木原音瀬のレビュー一覧
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ネタバレ寒い冬にほっこりできる切なくてあったかいお話。
カフェオレ飲んでるシーンとか飲みたくなります。
榛野くんが谷地さんを好きで好きでたまらないのが、
とてもよく伝わってきて、これはあてられちゃうよねぇと思ったり。
そして、惚れられてる谷地さんも40過ぎて会社をリストラ、弁当屋で
アルバイト中とは思えないほどの魅力的な空気感の人で。
榛野くんの恋愛速度は谷地さんには早過ぎるのだけど、
そこを相手に歩み寄って一晩で乗り越えてくれるところとか
大人だなぁ。素敵だなぁと思いました。
しかし、日本家屋に一人で住んでるおじさん(一見さえない風)
というのは完全に萌え。です。
そんなジャンル探すの難しいけど。。。 -
Posted by ブクログ
また泣いてしまったww 心に沁みる置き土産。穏やかなパターンだった。これも好きだな〜じんわり萌えた。構えなくても読めますw
プライドもエゴも忘れた時間の中へ一緒にいける相手。
一緒に働く弁当屋のおばちゃんの何気ない行動で、元上司に対する谷地の感情の振れ幅を表していて後を引く。グイグイ読む読む。
耳の所は、ギャっ!痛いのきたか!と思ったらそうでもなくて良かったwwwww でもお人好しでツイてない人ってキャラが毎度の如くリアルな感じで…。
お腹がいっぱいになる方がいい。ここズシーンときて胸が詰まった。その前のノンケ相手に容赦なく往復ビンタ食らわすようなロマンチックさの欠片もない告白wwwwwww が強烈パンチww 好きだw
ロンドンでの甘いところも楽しかったし。満足〜!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ木原さんらしい作品。
好きな相手の気持ちを考えすぎるくらい考えて
ぐるぐるしているホモと
鈍感ではっきり言われてようやく気付くノンケ。
『美しいこと』とか『恋について』とか
似た路線だと思う。
でも飽きないなぁと自分で思う。
普通似た展開だとお腹いっぱいになる傾向があるんですが。
榛野がカワイイ。
どうしてくれよう、コイツ、と思うくらいカワイイです。
相手が大人だから余計なんだろうなぁ。
ぐるぐるしちゃって。
話はよかった。本当によかった。
で、挿絵。辛口コメントしか吐けません。
この方の初期のイラストか何かですか。
この挿絵描きさんの漫画とかイラストとか見たことなくて
今回が初めてなんですが、ラストの正座絵がいただけない。
バランス悪すぎ。描線が素人臭い。
他、手が気になるくらいにダメ。
BL絵描きさんて手に萌える人が多いので手がヘタな人が少ないのに
珍しいくらい手に魅力がない。
この作品においては残念な絵描きさんのレベル。
他の作品では知らないので、上手い人なのかもしれないけど
本音を言えば、絵は不要だったかも。 -
Posted by ブクログ
大人の男の背負っている世間体とか、矜持とかに同情しつつも、そのシビアなしがらみの中にきらっと輝くピュアでかわいい恋心や、飾り気のない本音に、キュンとさせられてしまいます。
主人公の谷地は43歳。BLというにはアダルトですが、読んでいるとそんなに年齢的なことは気にならない、いい男です。ただ、谷地はその年齢で外資系の会社をリストラされ今は弁当屋でアルバイトする身。出来ない男ではないのに、出世欲も無く淡々と無難に働いていたのがかえって災いした感じです。草食系そのもの。後でリストラされた理由がそれだけではないこともわかってきます。
そんな谷地が働く弁当屋に毎週やってきて弁当を買っていくのが、彼にリストラ宣告をした張本人の榛野。元上司でしかも年下です。彼がどうして弁当を買いに来るのか、谷地には不可解で、気分も良くありません。
