宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 三国志名臣列伝 呉篇

    Posted by ブクログ

    若い時読んだ三国志が小生の人生に多大な影響を与えてくれた。そして著者の宮城谷昌光氏の作品はずっと読み続けてきた。この作品の呉篇で完結したことになるのかな。先に述べたが人の人生に多大な影響を与えるのはその時に関わった人物によると言う事そして自分の人生の成功失敗は自分自身の技量によると言う事が本書を読んでいてもよく分かる。本書は人に良き教訓を与える一冊である。ちょっと言い過ぎかな?

    0
    2025年06月23日
  • 重耳(下)

    Posted by ブクログ

    面白かった。終わってしまった〜という感じ。重耳ロス。上中下の間に一冊読んでから次に行くことを自分の義務にした。他の本を読む気にならなくなってしまうから笑

    色んな思考やモチベや性癖を持ったキャラが大勢出て来る。しかもものすごい時間を経て久しぶりに再会したりする。そして昔のことは忘れない。

    歴史上重要な人物がいるのはもちろん、優施や閹楚のような実在が怪しい人もいれば、介子推のような名脇役もいる。何より女性たちが良くも悪くも物語を彩り面白くする。そこに前に読んだ孔丘や管仲など、ほかの宮城谷作品で出てきた人物が絡むから、本当に面白い。

    礼とか徳が人生にもたらす影響がすごい。恨みつらみはいつまでも

    0
    2025年06月14日
  • 劉邦(下)

    Posted by ブクログ

    劉邦(上中下)ゆっくり読んだ。宮城谷先生の他の本で読んだときの劉邦の印象は追われて逃げ回っている様な印象に見えたように記憶している。それは気のせいだったのだろうか。この本を読んでの劉邦像は全く違った。最後の連載を終えてに書かれている理由からだったのだろう。
    地図を何度も確認しながら読んでいくのが楽しい。ここでこう戦っていた、と確認できるから。
    「張良」の次にこの本を読んだから面白さが更に広がった。残念ながら香乱記は読んだけれど記憶に残っていないので、もう一度読んでみようと思う。


    0
    2025年06月04日
  • 楽毅(一~四)合本版(新潮文庫)

    hiu

    購入済み

    現代にも通ずる

    企業に勤めて30年。いろいろ理不尽がありましたが、その際どの様な心持ちで臨むのか。どう振る舞うのか。若い時に読んでおけば良かったと反省してます。

    #憧れる #共感する #タメになる

    0
    2025年05月31日
  • 重耳(中)

    Posted by ブクログ

    年老いて判断力が鈍った詭諸、詭諸を操って自分の子供を太子にしたい悪女驪姫、驪姫を操って恨みを晴らそうとする翼の遺子優施。国内外の野望、怨念、確執が渦巻く。時空間を超えて。それに翻弄される申生、重耳、夷吾の兄弟。申生は自分のポリシーに従い死ぬ。重耳、夷吾は亡命してひとまず難を逃れる。この先どんな運命が待っているのか?楽しみ。

    0
    2025年05月27日
  • 春秋の名君

    Posted by ブクログ

    第一部は春秋時代の明君のエピソード、第二部はご自分の作品の創作裏話的なもの、第三部は自分の思考やスタイルを形作るに至った背景を綴ったエッセイ的なもの。

    第一部は宮城谷昌光作品を振り返るのに良いと思う(私は現在まだ2.5著作しか読んでいないが、将来にわたってきっとそうだと思う)。第二部、第三部は宮城谷昌光の人となりを知るのにたいへん良い。文章の調子がいつもの作品と違う。読みやすくて私好みな文章。

    0
    2025年05月15日
  • 公孫龍 巻四 玄龍篇

    Posted by ブクログ

    あとがきに書かれている通り、平原君を書くつもりで色々考え、名家の公孫龍子をモチーフにした架空の「公孫龍」を主人公とし、孟嘗君後期から亡きあとの戦国の世を書いている。
    著者の「孟嘗君」や「楽毅」は読んだ上で本作に取り掛かる方が、理解も楽しみも深まる。
    登場人物がとにかく多いため、相関図を用意しなければなかなか理解・整理が追いつかないと思う。

    0
    2025年04月03日
  • 草原の風(上)

    Posted by ブクログ

    全3巻を読み終えての感想は、竜頭蛇尾の物語だったな、と。新聞連載の作品にはあり得る事だが。そう言えば、著者の諸葛亮もこれに似ていたような。

    蛇尾は言い過ぎとしても、この上巻の躍動感と比べると、物語が進むに連れて史料に制約され窮屈さに陥ってしまったと思う。

    上巻は新王朝の打倒を目指し挙兵する迄を描く。読むのはここまでにして、続きは研究書を探してみてもいいかも…

    喜久屋書店阿倍野店にて購入。

    0
    2025年03月30日
  • 孟嘗君(3)

    Posted by ブクログ

    ◯ この戦場に神がおりたな。田忌はふとそんな気がした。(167p)

    ◯ 多くの人を攪る人物というのは、いい笑顔をもっていなければならぬ。(172p)

    ◯ 自由を得るためには孤独という代償をはらわねばならぬ。(297p)

    ★ついに孫臏が軍師としての本領を発揮する。痛快の一言。

    0
    2025年02月27日
  • 劉邦(下)

    Posted by ブクログ

    宮城谷作品は初めてだったので、登場人物や地区の名前を覚えるのが大変でした。
    物語の内容は、面白く、側近の参謀の頭の良さと観察眼の鋭さに感服しました。
    今度は、昔読んだ三国志に挑戦します。 ボケ防止かな?

