宮城谷昌光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中国の歴史は嫌いではないにしても、にしても一般人向けに常にフリガナがあると助かるのう。こんな感じは覚えられんよ。。戻って確かめてもよいけどね、なんなテンポ悪くなるし。
というわけで名前とか地名の漢字は見た目のイメージというか象形文字と思って読んでしまったよ。
内容としてはちょっとしたトリビアを挟みながら、妙にあっさりとエピソードを語っていくので、教科書っぽいとでも言おうか。なんだけど、教科書はこうかも知れんけど疑わしいよね、みたいな個人の見解がちょいちょい入ってきて、いや歴史を語るならこういう姿勢が良いよな。まぁぶっちゃけ何を言ってるかはよく分からんのだけどもさ。 -
Posted by ブクログ
なんだか不可思議な作品集。まずは冒頭の「雨」。この作品の題名が「雨」だっていうところが微妙ですよね。けっきょく牛っていうのは何者だったんだろうかなあ。ラストの1行が「雨だけが現実である」ではなくて「雨だけが現実であるのかもしれない」となっているのがますます幻想味をましていると思うのですが。
4編目「桃中図」この短さで淡々と綴られる人の半生、短さのゆえにかえって重いものに感じられますね。桃の木に隠された地図の秘密もさることながら、水浴していた美女は誰だったのだろうと考えるととても味わい深いですね。
表題作「玉人」これはまたとりわけ幻想的な話です。いったいこの女の正体はいったい何だったのでしょう?