新三河物語(中)

新三河物語(中)

737円 (税込)

3pt

3.9

徳川の駿河以東への進撃は、武田の南進によって阻まれた。三方原合戦──家康の前に信玄が立ちはだかる。潰滅的惨敗を喫した家康だったが、天祐ともいうべき信玄の死により再起する。武田勝頼との決戦、長篠合戦において大久保忠世・忠佐兄弟が見せた獅子奮迅の活躍は、信長を驚喜させ、家康の嫡子信康に両雄への憧憬をもたらせた。しかし、運命は極めて残酷な旋回を見せたのだった。

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新三河物語 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 新三河物語(上)
    770円 (税込)
    永禄3年(1560年)、織田信長の急襲に遭って、今川義元は桶狭間に斃れた。義元に頤使されていた松平元康(家康)は父祖の地、西三河は岡崎城に戻り、悲願の独立を果たす。だが息継ぐ間もなく、一向一揆が勃発。血縁者が敵味方に分かれ、相争う国力消耗の未曾有の事態から家康を救ったのは大久保忠俊(常源)だった。忠俊率いる大久保一党の決死の進退が深く胸を打つ戦国歴史小説の巨編。
  • 新三河物語(中)
    737円 (税込)
    徳川の駿河以東への進撃は、武田の南進によって阻まれた。三方原合戦──家康の前に信玄が立ちはだかる。潰滅的惨敗を喫した家康だったが、天祐ともいうべき信玄の死により再起する。武田勝頼との決戦、長篠合戦において大久保忠世・忠佐兄弟が見せた獅子奮迅の活躍は、信長を驚喜させ、家康の嫡子信康に両雄への憧憬をもたらせた。しかし、運命は極めて残酷な旋回を見せたのだった。
  • 新三河物語(下)
    649円 (税込)
    本能寺で信長が斃れ、天下は秀吉が簒奪した。大久保一族では彦左衛門が成長し、忠世・忠佐の奮戦を支え続けた。上田攻めでは真田昌幸、大坂の陣では幸村の深謀に苦戦しつつも彼らの忠義は一瞬たりとも揺るがなかった。やがて、家康は天下を掌握し、忠世・忠佐とも大名となるが……。大久保一族の衷心と、家康の絶望的な冷淡。主従の絆の彼方にある深い闇を描く歴史雄編堂々の完結。

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新三河物語(中) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中巻は主に遠江、駿河への進出と、それに伴う武田家との闘いが描かれている。よくある歴史小説とは異なり、三方ヶ原の戦いにおける徳川家康の倫理的信念と、武田信玄の倫理観に悖る行いというような価値観で描かれている。また、駿河進行に至るまでの過程も、大久保家を主体として描くことで丁寧に描かれていて、他の歴史小

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    家康の三河統一から天正壬午の乱まで描かれる。大久保忠世は出奔中の本多正信の妻に塩や味噌、薪を送り続けた(宮城谷昌光『新三河物語 中』新潮社、2008年、44頁)。NHK大河ドラマ『どうする家康』第5回「瀬名奪還作戦」では大久保忠世が正信を松平元康(後の家康)に紹介した。正信が家康側近として活躍するの

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    宮城谷さんが描く、家康物のサイドストーリーでしょうか。家康を囲む重臣(大久保氏)からの視線で描く三河の新しい物語であります。大久保一族の名前をフォローするのが大変なので(忠員、忠世、忠佐、忠包、忠寄等々)、手元の一覧表を頼りに、読み進めております。もう一つの家康サイドストーリー、風は山河から、とも重

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    徳川家が成長するにつれて、大久保家の立場も徐々に大きくなっていく。この巻でも、大久保家の視点から見た描写は一貫して変わらず、その姿が魅力的に描かれている。

    0
    2014年09月14日

    Posted by ブクログ

    大久保一族の物語、武田との闘いが今回のメイン、
    直接関係ないが、本能寺の変まで
    派手さはないが、徳川幕府成立の過程が描かれるのか

    0
    2011年10月28日

    Posted by ブクログ

    本能寺の変まで一気に話は進んでゆく。

    今巻でのいちばんのテーマは、武田信玄との闘いだと思うが、
    その割には、三方ヶ原や長篠の合戦はそこまで細かく描かない。

    ただ、著者からの武田信玄の評価は意外や意外。
    それから、信長の嫡子・信忠と家康の嫡子・信康の比較も。

    0
    2011年05月06日

    Posted by ブクログ

    徳川家康が三河統一し、武田信玄との戦い、遠江攻略、長男の信康自害までを描く。
    家康は信康、築山殿を岡崎城におき、あまり構うことはなかった。今川への内通を考慮したのだろうが、父に構われない信康は粗野になり、結局自害することになる。

    0
    2012年11月03日

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