宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 新装版 奇貨居くべし(五) 天命篇

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    壮絶な人生。
    秦太子の子を見出し、巨額を使って人質の立場から解放した。
    秦の権力を握って中華統一を目指した。
    助けた太子は王になるも、数年で亡くなる。
    その子の政に疎まれ、諌めようと失脚していく。

    キングダムとは善悪が逆になっているが、それも面白い

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    2026年03月23日
  • 楽毅(四)

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    宮城谷昌光氏の中国歴史小説を読もうと思い立ち、以前から読もうと思っていた一冊。
    初めて本書の主役である楽毅の名前を知ったのは、漫画『キングダム』。春秋戦国時代の末期を描くこの漫画において、「軍神」、伝説的な存在として紹介されており、これだけ乱世、群雄割拠の時代にここまで称される人物に興味を持ちました。楽毅は、戦国七雄に滅ばされる小国、中山国の宰相の子として生まれ、若くして兵法を学び、大国である趙の侵略に抵抗し、中山国滅亡後は、燕の将軍として他国と連合し、大国・斉を滅亡寸前まで追い込んでいく壮大な歴史を描きます。戦争の指揮だけではなく、外交、交渉、国王や部下との関係性など、乱世のダイナミズムを存

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    2026年03月15日
  • 新装版 奇貨居くべし(四) 飛翔篇

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    秦の宰相に気に入られたことで得た商人としての特権。その宰相の失脚。

    そこから、人質になっていた秦太子の子とともに駆けあがろうと画策する。

    これまでの出会いがいろいろとつながる。

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    2026年03月12日
  • 太公望(上)

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    春秋戦国以前の中国の話である。
    太公望は実に有名だが、釣りの代表にもなるように、私の中ではすでに「おじいちゃんからスタート」していた。
    しかし、当たり前のことだが、太公望にも若い頃があり、幼い頃があった。
    その太公望の人生が小説として描かれている。

    三国志はマニアなので、昔の中国地名は、よくわかる方だが、困ったことに地名が全く当時と異なっている。
    日本で言うところの越後・越前・出雲など、廃藩置県以前の名前を覚えているのが 三国志時代だとすると、さらにその前の時代の呼び名が出てくる。
    感覚的には日本の平安時代の頃に呼ばれている呼び名を思い出すような感じなのだろうか?とは想像している。

    しかし

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    2026年03月07日
  • 新装版 奇貨居くべし(三) 黄河篇

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    和氏の璧をめぐって敵対していた秦の宰相とその配下。もっともピンチなときに、その敵を頼る度胸。
    そして、その敵にも利を説いて味方にしてしまう勇気。

    人を経歴ではなく、可能性でみて、可能性ある人をどこへでも出向き連れてくる。

    目の前で困っている人を見捨てない。
    これは、儒教がまずは自分から、と説く教えから外れた行動であろう。

    呂不韋には、こんな魅力があるようだ。

    キングダムの呂不韋もすごみがあるが、こちらの呂不韋もまた面白い

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    2026年03月07日
  • 三国志名臣列伝 蜀篇

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    蜀の話。私としては、歴史の勝者魏が好きなのだが(勝ち馬に乗っていくスタイル)、やはり三国志の力はすごくて蜀の人々は馴染みがありすぎる。調べてみたら、魏のあとの司馬氏晋を倒した王朝が三国志を持て囃して現在の人気らしい。わかる。
    名前は中国の名前なので、スッキリ出てこないのが当然だと思うのだけれど、三国志の場合、こうしてまとめている半分くらいの人名はちゃんと予測変換で出てくるのが、すごい。三国志の人名であっても、どの程度の人がわざわざ書くか考えると、あまりにも人気すぎる三国志だなぁと感心せざるを得ない。

    関羽。字を雲長。人助けのために顔役を殺して解県から出奔。商隊の警護人に紛れ込み全国を転々とす

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    2026年03月01日
  • 三国志名臣列伝 魏篇

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    三国志の名臣たちをまとめつつ、魏が滅びるまでを綴る。

    程昱は故郷の県丞の反乱の時に、故郷を守った。その後曹操についた。袁術が攻めてきたがこれを跳ね除ける。曹操が徐州を討ちにいっている間に兗州が危機に陥り、程昱の力でなんとか持たせることができた。劉備が曹操の元に逃げ込んできて、程昱は殺すべきだと主張したが曹操は生かす事にしたが、結局離反された。やがて程昱は奮武将軍に叙され、罷免されたこともあったが、曹丕に重用された。

    張遼、字は文遠。張遼は并州を発って洛陽に向かい何進と会う。河北に向かい兵を集めている最中に何進は宦官に殺されるが、袁紹と袁術が仇を打ってくれていた。兵を連れて洛陽に帰った張遼は

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    2026年02月23日
  • 楽毅(三)

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    <概要>
    中山国はこの世から消え去るのか――。隣国趙と成立した講和は一方的に破棄され、趙の苛烈な侵攻は再開した。中山国の邑は次々に落ち、そのさなか中山国王も没した。そして首都の霊寿もついに陥落する。東西の辺土を残すのみとなった祖国の存続をかけ、楽毅は機略を胸に秘め、戦火の消えぬ中山を離れ、燕へと向かった。抗い難い時代の奔流のなか、楽毅はなにを遺そうとしたのか。

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    2026年02月22日
  • 新装版 奇貨居くべし(一) 春風篇

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    面白い!
    今でこそキングダムで有名になった(かもしれない)呂不韋の小説。
    どうして呂不韋を描こうと思ったのか。

