らしている。
    母が出て行った記憶もあり、父と一緒に働いた記憶もあるのだが、それがいつだったのかは定かではない。
    ただ、早く父や母のいる宇宙の星に帰りたいらしい。
    ある日、解体現場で遺体が発見され、それが父だと判明するのだが、ジブンの星にいると思っているムラは信じない。
    足を挫いた雨の日に芸術家の青年に助けられ、前に会ったことのある坊主のお兄ちゃんだと思い出す。
    そのままそこで泊まることになり…。


    一人称で語るムラに精神障害があることや生きづらさ

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    2024年10月26日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 2

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    ひやーーー
    2冊目行ったら急にBLになってしまったー(-。-;

    1冊目と同じ感じが良かったなぁ。。。
    耐性が私に出来てないからなのか?
    アルが暁に好意を寄せるのが、どうにも受け入れられず(⌒-⌒; )
    ごめんなさいm(_ _)m
    BLっぽくないまま続いたら良かったのに。

    え!?こんなん、雪さん読めるの!?大丈夫なの???



    でもでも、お話自体はめっちゃ面白かったです!
    今回はひょんなことから俳優になってしまうアルくん。
    そこでまた殺人事件が起こる。
    アルくんの類稀な能力のおかげで、今回も忽滑谷は大助かり。

    物語の展開も面白いけど、やっぱり文章が圧倒的に読みやすい。

    BLは正直あんま

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    2024年10月25日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち bitterness of youth

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    吸血鬼と愉快な仲間たち 番外編です
    本編より先に読んでしまったけれど
    コミックで1巻読んでいるから大丈夫

    暁が 小学生からアメリカの大学へ留学するまで痛くて悲しい一人ぼっちの少年時代
    両親が亡くなったとされ、叔母の家の居候となり
    そこにも居場所がなくなり、児童施設へと
    良い子であろうとする暁に 大人たちは嘘をつく
    信用していた園長の許せない嘘
    育ててくれた叔母の残酷な嘘

    木原さんの小説の痛いのは通常だけど
    それに耐える心象を描くのが上手いです
    そして耐える事ができた人は許す事もできます

    本編がより楽しみになりました

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    2024年10月23日
  • 惑星

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    主人公ムラ
    彼が自分で見ることのできた社会
    理解できた物事 を一人称で描く

    彼は貧困の中に育ち、母親からのネグレクト
    人物像としては、それだけでなく先天的な精神的障害をも持たせているかと思う

    母親が失踪した後
    父親は、ムラに土工の仕事を教え
    その社会の中で生きていく約束事を伝える
    父親が不在となっても
    それに忠実に生きようとする

    母親から自分達が宇宙人だと教えられ
    いつか自分の星に帰ることが彼の希望
    生きにくさを異星人であるからと納得して

    達観とは違う 彼は真理がわからない
    俯瞰とも違う 彼の視野は狭い
    彼の善悪の基準は父親の教え
    それに無いものは、理解を放棄する
    この社会は彼にとって

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    2024年10月12日
  • 箱の中 【講談社版】

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     BLものと聞いて尻込みしたが、物語としてとても良いと評判だったので読んでみた。
    読んで良かった。すごく面白い。
    そして、人を愛すとはどういうことだろうという問いに、感覚的にだが、答えのようなものが感じ取れた気すらした。

    この話が男性同士ではなく、男女の間の話に書き換えられたら、どう感じるのだろう?男女の話なら、もしかしたら嘘っぽく感じて感動しなかった可能性がある。男女間のことなら多少なりともわかるから、こんな夢みたいな世界はないと、こんなに一途に愛してくれるなんてあり得ないと、現実味が帯びてしまうからか…。未知の世界だから、まだ夢のような理想が成立して心がこんなにも動かされたのかもしれない

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    2024年10月11日
  • 惑星

    Posted by ブクログ

    凄い世界観でした!
    一人称小説で、初めは謎が多く、どういう方向性のお話なのかなってページを捲っていくうちに話に惹き込まれ、いつの間にか夢中になって最後までいっきに読んでしまいました!
    主人公ムラさん、掴めそうで無自覚のまま掴みきれてないものをどうか掴んで欲しいなぁ。
    続きが読みたくなるストーリーでした!

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    2024年10月05日