司馬遼太郎のレビュー一覧

  • ロシアについて 北方の原形

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    いつもながら作者の深い洞察力と理路整然とした筆致に唸らされる。近くの大国でありながらその歴史やシベリアへの進出の背景など、知らないことばかりで興味深かった。騎馬民族の盛衰の背景もなるほどと思わせる。

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    2022年07月18日
  • 項羽と劉邦(上中下) 合本版

    購入済み

    人間味が印象的

    項羽、劉邦、その他の人びとの人間味が強く感じられた。後代より、本能や欲望がストレートに出ている。戦い、滅びの悲劇であるが、変に格好をつけていない分だけ後味が悪くないのかもしれない。

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    2022年07月09日
  • 最後の将軍 徳川慶喜

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    徳川慶喜については、文化的な素養があることを聞いたことがあるくらいで、あまり詳しいことは知らなかったけど、
    読んでみて合理的な人ながらも開国と明治維新という時代の過渡期の中でかなり損な立ち位置にいた人だったんだなという印象を受けた。

    人物像としては13章にある松平春獄の
    「つまるところ、あのひとには百の才智が合って、ただ一つの胆力もない。胆力がなければ、智謀も才気もしょせんは猿芝居になるにすぎない」
    という言葉に集約されるような気がする。

    欧米列強の強さを目の当たりにして、鎖国下でもオランダやイギリスと早くから交流のあった薩長と、
    江戸幕府内においても慶喜とその重臣たちは早くから未来を見て

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    2022年07月07日
  • 新史 太閤記(上)

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    勧められてなんとなく読み始めた一冊でした。テンポ良く、描写も伝わりやすくて、読んでいくうちにのめり込んでしまい、最後まで楽しめました。

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    2022年06月23日
  • 新史 太閤記(上)

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    藤吉郎(羽柴秀吉)を主人公に物乞いから信長に使える大将へと成り上がっていく戦国物語。

    出てくる登場人物が本当に濃いキャラクターばかりで戦国時代をリアルに描かれている。
    猿と呼ばれた秀吉がどんな人物であったか、
    信長の事をどれほど思っていたか、
    竹中半兵衛、黒田官兵衛、才覚ある武将を登用し、人の心を掴む人たらしという才能を思う存分発揮し、朝鮮攻略という大志を抱いて激しい時代を生き抜く様をありありと描いた大作。

    下巻への期待も込めて星4つにします。

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    2025年04月28日
  • 世に棲む日日(三)

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    3巻から松陰の跡を継いだ高杉晋作の物語になってくる。松陰とはまた違う幕末の思想家としての人間臭さを感じる。彼らの行為が成功裡に決着させるために、志を起点に多くの人を巻き込み、イノベーションを起こす姿に胸を打たれる。

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    2022年06月16日
  • 世に棲む日日(一)

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    吉田松陰の学びに対する貪欲さと公に尽くす姿勢に敬服する。そうさせたのも玉木文之進の非常な教育があったためでもあろう。5歳で私を捨てることを強いられ、公の奉行者としての自覚を植え付けさせられる教育とは想像もできない。
    また陽明学の「実行のなかにのみ学問がある。行動しなければ学問ではない」という思想には頷ける。アウトプットあってこその学びであることは当時の陽明学がすでに証明している。

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    2022年06月11日
  • 坂の上の雲(七)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 坂の上の雲(六)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 坂の上の雲(五)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 坂の上の雲(四)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 坂の上の雲(三)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 坂の上の雲(二)

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    とても面白かった。
    ロシアという国がなんとなく分かった気がする。
    当時の日本の雰囲気もよく想像できた。

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    2022年06月09日
  • 義経(下)

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    義経が一ノ谷の戦いで鵯越の逆落としをやった際に文中で「人よりも百倍臆病であるとすれば、百倍勇気を奮い立たせればいいではないか」という表現がとても人間味に溢れていて好きだ。

    いくら奇襲だとしても、崖を目の前に馬に乗りながら駆け下りるなんて相当怖いだろう。

    当時、就職の面接を控えていてこの言葉に勇気を貰った記憶がある。

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    2022年06月06日
  • ロシアについて 北方の原形

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    ロシア、アメリカ双方にとって日本の地理的重要性は高く、日本という小さ島国が経済的に成長し、今のところ平和を保っているのはある意味奇跡と言えるかもしれない。

    ただ、それはもちろん日本自力で成し遂げた訳ではないが。

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    2022年06月05日
  • 峠(下)

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    とうとう官軍との戦いに巻き込まれていく。本来は戦いたくなかっただろうに、ボタンのかけ違いから戦わざるを得なくなってしまう。
    この小説を読むまでは、幕軍の方が戦力あるのに何故官軍が圧倒したのか理解出来ていなかったが、時代の変革の流れには逆らえないものだと理解出来た。
    河井継之助が、もし違う藩に生まれていたらとか、明治維新を生き延びていたらとか考えると、惜しい人を無くしたものだと残念に思う。

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    2022年06月04日
  • 故郷忘じがたく候

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    『故郷忘じがたく候』
    私が焼物が好きだからと母がこの本を勧めてくれた。薩摩焼が薩摩藩によって拉致された朝鮮人によるものとは知らなかった。パリ万博に幕府とは別に出展した薩摩ブースに展示されたあれもそうだったとは。自分には知らぬ事ばかり、と思う事しきり。本を読むとは、果てしなく面白い。
    『胡桃に酒』
    細川ガラシャについては色々知っているつもりでしたが、夫細川忠興の悋気(嫉妬心)の狂気たるや、凄まじい。たま(ガラシャ)が自らの容姿を罪という様に、忠興の狂気に触れ殺される罪もない人々も痛ましい。秀吉の『女房狩』も初めて知ったがおぞましい。
    戦国の世に生まれた人たちは男も女も、身分の高低に関わらずその悲

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    2022年06月05日
  • 峠(中)

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    峠3巻の中。上より夢中で引き込まれた。今までの幕末から明治に移行する際に、自分なりにイメージしていた事が大分違っていて、軍事力はまだまだ幕府方が優っていたのに、どうして戦わなかったのだろうと思っていた。
    正に、その辺りの疑問が払拭されたような感があった。

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    2022年05月30日
  • 竜馬がゆく(二)

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    守旧体制の息苦しさと、急進勢力の未熟さの狭間で、志士が葛藤する時世だったと思います。そうした中、敢えて脱藩し、独自の道を選ぶ龍馬出立の巻です。

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    2022年05月29日
  • 峠(下)

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    幕末から明治初期の混乱期、貨幣経済の発達につれて、武士の世が終わり、商人の世になることにいち早く気づきながら、自分は譜代大名家臣として、藩を守り、官軍への服従を拒否した。彼にそうさせたのは、武士としての美学か。

    薩長と佐幕派の視点で論じられる時代を、鳥羽伏見の戦い、大政奉還後の混沌とした動きの中で生き残ろうとする各藩の姿も、とても興味深く読めた。

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    2022年05月25日