『榛野が嫌なのではなく、彼が引き連れてくる感情が嫌だ。榛野が来なければ、自分は単なる弁当屋のアルバイトでいられる。そこに榛野が来ることで、自分は年下の上司に会社をリストラされた無能な男になる。』この一文で、谷地の複雑な胸中が一発で理解できます。
読んでるほうには、榛野が来る理由はBL的にわかってますが、常識的な感覚で生きてきた谷地には悪く勘ぐってるくらいに謎です。だから、坂口が言った「リバ」の意味もわからず、携帯での嫌がらせにも無反応な谷地の、あまりの鈍さにかえってドキドキさせられました。それが普通の感覚なんだろうけど。
書き下ろしでは榛野視点で話が進行して、谷地への想いの変化からリストラの真相まで、気になっていたことが榛野の気持で描かれていて、とても納得できます。
仕事も恋愛も感情的にならず、冷静でドライな榛野と、捨て猫にも餌を与えるような情があって、求める者を受け入れる器の大きさがある谷地はとても対照的。谷地はノンケで榛野の恋愛感情には気付かなかった鈍さもあったけど、ゲイを受け入れようとする心の広さは持ち合わせている男なのがよくわかります。しかも、ロンドンでは意外に積極的でした。相手の気持に気付けば、谷地なりのペースで距離を縮めようとしています。
そんな谷地の行動に舞い上がったり、動揺したり、らしくない大失態をしてしまったりあたふたして、果ては鼻血まで出してしまう榛野に笑っちゃいけないと思いつつ笑ってしまいました。冷血漢に見えた榛野のかわいらしさがいちいちあふれ出ていて何度読んでも胸が熱くなります。恋するってこういうことだよね、と心底共感しました。好きな人の前で、恥ずかしい失敗をしてしまう榛野の気持全てが愛しくなります。あるよ、そういうこと…っていうエピがいっぱいでした。
谷地もここまで来たらもう鈍いのか鈍く見せてるのか微妙です。分かっていて膝乗りになった榛野のことを楽しんでいたとしたら、ちょっとSっ気アリかも。二人のHシーンは後半のみですが、感情の高まりと絡んで、とても印象的です。谷地の主導権が意外に?すてきで、とてもよかった。
遠距離恋愛の切ない気持に胸が痛くなりました。経験あったらこれは泣けます。マフラーにリンゴ、静かな部屋の描写、どれもたまらなかった。
その後の二人も気になりますが、もっと気になったのはロンドンでの谷地の心境です。アレを見つけたときの気持ちを知りたい… -
Posted by ブクログ
東京の一流大学に進学した路彦と、舎弟と共に東京の本橋組の構成員となった信二。 二人の関係は続いている。 冬休みに信二のマンションに入り浸りになる路彦が可愛らしいが、徐々に大人の雄になりつつあった。
中学生のときにフリチンで泣きついてた弱虫が、やがて組から逃避行するヤクザを助けられるまでに力をつけた。 その本質は、中学生のときに刑事に食って掛かった勇敢さに現れていたように思える。
信二はヤクザだが、度胸があって肝も据わっているのではなかった。 だから路彦は『信二さんを守ってあげたい』と思ったのだ。
物語終盤の、路彦に助けをもとめて逃避行し、はじめて二人が繋がるまでの流れは涙なしには語れない。 その後の、信二が路彦の悲劇から逃れたいあまり出頭するまでの流れも然り。
最後の二人のやりとりと、美しい挿絵に再びホロリと来ました。
上巻のレビューでも書いたとおり、お互いを想いやりすぎるあまり進展しなかった関係がようやく結ばれて、本当に本当に良かった。
二人を結んだ磁石は、『拠り所のない孤独』だったのだろう。 路彦も信二も、真の友人はおらず、孤独だった。
信二は物語中に何回か、『孤独の中で雪に埋もれた』父と、自分の生きざまをオーバーラップさせる。 だが、彼には路彦と謂うかけがえのない存在がいたのだ。 路彦に出逢ったことで、彼の人生は変わった。
僕は同性愛者であるが、孤独を経験し、命を断ち切りたいと思ったことがある。 苦しみの輪廻を断ち切るには、愛する者の存在さえあればいいのかもしれない。
この物語は、路彦の成長と信二の救済の物語だと思いました。 こんなに美しい物語にはなかなか出逢えないので、幸運です。 -
