宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 孟嘗君(1)

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    中国の歴史上の人物「孟嘗君」とその父「白圭」の話。
    ちなみに5巻までありマス。。。。
    「絶対に読め!!」といわれ、半ば強制的に読まされたんだけど、いちよう5巻まで読めました。
    このテの本は、名前覚えるのが大変やから自分からは絶対に読まないデス。
    でも、
    恩を受けた人に感謝するのではなく、恩を与えたヒトに感謝しなさい(こんな感じの内容やったはず。。。)
    って言葉にはいたく感動。
    この言葉にピンとくるヒトは、我慢して5巻まで読むべし!!

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    2010年11月12日
  • 花の歳月

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    「重耳」を書いた宮城谷さんの本。
    中国版シンデレラ・ストーリーといったところか。
    漫画「項羽と劉邦」を読んだあとだったので興味深く読めた。

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    2010年10月22日
  • 古城の風景 7―桶狭間合戦の城―

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    このシリーズも7巻を迎えて完結するというのは喜ばしいことかもしれません。日本を書くことも著者には必然かもしれませんが、中国物を読みたいというのは読者のわがままですが支持者は多数派でしょう。今回は、桶狭間の合戦の城を訪ねながら、著者は砦の陰陽を感じているのでした。「善照寺砦は陽の砦である。」(p174)。羽豆城址と比べ明るさの質の違いに言及しています。古城めぐりへの誘いは何と周到ではないのでしょうか。

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    2010年10月12日
  • 太公望(下)

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    中国という国が好きか、と言われると、よくわからないです。正直なところ。
    でも、三国志とか、水滸伝とか、この「太公望」なんかを読んでいると、日本という土壌では醸成されるはずのない、スケールの大きい物語観というものが確実に存在していて、それは私にとってとても大きな魅力です。

    紀元前11世紀、周という巨大な国が中華の中心を治めていた。
    少年、望(ぼう)のいる呂族が周に襲われる。
    戦火の中で望は年端もいかない少年少女たちを引き連れ脱出。
    呂族は滅亡の憂目に逢い、望をはじめ脱出した子どもたちの、苦難の旅が始まる。
    のちの太公、呂望が死地を越え、周人以外を人と思わぬ周王朝の打倒を目指して活躍

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    2010年09月21日
  • 夏姫春秋(上)

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    直木賞受賞作。太公望と違って主人公であるはずの夏姫が薄い印象。ただ、この種の小説としてはやはり読みやすく、飽きることはなかった。

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    2010年09月08日
  • 楽毅(三)

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     中山国が世から消え去る時。楽毅は戦略で戦いながら、燕へと逃れる。
    そんな中で起きた動乱。主父が黙殺した、子殺しと反逆。主の流れを見た占い。
    それぞれの運命を、歴史の大きな流れとうねりを感じることができる。
     あきらめと決意、覚悟が入り混じっていて、中国の歴史感を良く表しているのだろう。面白い。

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    2010年07月09日
  • 孟嘗君(1)

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    晏子に続き、読み始めた宮城谷さん本。 この小説は、また小説の要素が多く読みやすい。 早く続きが読みたい。

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    2010年06月21日
  • 太公望(上)

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    超人の主人公に出会う仲間や配下もことごとく傑物ぞろいで、うまくできすぎの気がして、王家の風日に軍配をあげてしまう。しかし読みやすかった。太公望が主人公なので仕方がないが、王家の風日と比べると太公望に係わる話が多く、商や周の動きなど歴史の流れの全体像がつかみにくいように思われた。

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    2010年06月12日
  • 子産(上)

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    両面外交。小国の生きる道。天下統一の道といった今までの戦乱の世とは全く違う生き方。その中でどのように生きていくか上巻は序章に過ぎない感。下巻が楽しみ。

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    2010年05月13日
  • 華栄の丘

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    春秋時代の宋の宰相、華元を描いた物語。
    乱世にあって武や謀をよしとせず、礼と信義を貫く姿に心打たれます。

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    2010年04月24日
  • 風は山河より(六)

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    中国の春秋戦国時代を主に書いている作者の日本の戦国時代を書いた作品。

    一代ではなく三代に渡ってひとつの作品としていること。そして三代というと徳川三代なら家康・秀忠・家光と考えるところだが、ここで出てくるのは清康・広忠・家康。そもそもなかなかスポットライトの当たらない家康に至るまでの三代の時代を描いているのだが、その三人が主人公ではなく、それに仕える管沼家が三代描かれている点が斬新といえば斬新。

    歴史のスポットライトが当たるのはごく一部。でも、それを光り輝くために働いた人々が居たことを忘れるなよ!ということを痛切に感じさせてくれたのが本作品だ。

    作品の中では、何となく流れていく部分と歴史の

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    2010年04月19日
  • 風は山河より(六)

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    本書のクライマックスとも言える野田城での30000(武田軍) vs 400(野田菅沼軍)の攻防戦。
    リアル、スリーハンドレッド基、フォーハンドレッド in JAPAN!

