宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 晏子(四)

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     春秋戦国時代の斉の宰相の話です。歴史から生き方を学ぶといいますが、考えさせられる物語ですね。來の国を領土としたやり方、「社稷を主とす」という言葉は名言ですね。どんな時代にもぶれない生き方をしていきたいものです。

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    2012年05月29日
  • 太公望(中)

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    上巻とはちがい、九日間で読めました! めっちゃおもろかったです!
    太公望の神知ここにあり!ってかんじっす。

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    2012年05月27日
  • 孟嘗君(2)

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    風洪がその名を捨て、同時に無頼から商人になった。
    文で書くとあっさりしてるけど、
    変化を遂げる過程は常にワクワクしたし、
    そこに自分を重ねてみてがんばろうってやる気にもなった。

    後々の主人公の田文もすくすく育ち、
    凛とした仕草など、すごさをかいま見る。

    舞台が中国なだけあって
    登場人物の名前が難しい漢字で
    覚えるのに四苦八苦w

    話が面白みを増してきた!

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    2012年05月14日
  • 孟嘗君(1)

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    風洪がかっこよすぎる。すごい人の元にはすごい人が集まるようで。

    物語の主人公はまだ赤子で、一巻だけ読むと風洪が主人公にみえる。

    読むとやる気になれる。あー二巻読み進めたいっ!

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    2012年05月09日
  • 晏子(一)

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    前半は父の晏弱、後半は息子の晏嬰の話し
    話しの流れとしては武人だった晏弱の部分が面白いけど、深いのは晏嬰の部分かなぁ…

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    2012年04月26日
  • 孟嘗君(2)

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    ネタバレ

    戦国時代の主人公たちが一人、又一人と云う具合に登場してきます。本巻は孫子(孫ビン)。孫子の兵法の作者です。孟嘗君はやっと10才を超えた辺りですが、ボチボチ「戦国の四君」の片鱗を見せ始めたところ。複雑に絡み合う人間模様がどの様に解きほぐされていくのか次巻が楽しみです。

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    2012年04月12日
  • 楽毅(一)

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    諸葛亮孔明をして、軍略の天才と言わしめた中国春秋戦国時代の名将・楽毅の生涯を描いた大作。1巻から4巻まであるが、若者としての楽毅が苦境を乗り越えて中国史に残る偉業を達成するまでの過程が、個人としての成長とリンクして非常に清々しい。

    戦国時代、趙や斉、魏といった大国に囲まれた中山という小国の宰相の子として生まれた楽毅は若くして斉の首都に留学し、孫子の兵法を学ぶ。だがそれ以上に彼にとって財産となったのは、戦国四君にも数えられる当代一の英雄・孟嘗君との交流であった。

    大望を胸に抱きながらも主君に恵まれず、隣国趙の侵攻から太子を守りながら奮闘する若き楽毅の姿に、ページを捲るのももどかしいほどに感情

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    2012年03月17日
  • 孟嘗君(1)

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    古代中国を書かせたら右に出るものはいないと思われる、宮城谷昌光氏の作品群の中でも最もエンターテイメント的に成功していると思われる今作!!

    表題の、孟嘗君田文のみならず、孫臏、公孫鞅、田忌、鄒忌、蘇秦、張儀などなど、中国戦国時代を知ってる人ならば誰でもわかるオールスターが本書では惜しげも無く登場する。この辺の時代が好きな人は是非。

    か、と言っても決して敷居が高いわけでもなく、歴史ものに慣れない読者でもわりと抵抗無く読み返し進めることができるはず。
    活劇あり。青春あり。家族愛あり。ラブストーリーあり。政争あり。国際問題あり。オールジャンルを取り込んだ、本書はまさに中国古代史への入門書でもあり、

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    2012年02月10日
  • 子産(上)

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    宮城谷さんの小説はかなり読んでいる自信がありますが、実はその中で一番好きな小説だったり。
    上巻で少年・青年時代をじっくり語った割に下巻があっさり終わってしまうのは残念だけど、上下巻でお手軽に読めるところがいいですね。簡公と子産の関係もなんかいい。

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    2012年01月19日
  • 三国志 第一巻

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    「底なし三国志沼」の入り口へようこそ。

    いつまでたっても曹操も劉備もでてきません。

    しかし、それでいいのです。

    外戚・宦官。光武帝の子孫は翻弄されつつ皇帝の座は形骸化して行き、積み重なった側近の私欲の結果、天下にようやく乱がおとずれます。
    吉川三国志では空気同然の人(コーホスウ?何の人だっけ?)も元は天下に名を知られた奇跡の将軍であり、ひどキャラ董卓もそもそも虐げられてきた異民族出身者が皇帝を崇拝するわけないっての、と納得でき、その他、今までより一段深く三国志を読むことができます。

