【感想・ネタバレ】罪の名前のレビュー

あらすじ

深夜、整形外科医・棚田のもとに松雪颯太という青年が運び込まれた。

階段で、誰かに後ろから突き落とされたという。

身寄りもなく、謙虚で穏やかな青年と打ち解けていった棚田は、松雪が病院内で心配なく過ごせるように勤しむ。

だがある日、看護師から信じがたい話を聞き――。


『箱の中』『嫌な奴』の著者がおくる、人間の心の深いところをえぐるような、傑作短編集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

身近にいそうな「普通」の人間の中にある狂った倫理観を共通して描く短編小説集。
スポットライトが当たる登場人物が皆、狂っていて気持ち悪いのに不快じゃないどころか、耽美的で魅了されてしまう、不思議な感覚を楽しめる小説でした。

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2021年04月02日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さんの本。シンプルにとても面白くて、あっという間に読んだ。
読み終えて、これまで知らなかった木原音瀬さんについて検索してみたら、基本はBLの作家さんらしい。今年の中頃に読んだ凪良ゆうさんも確かそうだったけれど、BL作家が書く一般作というのは、直接同性愛的な描写はなくても、BL作家という下地を感じる部分があるのだな、と(この小説は直接的な描写も少しあったけれど)。知らないまま読んで、読み終えた後に知ったので、知ってから「ああ!そういえば!」と気づく感じがとても面白かった。

カテゴリで言えばミステリ系が四編の短編集。
がっつりミステリ(殺人がある)もあるけれど、四つのうち三つは、人間の暗部を追求するのがメインで描かれている。
「ひとの見てはいけない部分」を覗き見する、ぞくぞくする感じが存分に味わえる。
一冊通して言えるのは、すべての作品に、生まれながら、もしくは育っていく過程である程度幼い頃からあった、極端な性癖や病的な部分を持つ人間が登場するということ。本人が主人公である場合もあれば、その人に触れたり巻き込まれたりする人物が主人公である場合もあり、どことなくつめたく、距離を置いた雰囲気で描かれている。
病的で近くにいたら困る…困るどころではないが…みたいな人間たちばかりなのだけど、おそらく現実にもいるのだろうと思わされる。病的な嘘つきなら、私も実際知り合ってしまったことが過去にあったし。

内容も面白かったし、文章の雰囲気も好きだった。静かで淡々としていて、だけど(だからこそ?)ぞっとする感じ。
この作品以外の既刊のものはどうやらほとんどがBLみたいだけど、読んでみたいと思った(その世界ではとても有名な方らしい。勉強不足でした)。
表紙の帯にある「この人たち、どこか変だ」というフレーズがとてもぴったりな作品。表紙もとても良い。

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2020年11月04日

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短編集
どれも不快な話だが特に『虫食い』は悪趣味が過ぎる。彼らの生き方を罪というなら、まさにその罪の名前はなんだろう…
BL小説の作家のようだがこの作品はBL要素は少ない。ただ読む人を選ぶ本。

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2025年04月20日

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ネタバレ

4つのお話が入った短編集です。

総評
木原音瀬先生、変態ですか…?(ガチ褒め言葉)

ここからネタバレ注意です!

罪と罰
こういう話は好きだが、後味はものすごく悪い。なぜ人を殺しておいてその現場の動画を撮っているんだろう。殺人の事実より殺し方より、それが一番こわいかも。
この青年を助けてあげたい。からの、疑い…からの、恐怖…心理描写がすごかった。

消える
この話は手紙の内容から始まる。最後まで手紙っぽく終わるのか?と思うほど長い手紙だった。内容も重い。手紙が終わった時、ああ、手紙終わるんだ。と思った。手紙を読んでいる人物が、手紙を宛てられた人物でないことを知る。それで、まさかの、差出人の弟へ会いに行くという…兄から弟への歪んだ愛。想いを伝えられない。罵ることしかできないのか…かわいそうに……そして、本当は大好きな弟には本気で嫌われるという…不器用でかわいそ〜><

