宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 草原の風(中)

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    劉秀最大の危機に遭うも、不思議な力で解決するような所もあり、なんとも言えない。
    不思議な力は周までしか通用しないんじゃないのか。後漢も入るのか。そうかそうか……

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    2023年02月25日
  • 三国志入門

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    歴史小説家による解説本。この方の小説『三国志』は後漢から始まるいわば三国志ZEROみたいな趣になっていたり劉備の解釈を「手放すことができる」特殊性を指摘していたりと独特。ではあるが本書は三国志演義をダイジェストにしてくれたり主要人物や有名な戦いや言葉を分かりやすく説明してくれている親切さだった。

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    2023年01月12日
  • 歴史を応用する力

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    読みやすく、故事にあるような人々に興味が湧く。呉漢や張良が気になってきた。読みたい本がどんどん増えて困る……。

    世の中が動いても自分は泰然と動じない、という姿勢をとりたいのなら読むべきは倫理書。世の中が動いたら自分も動く、あるいは動かざるをえないという人が読むなら、歴史書。こうなってくると銀英伝も読み返したくなってくる……読み返したい本が増えて困る。

    そういうば、殷周革命という言葉で覚えていたけど、殷というのは侮蔑的な意味を持ち、中国では商と呼んでいるというのを、この本で初めて知った。

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    2022年12月25日
  • 戦国名臣列伝

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    戦国七雄の名臣名将を追いながら、出来事や人物がリンクしているため時代の流れも大筋で掴める。小説的に膨らませるのではなく、人物の掘り下げもないから淡白なイメージ。読み物としての面白さは微妙。それでもこの時代と人物が面白い。李牧は章にしてよかったのでは。さらっと触れる韓信。楚漢名臣列伝でも評価厳しいけど、先生好きじゃないんだな。藺相如と廉頗の固い友情、刎頚の交わりがいい。韓からの選出はなし…韓とは一体…。

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    2022年12月23日
  • 楽毅(一)

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    読みごたえがあった
    自分には歴史物は合わないかも知れないが
    ここまで愛されているには理由があるんだと思います
    いずれ時期がきたらまた読みたくなるかも
    知れない

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    2022年12月13日
  • 中国古典の言行録

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    一つ一つが短編になっているので隙間時間に読みやすかった。その代わりに詳細には書かれていないので別の本に進んだ方が関連のエピソードがもっと面白く読めると思う。

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    2022年11月29日
  • 春秋名臣列伝

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    名臣シリーズ第一弾。衞、鄭、斉、晋、秦、魯、楚、宋、呉の名臣エピソードを凝縮。ほとんどが宮城谷作品として独立した話をたくさん出してるので知ってる内容が多いけど物語ではなく解説として書いてるので違う角度で楽しめる。

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    2026年03月10日
  • 古城の風景I―菅沼の城 奥平の城 松平の城―

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    戦国時代の中心となる中部に点在する城跡を巡るエッセイ。城主やゆかりのある人物の家系や出来事を並べながら城跡や寺などを紹介。お馴染みの家計を遡り細かに解説しているが全国的に知られていない?人物の名前はそんなに頭に入ってこない。新三河物語を読んでおくとよいかもしれない。

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    2026年03月10日
  • 太公望(下)

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    上巻、中巻と、商王と対するべく奔走した太公望。
    文王の死、武王の英断を経て迎えた牧野の戦いは、驚くほどあっさりとしたものだった。アクション描写が得意な訳では無いことは重々承知しているし、宮城谷先生自身も描写が難しい戦闘だと捉えていたようだけれど、だからといってこの出来はさすがに…。

    宮城谷先生の豊富な古代中国知識により、古代文明や偉人の命運、それらが紡いだ延長線上にある今との繋がりを所々で鮮明に意識させられることにより、感じ入ることは幾度かあるとは思う。
    しかし、前作読破時点で抱いていた期待感には到底届かない。前巻までが面白かっただけに非常に残念に思う。

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    2022年10月22日
  • 呉越春秋 湖底の城 一

