宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 新三河物語(上)

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    何故もうちょっと早く読まなかったのだろうと素直に思えた作品。新しい家康像が新鮮。がそれだけでなく、どう生きれば良いのか?を示唆させてくれる。

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    2015年02月21日
  • 管仲(下)

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    ここまで淡々と進んできた物語だが、下巻に入ってからは雪玉のようにあっちに転がりこっちに転がりながらクライマックスを迎える。特に、ライバルかつ親友の鮑叔や敵国宰相との知恵比べのくだりは実に痛快。
    著者は『春秋左伝』などを下敷きにして肉付けしたらしいが、これが紀元前の話(♪殷周秦漢…の周と秦の間)なんだから恐れ入る。

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    2014年11月15日
  • 三国志 第七巻

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    文章の中身は全く文句なく素晴らしいのですが、巻頭部分にある地図が余りにも貧弱で隔靴掻痒の感ありです。例えば、合肥という地名は記されておらず、「三国志事典」(岩波ジュニア新書)ではじめてわかりました。でも、公安という所は両書とも記載されていません。それに、デジタル化の時代ですから、地名と人名の索引は別巻として発行して欲しいものです。その時に是非とも充実した地図も掲載していただきたい願っております。これほどの力作を活かすためにもお願いしたいと思います。

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    2014年06月19日
  • 草原の風(下)

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    10年~50年頃の後漢時代の中国。三国志の約200年前。劉邦の子孫で劉秀という人物が、後漢王朝の光武帝となるまでを描いた作品。劉氏一族の一人とは言っても田舎出身の田畑を耕していた平凡な男であったが、叔父や親戚やまたその周りの人達から人格や秘められた偉才をかわれ、その期待を裏切らずに王朝を築いていく。仁徳、威徳は人を集め助けていくものなのだと納得させられる。従僕の伋が思い出を語る部分は涙必至。

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    2014年06月09日
  • 草原の風(中)

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    10年~50年頃の後漢時代の中国。三国志の約200年前。劉邦の子孫で劉秀という人物が、後漢王朝の光武帝となるまでを描いた作品。劉氏一族の一人とは言っても田舎出身の田畑を耕していた平凡な男であったが、叔父や親戚やまたその周りの人達から人格や秘められた偉才をかわれ、その期待を裏切らずに王朝を築いていく。仁徳、威徳は人を集め助けていくものなのだと納得させられる。従僕の伋が思い出を語る部分は涙必至。

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    2014年06月09日
  • 草原の風(上)

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    10年~50年頃の後漢時代の中国。三国志の約200年前。劉邦の子孫で劉秀という人物が、後漢王朝の光武帝となるまでを描いた作品。劉氏一族の一人とは言っても田舎出身の田畑を耕していた平凡な男であったが、叔父や親戚やまたその周りの人達から人格や秘められた偉才をかわれ、その期待を裏切らずに王朝を築いていく。仁徳、威徳は人を集め助けていくものなのだと納得させられる。従僕の伋が思い出を語る部分は涙必至。

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    2014年06月09日
  • 晏子(四)

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    痛快な前半2巻と、心の強さ・優しさを感じる後半2巻。
    主人公は僕も読むまで知らない人物だったけど、内容も量も読み応えがあって良かった。
    孟嘗君、楽毅と続けて読んだけど、どんどん作品にはまっていく。

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    2014年05月08日
  • 楽毅(一)

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    中国 戦国時代中期の名将・楽毅の小説。

    生き方自体が哲学であり、その言動が彼の生き方そのものを映している。
    そんな一本筋の通った潔さ・清々しさに胸を打たれる逸品である。

    宮城谷小説には珍しく、物語の冒頭から青年の楽毅が登場する。
    序盤の彼は、孫子の兵法を学び、過去の歴史を学ぶ、小国の宰相の子として登場する。暗愚な君主に率いられた中山国でいかに生きるか、悶々と悩む彼の行動にはまだ迷いが多く、正直この時点ではこの小説の魅力に疑問を感じた。

    しかし、読み進めるほどに楽毅が成長し、いつしか孫濱兵法を戦場だけでなく外交・内政でも発揮する、実践する哲学者とでも言いたくなる楽毅像が出来上がってくる。

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    2014年03月08日
  • 楽毅(四)

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    孟嘗君に続いての中国戦国時代のスーパースター小説。

    楽毅のすごさもおもしろいけれども、歴史から学ぶこと、自分をわきまえること、引き際を見定めること、そんなことも感じ取れる小説だった。

    おもしろかった。

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    2014年02月06日
  • 孟嘗君(1)

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    中国の戦国時代中期ごろの名宰相・孟嘗君こと田文を主人公とした歴史小説。