ミーナ
もしかしてこの本、1人ずつヤバ人物が出てくる…?
嘘つく子って一定数いるのかしら。嘘をつくのを悪いことだと思ってないところがめちゃくちゃサイコパスっぽくてヤバかった。でもそれで有名なサッカー選手と結婚できてるのすごいな…ヤバ女ヤバすぎる

虫食い
すっげーBL読んじゃった。なんて感情ですか?
大好きな親友に虫を食べてるところ見せちゃう。「変態」って言われるの喜んでるんでしょ!!!!!変態!!!!!大好きな親友がいじめられてるのを阻止!!大好きな親友の指舐めたり噛んだりしちゃう!!重い〜クソデカすぎる〜〜〜見た目めちゃくちゃ優等生の委員長なのクソやばいですね。てか、こんなヤバいやつなのに、親友も優しいな…

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2024年09月25日

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日向には秘密がある。口の中で生き物の蠢きを感じるのが楽しく、虫などを食べるのがやめられない事。気味悪がられるその秘密を知りつつ、唯一守ってくれるのが、幼馴染の隼人だった。(虫食い)


虫や小動物を食べたり、嘘をついたり。人間の罪を描く4編を収録した短編集です。

嘘や虚栄心、独占欲、まだ息のある生物を食べてみたいという欲。それだけなら、すぐに罪に直結するようなものではないかもしれない。けれど、一歩踏み外してしまった時、欲はたやすく罪に落ちてしまう。
人の本性を見せられているようで、生々しくグロテスクなのにどこか耽美で儚い。心が毛羽立つような作品集。

息を吐くように嘘をつく人間の話の、『罪と罰』『ミーナ』の2作が特に、社内などにいても不思議ではないリアリティと不気味さがあり好きでした。

ちなみに、『罪の名前』というタイトルですが、表紙に書かれている英題は『original sin』つまり原罪。道徳的な弱さや堕落なのか、人間(他人)には完全には理解することができない神秘だとか、何を思ってこの題にしたのかも気になります。

初読の作家さんで、調べてみた所、メインはボーイズラブ小説界で活躍されている方のようです。そういわれると、ほんのり(『虫食い』と『消える』に関しては割としっかり)そのような要素も感じるかも。

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2024年03月30日

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初めて読む作家さんです。
どんな話が入っているのかと、ワクワクして読んだ。
四つの作品全てがとんでもなく珍味な作品でした。
一話目と三話目は、平気で息をするように”嘘”をつく人物の恐ろしさが詰まった作品。
二話目は歪んだ弟への感情を持った兄の、細やかな感情が感じ取れて、狂気すら感じた。
四話目に関しては、もうぶっ飛びすぎて、理解不能であった。
虫を食べたり、ここには書けないようなとんでもない性癖が、下手したら吐き気を感じるほど強烈で、衝撃的だった。
自分がまだこの作家さんのインパクトについていけていない。
それだけ個性に溢れた素晴らしい作品であった。

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2023年12月28日

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人怖の短編4作

◼︎罪と罰
 不憫な男性患者に同情しながら、その回復経過を見守る担当医のお話。徐々に化けの皮が剥がされていくような展開で怖かった…、人は見かけによらない。

◼︎消える
 美しく生まれた「弟」のことを誰よりも愛していた「兄」が遺した手紙から始まるお話。(まるで愛したことを懺悔するかのような内容が太宰治の『駆け込み訴え』のよう。)偶然その手紙を読んでしまった他人が、好奇心から「弟」のもとを訪れる。「兄」から「弟」への伝わることのない愛情も、第三者の介入・好奇の目も痛々しい。

◼︎ミーナ
 転校して間もない女子高校生と、転校して最初に親しくなった後ろの席の女の子とのお話。息をするかのように吐く嘘に、さらに嘘を重ね、妄想と現実の区別さえ不鮮明な感じが病的で怖い。