Posted by ブクログ
いじめられっ子の中学生・路彦が夜の学校で目撃したのは、同級生の飛び降り自殺だった。 いじめっ子の長尾とその取り巻きにリンチにあっていた路彦は、そのことに探りを入れていた金髪ヤクザの信二に助けられる。 そこから10年間に及ぶ二人の長い物語は始まる。
何故か解け合う二人。 おそらく、初めから互いに『磁石のように』惹かれていたのだろう。 信二は「ヤクザにはヤクザが寄ってくる。 磁石みたいなもんだ。 こいつも、そのうち悪くなっちまうのかな」・・・と感じる。 事実、路彦が高校で友達になった森の父親も同業者だった。
だが、それは違う。 何故なら信二は筋金入りの悪者ではないからだ。 彼の境遇が、彼をその道へと歩ませただけなのだ。 信二の本質は、ヤクザには向いていなかった。 これは下巻で痛いほどわかる。
この信二の本質的な弱さが、二人の関係が曖昧なまま年月が経過していく要因だろう。 お互いを思い遣りすぎるあまり、関係がギクシャクすることもよくある。 しかし、路彦には迷いは無い。 下巻での立場逆転は全然急展開ではなく、二人の生まれながらの本質が露になったのだ。 こういった描写が非常に上手い。
続きは下巻のレビューで。 -
Posted by ブクログ
木原作品にしては、痛くなくて読後感もよかった。
この方の作品を読むといつも思うのですが、ほんとに生々しい恋愛模様の描き方が群を抜いて際立っています。小綺麗なロマンスじゃないのが他のBLと違っていて、妙にリアルでクセになります…
相手の本音を見極める力に長けている里見は、高橋とベストcp。高校生だけあって、ちょっと子供っぽいけど、包容力もあるし、高橋の本心を引き出した忍耐力もあるし、愛を育てる能力が抜群。
「冬日」の里見、よかったです。作者さんはあとがきでどこを一番書きたかったか忘れたとおっしゃってますが、あれもこれも印象的でしたよ。前向きに人生を考えている里見のために過去をきちんと自分の中で整理して、一緒に生きようと決意する高橋もいいなあと思いました。イチャコラ加減が甘くて、辛い場面も一気に吹っ飛ぶ感じ。それに、チクチクするけどあまり痛くない話でした。
「春の嵐」は里見たちを他人事のように見ていた、まさかの柿本。志田に同属嫌悪とばっさりやられて面白かった。二人の仲の良さをフンって横目で見て否定的なのに、志田からのリアルなアプローチには無自覚のまま流されているのが最高。柿本、アリですね。 -
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自らの手で自分の人生を最低にしてしまったオトコが、かけがえのない人と巡りあったことで魂を再生することができる話。
すごい、やっぱり何度読んでも感動します。モモみたいに、誰かをまっすぐ愛することって素晴しいです。そして、ロンちゃん。最初は、責任感とかプライドとか、真面目さゆえの奉仕だけであったかもしれない。でも、ロンちゃんもモモの明るさや優しさによって目覚めたものがあったから、もうこれはお互いにかけがえのない本物の愛です。
いいなあ、この二人がうらやましいくらい。
モモは、自分の前科や後ろ暗い過去のせいで、警察官であるロンちゃんに迷惑かけたくないし、かなり自信なさげだけど、ちゃんと誠実に彼を愛しています。
一見モモは今までのふらついた生き方や前科のせいでどうしようもないオトコのように見えますが、優しいし、気もきくし、本人が言うほどバカじゃない。愛する人のために一生懸命働いて、金銭的にも自立して、決してブレていないところは一本筋が通っていてステキです。
そして、出会った頃はちょっと初心で融通のきかなさそうな性格だったロンちゃんも、変化してます。かわいいのはそのままで、でも、モモと対等になってる。そして何よりめちゃくちゃモモのこと愛してるかんじ。
ロンちゃんの恋の悩みはどれもこれもかわいすぎて、惚気すぎでごちそうさまだった。
プロポーズの言葉が最高でしたね。泣いた!