    約400年前にあった日本の話です。

    そして、舞台は長篠の戦いへ・・・
    戦国の明暗を分けた戦いの1つの顛末が、筆者独特の哲学にて語られます。

    こんなこと、本当にあったんだ?
    日本人は、なんだかすごいな。
    そんな風に思える本書です。

    それにしても塩を送ったり水を送ったりと、
    日本の戦いは泥臭いのに結構妙なところでフェアです。
    これも基質か?

    結末はわりと切ない・・けど事実だから変えようがないのですね。
    合計6冊中々読み応

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    2010年04月18日
  • 風は山河より(五)

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    浮世をはなれなければ、浮世がみえぬではありませぬか。(17P)
    全体感を感じるには、まずは孤としての自分を感じろと言うことでしょうか?
    自分を感じる。
    なんとなくいい言葉です。

    四郎と新八郎がようやく舞台に上がって本編がはじまりました。
    長い前置きだったわい。

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    2010年04月15日
  • 楽毅(一)

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    古代中国の戦国春秋時代、中山国の宰相の息子、楽毅の物語。第1巻では、学生としての留学先である斉の臨淄で、名高い斉の宰相、孟掌君と知り合う、その後、中山へ趙国が攻め入るが、楽毅の提案である斉との同盟はその歴史的背景から、なかなか実らない。

    楽毅という日本ではそれ程有名ではない主人公が、焦点となり中国の戦国春秋時代が丁寧に語られていく。

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    2010年04月10日
  • 楽毅(二)

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    まだ高名になる前の楽毅雌伏の時代を描く。どれ程、祖国中山への思いを持っても、中山国王との溝は深く、たとえその太子が人格者であっても楽毅の苦労は続く。そして、趙国の侵略は度重なる。

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    2010年04月10日
  • 孟嘗君(1)

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    戦国春秋時代でその名をはせた孟掌君の物語。彼の数奇で不幸な生まれから丁寧に描かれているが、また最初が丁寧であとが雑に描かれないことを祈りつつ読み進めていこう。しかし、どの程度孟掌君の資料が残っているのかは知らないが、作家とは想像力たくましく、あたかもそこで物語が展開しているかのように、本当の話であるかのように物語を紡いでいくのだから、凄まじい。さすがプロなのでしょう。。。。

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    2010年04月05日
  • 孟嘗君(2)

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    相変わらず、孟掌君の回りの人々の話が続く。秦の孝公に仕えて、国を法家思想で改革する公孫鞅(こうそんおう)や魏に囚われて孫鋤リ(そんびん、孫子)が両足を切断される話などが出てくるが、まだ孟嘗君は幼子で話題の中心にはなって来ない。これでは、主人公の話はまた尻切れトンボ??

    しかし、一つ一つの話は面白く作ってあり、飽きさせる事はないのだが、、、、

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    2010年04月05日
  • 孟嘗君(3)

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    上海への日帰り出張の飛行機で、居眠りをせずに読み通しました。田文(後の孟掌君)が漸く主役に躍り出て、師の孫鋤リに導かれてそのもてる才能を次第に開花させる田文。やがて、育ての父から実の父、母に認められて実家の貴人の田嬰の子に戻ったが、ますますその活躍の場を広げ、周りには彼の人柄を慕うようにさまざまな人が集い、彼を助けていく。危機に陥るも素直な性格そのままにまっすぐ物事に取り組み、難局を乗り切って、戦国の世の中を泳ぎ切っていく姿は爽やかである。

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    2010年04月05日
  • 孟嘗君(4)

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    上海への日帰り出張の飛行機で、居眠りをせずに読み通しました。田文(後の孟掌君)が漸く主役に躍り出て、師の孫鋤リに導かれてそのもてる才能を次第に開花させる田文。やがて、育ての父から実の父、母に認められて実家の貴人の田嬰の子に戻ったが、ますますその活躍の場を広げ、周りには彼の人柄を慕うようにさまざまな人が集い、彼を助けていく。危機に陥るも素直な性格そのままにまっすぐ物事に取り組み、難局を乗り切って、戦国の世の中を泳ぎ切っていく姿は爽やかである。

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    2010年04月05日
  • 風は山河より(六)

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    久々に読み応えのある長編を読んだ。
    宮城谷氏は元々中国モノが得意ということで、使用される漢語が硬めなのと、序盤の豪族に関する記述が詳細なので、1~2巻は少し読みにくいかも知れない、、、と言うか、ここまでで挫折する方が居るかも?
    が、3巻以降は非常にテンポ良く読めるようになる。

    戦国時代中期以降に東三河に勢力を伸ばした野田菅沼氏の視点を通して語られる、織田・今川・松平・武田各氏の興亡は戦国モノ好きには堪らない。
    特に序盤の松平清康(家康の祖父)に関しては、大著で扱われていることが少ないのでとても興味深く読めた。

    以前から文庫化を楽しみに待っていたが、大満足でした(*´▽`*)

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    2010年03月26日