◼︎虫食い
 ある男子高校生の特殊な性癖についてのお話。タイトルのまま、もう、読みながら想像して色んな意味でぞわぞわが止まらず…。どんどんエスカレートしていくのも、中盤からの猫の話もショッキングで、とにかく強烈…。






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2023年12月18日

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いろんなサイコパス。心と体の奥の方がなんだかゾワゾワするような、でもそれがなんとなく耽美で快感でもあるような…不思議な感覚の短編集。個人的に怖くて好きなのは罪と罰かな。あとは虫食いがめっちゃキモくて強烈だった。理解できないけど…そういう人もいるよね…。

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2023年10月20日

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ネタバレ

最近ハマり始めた木原音瀬さん。
何とも言えない嫌な感じの、心がザワつく短編集だった。
虚栄心から呼吸をするように平然と嘘をつく「ミーナ」と、人から気味悪がられる秘密を持つ学級委員長の「虫食い」が印象的だった。
特に「虫食い」は、虫食べた事あるよね?ってくらい生々しい描写で、気持ち悪いしゾワっとするのに、怖いもの見たさでページを捲る手が止まらなかった。最後もねぇ‥この後味の悪さがクセになる(笑)

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2023年09月07日

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人間が持つ闇や裏の顔を特集したような短編集。一見フレンドリーで「いい子」がいかに人を手玉にとり、化けの皮が剥がされていく姿が見応えあり。

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2023年08月27日

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「小説現代」に掲載された短編4編。
もはや木原作品といえど、カテゴリーはわからない。気持ちよく、気持ち悪くしてくれる作品集。
木原さんが描く、嘘によって生きる人物達が、彼らの正しさの中で歪んでいる。その歪みが周囲を巻き込み、底気味悪い。
谷崎潤一郎の「異端者の悲しみ」の男の気持ち悪さと、「罪の名前」「ミーナ」の不快さが似ている。存在が許せない感じを読ませてくれる。
「虫食い」は、少し古く2013年。虫を食することに快感を得る少年。それ以外は、いたって普通で品行方正。そのことを知るただ一人の友人は、おっとりとした愚鈍タイプ。いつも助けられている友人だけれど、実は少年の精神バランスの支えでもある。これ好き。

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2023年07月22日

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ネタバレ

最後の虫食いが一番好きでした。生き物を咀嚼する趣味のある男の子が、ラストシーンで幼馴染の指を恍惚の表情で口の中で味わう場面が衝撃的でした。「お前、すっげ優しいのに……どうしてなんだろな」と嫌悪の表情を見せながらもそれを辞めさせようともしない関係性は、依存なのかはたまた別の何かなのか。感情が揺さぶられました。

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2021年04月13日

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ネタバレ

「虫食い」は、気持ち悪くて、食べてる描写はだいぶ飛ばしました。猫もいってるし、そのうち人もいくなと思わせるところが気持ち悪かったです。踊り食いはだめだな。

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2020年10月04日

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ラブセメタリーの著者の短編集ということで覚悟して読んだ。
本作は認知の歪みを自覚していない人物に振り回される主人公たち、という構図。ラブセメタリーのように、自身の嗜癖を自覚し苦悩したり、開き直ったりという精神的に悶える人物は出てこない。嫌な奴に苦しめられる常識人の話という印象。ヒューマンホラーという感じ。

共同体に留まりたい異端者の苦悩、みたいな物語を読みたいので、少し期待していたものとは違った。

「罪と罰」
「消える」
「ミーナ」
「虫喰い」

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2025年03月06日

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後味がいやという触れ込みの通りの、苦味とか出なくてなんだかわからないが覚えのない味がずっと後を引いているような作品。
地獄への道は誰かの善意で舗装されている、ではなく自分の地獄を自分の善意で舗装していくような話達。
好きな作品は消える。弟に邪な感情を抱く兄が、弟をどう塗りつぶしたかを独白した手紙を読んだ主人公という、全くもって第三者が覗き見した作品。前例がない設定ではないけれど、手紙を読んだ第三者の野次馬根性を気持ち悪く思わせる書き方もあり、被害者である弟でさえももう心の中に何かを飼ってるんだなと思わせる。
海辺の浜辺で何を言ったのか。海だからこそ何も残らない。繰り返すんだろうなと想像させる。