で、指輪をもらって嬉しそうなモモに、これが薔薇色の人生なんだって、ものすごく納得させられました。
ストーリーはかなりの長編ですが、一切中弛みはなく最後まで一気に読まされるかんじです。しかも、せつないし笑えるし泣けます。脇キャラもそれぞれ人間くさく、優しさ、弱さも垣間見えて味があります。木原作品の中では、毒のない心やさしさあふれる部類です。
「年上の恋人」は、ロンちゃん視点での話なので、本編では気付きにくかった彼の心情が十分つかめて満足度アップ。甚吾との擦れ違ってるのになぜか噛み合ってる会話が笑えます。
書き下ろしの「後輩の恋人」もロンちゃんの間違えた嫉妬で甚吾が残念な先輩になっていて爆笑です。
幸せって何?と追求中の方にぜひオススメの作品。幸せ気分を味わいたい人にはイチオシ。 -
Posted by ブクログ
メイン組の方でジンワリきて、サブ組でニヤニヤ衝撃www 二度美味しいww 読みやすかった♪後書きも楽しくて衝撃ww いつもとは違う意味の衝撃w
長く付き合ってきた関係を感じさせる信頼とか甘さがあって、「傷ついても…」セリフのシーンは大好き♪♪♪信じてる、真剣に大切に思ってるのが伝わってきて禿げる〜。後書き読んでビックリしたけどww 長く続けられるということは、どういうことなのか…てことがベースにあった感じしたけどな…w 展開激しくないから気合いなくても読めたww
最後に志田柿本組w 柿本可笑しいwww これもっと続きが欲しい〜!悶える終わり方って訳じゃないけど、珍しいキャラで読みたくてたまらん。もっと書きたかったとかじゃないの?ってぐらいノリを感じるw里見組の話の時から、引っかかって気になってた柿本w 妥協のない性格でもってゲイに納得出来ず悶々とした挙句に見つけてしまった地雷を自ら踏みに行くようなキャラでwww
どっちも末長くシアワセになってくれ〜♪いや、柿本は志田と長く続いて何故思いながらシアワセになるがいいwww -
Posted by ブクログ
泣かないと思ってたのに涙だだ漏れ。路彦忍耐強い〜!執念かこれ〜!ほんっとに長期戦だろうと自分のものにしたかったんだなと。
本気で失いたくないもの。信二はある意味逃げたことになるけど、それは路彦の勝ち、捕まえた、の決定でもあったかな。分かってはいたけど、信二の気持ちがハッキリ言葉になったとき追い上げられるように涙腺決壊した。んも〜うまい!
相当な覚悟と根性の持ち主だと思うwいつかこうなるかもしれないって。893相手にw弱虫なふりして舐めたまねしまくりwwでもほんとは怖かっただろうな…信二とのことだから頑張ったはず…
受け攻めどっちとか忘れてた頃にビックリしたwwいや口絵でアレと思っていたけどww途中、BL忘れられてるかと思うくらい展開がねwww
信頼関係をどこに求めるか、何を信じて生きて行くのかってことに焦点があって、893ものでも苦手じゃない内容だったし、その読み応えが作家さんのいいとこで満足〜!
着物はエロいな♪ -
Posted by ブクログ
早く続き読みたいwと思いつつ。ここまでは作家さんの割りに禿しくないwwけど好き。先行き微妙に心配がたつけどww 不思議なほど付かず離れずにいる二人にいい意味で、もややんとした。
チンピラだった信二と成績優秀ないじめられっ子中坊の路彦との出会い。縋れる人はどこにもいない所にあったもの。が、めちゃくちゃなのに手放せない感じ。
お互いに恋人のカテゴライズを考えないようにしたままの近しい関係。カタギではやっていけないと言いつつ、居場所のない信二の孤独ジワジワ伝わってくる。路彦も同じだったろうし、それとなく分かってるようで…。違う世界にいるようで同類。
他の人には出来ない甘えを許してくれる相手。特別な相手だと、読んでいて流れ込むように感じる。そういうとこの表現が好き。 -
Posted by ブクログ
原作既読です。この作品は本当にCD化もコミカライズもなににするとしても本当に難しいと思います。原作が良すぎて。
それでも、期待にしっかり答えてくれたコミカライズだったと思います。正直、これ以上上手く表現出来る人はいないのではないでしょうか?それくらいよかった。
ただ、やっぱり展開がはやいかなと思いましたまあ仕方ないのですが……。
原作を読んでからこの漫画を読むと、自分の中でのCOLDシリーズが広がってまたいいのではないかと。
まあ、まだSLEEPなんでね………(笑)
まだまだこれからですよ。
FEVERは本当に大変なんじゃないか麻生さん……。
あと、個人的には最後の木原さんのショートストーリーだけでも620円払った価値はあったと思ってます。
また新しい話が読めて数ページだけど飛び上がるくらい嬉しかった。