    購入済み

    久しぶりの宮城谷さん

    表現が小難しくて避けてた宮城谷作品ですが、久々に読んだらとっても読みやすくて楽しい。
    秋の夜長にお付き合いしてもらうか

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    2022年09月04日
  • 重耳(下)

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    太公望よりもマシであったけど、重耳の出番がほとんど無かったのがキツかった。何が凄かったのかがイマイチ分からずに終わってしまった残尿感。ただ、祖父と父の時代背景や登場人物については初めて知る知識でそれは勉強させていただいた。

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    2022年09月03日
  • 三国志外伝

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    キャラクターはやや地味ですが、外伝らしく、方々にマニア垂涎の件が鏤められていました。三国史ではなく三国志らしく、つい感情移入してしまいました。

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    2022年08月19日
  • 呉漢(下)

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    優秀なトップと強い信頼関係のもとで働けることの幸せと、同じく部下を信頼しいたわる優しさが全編に溢れる。めちゃめちゃ心理的安全性が詰まった関係。赤貧の身から、漢を再興した光武帝の右腕となった、呉漢の物語。
    タイトルを見て、『あぁ、三国志のころの話か。』と思って手に取った。無知ゆえに出会った本(恥)

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    2022年08月14日
  • 侠骨記 〈新装版〉

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    春秋戦国時代の話!

    周王朝初期から秦が中華を統一するまでの時代!
    最近でこそキングダムの影響により春秋戦国時代時代の末期に詳しい人も多くなったかもしれない。しかし、それ以前の春秋時代は脚光を浴びることはない。

    本作は私達にあまり馴染みのない春秋時代前半の英傑達が描かれている!


    俠骨記:文化は一流、軍事は二流の魯の国の話!戦に弱い魯の国に一人の軍略家が現れる!

    布衣の人:夏王朝よりも前の時代、五帝の時代の話、まさに中華神話の時代の孝行息子のの話

    甘とうの人:太公望が打倒殷のため召に協力を仰ぎにいく話

    買われた宰相:自制心の強そうな男が良き国に仕官しようと諸国をさまようはなし!


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    2022年07月09日
  • 晏子(四)

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    中国春秋時代に生きた篤実と正義の政治家、晏子の物語。ヒーロー伝ではなく、宰相として、参謀として、そして人として、どう生きるか、が描かれている。史実や歴史書などの多くの情報に支えられた宮城谷昌光さんの文章。司馬遼太郎さんの後継者一番手と感じる。

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    2022年06月13日
  • 太公望(下)

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    遂にクライマックス。個性溢れる仲間達と商打倒に立ち向かう太公望。昔の中華は黄河流域を中心に栄えそれ以外は辺境の異民族。商も統一国家と言うより諸国の連合国家。漢字や言葉の面からも中国文化や日本語の由来などわかり宮城谷先生の知識の豊富さに脱帽する。

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    2022年02月21日
  • 介子推

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    何の話を読まされてるんだろうと思うくらい、時代性土地勘が想像できない書き出しで、この話は面白くなるんだろうか、と不安視しながら読むが、最後まで雰囲気が変わることはない。つまり、急に盛り上がったりしないので、何の話だかワカランまま読み進めるのに、いつの間にか、すっかり虜になってる不思議。ものすごく面白い。本当によい時代小説は、時代性土地勘が全く解らなくていいんだな。

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    2022年01月05日
  • 呉越春秋 湖底の城 六

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    伍子胥と孫武は楚を陥落させた。
    それにしても平王の墓を暴いて死体に鞭打つってすごすぎ。この巻がピークかなぁ

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    2021年11月12日
  • 呉越春秋 湖底の城 一

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    ひさびさの宮城谷作品。
    春秋時代のマップを見ながら九巻までよろしくお願いします。
    「泣かず飛ばず」の語源になった古事がこの時代のものだったことに驚く。

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    2021年10月28日
  • 新三河物語(上)

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    大久保家の名前が皆似通っていて混乱するけど、家康の若かりし頃を知るにいい本だと思う。
    こんなにも一向宗の勢力は強かったんだなというのと、人質時代も含めて家康の人格形成がされていく背景が垣間見えておもしろい。

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    2021年10月23日