    キングダムで権力者として描かれていた呂不韋の少年時代。実家で冷遇され、旅に出てさまざまなことを学び、考える。ここから、どうなるのか、楽しみ。

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    2026年02月21日
  • 三国志 第二巻

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    この巻の終盤あたりからよく知る三国志の流れになっていく。黄巾の乱、孫堅、劉備、曹操、など好きな人にはわくわくする展開に。
    黄巾の乱が起きるまでに、どんな事が王朝で起きていてなぜ乱が起きたのか。色んな人の名前が出てきて覚えられないけど、楽しい。一巻から通して宦官の権力って本当にすごいんだなって痛感します。あいつらなんなんだ。霊帝も見事に宦官に洗脳?されていく様が読み取れます。少しは自分で善悪考えればいいのに。
    最後の最後に董卓登場。三巻からも楽しみです。

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    2026年02月09日
  • 楽毅(二)

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    <概要>
    祖国中山は自分にとって小さすぎるのかー。楽毅の憂色は濃く、深い。四度にわたる隣国・趙の侵略。宰相だった楽毅の父は自ら望んで死地へ赴き、祖国は国土の大半を失った。趙の侵略はとどまるところを知らず、戦火が絶えない。が、祖国の君臣は方策を講じず、内外で声望の高まる楽毅を疎んじ続けた。苦難の戦いを強いられた楽毅はどこに活路を見出し、いかに理想の自己を貫いたか。

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    2026年02月01日
  • 楽毅(一)

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    <概要>
    古代中国の戦国期、「戦国七雄」にも数えられぬ小国、中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅は栄華を誇る大国・斉の都で己に問う。人が見事に生きるとは、どういうことかと。諸子百家の気風に魅せられ、斉の都に学んだ青年を祖国で待ち受けていたのは、国家存立を脅かす愚昧な君主による危うい舵取りと、隣国・趙の執拗な侵略だった。才知と矜持をかけ、若き楽毅は祖国の救済を模索する。

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    2026年01月24日
  • 馬援

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    面白かった。一気読みでしたね。宮城谷さんの本は初めて読んだけどもっと読んでみたいです。

    立身出世のストーリーなんでしょうけど、人生訓が多いです。人のために生きる。自分もそうありたいですね。

    ちなみに馬援は三国志の馬騰のご先祖さまなんですね。

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    2025年11月03日
  • 諸葛亮 <下>

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    出師の表と五丈原には、いつも感動させられます。仲達に対し、「敵将が成長すると、われも成長できる」「遺産とは、財でも宝物でもなく、ことばなのだ」自分も言ってみたい。

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    2025年10月06日
  • 諸葛亮 <上>

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    淡々として、それでいて厭きさせない文体はとても読みやすかったです。孔明ではなく、敢えて諸葛亮とした題名も納得できるような素の孔明の姿を満喫しました。

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    2025年10月01日
  • 張良

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    張良はイケメン。
    天に定められたものが王になるのか?
    張良が神様からもらった太公望の兵法書で
    劉邦の為に働くお話し
    張良が若い頃に不思議な老人に遭って、橋の下に落とされた靴を拾いにゆかれる話は
    歌舞伎になっているそうです。

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    2025年09月08日
  • 諸葛亮 <上>

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    諸葛亮の幼少期から三顧の礼を受け出廬し、征蜀までを描く。

    水魚の交わりを見て、去る徐庶がいろいろな意味で残念。

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    2025年08月25日
  • 三国志名臣列伝 呉篇

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    周瑜、魯粛のくだりは三国志演義のあらすじをなぞるところがあり、楽しめる。

    演義では周瑜と諸葛亮の間で苦慮しているが印象が強いが、著者は魯粛の才をかなり高く評価している。確かに一理ある。

    張昭が孫策と出会う前からその晩年のことは知らないことが多かった。孫権との晩年のやりとりはなんとも喜劇である。
    また、陸遜と孫権の晩年は呉の悲劇である。

    孫権の晩年が残念過ぎる、、、

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    2025年08月02日
  • 公孫龍 巻三 白龍篇

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    テンポが良いんだけど、周囲の人が皆良い人過ぎて、ちょっと引く~~魏で商売を禁じられた鵬由を燕に移し燕にいる配下を簡単に移す途中の安平で兵糧を扱う祖谷を紹介される。燕の上都・薊で面会し、製鉄技術を欲していることを知って下都・武陽へ鵬由と赴いて邯鄲の卓氏を招くことを提案する。4年半で製鉄の礎ができた祝宴は燕の昭王も出席したが、その場に現れた、弓の名手でかつての王子稜を狙った楼煩の狛が助けを求めてきた。楼煩の政変で趙の主父と王女の子の奇崖からの救出を願っている。強烈な弩を製作して救い出した王子は義弟として公孫素と名乗らせて旭放に預けた。狛以下の三名は龍子直属、他は楽毅の下で燕の近衛兵となり、伝聞によ

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    2025年07月22日
  • 夏姫春秋(上)

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    晋と楚に挟まれているため、両国の顔色を伺いつつ、さらに周辺の陳とか宋とかの出方も伺いつつ、駆け引きをしながら生きる道を探る鄭。戦のうまさはもちろん、身内の裏切りとか、昔の恩とか怨みとかが運命を握る。面白い。夏姫と徴舒は陳を出そう。兄の夷吾をハメた今の鄭の政権を怨んでいる。その後あからさまに邪気に扱い始めた陳にも何だよという思いがある。どんな復讐をするのか?楽しみ。

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    2025年07月07日