    しかし田文を主人公としているものの、本書は戦国時代という時代全体を広く描き出すことに成功しているように思う。

    あくまで周王室を中心としてその下に各国が封じられている体裁を取りつつも、既に周王室の威光は衰えきって存在感がない。
    それに乗じて、各国が中国の覇権を奪うべく、(戦争含む)外交を駆使して離合集散を繰り返す「昨日の敵は今日の味方」といった乱世の空気。
    また、政府のうちに目を向ければ、権力欲に支配された私利私欲を追求する官吏たちが互いに互いの足を引っ張る陰謀が繰り広げられ、王に取り入るための阿諛追従を行い、真に気骨の

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    2014年02月11日
  • 楽毅(一)

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    「孟嘗君」からの続きで読み始めた「楽毅」。

    最初に孟嘗君が出てきたりするあたり、本を読む順番としてはバッチリだった。

    全4巻だけど、どんどん読んでしまいそうだ。

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    2014年01月11日
  • 孟嘗君(5)

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    全5巻は、内容も量も読み応えばっちりだった。
    話の中で唐突感があるのが残念といえば残念。
    しかしおもしろかった!

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    2014年01月05日
  • 三国志 第九巻

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    もう前巻までの話を忘れちゃったよ。
    劉備亡き後の蜀と魏の争いから、燕の公孫淵の自立に向かう話まで。
    諸葛亮の軍略のまずさなど、従来の三国志にはない具体的な書き方。相変わらず本当に細かいマイナーな人までフィーチャーしている。

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    2014年01月01日
  • 香乱記(一)

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    この時代の主役は田氏を入れた三人だったのね。いや〜面白い!
    また、 司馬遼太郎の「項羽と劉邦」とは違う劉邦のとらえ方でイイね。
    タイムマシンでどっちが近いか見てみたい!と思うのは私だけでしょうか?
    ま、そこが歴史物の良い点かもね…

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    2014年09月12日
  • 三国志 第九巻

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    魏は曹叡の時代へ。そして、呉は孫権が皇帝を称し、魏の曹叡、蜀の劉禅とと天下に三帝が存在することに。
    蜀は諸葛亮が出師の表により北伐を開始するが拙い戦いで、、、

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    2013年11月05日
  • 呉越春秋 湖底の城 一

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    春秋時代でもっとも熱いオトコ・伍子胥。
    自らの境遇、楚の将来に悩みながらも、熱い想いを持って前進しようとするチカラ強さがいいね

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    2013年09月06日
  • 太公望(下)

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    ネタバレ

    いよいよ最終巻。
    本当に読み終わるのが惜しかった。そして読み終えた今は、とても寂しい。
    このどっしり三冊、充実してます。

    結局復讐だけではないんですよ。
    誰かを助けたいとか、不平等のない世界にしたいとか、そのために旧弊はいらぬと、だから(恨みもあるせよ)王を倒さなくてはならなかった。
    つ、続きほしい…!
    斉に封ぜられた太公望のその後が知りたい…。(宮城谷さんの語りで)

    下巻で登場して一気に私の心を奪った召公セキ。(漢字でない…)
    太公望より一回りぐらい若い(設定の)ようですが、とても男気があってかっこいいのです。さすが。
    さて牧野の戦いで周が商を破り、天下を獲ると、すぐに武王が崩御してしま

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    2013年07月19日
  • 三国志 第八巻

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    ただただ淡々と淡々と進んでいく
    主要人物が軒並み亡くなったいくが、特に大きな盛り上がりもなく、訃報を伝えるがごとく、淡々と
    新巻が楽しみです

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    2013年06月09日
  • 孟嘗君(1)

    購入済み

    最高の冒険譚です!

    中国戦国時代の名宰相、孟嘗君こと田文の数奇な誕生秘話から始まる歴史小説とは思えない数々の冒険の物語。
    仁義に篤い大商人 白圭、始皇帝の秦の基礎を作った商鞅や、孫氏と一人である兵法家の孫ピンをはじめ、この時代を彩る数々の偉人を鮮やかに物語に登場させ、田文と一緒に冒険させるなんて…驚きの展開です!!
    田文は旅する宰相、中華を愛する名君です。

    広い中国をノビノビと駆け回る田文のお話は、
    宮城谷さんの小説のなかでもイチオシです!

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    2013年05月13日
  • 華栄の丘

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    意外や意外、初宮城谷作品!
    歴史から人の生き様や知恵を学ぶ事が出来る作品。そしてそれらを自分の活力にしていけたら良いな、と感じさせてくれた一冊。
    時代は周王朝時代。その時代に実在した宋国の宰相華元と賢帝文公を中心にストーリーは進んでいきます。
    国を動かしていく際に礼や徳を重んじ、思いやりを大切にした華元。そんな華元の生き様を心底愛した文公や王姫、家臣達。
    古代の歴史の中の話しですが現代にも通じ、大切にしていきたい感覚だと感じました。

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    2013年05月09日