    0
    2025年02月20日
  • 三国志名臣列伝 魏篇

    Posted by ブクログ

    程昱
    劉備を嫌っていたことには納得。

    張遼
    猛将というイメージより、ゆったりとした人物に描かれている。

    鍾繇
    物語の中では子の鍾会の方が役割として大きいと思っていたが、かなり有能な方だったのでしょう。書も有名。

    賈逵
    兵法を勉学した秀才。性格はやや過激であるが不和であった曹休を立てる。

    曹真
    寛容で謙虚であり上からも下からも慕われた好人物。曹操の親族であるとずっと思ってた。

    蔣済
    自分は三国志好きであるがこの人物についてはよく知らなかった。

    鄧艾
    鄧艾が転戦し、蜀滅亡までの姜維との駆け引きを綴るのは短編作品にはやや駆け足な作品。

    0
    2025年02月08日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光氏の作品に出会ったのは2010年だったか古城の城だったと思う!それから約15年楽しく読ませて頂いた。昔高校生の頃誰の著書かは判らないが三国志を読んだのが中国の歴史書の最初だった!今は北方氏と宮城谷氏の大大ファンになってしまった!本書も登場人物の先を読む力や優れた策謀そして人を見る目に長けている人物に拍手をしながらあっと言う間に読み終えた!それにしてもここに出てくる劉邦は少し凡人かな?劉邦についてはずっと以前約10年前の3部作を読んでいるが凡人ではないよな!

    0
    2025年01月08日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    単行本になるのをずっと楽しみにしていた本書。じっくりと読みたかったが、面白すぎて一気読み。劉邦との邂逅前の始皇帝暗殺未遂や項伯を匿ったエピソードも含めて生き生きと描かれている。
    宮城谷小説を読む時にいつも思う事だが、作中に出てくる地名は漏れなく付属地図に記載して欲しい。

    0
    2025年01月05日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光さんの読ませる中国史、また面白かったです。
    劉邦がどうして、国内統一を図ることができたのか、そのことも、彼に随所でアドバイスをした張良の目線から理解できることも多々ありました。

    今回も、試玉の現代人へのアドバイスは身に沁みました。

    『なんのために、これをおこなうのか。
    そう問いつづけると、ついには、なんのためにおのれは生きているのか、という問いにいきつく。
    が、ひたすら木刀を振りつづけると、その問いのむこう側に立てるようになる。
    そこに立てるようになって、はじめて本物のおのれと他人がいる。』

    0
    2025年01月03日
  • 孟嘗君(2)

    Posted by ブクログ

    〇十年という時間をやろう。十年後に、幻術くらべをしよう。わしの富となんじの富とをくらべるのだ。(74p)

    〇僕延、人とともに悲しみ、人とともに喜ぶことを知らずに生涯をおえるのは、さびしいぞ(329p)

    ★風洪改め白圭と、田文を逃がした僕延が出会った!ワクワクが止まらない。

    0
    2025年01月02日
  • 呉越春秋 湖底の城 九

    Posted by ブクログ

    「夏草や兵どもが夢の跡」
    松尾芭蕉が奥州平泉にて詠んだ有名な一句。

    芭蕉が想い描いた奥州藤原家と源義経の跡よりさらに1500年ほど前の中国江南での激しい争い。
    夏草の生い茂るさまが、ここで熱く生きた人々を一層気高く物悲しくさせる。

    見るからに英雄らしい魅力を持つ伍子胥と、地味で心配性ながらここ一番の情熱を放つ范蠡。

    勝敗はいっときの出来事でも、躍動した人たちは物語という舞台で永遠に輝く。

    四文字熟語ばかりが世に広まって、実際にどのようなことがあったのかあまり知られていない呉越の争いが、作者の創造の翼を得てとんでもない大河ドラマになった。

    読み終わったあとに全9巻を眺めてみると、セピア

    0
    2024年12月16日
  • 呉越春秋 湖底の城 八

    Posted by ブクログ

    最終巻で本の感想を書く。

    呉王夫差と越王勾践
    この二人の王の違いが、関わった人々の運命を翻弄する。
    伍子胥と范蠡もその渦の中へ……,

    この長い物語もいよいよクライマックスへ。

    0
    2024年12月14日
  • 三国志名臣列伝 魏篇

    Posted by ブクログ

    三国志好きにはまずオススメできます。
    私も三国志好きとしてそれぞれ取り上げれている人物が何を成したか、どのような功績があったかは大まかに知っていましたが、その人物達が生きた姿を上手く映し出していると思います。

    彼らが何を思いその時代を生きていたか、もちろん誰もわかりませんし、この本も想像上のものかもしれません。それでも彼らの生きた姿を想うことで、より三国志の世界に深みが増すと思います。

    たまたま書店で目につき魏篇を買いましたが、後漢篇や蜀篇もあるとのことで、読んでみたいと思っています。

    0
    2024年12月14日
  • 三国志 第十一巻

    Posted by ブクログ

    あまり詳しくなかったが諸葛亮の死後について詳細がわかるだけでも大変面白く読めた。
    ただ、登場人物に小粒感があり、やはり三国鼎立時期がピークだったと思わざるをえない。

    0
    2024年12月08日
  • 諸葛亮 <上>

    Posted by ブクログ

    宮城谷さんらしい丁寧な筆で描かれた成長譚。吉川英治版三国志とセットで読むと、より楽しめると思います。

    0
    2024年09月17日