    文庫がまだ途中までしか発刊されてないんだー
    もう忘れてしまうがね次が出たころには。

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    2011年12月08日
  • 三国志 第七巻

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    おもしろいなぁ。小説としては情報が細かすぎて読みづらい感があった今までが、俄然生きてきたんじゃないか?
    それぞれの来歴を踏まえた役割がかえってわかりやすい。
    次はまた来年かぁ。待ち遠しいなぁ。

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    2011年11月21日
  • 晏子(一)

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    一度読んだときに父親に惚れ、三度読み直したときに息子にやられました。ふと、晏子親子に会うために読み替えしたくなる物語です。

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    2011年11月18日
  • 孟嘗君(5)

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    孟嘗君は食客に恵まれ、人に恵まれた。斉、魏、秦の宰相として大きな力をふるったのは人生の中年を過ぎた頃、と大器晩成の宰相として本当に人から評価されるようになったのは若い頃養父と実父に育てられ、いろんな人に会うことで人を見る目を養ったからだろう。

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    2011年10月22日
  • 太公望(下)

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    従来の太公望像と全く違う視点で描かれている。商王朝に復讐を誓い、苦難の道を歩き続ける望ついに商を倒す。望と仲間のがついに斉の国を造る。

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    2011年10月16日
  • 孟嘗君(1)

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    孟嘗君〈全5巻〉 (講談社文庫)
    紀元前279年 斉の国で産まれた時からすでに危険と隣り合わせで生き抜いてきた。風洸により育てられ多くの客人に支えられながら中国全土で信じられた人物。
     全5巻であるが飽きることなく一気に読破でき高得点。 楽毅とも相互関係あり!

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    2011年10月15日
  • 孟嘗君(4)

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    田文の観察力の鋭さは田嬰と離れて暮らさないといけなかったことと白圭によるものと思う。公孫詇はまじめすぎたのかもしれない。公孫詇のことが好きだっただけに、ちょっと悲しい。

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    2011年10月11日
  • 孟嘗君(1)

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    中国、春秋戦国時代に名を馳せた孟嘗君(もうしょうくん)の話。全5巻。
    商人の白圭(はくけい)、孫子の兵法でお馴染みの孫臏(そんぴん)などサブキャラも素敵に書かれています。
    というか、白圭の涼やかな生き様に惚れる。
    宮城谷昌光氏の作品の中でも、かなり読みやすく、春秋戦国時代を読み始めるのに最適な一冊だと思います。

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    2011年10月02日
  • 晏子(一)

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    個人的に、最初の宮城谷昌光さんの本です。
    この本を読んでから、宮城谷昌光さんの本を総なめしました。
    今でもときどき読み返したくなる本です。
    親子2代にわたる物語で、歴史的に有名なのは子供の方ですが、個人的には親の方の物語に魅力があるように感じました。

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    2011年10月01日
  • 楽毅(四)

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    宮城谷昌光さんの「孟嘗君」にはまって、この半年ほどの間に4回くらい読み返しました。
    その間、徐々にBOOKOFFで「楽毅」全4巻を買い集めていたので、先日、ようやく「楽毅」を読み始め、ようやく読み終えました。

    いずれも中国戦国時代に複数の国にまたがって活躍した政治家・武将ですが、“孟嘗君”は生国の斉を中心に活躍したものの斉の湣王に疎まれて魏に亡命、その後、燕の将軍として斉を一時は滅亡にまで追い込んだのが“楽毅”です。

    戦国時代、最後は秦が統一しますが、この間、大国の栄枯盛衰が繰り広げられますが、その栄枯盛衰に非常に大きな影響を与えた“孟嘗君”と“楽毅”を、宮城谷昌光さんは「孟嘗君」「楽毅」

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    2011年09月27日
  • 孟嘗君(5)

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    先日、宮城谷昌光さんの「重耳」を読んだことを紹介した際、「孟嘗君」全5冊を買ったことにも触れていましたが、ようやく読み終えました。

    全5冊、読み終える日数はかかりましたが、実際はかなりぶっ飛ばしました。
    というか、面白くてついつい端折ってしまった感はあります。

    「重耳」のときは、重耳自身の活躍ぶりが、あまり紹介されていなかった…と思ったのですが、この「孟嘗君」は、孟嘗君(田文)の活躍ぶりもしっかりと描かれています。
    ただ、5巻中、3巻の後半までは、ほとんど孟嘗君(田文)はでてきません。
    どちらかというと「白圭(風洪)」の活躍が中心で、ものすごく魅力的に描かれています。
    この白圭(風洪)と同

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    2011年09月27日