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2024年12月27日

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4つの短編集。イヤーな気持ちを煮詰めた、いずれも心をざわざわさせる話ばかり。
「虫食い」の描写で口の中がなんとも言えない感触になった。

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2023年10月10日

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ネタバレ

罪と罰 医者と患者
消える 弟を愛する兄
ミーナ 高校で出会った友達
虫喰い 小さな頃からの友達を守る委員長

息を吐くように嘘を吐く人たち
共通しているのはひとあたりのよさか。
善人の顔を持つ人ほど心の中が闇のようで怖くなる
イヤミス BL
読みやすくページがすすむ。

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

短編集4編
異常なまでに何かに固執し、犯罪までに至るケースもあるこの4編。
最後の「虫食い」は気持ち悪いが、犯罪ではない。それでもそこに漂う空気に皮膚が泡立った。

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2021年11月30日

Posted by ブクログ

よ……読み終わった。
4作収録されている短編集で、2作目4作目にBLっぽい表現があるため、BLというカテゴリになるのだと思いますが、何一つ甘さはありません……控えめどころか無糖です。

特に1作目と4作目のホラー感が半端なかった。
4作目なんてある意味グロでは?
2作目はBLにあってもおかしくないストーリーで、構成によってハッピーにもバッドにもメリバにもなりそうな感じです。

人間の深淵です。
内容が重すぎてとても一気に読めませんでした…。心身の状態がいいときに読むことをオススメします。

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2021年05月18日

Posted by ブクログ

息をするように嘘をつく人間は、信じられないが割とどこにでもいる。それほど驚きはしなかったが、それだけに淡々とした異常性が際立っていた。
最後の話が流行りの昆虫食?である訳が無い事は想像できたが、驚いた。

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2021年05月16日

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日常に潜む狂気を描く短編集。
じっとりと生々しい人間描写が癖になる。
虫食いの少年の話と、嘘吐きの女の子ミーナの話が特に印象的でした。

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2021年04月04日

Posted by ブクログ

いやー、結構面白かったです。期待以上だったかな。

『罪と罰』嘘をつくという罪。この颯太という若い男は食虫植物みたいだなと思った。

『消える』独占するという罪。好きで好きでたまらないから価値観が狂ってしまう。好きなら好かれたいし、好かれるように振る舞うのが普通なわけだけれど、その尺度ではなく、誰よりも相手にとって濃い存在になりたいと願う。それしか方法がないから。かなり苦しい。

『ミーナ』虚栄を張るという罪。これは学生生活の中ではここまであからさまでないにしろ見かけた事のあるような話。全編の中ではそれだけ自分にとっても身近な感じがして、のめり込んでしまった。

『虫食い』生き物を食べるという罪。それが罪なのかどうかわからないけれど、日向は充分に危険人物だ。『罪と罰』の颯太にも少し似ている。しかし、人とは全く違うことに恍惚としてしまうことは罪なの?病気なの?治しようがあるのか?

この短編集はBL小説ではないので(ほぼ)、私のような素人でも読みやすかった。
BLを毛嫌いするつもりは全くないけれど、恋愛小説があまり得意でないので、恋愛感情が凝縮したようなイメージがBL小説に対してあって読んだことがなかったです。
これを機に読んでみるかな?

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2020年09月30日

購入済み

先が見えない

4つの短編集。
どれも不気味で鳥肌もの。そしてジワる。
読み終わっても しばらくポーとしてしまいました。 
恐るべし!木原ワールド

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2022年06月27日

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